メタナイト

「これが最後だ! カービィ!! いざ勝負!!」


星のカービィシリーズに登場する、カービィのライバル的ポジションに位置するキャラクター。略称は『メタ』(HAL研公式の模様)。
アニメ版及び大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでのCVは吹き替え版『X-MEN2』のアイスマン真・三國無双シリーズの徐庶などを演じた私市淳氏。
クールで騎士道精神に溢れた仮面の剣士。一部では「世界一カッコいい一頭身」などと評判である。
一人称は『私』。少し古めかしく改まった物言いをする。どんな状況でも冷静かつ的確な判断を下す。
一方で、普段は(特にカービィに対する言動は)強い自制心が働いているようにも見える。
一途で純粋な面があり、仲間思いである。部下であるメタナイツたちを逃がすために冷たいことを言う機転もある。
カービィが『自由』の象徴なら、メタナイトは『規律・秩序』の象徴と捉えることができる。
但し、彼もプププランドの住人である事には変わりは無いようだ・・・。
自らの強さを磨くことに余念がなく、なんでも願いを叶えてくれる大彗星に願ったことが
もっと強くなりたい」ではなく「自分に相応しい銀河最強の戦士と戦わせてくれ等身を高くしてくれとは言わなかった」であり、
その時あまりの強さ故に、封印された銀河最強の戦士・ギャラクティックナイトと激闘を演じている。

初出はFC版『星のカービィ 夢の泉の物語』。
無敵アイテムをカービィに投げ渡す一方で、自分の部下であるメタナイツたちをカービィにけしかけ、
自らが持つスターロッドの欠片を賭けてカービィに決闘を申し込む、という、中立的な立場のキャラクターとして登場した。
アニメ版以降は(プププランドの)正義の味方という位置にあることが多い
(鏡の国へ軍事介入したのも、カービィが手にした宝箱を強奪したのも、全てはプププランドの平和のため)が、
MUGEN動画で見られるメタナイトは「星のカービィ スーパーデラックス」のシナリオ「メタナイトの逆襲」に登場するボスキャラとしてのものである。
同シナリオは、メタナイトが彼を慕う直属の部下を率い、戦艦ハルバードを用いて(彼曰く「堕落した」)プププランドの征服・粛清を目論むが、
それをカービィが阻止しようと奮闘する、という全体的にのんびりとした星のカービィの中では異色のストーリー。
そんなことをしでかしているが、騎士道精神溢れる彼はカービィとの一騎打ちの際に剣を与えてくれる。
しかし、しばらく剣を取らないで待っているとそのまま戦闘開始できるため、与えた剣が無駄になっていることも多い。
シリーズ2作目であり初登場の「夢の泉の物語」でも似たような展開が存在するが、
こちらでは剣を取らざるを得ない上に、それまでのボスが比較的倒しやすかったのと、
ソードの能力が使い勝手が悪いため、「卑怯だ!!」「倒すの無理」などとコントローラーを投げるプレイヤーが相当数いたとか。
そのため、この作品のリメイクであるGBA版『夢の泉DX』では弱体化された上に、ソードの能力の使い勝手がよくなった事もあり、
原作のように手に汗を握ったり、GBAを投げ捨てたりするような状態にはならなくなった。
・・・それでも十分強いが。

ちなみにハルバードは、SDX・アニメ・スマブラX『亜空の使者』と(それぞれ設定は独立しているが)三度撃墜されている。
しかし、『参上!ドロッチェ団』で海底に沈んでいたが、カービィとメタナイトの決闘中に宇宙空間まで飛んでいる。
SDXでは動力はウィリー(タイヤのような敵)がルームランナーを走ってジェットエンジンを動かしていたので、オーバーテクノロジーもいいとこだ…。

