スカイライダー


「スカイ、変身!」

仮面ライダー・筑波洋は改造人間である。
人類の自由のために、悪の秘密結社ネオショッカーと戦うのだ!

概要

仮面ライダーシリーズ第6作『仮面ライダー』*1の主人公である仮面ライダー
変身者は城北大学の学生でハンググライダー部員の筑波洋(演:村上弘明)。
これまでの仮面ライダー主人公と比較するとやや優男とも見られがちな容貌だが、明るく優しい性格と、
はっきりとした正義感を持ち合わせた好青年である。
自分が改造人間になってしまったことに対する戸惑いを見せる事はあったが、その自分の存在に否定的になることは少なく、
彼を改造した志度博士に対しても「悪と戦う力を与えてくれた」という気遣いと感謝を示すほどであった。

 ■スペック
 ジャンプ力:垂直跳び30m(重力低減装置の併用時は200m)
 走力:時速60km
 飛行速度:時速800km
 飛行高度:数千km

あらすじ

ある日、悪の秘密結社ネオショッカーからの脱走者である志度博士を匿った洋は、
博士を追ってきたネオショッカーの怪人ガメレオジンによって瀕死の重傷を負ってしまう。
洋を救うために博士はあえてネオショッカーに戻り、洋を改造人間として蘇らせた。
しかし、博士が手術の際にこっそり脳改造の工程を省いたことによって、洋は自身の意識を保ったまま復活。
洋と志度博士は共にネオショッカーを脱走。ネオショッカーから人類を守るために戦うことを決意する。
変身した洋の姿を見て、博士は彼を仮面ライダーと名付けた。

(Wikipediaより引用。一部改変あり)

解説

仮面ライダーストロンガー』が放送を終了してから4年後に放送された本作は、「原点回帰」を製作時のテーマに掲げ、
スカイライダーのデザインやネオショッカー怪人はどこか初代を思わせるようなシンプルなものになっている。
しかし、主人公であるスカイライダーには先輩方との差別化を図るために、
腰のベルトに搭載された「重力低減装置」のスイッチを起動することで、時速800kmで空を翔ける「セイリングジャンプ」や
専用バイク「スカイターボ」(最高時速マッハ1.2)での突撃技「ライダーブレイク」(OPの冒頭で壁をぶち破るアレ)が
新たに加えられている。

だが、原点回帰を意識したがゆえにキャラクターやストーリーが(初期の個々のエピソードも深い話は多いのだが)
展開的に地味になってしまったことや、「バイクに乗るから『仮面ライダー』なのに、飛んでどうするんだ」
(後年になって電車に乗るライダーにも言われた言葉ではあるが、そちらは広義な意味でライダーと言えなくもないのに対し、
 飛行機にライディングしたのならまだしも、自力飛行のセイリングジャンプは言い訳のしようがない)と、
飛行能力やライダーブレイクが物語においてそれほど活かされなかったこともあり、
歴代仮面ライダーのゲスト出演やレギュラーキャラの交代などのテコ入れなどもなされるようになった。*2
一応設定上は全仮面ライダー中2位の飛行速度を誇る。*3

また強敵グランバザーミーとの闘いを経て、歴代ライダーから施された命がけの特訓によりパワーアップを果たし、
百万馬力のパワーと99の技を備えた仮面ライダーへと進化していった。
だがこれ以降、セイリングジャンプやライダーブレイクは殆ど使われなくなってしまう。*4


先輩ライダー以外の仲間には理解者である志度博士や、喫茶店「ブランカ」を営む洋の先輩にして
ライダーシリーズ二代目おやっさん谷源次郎がおり、彼らと共にネオショッカーの計画に立ち向かった。
あとがんがんじい。

+ 漫画『仮面ライダーSPIRITS』での活躍

+ 他の映像作品への客演など

+ ネオショッカー

+ ガンバライド・ガンバライジングにおけるスカイライダー


MUGENにおけるスカイライダー

ストロンガーも製作した黒川侑二氏によるものが存在。
ゲージ技への依存度が高いキャラで、溜まり易いゲージを活かしての高威力のスカイキックと、
威力では劣るがゲージ消費が比較的少ない水平スカイキックを持つ。
若干空振りしやすかったり、発生時に潰されやすいという弱点もあるようだ。
また更新でゲージ消費なしのパンチ技スカイドリルが追加された。
その他セイリングジャンプを空中ダッシュとして搭載している他、シールドやゲージ溜め、後期カラーも実装されている。
2010年8月10日の更新で「ライダーブレイク」が追加された。

また、ライダー未満氏によるAIパッチも作成されていたが現在は公開停止 しており動画への使用も禁止されている
動画使用禁止は撤回されたが、使用条件として「必ず最新版を使用すること」
「投コメ、動画冒頭などでMUGEN動画であることを宣言し荒らし対策を行うこと」
となっている。

出場大会

出演ストーリー



*1
原点回帰ということで第1作と全く同じタイトルの為、区別する際は『仮面ライダー(スカイライダー)』
または『仮面ライダー(新)』などと表記されることが多い。
彼個人の呼称に関しても、劇中初期は彼のことを「仮面ライダー」と呼んでおり、
中盤で先輩ライダーが出るようになってから「スカイライダー」と呼ばれるようになっていったという経緯がある。
(他のライダーのような「仮面ライダースカイライダー」といった名称ではなく、基本的に「スカイライダー」のみの呼称である)
似たようなことがウルトラシリーズ『帰ってきたウルトラマン』でも存在(こっちは本編中では「ウルトラマン」で一貫していたが)
しており、ジャックの呼称がゾフィー兄さんの映画が公開されても中々一定しなかったのは有名な話。
ただ、こちらの場合前期OPテーマ『燃えろ!仮面ライダー』の3番の歌詞でしっかり
「スカイライダー」という名前が出てきている為、別に後付け設定というわけではない。

