クィン・マンサ


「子供の遊びじゃないんだよ!そこのでかいの!」

機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する、ネオ・ジオン軍のNT専用MS。全高 39.2m、本体重量 143.2t。型式番号はNZ-000。
その型式番号“NZ”が示す通りネオ・ジオン(NEO ZEON)の象徴として開発された最大にして最強のニュータイプ専用巨大MSである。
機体設計には接収した連邦製NT専用巨大MA「サイコガンダムMk-II」を始め、その他ネオ・ジオン製MS全てのノウハウが投入されている。
主なパイロットはプルツーだが、グレミー・トトが操縦したこともある。

全身に多数のメガ粒子砲を装備し、特に胸部の2連大型ハイメガ粒子砲はビームの収束・拡散も可能となっており
戦艦クラスの主砲を遥かに凌ぐ威力を誇る。
テールバインダーは大容量のファンネルコンテナとなっており、搭載数はキュベレイの約3倍。
また、肩部バインダーには巨大なメガ粒子偏向器を搭載し、攻撃・防御の両面において他機の追随を許さない。
スラスターも大出力を確保しており、この種の巨大兵器としては機動力にも秀でている。

ちなみにクィン・マンサは全高40mに迫るサイズながら、MSに分類されている。
これが何を意味するかと言うと、ほぼ同サイズのサイコガンダムシリーズは、人型に変形こそするものの
あくまでMA(ビグ・ザムなどと同じ兵器区分)であるのに対し、
クィン・マンサはサイコガンダムと同等のサイズでありながら、MSと同等の機動性・運動性を確保した機動兵器であるという事になる。

コクピットを備える頭部はサイコガンダムMk-II同様に分離行動が可能であり、
武装・推進器を搭載しパイロットの生還率を高める緊急脱出艇としての機能を備えている。
装甲も極めて堅牢で、フルアーマー・ΖΖガンダムのミサイルの一斉掃射を受けても致命的な損壊を免れている。

個別の戦闘単位としては、まさしく最強と言える性能を持つクィン・マンサだが、その分搭乗者にも高い能力を要求する機体であった。
グレミー反乱軍内において本機の性能を引き出すことが可能であったパイロットは、
事実上強化人間であるプルツーのみであったとされている。後に本機のデータは小説作品『機動戦士ガンダムUC』において、
新生ネオ・ジオン軍残党「袖付き」のNT専用MS「クシャトリヤ」に活かされる事になる。

頭部のデザインは「これ以上ガンダムは必要ない」という理由で没になったネオジオン版サイコガンダム
「G-V(ジーファイブ)」からの流用であり、ネオジオン製MSでは唯一のガンダム顔をしている。
(前述のクシャトリヤはモノアイとなっている)
ガンダム顔をしているがガンダムとは名乗らないというガンダムシリーズでも結構珍しい機体でもある。
なお、G-Vの顔以外は終盤に登場した量産型重MSに引き継がれ、元デザインは更に悪役顔にリファインされた上で
外伝作品のライバル機として登場している。

ジュドーの説得に応じたプルツーは本機を放棄し、開放したコックピットにルーの半壊したΖガンダムによる狙撃を受けた。そのまま機体は崩壊するアクシズと共に失われた、と思われていたが…?

+その後のクィン・マンサ
ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』に収録されている『サイドストーリーズ』のシナリオにおいて、グレミー反乱軍の残党によってクィン・マンサの残骸が回収され、修復されていたことが判明した。
機体カラーが赤くなり、新しくパイロットとなったアンネローゼ・ローゼンハインが一年戦争時代に所属していたマルコシアス隊のエンブレムがペイントされた。
アンネローゼのNT能力はかつての搭乗者であったプルツーと比べ不足しているため、ファンネルの最大展開可能数や機体の稼働時間にリミッターがかけられており、プルツー搭乗時よりも戦闘力が低下している。
トラヴィス・カークランドのΖII、ヴィンセント・グライスナー搭乗のギラ・ドーガ、クロエ・クローチェ搭乗のトーリスリッターと交戦し、最後はトーリスリッターと相打ちとなったが、アンネローゼとクロエは脱出ポッドで共に生還した。

(Wikipediaより。一部加除)


『ガンダム・ザ・バトルマスター』におけるクィン・マンサ

MSのサイズは原作の設定に基づいている本作であるが、クィン・マンサは例外的に設定より小さくなっており、
ジ・Oと同程度の大きさ(約28m~30mくらいの大きさ)になっている。
原作の設定では、サイコガンダムと同程度のサイズであるが、プレイヤーキャラとして使用するために小さくされたのだろう。
そのため現在では、小型化したクィン・マンサということで、前述のクシャトリヤ(20m級)だと言われることもあるようだ。
ただし原作より小さくなったとはいえ、通常キャラの中では最大クラスのサイズである。