いくつかの作品で後半ステージのボスとして登場するが、他のボスとは一線を画す強さを誇る。
作品によっては(ほとんどFC版での批評だが)『デデデやラスボスより強い』といわれる事も。
動きが素早く喰らい判定が小さい上に、基本的にカービィと一定の距離を保とうとするため、適当に攻撃を振ってもまず当たらない。
他のボスと違って複雑なアルゴリズムを組んでいるため、攻撃パターンも不規則でかわしづらく、飛んで逃げようにも対空手段が多いため逃げにくい。
星もなかなか出してくれない(『夢の泉』ではまったく出さない)ため、すっぴん(コピー能力を持っていない状態)で倒すのは至難の業。

『夢の泉の物語』や、そのリメイク作品の『夢の泉DX』では剣技だけで攻撃しているが、
『メタナイトの逆襲』以降は彼の代名詞である前方や彼の周囲に竜巻を発生させる攻撃の他に、
上空から自ら竜巻になって追尾したり、衝撃波や火の玉雷球を発生させたりして攻撃する。
大抵はこれらの飛び道具の直後の硬直時間を狙って反撃を狙うのだが、すっぴんだと手持ち無沙汰になる事が多い。
スマブラXのメイ・リン(某門番ではない)の話によると、彼の太刀筋は音速に迫る速さだと言う。
彼のマントは蝙蝠のような翼に変形可能で、飛行能力がある。かなりの高速飛行が出来るようだ。

+ メタナイトの仮面の中身

ちなみに、原作、アニメ共に登場するときはカービィより高い所にて、そこから飛び降りる
よっぽどの高いところ好きか低所恐怖症と見える。

仮面が誰かに似ているというのはおそらく生みの親の趣味。ついでに両作者とも歳を取っても若々しい点が共通している
どっかのハリネズミを思い起こすのは他人の空似だと思う。

+ 以下、「メタナイトの逆襲」より

『星のカービィ 鏡の大迷宮』は、メタナイトが自分が持つ僅かな悪い心が鏡の国の鏡によって実体化した
『ダークメタナイト』に敗れて鏡の中に封じられる、という衝撃的なシーンから始まる。
流石のメタナイトも長期戦は体力が持たないようだ。
そして、ダークメタナイトはカービィ4分割するなど、悪事暴力やりたい放題やった挙句に、
メタナイトの目の前でカービィに倒され、鏡のように砕け散った。
なんだかんだで、メタナイトはカービィに借りをいっぱい作っている。
この一件のせいで、メタナイトはダークメタナイト共々『ダメ騎士』とか『ダメナイト』と言われる事がある。
『ダメナイト』については(アフレコ、どうでしたか?という意味で)私市氏のブログに書かれることも。
また、当時の4コマにも「『ダークメタナイト』では長いので、縮めて『ダメナイト』」とネタにされていた。
(本人はこれを言われてマジギレし、カービィたちをフルボッコにしていた)
だが…

『夢の泉デラックス』では「メタナイトでGO!」というモードが登場し、プレイヤーが操作できるようになった。
全方向に攻撃でき、飛行も素早いなど高いスペックを持つが、HPがカービィの半分しかないなど油断するとすぐにアウトになる。
やはりボスキャラ調整されるのが定めなのか。

『ウルトラスーパーデラックス』でも「メタナイトでゴーDX」というモードで操作できる。
今回はタイムアタックで、敵を倒すことによりポイントを入手し、そのポイントを消費して召喚・加速・回復・攻撃の必殺技が発動可能になった。
スペックは高く、高性能なダッシュ攻撃技で道中のザコを蹴散らし、ボスも全画面超必殺技「マッハトルネイド」で瞬殺してガンガン先に進むことが可能。
ストーリーはカービィに負けたメタナイトが、カービィの通った道筋をなぞる修行の旅に出る、というもの。
でもカービィのルートを再現するからって自分のハルバードを撃墜するのはやりすぎな気が……。
なお、このモードのラスボスが「ギャラクティックナイト」である(上記の大彗星への願い事の話)。

