セリカ・シルフィル


「俺は……神を殺した……神殺し、だ……」

PCゲームメーカー・エウシュリーの18禁RPG『戦女神』シリーズの主人公。
女性のような顔立ちをしているが、れっきとした男である。キャストボイスは無し…だったが、
2014年発売の「戦女神」第一作リメイクにあたる『天秤のLa DEA』でボイスが付いた。担当声優は かわしまりの 女史。
ファンからの人気も高く、ボケ老人だとか真のヒロインだとか言われて愛されている。

その昔、古の女神アストライアを殺し、その体を奪ったとされる「神殺し」と呼ばれる存在。
事実その体は女神のものであり、本来ならば女性の体つきをしている筈なのだが、魔力を使うことによって男性体を維持している。
そのため疲労などにより残りの魔力が少なくなると、女性体に戻ってしまう。
また、神の体に人間の魂が耐え切れず、常に記憶が消えていく運命にある
おかげで非常に忘れっぽく、あまり重要でないことは僅か数年前のことであってもすぐ忘れる(これがボケ老人扱いされている理由)。
記憶と同時に多くの感情も失ったため、性格は基本的に無感動
滅多なことでは動じず、そのことによる他者とのズレも本人は気にする様子はない。
それと同時にかなりの天然ボケの傾向もあり、特に女性に対しては度々空気の読めない台詞を発しては周りに呆れられている。

前述の通り、行動するためには魔力が必要不可欠なため、常に補給を必要とする。
…が、古神の肉体を持つセリカでは現神の加護が受けられないため(古神と現神の違いについてはwiki等を参照のこと)、
補給は基本的に性魔術(要するにエロゲに欠かせないアレ)によって行う。
よって今までに抱いた女性の数は数知れず。
ただの人間は勿論、魔族エルフ天使、そして挙句の果てには幽霊と、そのバリエーションも非常に豊富。
また、女性の美醜は気にしないとは本人の弁。が、基本的に彼に寄ってくる女性は揃いも揃って美女ばかりである。
そのへんはしょうがないね、エロゲなんだし
(尤もエロゲに限らず、ギャグ作品でもなければ非美女が登場する作品の方が珍しいが
 「ひんそーでひんにゅーなちんちくりん」と自虐するヒロインが客観的に見ても美少女なのは少女マンガの基本である)。
まぁあれだ、平均値が高いから美醜の基準値が現実世界より厳しいんだよ、きっと。

そんな一方、神の肉体を持つだけあって戦闘力は非常に高く、そこらの下級魔神程度ではまず歯が立たない。
その実力はエウシュリー製ゲームの主人公では恐らく最強、全登場人物の中でもトップクラスであることは間違いない
(ちなみに作中で登場済みのキャラで最強と思われるのは、セリカの体の元の持ち主女神アストライア。もしくは封印される前の女神レシェンテ)。

+ 神殺しになるまで(ネタバレ注意)
元々はキート村と呼ばれる村で、開拓民と原住民の間に生まれたハーフ。
バリハルトと呼ばれる神の敬虔な信者で、将来を有望視された優秀な優秀な神官戦士だった。
が、「ウツロノウツワ」と呼ばれる神器の浄化任務を命ぜられたことや、
廃都ノヒアでサティアと呼ばれる少女と運命の出会いを果たしたことなどにより、徐々に波乱の運命に巻き込まれていくこととなる。

様々な出来事を経て、サティアを連れて神殿から逃亡することになったセリカ。
が、結局それは叶わず、サティアだけを逃がして自分は神殿側に捕まった後、洗脳されてしまう。
その際ウツロノウツワと融合させられ神格者となった(神格者についてはwiki等を参照のこと)。
神格者に相応しき「シルフィル」の名と、ウツロノウツワの一部を変じた「神剣スティルヴァーレ」を受け取り、
ウツロノウツワの意思に操られるがまま、サティアを殺すべく行動を開始する。
そして、遂にサティアの元へ辿り着いたセリカは、そこで彼女の正体を知り──。


