コンドル・ヘッズ


 「ウーリャアッ! トマホーク!」



 「日は昇り、そして沈む…。

  お前が敗れたのも聖霊の導きだ」

プロフィール
名前:コンドル・ヘッズ(Condor Heads)
出身:アメリカ
格闘スタイル:プロレス
年齢:37歳
身長:231cm
体重:138kg
性別:男

キャラクター紹介

ビスコがリリースしたアーケード格闘ゲーム『ブレイカーズ』シリーズの登場キャラクター。
巨漢のインディアンの戦士。キャッチコピーは「聖霊に導かれし 荒野の鉄人」。
ある日、草原に狩りに出かけた彼は深い霧に覆われ、見た事もない場所に迷い込んでしまう。
そこには樹齢千年はあろうかという巨木と、そしてその傍らに不思議な知性を感じさせる瞳のアメリカライオンがいた。
「この地上のあらゆる国で長きに渡り猛威を振るった邪悪なる意志、今その意志を封印する機会が訪れた。
 さあ行け、狩る者よ。今から汝の行くところに、邪悪なる意志を持つものがいるだろう」
気がつくとコンドルは元の草原に立っていた。
ライオンを聖霊マニトゥの化身と感じ、その言葉を受け入れたコンドルは翌朝旅立つ事になる。
邪悪なものがいると思われる武術大会「FIST」に参加するために。

とこのように、聖なる存在に邪悪なものを封印する命を受けた戦士という、まるで主人公のようなバックストーリーを持つ。
見ての通りのテンプレ的インディアン(アメリカ原住民)で、戦闘中の台詞も「ンぬゥるいわァ!!」「オレ、!!」などの片言で荒っぽいものが多い。
……のだが、ストーリーや勝利台詞を見るとかなり冷静で理知的に見えるよく分からない人。
まぁ、格ゲーにはよくいるタイプではあるか。
ただし格闘スタイルがプロレスな事を考えると、自らインディアンキャラを演じているのかもしれない。
(プロレス業界ではこういうキャラ付けを「ギミック」と呼ぶ)
EDでは、世界最強になったものの一切驕ることなく、再び聖霊に導かれた時のために鍛錬の日々を続けている。

+エッチなのはいけないと思います!(キリッ
余談ながら、彼の下半身は一見ズボンのように見えるが、実は左右が繋がっていない
後ろから見れば分かるが、前掛けの下は緑色のパンツのみ。
つまり、ガーターベルトに白ストというサービス満点の……畜生! 何一つ嬉しくねえ!

なお真面目な話をすると、これはカウボーイが履く「チャップス」と言うオーバーズボンである。
チャップスとは乗馬時に木の枝に足を引っかけたりした時に怪我をしないようにするために履くもの。
とは言え、本来はオーバーズボンの名の通りジーンズの上に重ね履きするものなので、パンモロはしないのだが…。
余談だが現代では乗馬以外でもチェーンソーや丸ノコ式草刈り機を使う際には間違って自分の脚を切らない為にも
強化繊維が編み込まれた防刃性のチャップスを履く事が推奨されている。
(刃が当たった際に強化繊維が絡みつくことでチェーンソーや丸ノコを無理やり停止させる)

同キャラ対戦時のCPUキャラは「レッドギガース」。「大地の宝玉」と呼ばれる宝玉を持っている。
コンドルとは遠い祖先が同族なので遠い親戚だという。いや遠すぎないかそれは。
それでもブレイカーズでは珍しく主キャラと関連がある方である。…というかそれが普通の気がする
ちなみに宝玉はライラティアのCPU裏キャラも持っており、
これはブレイカーズの前身『天麟の書 死嘩護』で使われるはずだった設定の名残である。
そもそもこの「レッドギガース」という名前自体が死嘩護当時のコンドル・ヘッズの名前であり、
その後ブレイカーズになって改名された際、当時の名前と設定がCPUキャラにリサイクルされたという経緯である。

原作での性能

コンドル最大の特徴、それは「全キャラで唯一前後ダッシュが出来ない」という事である。
これは展開の早いブレイカーズでハンデ以外の何者でも無く、投げキャラなので相手に近づく必要があるのに
この特性のため接近戦に持ち込むのが他のキャラより何倍もしんどいという哀しみを背負ったキャラである。
さらに突進技らしい突進技が無いので、相手はダッシュで逃げられるのにこちらが近づくには前進か前ジャンプしかなく
さらにさらに飛び道具を無効化する技も乏しいために遠くから飛び道具を連発されるとガードくらいしかできない。
もちろん飛び道具なぞ持っているわけがないので、ハッキリ言って遠距離戦では出来ることが何も無い

そんなコンドルを支えているのが超必殺技の「アトラス・ロックバスター」。
判定が強く小足からも繋がる出の速さで、ガードされても(途中で割り込まれるものの)反撃を受けにくいという高性能を誇り、
反撃、割り込み、ぶっぱ、連続技、空中やられ拾いと全ての局面において頼れる。
特に作中一と言ってもいいほど拾い性能が高く、他キャラが空対空でかち合った時などとっさに出す必要があるのに対し
コンドルは「トマホーク・ジャック」で打ち上げた時や通常投げのネックハンギングツリーの後など、
投げや対空と言った対戦の流れの中でまず間違いなく訪れるであろう状況で落ち着いて確定で拾えるのである。
この技がコンドルの強さを押し上げていると言っても過言ではない。
唯一の弱点は決めた後に間合いが離れてしまうこと。近づくだけで精一杯で起き攻めにいけないのである。