HAL研究所ではない別の会社が作った『毛糸のカービィ』でもしっかり登場。
プププランドに次々と毛糸で出来た生き物が送り込まれていく中、
プププランド上空のハルバードにいたメタナイトは異変に気付く。
しかし気付くのが遅すぎたため、油断していたところをあっさりとアミーボ・アモーレに捕らえられてしまう。
あれ・・?大迷宮に続いてかませポジション?
まぁ最後まで捕まらず逃げ残っていたため大王に比べるとかませではないのだが…

作中では終盤のボスとして登場。アミーボ・アモーレの剣に操られる形でカービィと対峙する。
残念な設定と異なり、空中移動が主体で動きが早いうえ、大技後の硬直時以外に真正面から毛糸だまを投げつけると切り捨てられ、
更に途中から使ってくる画面半分以上の当たり判定を持つ剣技(しかも出が特別遅いわけでもないので、場所によっては避けられない)が恐怖。
もちろんこのゲームにガードなんて概念はない。
ゲームオーバーが無いゲームなのだが、おまけ要素の購入やエクストラステージに挑むために集めていたビーズを何度もばら撒き、
ばら撒いたビーズを回収しようとしてまた斬られる、という悪循環がトラウマになった人は多いはず。
ラスボスが(ストーリー上)半分メタナイトのお蔭でフルボッコに出来る(但しノーダメージクリアはほぼ無理だが)ため、
真のラスボスと呼ばれることもあるとかないとか。
しっかし、どこで入手したか分からないお助けアイテムを投げ渡すって、どんだけカッコイイ所を見せたがってんだか・・・。

ちなみに、メタナイトから剣を奪うという形式のボス戦のため仮面は割れない。
あとハルバードはラスボス後にプレイできるエクストラステージ、しかも事実上の最終ステージとして登場する。
・・・ま、このゲームを作ったのはHAL研じゃないし、そもそもカービィとは別のゲームになる予定だったし。

『星のカービィ Wii』ではマルチプレイ用の操作キャラとして登場。
デデデ大王ワドルディがそれぞれ『ハンマー』と『スピアー』の能力をほぼ踏襲しているだけなのに対して、
メタナイトは『ソード』能力をベースに『ウイング』の技が混じった優遇っぷり。
そのかわり体力は4名の中で一番低く、一部の技がカービィのコピーより威力が低下している等、やや上級者向けになっている。
カービィとデデデ大王たちの喧騒を脇目に本を読んでいたが、天駆ける船の墜落現場にはいち早く駆け付けていた。
ちなみに、ラスボス戦直前のイベントではラスボスが撃った弾を空飛ぶドラゴンに乗って突撃しながら剣で弾いていた。
流石は銀河最強の剣士。 ドラゴンを狙われたらひとたまりもなかったけど。
残念ながら体力がなくなっても仮面は割れない。3Dで彼の素顔を拝めるのはいつになるのやら。

+ 3DS作品ネタバレ注意

Wii Uで発売された『タッチ!カービィ』シリーズの二作目『スーパーレインボー』では本人は出演していないが、
公式HPの4コマ漫画では目の前で起こる異変を前に、さながら男塾張りの問答をデデデ大王としている。お前ら仲いいな。
また彼のamiibo(NPCの育成内容などを記録するフィギュア)を使えば、カービィが彼の仮面を被って(一日1ステージのみだが)攻撃力を上げられる。
また『ロボボプラネット』でも彼のamiiboでメタナイト風のソードカービィへと変身できる。

…と、基本的にシリアスなイメージのメタナイトなのだが、大阪で行われたカービィカフェにて
メタナイトが夜な夜なこっそり食べてるパフェ」なるメニューが登場し、更にその後東京で行われているカフェで
メタナイトが起きがけにいきなり食べてるアフォガート」が登場し、とんでもない食生活をしている事が発覚してしまった。


大乱闘スマッシュブラザーズ』におけるメタナイト


シリーズ三作目の『X』でファン待望の参戦を果たした。
+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)

