2012年9月に公開されたリメイク版。現在はhamer氏によって代理公開されている。
ドットが大幅に描き直された他、技が追加・削除・性能変更された。
特にゲージ技は、「枢孔身妖舞」が デッドリー系になったり、 サンダーブレイクのような性能の5ゲージ技「閃光翼」が追加されたりと変更点が多い。
また、ハイシェラが 行動の度に言葉をかけてくるようになった ため非常にうるさい(一応声援のON・OFFは可能)。
氏による簡易AIもデフォルトで搭載されている。
同年11月の更新によりストライカーが追加された他、5ゲージ消費のパワーアップ技として「主従の絆」と「魔剣解放」が追加された。
あとハイシェラの野次も追加された。
主従の絆はストライカー2名追加に加え、受けるダメージを2/3に減らし ゲジマシ状態にする(ゲジマシは設定でON/OFF可能)。
魔剣解放はストライカー4名追加+一部の超必殺技が開放され、さらに攻撃力と攻撃時のゲージ上昇率が2倍になるというもの。
こう書くとどちらもぶっ壊れているように見えるが、実はダメージ1.5倍+攻撃力・ゲージ上昇率1/2の補正が常にかかっているため、
弱体化を打ち消しているだけだったりする。
カラー差も搭載され、7Pで常時主従の絆発動、8Pで常時魔剣解放発動、9Pで両方、12Pで両方+ ゲジマユとなっている。
また10Pと11Pは特殊モードで、10Pが ストライカーが勝手に・・・モード、
11Pは氏が製作した 黒沢祐一と同じく、オプションで強さのレベルを変更可能となっている。
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具体的な性能(readmeより) |
常時魔剣解放発動
常時主従の絆発動
エクリアとマリーニャのクールタイムが0になる
攻撃にゲージ減少効果付与
ゲージ常時Max
くらい中にストライカーの呼び出しが可能。ステートを奪われている場合は出ない
大ダメージ耐性追加(原作のオーバーキル無効的な意味で)
非常に簡単な即死耐性追加(原作の即死無効的な意味で)
11P性能レベル5+AIレベル6だと所謂 狂上位~ 準神の域に達する。
さらにVer1.2からはレベル1に被ダメージ4割カットが、レベル3に体力自動回復が追加され大幅に強化された。
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その後の更新により、「遊星召喚」「聖なる裁きの炎」「覚醒」が追加された(全て5ゲージ消費)。
遊星召喚は魔剣解放後のみ発動可能で、直撃で100万、ガードされても10万ものダメージを100回与える 無差別判定技。
某カード(?)アニメの主人公は関係ない。
しかも空中ガード出来ない上に動作中完全無敵。…なのだが、使用後はHPが1まで減少し5秒間行動不能になるというデメリット付き。
その上攻撃 判定発生まで96Fかかり削り殺し不可能なため、ガードされたら間違いなく終わる。
行動不能中でもストライカーは召喚出来るため主従の絆とセットで使うのが基本となるが、その場合5ゲージ×3で計15ゲージ必要。
覚醒は一種の リザレクションで、ラウンド3以降・ライフ2割以下・主従の絆と魔剣解放発動済・ゲージ最大を全て満たした状態でダウンすると発動する。
効果は全ゲージを消費しライフ全回復・炎のエフェクトが足元に出る・聖なる裁きの炎解禁の3つ。 発動中に近づくと吹き飛ばされるので注意。
聖なる裁きの炎は 超即死による全画面即死技(ファイルを入れ替えれば普通(?)の即死技にも出来る)。
非常に強力だが、発動には覚醒後さらに5ゲージ必要なため実質20ゲージ消費技という事になるか。
これらの技の追加によりコンフィグに覚醒の使用可否・AIが即死技を使うかどうかの項目が追加された。
ただし、使用設定をONにしても条件が異常に厳しく(遊星召喚ならAIレベル6かつライフ
50
以下でのみ使用など)、AI戦ではまずら見れない。
なお、覚醒はONにするとMUGENが多少落ちやすくなるため、使用する際は注意(そのためか覚醒使用はデフォルトではOFF)。
また処理の問題か、新MUGENで起動するとエラーで強制終了するらしく、新MUGEN用のファイルが同梱されている。
更新により10Pのストライカーが勝手に・・・モードからフライング攻撃が無くなり、代わりにゲージ自動上昇が追加された。
ストライカーによりゲージが消え続けるのであまり意味はないが。
更に魔剣解放後に4ゲージ消費で食らい抜けの「見切り」が使えるようになった。ただしAIはゲジマユ状態でもあまり使わない。
またVer1.2からはデフォルトステータスが作者の原作データの性能に合わせられたため、凄まじい数値になった。
具体的には
LIFE9011・ATK2759・DEF989
。RPG終盤の能力値をMUGENにそのまま置き換えたらとんでもない事になるという一例か。
狂キャラ動画などで使用する場合以外は、作者推奨の数値(今まで通りのLIFE1000・ATK100・DEF110)に戻した方がいいかと思われる。
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補足・作者の原作装備 |
- 主武装:真実の神剣
- 防具:ラクスハイシェラ
- 盾:覇王の燐鏡
- 装飾:鱗生の指輪
- 称号:真実を追う者
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そして2016年5月、およそ2年ぶりに更新された。
技面だけでも 極星十字拳的な技の身妖舞が削除され代わりにaで二連劣化 バニシングラッシュ、bでロック技になる「蓬妖舞」が搭載、
滅綱斬が突進技から壁バウンド(動作も旧身妖舞・下段)に変更、移動技の「沙綾身妖舞」とボタンで取れる攻撃が変わる当身技「眞裡蓬妖舞」が追加。
マルウェラの微笑みが地上でも当たる+1割固定ダメージ化、魔剣解放と主従の絆の必要ゲージが1に減少など多々変更され、
11P性能から性能レベル3の自動回復が削除、性能レベル5の大ダメージ・即死無効が無敵増加と瀕死時自動回復に変更、
代わりにオプションから枢孔飛燕剣のダメージ、見切りのステ抜け化、オーバーキル無効の可否、即死無効などを設定可能になった。
また装飾品を思い出の首飾り(自動回復)、フールマールズ(ワープ無敵化)、レオンマールズ(魔法以外の殆どの技が動作中無敵)から選択可能。
これらの設定は11P以外でも有効のため、設定次第で様々なランクに対応可能。
AIレベルの内容も細分化され、AIレベル8で以前のAIレベル6と同様ゲジマユ時にストライカー垂れ流し状態となる。
オプションでストライカーのカットインや暗転を切れるようになったので、画面停止ラッシュが気になるならOFFにしてもいいかもしれない。
AIの即死技使用条件も緩和された…のだが、AIレベル6以上かつ覚醒後に残りライフ3割未満で使う聖なる裁きの炎はまだしも、
遊星召喚はAIレベル・最大ライフ関係なく残りライフ80未満(readmeでは100未満とあるが実際はこっち)でしか使わないため、どっちみち見る事は困難。
この他、デフォルトステータスがATK100、LIFEとDEFが以前の約4分の1(LIFE2000・DEF250)に修正された。
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