MUGENにおけるセリカ・シルフィル

ark氏により2種類が製作されているが、現在入手可能なのは『VERITA』版のみ。

+ 『ZERO』版
  • 『ZERO』版
現在は入手不可。
特殊システムの性魔術によりゲージ残量に応じて直接攻撃力が上昇し、体力が減少するごとにゲージ増加量が上昇する。
基本システムとして投げ、ダッシュ、バックステップ、二段ジャンプなどがある。空中ダッシュはない。
通常攻撃のリーチは武器持ちのためそこそこ広く、発生も悪くは無い。ただし、中段が無いため崩しは投げか後述の召喚に頼ることになる。
ガード不能攻撃もあるのだが極めて発生が遅いため実用的にはかなり厳しい。
全体的に火力が低めのためなるべくゲージを保ちながら戦いたい。
必殺技は飛び道具、連続入力可の突進などが揃っているが、ノーゲージの無敵技は存在しない。
ゲージ技は飛び道具の強化版、無敵乱舞、突進技と揃っており、
中でも4ゲージ使用する大技「ハイシェラ招聘」は、生当てならば6割前後と高火力である。

また、ゲージを消費することにより、原作に登場する様々なキャラを召喚することが可能で、
ガーキャン、全画面攻撃コマンド投げ設置など色々な行動をさせることが出来る。
ただし、召喚にはキャラごとに再召喚までの時間が設定されており、連続召喚することは不可能(他のキャラなら召喚することは可能)。
AIは未搭載。
製作動画

+ 『VERITA』版
  • 『VERITA』版
2012年9月に公開されたリメイク版。現在はhamer氏によって代理公開されている。
ドットが大幅に描き直された他、技が追加・削除・性能変更された。
特にゲージ技は、「枢孔身妖舞」がデッドリー系になったり、サンダーブレイクのような性能の5ゲージ技「閃光翼」が追加されたりと変更点が多い。
また、ハイシェラが行動の度に言葉をかけてくるようになったため非常にうるさい(一応声援のON・OFFは可能)。
氏による簡易AIもデフォルトで搭載されている。

同年11月の更新によりストライカーが追加された他、5ゲージ消費のパワーアップ技として「主従の絆」と「魔剣解放」が追加された。
あとハイシェラの野次も追加された。
主従の絆はストライカー2名追加に加え、受けるダメージを2/3に減らしゲジマシ状態にする(ゲジマシは設定でON/OFF可能)。
魔剣解放はストライカー4名追加+一部の超必殺技が開放され、さらに攻撃力と攻撃時のゲージ上昇率が2倍になるというもの。
こう書くとどちらもぶっ壊れているように見えるが、実はダメージ1.5倍+攻撃力・ゲージ上昇率1/2の補正が常にかかっているため、
弱体化を打ち消しているだけだったりする。
カラー差も搭載され、7Pで常時主従の絆発動、8Pで常時魔剣解放発動、9Pで両方、12Pで両方+ゲジマユとなっている。
また10Pと11Pは特殊モードで、10Pがストライカーが勝手に・・・モード、
11Pは氏が製作した黒沢祐一と同じく、オプションで強さのレベルを変更可能となっている。
+ 具体的な性能(readmeより)
  • level 1
逆根性値排除
コンボ補正解除
追撃制限排除
  • level 2
常時魔剣解放発動
常時主従の絆発動
  • level 3
エクリアとマリーニャのクールタイムが0になる
攻撃にゲージ減少効果付与
  • level 4
ゲージ常時Max
くらい中にストライカーの呼び出しが可能。ステートを奪われている場合は出ない
  • level 5
大ダメージ耐性追加(原作のオーバーキル無効的な意味で)
非常に簡単な即死耐性追加(原作の即死無効的な意味で)

11P性能レベル5+AIレベル6だと所謂狂上位準神の域に達する。
さらにVer1.2からはレベル1に被ダメージ4割カットが、レベル3に体力自動回復が追加され大幅に強化された。