武器判定持ちで、出が早く判定の強い打撃攻撃(特に下スマッシュが5Fという異常な速さ)と高い機動・復帰力、
更には高性能な必殺ワザやダッシュからの4択等々により、タイマン前提のキャラランクでは文句なしの 一強
(あるいはアイスクライマーを含めて2強、スネークオリマーなどを含めて3強)とされる。
そのあまりにもの使い勝手の良さとチート性能のため、対戦ゲーの宿命なのかメタナイトを選ぶ初心者プレイヤーが多く
ニコニコ動画に『困った時のメタナイト』というタグが出来るほど。
ディレクターの桜井氏曰く『調節する時間が無かった』。製作者も認める異常性能である。
海外ではこんな歌まで作られるほど。

その代わり、飛び道具を持たないため接近戦しか出来ず、
殆どの攻撃が相殺判定がない故に相手の飛び道具をこちらの攻撃で掻き消せる手段が少ないというデメリットがある。
まあまず飛び道具を撃つヒマを与えない立ち回りが出来るのだが……。
そして掴みを抜けた後の硬直時間が長い、横緊急回避の無敵時間が短い、攻撃力が低く体重もかなり軽いため、
数という名の暴力との闘いになる乱戦では事故死しやすいという欠点もある。
ちなみに緊急回避の無敵時間が左右が3Fや、ヒットストップについては一部で語られていただけで実際は誤植である。
(緊急回避の無敵時間は前8F、後ろ9Fとただ短いだけで、ヒットストップは全キャラ同じ)
まぁチートと言っても存在自体がおかしい連中と比べると性能はまだまだ普通のレベルである。そもそもスマブラ自体世紀末なゲームじゃないし。
手数が多くなるキャラなので、原作でのクールな雰囲気とは裏腹に最も騒がしいキャラとなっている。

+ 亜空の使者での活躍

ちなみに、ハルバードの船首が彼の仮面をかたどっているため、メイ・リンからナルシスト疑惑が掛けられているが、
桜井氏は疑惑を肯定はしているが、作中でメタナイトがナルシストだと表現された事は一度も無い、はず。
むしろ自信過剰で「自分が正義」と思っている節が強く出ている。

シリーズ四作目『for 3DS/WiiU』にも続投。
原作にはない手甲を装備しているなどデザインが微妙にアレンジされている。
本作でやはりと言うか初代→『DX』のカービィのように大幅に弱体化された。
具体的には攻撃のエフェクトは当たっているのにかすりもしない上に素手の相手の判定にすら負けるという、 武器持ちなのに逆詐欺判定 の憂き目にあった。
機動力も以前の軽やかな空中ジャンプが今では バッサバッサと体を重そうに飛行する有様 で滑空も存在しない。
それでも地上での機動力は据置で判定が弱かろうが攻撃速度もほぼそのまま、
更に非常に難易度が上がったもののやっぱり即死コンボ持ち、と今でもなかなかの強さを所有している。
余談だが彼の参戦情報の発表二日前に彼の仮面を付けたMiiファイターが今日の一枚に出ていた。
これも余談だが、メタナイトのカラーバリエーションの1つとして、ギャラクティックナイトみたいなカラーがあるのに対し、
カービィの方は素顔を晒したメタナイトと思わしきカラーが存在し、人によっては待望の3D画面で彼の素顔を拝めるゲームでもある…かもしれない。
ロボボプラネットで本人の素顔が見れるようになったけどな!


MUGENにおけるメタナイト

+ bird氏製作
+ ぼうし氏製作
+ お家氏製作
+ アフロン氏製作


他には海外産の手書きメタナイトもある。
スマブラを意識した技が多く、他にはストライカーとしてソードナイトやブレイドナイトを呼び出したり、
3ゲージ技「ギャラクシアダークネス」でうまく当てられれば即死級の威力のあるハルバートを呼び出したり、となかなか面白いキャラだが、
デフォルトで入っているAIが簡易的なものの為、AIインフレの昨今動画で見る機会は少ない。

出場大会

出演ストーリー