性能では攻撃力が高く、ボディプレスを使用するなど攻撃の範囲も広いがコンボはあまり得意ではない。動きも全体的に遅め。
ファンネルを装備しており、ファンネルアタックと絡めた攻めは非常に強力。
上空に飛び上り胸からビームを拡散発射する「ビームシャワーアタック」は、範囲が広く牽制に役立つ技。
なおかつ空中でも使用可能なので、スラスターで空中に飛ぶ→撃つ→スラスターで再び飛ぶ→撃つ、の繰り返し、
またはスラスターモードになることで砲台と化し、スラスターゲージが無くなるまで空中から爆撃が可能。
メガ粒子砲を連射する超必殺技の「メガビームキャノン」も全部ヒットすれば一ゲージを一気に奪っていくほどの高火力。
装甲が若干薄めなのが欠点。体が大きいので攻撃を受けやすいという点も少々辛い。
避け動作がなく、代わりにIフィールドで一定時間飛び道具を無効化できる。

+TOP SECRET

「モクヒョウ ホソク.コウゲキキョカ・・・カクニン」
パイロットは政府軍の新型サイボーグ兵器「シナプス」。
人間の脳をコアに使用している為、その非人道さから開発が中止されていた。

その正体はサイコガンダムMk-III奪還任務につき、そして殉職したアンドル・パークウェスト少尉。
脳は無傷だったので、開発の進んでいた戦闘兵器のメイン思考ユニットとして使用されたのである。
記憶にはプロテクトが掛かっており、意思のようなものは殆ど感じられないが、
かつての部下であるマーキュリー・プロムナードや婚約者であるレイチェル・エイファスと戦うと
一瞬記憶が呼び覚まされたのか、動揺を見せる。

なお、マーキュリーもレイチェルもその正体には気付いていないが、嫌悪感を露わにする前者に対し、
後者は逆に「見ていると何故か心が落ち着く」と、その反応は対照的。
また、ロイド・ニコルスだけはその正体に気付いた模様。流石に軍神は格が違った

エンディングではマリアによってプロテクトを破壊され、パークウェストとしての記憶を取り戻した。
施設を破壊し、レイチェルを求めて逃亡したようだが、その後どうなったのかは語られていない。

ちなみに、同じくナツメ開発のゲームであるSFCソフト『ワイルドガンズ』に登場するボス「ゲイズクリスタル」は
このシナプスの頭部とデザインがよく似ている。
直接的な関係は無いが、ちょっとした小ネタとして意識はしているのかもしれない。
※参考動画(09:05~)

+その他のゲームでの性能
『Gジェネレーション』シリーズに登場。
ゲーム中最強クラスの基本数値に加え、強力な武器となるファンネルを装備している。
HPも並のMSの倍以上あり、EN燃費も良いためたった1機で要塞のごとき存在感を誇る。
サーベルもあるため大型機体によくありがちな「格闘ができず近接戦が不利」という弱点はない。
一部の作品では撃破されると脱出装置として頭部ユニットのみの状態になる。
この状態では攻撃はできないが、母艦へ戻れば次のターンには何故か本体が丸ごと復活する。
そのため強力なMAP兵器で一撃必殺という戦法も通用しにくく、相手にすると厄介極まりなかった(最近の作品ではオミットされているが)。
強いて弱点を挙げると、飛行できずサポートユニットに搭乗もできないため対空近接戦や地形効果が苦手。
あと、最近の作品では巨大MS故のサイズの大きさ自体がこの機体の欠点になっている。
(こいつ1機使うために、普通のサイズのMSが3機分の枠が犠牲になる、マップ上でもデカイので移動が大変等)
そのせいか、「WORLD」では後継機のクシャトリヤの方が、多少性能は劣るものの武装に違いが無い上にバルカンが追加されており、何よりサイズが1マスで済むため、使い勝手さでは遥かに勝っている。

『スーパーロボット大戦』でもΖΖ参戦の際には頻繁に登場。
こちらでもやはりというか、HPが万単位であることが結構ザラ。
敵としてはグレミー・トトが搭乗している場合も結構多い。というかプルツーが乗っていることは結構少ない気がする。
一部タイトルでは入手して運用することもでき、その内『IMPACT』ではしれっと二人乗りが可能だったりする。
ちなみに原作でも二人乗りしていたが、パイロットシートが2つあるとかではない。
スパロボ的に言うならメインパイロットがサブパイロットの膝の上に乗るという方式である。
『BX』では『SDガンダム外伝』の参戦枠として騎士ゼノンマンサが登場を果たした。