その後の更新により、「遊星召喚」「聖なる裁きの炎」「覚醒」が追加された(全て5ゲージ消費)。
遊星召喚は魔剣解放後のみ発動可能で、直撃で100万、ガードされても10万ものダメージを100回与える無差別判定技
某カード(?)アニメの主人公は関係ない。
しかも空中ガード出来ない上に動作中完全無敵。…なのだが、使用後はHPが1まで減少し5秒間行動不能になるというデメリット付き。
その上攻撃判定発生まで96Fかかり削り殺し不可能なため、ガードされたら間違いなく終わる。
行動不能中でもストライカーは召喚出来るため主従の絆とセットで使うのが基本となるが、その場合5ゲージ×3で計15ゲージ必要。
覚醒は一種のリザレクションで、ラウンド3以降・ライフ2割以下・主従の絆と魔剣解放発動済・ゲージ最大を全て満たした状態でダウンすると発動する。
効果は全ゲージを消費しライフ全回復・炎のエフェクトが足元に出る・聖なる裁きの炎解禁の3つ。発動中に近づくと吹き飛ばされるので注意。
聖なる裁きの炎は超即死による全画面即死技(ファイルを入れ替えれば普通(?)の即死技にも出来る)。
非常に強力だが、発動には覚醒後さらに5ゲージ必要なため実質20ゲージ消費技という事になるか。
これらの技の追加によりコンフィグに覚醒の使用可否・AIが即死技を使うかどうかの項目が追加された。
ただし、使用設定をONにしても条件が異常に厳しく(遊星召喚ならAIレベル6かつライフ 50 以下でのみ使用など)、AI戦ではまずら見れない。
なお、覚醒はONにするとMUGENが多少落ちやすくなるため、使用する際は注意(そのためか覚醒使用はデフォルトではOFF)。
また処理の問題か、新MUGENで起動するとエラーで強制終了するらしく、新MUGEN用のファイルが同梱されている。
製作動画

更新により10Pのストライカーが勝手に・・・モードからフライング攻撃が無くなり、代わりにゲージ自動上昇が追加された。
ストライカーによりゲージが消え続けるのであまり意味はないが。
更に魔剣解放後に4ゲージ消費で食らい抜けの「見切り」が使えるようになった。ただしAIはゲジマユ状態でもあまり使わない。
またVer1.2からはデフォルトステータスが作者の原作データの性能に合わせられたため、凄まじい数値になった。
具体的には LIFE9011・ATK2759・DEF989 。RPG終盤の能力値をMUGENにそのまま置き換えたらとんでもない事になるという一例か。
狂キャラ動画などで使用する場合以外は、作者推奨の数値(今まで通りのLIFE1000・ATK100・DEF110)に戻した方がいいかと思われる。
+ 補足・作者の原作装備
  • 主武装:真実の神剣
  • 防具:ラクスハイシェラ
  • 盾:覇王の燐鏡
  • 装飾:鱗生の指輪
  • 称号:真実を追う者

そして2016年5月、およそ2年ぶりに更新された。
技面だけでも極星十字拳的な技の身妖舞が削除され代わりにaで二連劣化バニシングラッシュ、bでロック技になる「蓬妖舞」が搭載、
滅綱斬が突進技から壁バウンド(動作も旧身妖舞・下段)に変更、移動技の「沙綾身妖舞」とボタンで取れる攻撃が変わる当身技「眞裡蓬妖舞」が追加。
マルウェラの微笑みが地上でも当たる+1割固定ダメージ化、魔剣解放と主従の絆の必要ゲージが1に減少など多々変更され、
11P性能から性能レベル3の自動回復が削除、性能レベル5の大ダメージ・即死無効が無敵増加と瀕死時自動回復に変更、
代わりにオプションから枢孔飛燕剣のダメージ、見切りのステ抜け化、オーバーキル無効の可否、即死無効などを設定可能になった。
また装飾品を思い出の首飾り(自動回復)、フールマールズ(ワープ無敵化)、レオンマールズ(魔法以外の殆どの技が動作中無敵)から選択可能。
これらの設定は11P以外でも有効のため、設定次第で様々なランクに対応可能。
AIレベルの内容も細分化され、AIレベル8で以前のAIレベル6と同様ゲジマユ時にストライカー垂れ流し状態となる。
オプションでストライカーのカットインや暗転を切れるようになったので、画面停止ラッシュが気になるならOFFにしてもいいかもしれない。
AIの即死技使用条件も緩和された…のだが、AIレベル6以上かつ覚醒後に残りライフ3割未満で使う聖なる裁きの炎はまだしも、
遊星召喚はAIレベル・最大ライフ関係なく残りライフ80未満(readmeでは100未満とあるが実際はこっち)でしか使わないため、どっちみち見る事は困難。
この他、デフォルトステータスがATK100、LIFEとDEFが以前の約4分の1(LIFE2000・DEF250)に修正された。

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2024年04月01日 20:51