「ボコボコとジオのうらみ、ぞんぶんにあじわうがいい!」
任天堂がファミコンで発売したロボット格闘ゲーム『
ジョイメカファイト』の登場ロボット。
ステージ3に登場する8体のワルロボの内の一体である。
倒しても仲間にはならないが、ハードモードをクリアするとSELECTボタンで対戦でも使えるようになる。
公国や
怪獣と関係無い。
ステージ2で登場した
ボコボコと
ジオのパーツを流用したロボで、ジョイメカ唯一の
合体事故合体ロボと言える。
原作での性能
通常技はそれなりに高性能なものの、後述する
必殺技がどいつもこいつも微妙……というか
わざわざ使えない必殺技だけを集めたような品揃えのため、強さ的には悲しいことになっている。
ステージ3担当のくせに最大火力が12止まりということも相まって、
大半のイーロボよりも弱い。
何故にワルナッチ博士がこの2体の弱い所を組み合わせたのかは謎。
使い回しするくらいなら何故ピエール(仮名)を出さなかったのか…
ここだけの話、ジオーンは
火力不足や、
反確と
死に技の多さからジオの劣化になってしまった。
気絶値もジオより低い。
一応起き上がり
永久もあるが、足払いを用いる為ジオでも可能。というか、ジェットストリームの分ジオのが楽。
無駄に軽量化でもしたのかに異様にジャンプ力が絶妙に高くて
ふんわり遅いので飛んだら基本落とされる。
「ホウオウキャノン」をジャンプで躱しても「ホウオウアッパー」が基本間に合うほど。
マイナスとマイナスを掛け合わせてプラスにするはずが、
マイナス同士を足してマイナスのままにしてしまったようだ。
多分合体材料にボコボコを混ぜたのがよくなかった
敢えてボコボコとジオから強化された点を上げるとすれば、
- 「ハチャメチャ」が「ダダコネ」になった事で威力上昇と連続ヒットする
- 「サイクロン」が上ABの派生を出さなくても相手の裏に回れる
- ジオと同じモーションの強パンチの威力上昇
あたりか。
エネルギーボールを頭上で収束させてから撃ち出す技。
「予備動作が長すぎ」というジオウェーブの欠点をそのまま受け継いでいる。しかも後継機なのに威力が上がってない。
挙句の果てにルックスがボコボコになったせいで唯一の利点だったカッコよさまで失われているという始末。
一応牽制に使えないこともない。
あしばらいヒット後に速度を遅くして出すことで、相手の起き上がり後の攻撃を強パンチで迎撃できれば強パンチから連続ヒットするので、
威力24のコンボにすることもできるが、余りにもたらればすぎて対人戦では使いづらい。
両手とエネルギーボールを振り回して大暴れする。ボコボコの「ハチャメチャ」を受け継いだ技。
こちらは威力も2倍にアップしているが、元のダメージがたったの4なので焼け石に水である。
一応削りに使えないこともない。
ボコボコの時と違いちゃんと手全体に攻撃判定がある。
- ジオーンサイクロン(→押しながらB 8POW。モーション中に↑+ABで小ジャンプ)
逆立ちして回転しながら突進するという忙しい技。追加入力で軌道を変えることができる。
無敵が無いため
飛び道具を抜けることができず、突進技なのにハメ連携にも使えない。そしてガードされれば
反確。
ハリケーンボコボコとの違いは、相手がダウンしている状態で↑ABを使わずとも裏に回ることができるぐらい。
一応奇襲に使えないこともない。
ボコボコの時と同様技発生時の冗談みたいな上への攻撃判定の広さは残っているので、やはり出掛かり対空として使うことになるだろう。
尤も、ジオーンはボコボコと違ってキックで対空した方が圧倒的に安全なのだが。
- ジオーンナゲ(相手の近くで→or←+A 12POW)
ごく普通の投げだが、威力が微妙なことを除けば多分一番使いやすい技。
余談だがダダコネアタック、ジオーンサイクロン、そしてこのジオーンナゲのモーションはボコボコのものを流用しているため、
アニメの後半では「ボコボコの
ニュートラルポーズ」に戻ろうとしている。
余程合体が嫌だったのだろう
MUGENにおけるジオーン
卵寒天氏が製作したものが存在し、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
なお、非常に分かりづらい所にあるので「ジョイメカ」でサイト内を検索することをお勧めする。
氏の他のジョイメカキャラと同様に現代風のアレンジが施されており、
ダッシュ・バックステップ・上下ガードの区別・空中ガード・キャンセルなどができるようになっている。
原作では「必殺技は投げを含めて4つまで」という制限のせいで外されたボコボコ達の技が搭載されているのも嬉しい所。
NS氏による外部
AIも公開されている。
出場大会
更新停止中
最終更新:2021年08月19日 01:18