『ガンダムvs.ガンダムNEXT』にはCPU専用ボス枠で参戦。
高難易度ルートのボスとして出現する。パイロットはプルツー。
設定通り通常のMSの倍以上のサイズがあり、攻撃力・耐久力ともにボスに相応しい高さである。
その強さは「NEXT」のボス格の中でも飛び抜けたもので、
メガ粒子砲の収束撃ち・拡散撃ちの他、ファンネルの一斉射撃やサーベルによる格闘も行ってくる。
ひとつひとつの技が優秀で、「ステップで回避しなかればほぼ確実にコチラを追尾してくるファンネル」
「上下への誘導は皆無だが、発生と弾速に優れ命中すれば大ダメージ必至の照射ビーム」「インチキのような判定のサーベル各種」
「超弾速と範囲を誇り、引っかかればほぼ確実にダウンまで持ち込まれる拡散ビーム砲」「射撃を無効化するシールド」
など、枚挙にいとまがない。
問題はこいつが 「通常のMSと同様にネクストダッシュを使用してくる」 ということで、
巨体の癖に機動力は並以上、こちらの攻撃には俊敏な動きで反応して回避をしてくる。
またボス大型機に共通した特徴であるが、多少の攻撃を当ててもよろけない半アーマー状態である。
原作や設定をかなり忠実に再現した強さであると言える。
特に、格闘特化機体での一人プレイの場合は上級者でも手を焼くほど。
ただでさえヤバイ機体なのに、前座扱いの上に二機目まで現れるステージもあるから始末におえない。
ボスラッシュではよりによって二番手として登場。まさかの鬼畜仕様で多くのプレイヤーを絶望の底に叩き落した。
……のはずなのだが、こいつの前には何も出来ずに倒される場合が多い。
無限ループのようにバスターライフルでダウンを奪われ続ける様は哀れですらある。

ちなみに、家庭用移植版の『NEXT PLUS』以降は後継機のクシャトリヤも参戦している。
性能は一言で表せば「非常に高い性能を持つが故の上級者向け機体」といったところ。
そして『NEXT PLUS』の裏ボスラッシュではこの二機が同時に現れる。マジで勘弁してください……。

次作『EXTREME VS』では一時リストラされたが、PS3の家庭用移植にてボス機体として復活、次作『FULLBOOST』にもボスとして続投した。
凶悪なファンネルこそ弱体化されたが、依然としてスーパーアーマーに加えて遠近に隙のない数々の武装を有する。
特に拡散メガ粒子砲は画面を覆い尽くすほどの本数を発射してくるため、生半可な移動での回避は困難。
前作同様近づいたら近づいたで巨大な判定のサーベルでやられてしまうため、格闘機体でなくとも「こいつをどうしろと」と思うこと必至。
ちなみに前作の反省かダウン値の上限がかなり高く設定されており、 ダウン値を利用したハメ殺しもできなくなった。
ただNEXTより銃口、誘導が緩くなり格闘機も射撃が強化されてるので難易度は低下している。
フルブでは誘導切りテクが強化されたので分かればたいした敵ではなくなってしまった。

トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では5弾「脅威!水中突破戦」より参戦。
マスターレアで登場。
HPが高めだが、それ以外の数値も決して低くは無い。腐ってもMSという事か。
アビリティは敵の攻撃を回避して攻撃を加える「反撃」。
適正はビグ・ザム同様宇宙◎、地上△、他全部×とほぼ宇宙専用になっている。
必殺技は「エンプレス・ドミネーション」。
ファンネルによるオールレンジ攻撃と胸部メガ粒子砲の2段攻撃をお見舞いする。

6弾「運命が紡ぐ未来」では「ファンネルは、伊達じゃない!キャンペーン」の一枚としてアビリティ「ファンネル」持ちのカードが登場。
通常攻撃時かつ単機ロックオン時という制限はあるものの発動すれば先手扱いになり、追加入力成功で防御不可ダメージを与える事ができる。

「ビルドMS 2弾」では久しぶりにレアカードとして排出された。こちらもアビリティは「ファンネル」。

専用機パイロットはプルツー。こちらも5弾より参戦。
レアカードながらパラメータ上昇値が全体的に高く、アタックバーストを持つため火力は高い。
宇宙戦ならアタック、スピードを+500できるパイロットスキルを持つ強力なカードになっている。
6弾以降はラウンド1のみアタック、スピードを増加するスキルを持つので、要所要所で使い分けていきたい。

