サイコガンダムMk-III

     

「私にできる施しは、死という絶望」

対戦格闘ゲーム『ガンダム・ザ・バトルマスター』シリーズに登場するオリジナルMS。
『1』ではラスボス、『2』では中ボスとしてラスボスのハイドラガンダムの前哨戦として戦う。
また、『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズにも登場している。
ゲームオリジナルの世界*1を舞台としているため、宇宙世紀世界には存在しないと思われる(型式番号:MRX-012)。

軍の研究機関によって開発された機体で、サイコガンダムMk-IIの発展型にあたるMSらしいが、開発経路など詳細は不明。
武装は肩や脚、胸に多数のメガ粒子砲、両腕部の大型ビームソードと、その手足から放たれる格闘技で、サイコガンダム系の機体としては珍しく白兵戦も重視しており、オーソドックスに戦うことができる。
宇宙世紀世界に登場するサイコガンダムやサイコガンダムMk-IIのような変形機構やサイコミュ等の要素は見当たらないが、その分火力や装甲が強化されている。
そもそもこの機体には設定画以上の詳しい設定がほとんど存在せず、武装類はゲーム中に確認できるもののみである。
本来はモビルスーツに分類されるのだが、その巨体ゆえか『1』のストーリー中では専ら「黒いモビルアーマー」と呼ばれている。

宇宙世紀のサイコガンダムは40mという巨体であるが、ゲーム中のサイコガンダムMk-IIIも巨大キャラに属する。
ゲーム中では異常に強く、ダウン時以外攻撃を受けても怯まない、攻撃中の割り込みすら不可能ないわゆるハイパーアーマー付きで、
それでいて通常MSと同様にガードも可能な良いとこ取り仕様。
振り向き動作も含めて機動力も十分に高く、そして何より数発で敵の装甲を削り取る圧倒的な攻撃力が最大の脅威。

『1』には射撃武器全般がガード不能という仕様のため、弾幕を張られるといつの間にかガリガリと体力を削られてしまう。
『2』では射撃をガード可能になったものの、 それは相手も同じこと なのでやはり辛い。
また、ビームサーベルがガード不能になったため、端に追い詰められた状態で使われると脱出は非常に困難になる。
(MSは皆「攻撃避け」かもしくは射撃を無効化する「バリア」のどちらかを所持しており、避けの機体ならいいがバリアの機体はご愁傷様)

そして、『2』で使用するジャンピングアッパーカットは、根本から当たれば 一発で3本ある体力ゲージの1本を奪う という凄まじい破壊力で、
当時のプレイヤー達に大きなトラウマとして恐れられている。(体力の1/3だとそこまででもないと感じるかもしれないが、このゲームは1ラウンド制で
ライフゲージ3本を削りあうヴァンパイアのような形式をとっている。そのため、一発で1ラウンドが取れる即死技という扱いを受けることすらある)
ライフゲージがなくなると、強制ダウンするのだが追撃判定は消えないため次のライフゲージにもダメージが入る。
防御力が低いアッガイだと1ゲージ+次のゲージが0.5本持っていかれることもある。

ただ、堅実に防御を固めて隙が大きい攻撃を繰り出した所に高威力の技を打ち込むといった戦法を取れば決して勝てない相手ではない。
……CPU戦ならば 。プレイヤー同士の対戦ならば、当然というか何というか ぶっちぎりの最強キャラ である。

ちなみにラスボスのハイドラガンダムの方は、性能こそ高いもののまともに格ゲーしている機体(通常サイズのMS)のため、サイコと比べればかなり気楽に戦える。

+パイロットについて
パイロットはマリア・ニコルス。
優しさと冷酷さを合わせ持った、神秘的な美しい女性。
英雄的軍人ロイド・ニコルスの娘として生まれたが、「超感覚ウィルス」の適正体質だったために
父によって軍の施設に収容され、ウィルス感染実験の実験台とされてしまい、超人的な能力を身に付けてしまう。
だが、試作MSのサイコガンダムMk-IIIを奪って脱走。仲間を集めて海賊団を結成し、
宇宙海賊団の首領として軍関連の補給物資を狙った略奪行為を繰り返すようになった。
(『1』の設定はここまで。以下は全て『2』のものだが、ストーリーに繋がりは無い)