*2
一度は「スカイライダーを死なせて、『仮面ライダーV9』という新ライダーに主役交代させる」という案が出されたほどだとか。
テコ入れのおかげでスカイライダーが無事最終回を迎えることができたから良かったものの、
下手をすればシリーズ初の主人公の死亡退場になっていた可能性もあるのだから、ゾッとしてしまう話である。
……経緯は違うとはいえ、こんなところは初代とそっくりである。
(初代は中の人が大怪我で途中降板せざるを得なくなった際に「本郷猛は死亡した事にして新主人公と交代する」という案があった)

*3
ちなみに一位はキバ(飛翔体)。完全にドラゴン(ドラゴン怪人にあらず)だが。
実の所、設定上では空を飛ぶ仮面ライダーの初出は仮面ライダーV3なのだが
V3は2011年現在まで映像作品・その他メディア共に、飛ぶ場面は全くない。
一応『仮面ライダーSPIRITS』の「熱砂のプライド」において、マシンを空中に飛ばした上で跳躍、
駆動するタイヤを蹴りつけ、その勢いを利用して回転飛行を行ったが、これはあくまでもジャンプの範疇だろう。
なに?カメバズーカ対ダブルライダー戦で仮面ライダーが飛んだ?聞こえんなぁ~

*4
実際は色が変わったせいで飛行のバンクシーンが使用できなくなってしまい
更に新しい配色では背景との合成が難しかった、という制作上の事情である。
飛行シーンに当時まだ使用料が高かった最新のビデオ合成技術を使用していたのもかえって仇となってしまった。
一部の書籍では、パワーアップした代償に飛行能力が減少してしまったと記載されているものがある。
ただし実際のところ飛べなくなった訳ではなく、ロケットに閉じ込められたが飛んで脱出したと語るシーンがある他、
強化スカイライダーの技の多くが、重力を無視した身軽なジャンプにより繰り出されるものであり、
移動手段として飛行しなくなっただけで、重力低減装置の特性は戦闘で活かすようになったというのが正しいところか。
本編のラスボス・ネオショッカー大首領との戦いに決着をつけたのも歴代ライダーと協力して放ったセイリングジャンプであった。

また、漫画媒体である『仮面ライダーSPIRITS』や、映画『MOVIE大戦』を始めとする合成技術が進歩した後年の作品では
問題なく強化体で飛行しており、前者では他にもライダーブレイクを披露している。
というか、実はTV版本編ではライダーブレイクは障害物破壊にしか使われていなかったのだが、
ライスピで初めて怪人相手に使用されたそりゃスタントを轢くわけにはいかないからなぁ…

余談だが、スカイライダーのモチーフであるバッタは、集団の密度の増加で「飛蝗」と呼ばれる黒っぽい色に変化することがある。
こうなると長距離を飛びまわるようになるのだが、通常形態の緑色の時はそんなに飛びまわらない…
スタッフが意識したのかどうかは定かではないが、なにやら妙な偶然である。
ただし、特訓以降 大半のサブタイを乗っ取るほど 先輩の共演が増えた点は「仲間が増えると黒く飛ぶようになる」飛蝗と正反対である。

*5
この場面は、「セイリングジャンプは重力を減少させることによる滑空にすぎず、急激な方向転換が出来ない盲点を突かれた」
と言う解釈がファンの間では定説のように広まっている。
が、設定ではセイリングジャンプは時速800kmの速度で飛行し自力で方向転換等も可能。その為、これは全くの誤解。
むしろ逆に「高い機動力を持つスカイライダーを、機動力では回避出来ない追尾攻撃(しかも不意打ち)で倒した」と
考えるのが妥当である。
この誤解が広まったのは「重力低減装置」「セイリングジャンプ」という名称、何より上記の脚注4にあるように、
元の番組内におけるセイリングジャンプがほとんど使われず、設定を知るファンが(スカイライダーファンの中にさえ)少ない、
と言う事情によるものであろう。

なお、スカイは飛行能力に加えて平成ライダーお約束の高速移動能力までも所有しているライダーであり、
(設定上では1号やストロンガーも有しているが、使用したのはスカイが初)
さらにサドンダスらのような透明化能力を持つ相手を作中であっさり見破っていたりするため、
クロックアップ+インビジブルの鬼畜コンボに対抗可能な数少ないライダーである。
自らの戦術に対抗可能な相手を、視覚外からの奇襲で真っ先に撃墜するディケイドの戦術は実に理に適っていると言えるだろう。
汚いな流石破壊者きたない

*6
とは言え、TV版放送前に公開された石ノ森章太郎氏によるプロトタイプ『絵コンテ萬画』における設定では
敵組織の目的「世界の支配」を遂行するために、人口の制御として増えすぎた人類を減らすと言及されているため、
あながち目的に関連性が無いとも言い切れないかもしれないが。
余談だが、奇しくも後年の『仮面ライダー鎧武』の敵勢力も、人類存続の為の人口削減という同様の題目を掲げている。