「ビルドMS 1弾」以降はグレミー・トトも専用機パイロットとして扱われるようになった。
現時点では大会参加者限定プロモカードとして参戦。
高レベルディフェンスパースト持ちの上に一度だけ必殺技のダメージを半減するパイロットスキルを持つため、チームの守りの要として使っていける。
また、アタック上昇値が高いのも魅力。

「ビルドMS 4弾」においてビルドMSオリジナル機体としてクィン・マンサ・セプテットが参戦。
特定の条件を満たす事でクィン・マンサから開発できるビルドモビルスーツになっている。
+機体設定
ネオ・ジオンのグレミー・トトが結成した特殊部隊専用モビルスーツ。
セプテット・モード時は6基のバインダーすべてに同じ名前を持つ少女たちが個別搭乗し、
それぞれが独立したモビルアーマーとして機動。
本体と合わせて変幻自在の7重奏攻撃を見せる……はずだったが、
グレミーがエゥーゴの女性パイロットにベタ惚れしたお陰で開発が疎かになり、
本機が完成することはなかった。

(『ガンダムトライエイジ』公式HPより引用)
デザインはΖΖ本編でクィン・マンサをデザインし、俗に言う「MS少女」の第一人者としても知られる明貴美加氏が担当している。
見た目はピンク(もしくは紫)のクィン・マンサで、肩のバインダーが6枚に増えている。
この6基のバインダーすべてにパイロットが登場し、それぞれが独立したモビルアーマーとして機動。本体と合わせて攻撃するのがセプテット(七重奏)の名前の由来。
クィン・マンサと違い地上にも適正◎がある(他の適正は同じ)。アビリティは「ファンネル」。
必殺技は「セプテット・パーフェクトブルーム」。
バインダー6基が変形したMAのオールレンジ攻撃の後、本体がビームサーベルを携えて接近し敵を貫く。
余談だが、ピンクなのに何故か「赤い機体」である。

「ビルドMS 5弾」以降はプルツーとグレミーとエルピー・プルが専用機パイロットに設定され、
チューンアップを重ねる事で先攻時に防御効果を無視したダメージを与える「速烈」、
HPが減っているほどダメージアップする「逆襲」も選択可能になった。
ちなみに、プルはプルツーらと同じ5弾で参戦している。
残念ながら(?)プルトゥエルブことマリーダ・クルスは専用機パイロット対象外。

「ビルドMS 7弾」ではカード化され、パーフェクトレアで登場。
HP・アタック重視のステータスを持つが、スピードもそれなりにある。腐ってもMSという事か。(大事な事なので二度言いました)
アビリティは「ファンネル」。
必殺技はコスト5、威力4700という脅威のコスト比率の軽さが光る。
また、裏面インタビューはマリーダが担当している。マリーダ視点でプルシリーズに触れられているのでΖΖファンは必見。

余談だが、小説版ガンダムUC9巻においてクシャトリヤが全弾撃ちつくした上での最終手段としてビームサーベルでバインダーの接続部を切り落とし、
自由に動かせるようになったバインダーを槍投げのごとく敵に向けて投げ飛ばすという荒業を披露していた。
「投げたら戻ってこないんじゃ…」と思った人もいるだろうが、ユニコーンガンダムのおかげでバインダーの回収も可能だったりする。
これがクィン・マンサ・セプテットのアイデアの元になった…かどうかは定かではない。


MUGENにおけるクィン・マンサ

taurusac195氏により製作された、『ガンダム・ザ・バトルマスター2』アレンジ仕様のものが存在する。
ただし、原作の設定に準じたサイズにされたようで、同氏のサイコガンダムMk-IIIとほぼ同じサイズの巨大キャラになっている。
サイコと同じくLife3450でアーマーを持ち、ガードはポーズだけな辺りも同様。Defは110とサイコよりは低いが、Atkも110。
巨大化したことによりジャンプしてからの拡散ビーム砲が画面端まで届くようになっているので、制圧力がかなりの物となっている。
ビームサーベルはバトマスキャラ仕様なのでガード不可能となっており、出は遅いが画面半分をぶった切れる有効な武器となった。
ゲージ技のメガビームキャノン乱射は巨大化のせいで、通常サイズのキャラの頭上を通過してしまうので対空で使う必要がある。
このメガビームキャノン乱射、見た目は拡散しているが実際には横一直線の攻撃判定なので拡散部分に当たっても平気だったりする。
また簡易ながらAIも搭載されており、メガビームキャノン乱射を比較的よく使ってくるが、接近戦はやや不得手のようだ。
ボイスを日本のプルツーにするパッチと何故かプルにするパッチが∞アップローダーで公開されている。

出場大会

削除済み