後にその超感覚能力を評価され、人類の粛清を図る天才科学者シメオンの助手となる。
荒廃した世界を再生するために、シメオンのクローンである少年ピクシーと共に世界を統治する支配者として
自らが破壊と混沌を生み出し、ピクシーが秩序と平和を生み出し、
二人で調和を保ち全ての人類を理想的に治めるという役割を与えられた。
しかし、覚醒したピクシーの力があまりにも強すぎたため、逆に恐怖を生み出してしまうと考えた彼女は
独断でピクシーの記憶を消去する。
そして月基地のAIがピクシーの最高のパートナーとして選んだ、主人公のグロリアの元に彼を送り、
平穏無事に預かってもらうように彼女に依頼した。

しかし、それは逆にピクシーの覚醒を促進してしまい、
ピクシーは記憶を取り戻し月に戻ってきてしまい覚醒することとなる。
マリア自身は覚醒したピクシーに従うように条件付けられているため、全力で戦わねばならず、
グロリアにピクシーと自分を止めてくれるよう頼み、戦いを挑んでくる。
グロリアとピクシーの戦いが終わった後、最後は爆発する月基地からピクシーを逃がし
マリアは基地の爆発に飲み込まれて死亡する。

パイロットが原作のキャラに置き換えられた北米版『Gundam Battle Assault』(日本版の『2』)では、
ヴァルダー・ファーキル(原作でのハイドラガンダムのパイロット)、『Gundam Battle Assault2』ではウルベ・イシカワが搭乗している。
ただし『Battle Assault2』を日本向けにローカライズした『ガンダム・THE・バトル』では引き続きマリアが搭乗している。
ちなみに『バトルマスター』では声は付いていないが、『SDガンダム Gジェネレーション』では井上喜久子がマリアの声を担当した。

(Wikipediaより。一部加筆修正)

+余談。Gジェネでは
サイコガンダムMk-IIから開発する事ができる。上記されている通り、明確に関連性がある訳ではないが、まぁそこはGジェネではよくある事。
(格ゲー出身だからか、シャイニングガンダムの設計素材に使えた事まである)
他のサイコガンダムと違い、変形機構とIフィールドこそ持っていないが、移動力が6とかなり高めで機体性能も優秀。
単純な使い勝手は他のサイコより良いだろう。
武装面は正に圧倒的という言葉が相応しく、3連ビーム砲やサイコミュ兵器扱いの拡散メガ粒子砲、
8000という驚異的な攻撃力*2のパンチは非常に頼もしい。

近年の作品には登場していないが、最近のGジェネではサイコガンダム系のような大型機は移動面で運用しづらいシステムになっており、
さらにビームサーベルのような「ビーム格闘」と、ヒートホークやタックルなどの「格闘」が別種類となり、
後者はダメージが上がりにくい仕様で、旧システムでは絶大な威力を誇った「パンチ」の威力も新システムでは抑え気味になってしまうのだろうし、
おまけにサイコミュ扱いだがビームの拡散メガ粒子砲もファンネルのようには扱えなくなっている。
これほどまで新しいシステムに相性が悪いと、出ない方がある意味幸せなのかもしれない……。
……が、「OVER WORLD」で通常属性が復権したので今ならグーパンであらゆる敵をぶっ飛ばせるかもしれない。

MUGENのサイコガンダムMk-III

taurusac195氏により製作された、ガンダム・ザ・バトルマスター2仕様のものが存在する。
Life実に 3450 、Defも120という硬さのうえ、アーマーも完全に再現されている。
ただしガードはポーズをとるだけで、ダメージの軽減はできない模様。
バトルマスターキャラの宿命として挙動は遅いが、それを補って余りある防御力と攻撃力を誇る。

厳密に言うと北米版がベースの為か、超必殺技で聞こえてくるのは男の声。
ヴァルダーかウルベのどちらかの声と推測されるが、「オーイエー」としか言ってないのでよく分からない。
また簡易ながらAIも搭載されている。

出場大会

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出演ストーリー



*1
年号は『機動新世紀ガンダムX』と同じく「A.W.」(After War)。登場する機体の殆どは宇宙世紀のMSだが、
『新機動戦記ガンダムW』のACからハイドラガンダムが登場している。
どういう時系列を経てこうなったのか、また正史のどこかに当てはめてもいいものかどうか、詳細は不明。
ちなみに『ガンダムX』はA.W.15年で、『バトルマスター2』はA.W.376年~(正確な年は不明)なので300年以上の開きがあり、
ひょっとすると たまたま被っちゃっただけ だったりするかもしれない。

*2
当時の単発武装ではほぼ最強。
ちなみにシャイニングフィンガー(スーパーモード時)の威力が7000。
全武器で見るとそれ以上の威力を持ったものもある。
マップ兵器複数攻撃する武器が全部命中した場合爆熱ゴッドフィンガーなど)
最近の作品だと、これを上回っている単発武器を持っている連中がいるのが恐ろしいところだが。