投げキャラだけあって通常投げを6つも持っているが、この中で一番重要なのがネックハンギングツリー。
投げ後にダウンしない空中やられ状態になるため、上記の通りアトラス・ロックバスターで拾え、
コマンドが「↘+AorB」なので投げられなくてもしゃがみ小Pが出るので攻めが継続できる。
必殺投げの「ムーンライト・スラム」はレバー一回転だがレバー↑入力の判定が甘く、立ちスクリューが非常に簡単に出来る。
これは超必殺技のレバー二回転「ムーンライト・シェイク」も同様で、いわゆる立ちギガスですら簡単にできる。
しかしブレイカーズの仕様上ガードさせてからコマ投げが決めづらいため、当て投げでガードを崩すのが難しく、
ムーンライト・スラムの投げスカリの硬直が大きいのでリスクは大きめ。(シェイクの方は投げスカリポーズが無い)
またどちらも間合いが大きく離れてしまうのでその後の展開がやや苦しくなる。
ちなみにムーンライト・スラムは回転数と高度が二種類あるが、これは相手をガード後に投げたかどうかで変わるだけで威力は同じ。

回し蹴りで打ち上げて投げる「スカイ・ブリッジ」は小技から繋がるので連続技の締めに必要な技だが、
なんと言っても技後に間合いが離れないため、起き攻めに行けて攻めが継続できる重要な技。
ボタン3つ同時押しで出る「トマホーク・ジャック」はやや早出しする必要があるもののワンコマンドなのでとっさに出せ、
前述のように打ち上げたあと超技で拾えるため非常に頼れる対空技。ガードさせると間合いが離れるので反撃も受けにくい。
一応飛び道具も消せるが技後の硬直が大きいのでダブルラリアットのような使い方は出来ない。
スライディングで突っ込む「グランド・バッファローホーン」は唯一の突進技だが、出が遅いうえガードされると反確。
正直あまり使えない技だが、この技でも頼らざるを得ないほど遠距離戦ではやれることがない。

このようにコンドルはなんとかして相手に近づくしかないキャラ。
しかしダッシュが無いため近づくにはじりじりと間合いを詰めるしかなく、
遠くから飛び道具を連発されるとジャンプで飛び越えなければいずれ死ぬ
相手の牽制をくぐり抜け、手が届く位置まで来てようやくスタートラインに立てるのである。
しかし、これは狙い所がハッキリし(過ぎ)ているため割り切りやすいとも言える。
中段を持たず、上記のように当て投げでガードを崩しにくいので近づくだけで有利、というわけでもないが
攻撃力は高く、連続技の性能も良く小技から大ダメージを奪えるので接近戦ではかなりの強さを誇る
単純なすかし投げも強力だし、ゲージがあればアトラス・ロックバスターでいつでもダメージを取りに行ける。
また、トマホーク・ジャックの対空性能や喰らいキャンセルを利用した必殺投げの割り込みなど、実は守りが堅いキャラだったりする。

ランク的にはダッシュが無いハンデを乗り越え中堅クラスに位置している。
高性能な飛び道具を持つ上位陣には軒並み不利で、特に才蔵戦は半分詰んでいる。

コンドル率7割のコンドル祭

MUGENでは

昔からキャラ自体は存在したものの、動画使用が禁止されているため見る機会がなかった。
MUGEN∞動画試作トーナメントの削除された回に登場していたのは彼。)
現在は再現度の高いものが製作されている。
MUGENの仕様上、コマンド投げの認識の甘さまでは流石に再現出来ず、
またキーボードの種類によってはキーの同時押しを2つまでしか認識してくれない物もあり、
そういう場合はトマホークが全く出せないので、自己責任でcmdいじるか素直にコントローラーを繋ごう。

  • Kamekaze氏製作
新バージョンのMUGENにのみ対応しており、そのままではWin版に使用することが出来ないのでその点は注意。
原作の投げ・必殺技・超必殺技や、ヒットエフェクト・フィニッシュ演出なども実装済みだが
↓Cの空中特殊技「ボディプレス」のみ無い。スプライトはあったのでうっかり入れ忘れちゃった模様。
アトラス・ロックバスターの拾い追撃性能は健在、いや益々鬼畜化しており、
ネックハンギングツリーから小パン等を挟んでなおアトラスで拾える。
ちなみに、付属のテキストでは「Astra Rock Buster(アストラ・ロックバスター)」と表記されているが、これは海外版での技名。
AIも標準搭載されているため、なかなかの強さを誇る。

  • ですからー氏製作
Kamekaze氏と同様、原作再現仕様。Win版Mugen対応。
こちらも完成度が高く、原作のシステムである食らいモーションの終わり際をキャンセルできる「食らいキャンセル」も使用可能。
原作通りの勝利メッセージ画面なども搭載されているため、見栄えも良い。
11段階調整可能なAIも標準搭載されており、今後の活躍に期待。
他にも、ペパーミント氏による外部AI及び改変(ボスモード追加、ゲジマユなど)パッチが公開されている。



「憎しみを捨てよ。

   さすれば、お前の技も冴えることだろう」

出場大会