ブリムストーン

アメリカのDCコミックの作品に登場するヴィラン(悪役)の一人。
現在は2代存在する。なお、ブリムストーンとは硫黄を意味する。

初代

初出は1986年の『Legends #1』。記念すべき第一回である。
ダークサイドが製造した地球侵略用の人工生命体なので本名はない。身長15.4m。体重27.2t。
どうも余計なことを吹き込んだようで、「我は怒れる神に遣わされた復讐の堕天使なり」などと言っていた。
まあ、ダークサイドはぶっちゃけ神様なので当たっていると言えば当たっているのだが。
ダークサイドの本当の意図については知らされていなかったようで、「罪深き人間を滅ぼして地球を浄化する」とも言っていた。
自分自身を本当に天使だと思いこんでいた節も見受けられる。
米国にやってきて大暴れしたが、ジャスティスリーグのメンバーによってラシュモア山に封印された。
その後も性格は直らなかったようで、自分に挑む挑戦者を待ち望んでいる。

能力は、プラズマでできた体に由来する物が多い。
地球の原子炉に謎物質「テクノシード」を埋め込んだ結果、固体の性質を持つプラズマともいえる体になった。
このため、掴んだ物は燃えるか熔けるか蒸発するかしてしまう。
エネルギーの投射も可能であり、目や口から放出したり、エネルギーブレイドを作ることも可能。

2代目

初出は2018年の『The Curse of Brimstone #1』。2016年のリランチ『DC Rebirth』以降に登場した新参である。
本名はジョセフ・“ジョー”・チェンバレン。身長・体重は不定。
荒廃したヨーク・ヒルズという町の住人。
ある日、セールスマンを装った邪悪な人物に自分のエージェントになれば故郷を人々で賑わう町にするという取引を持ちかけられ、
これに同意するが、それは罠であり、燃え盛る悪魔「ブリムストーン」へ変えられてしまう。
変身するや否や、ヨーク・ヒルズは炎で壊滅し、人々も死滅してしまった。
その後、生き残った姉妹アニーと共にセールスマンの台帳を利用し、彼が次に破滅させようとする町を見つけ出す。
道中、セールスマンの別のエージェントであるデトリタスに遭遇し、まだ能力に慣れていなかったものの、なんとか撃破した。

超人的な身体能力、再生能力、耐久性を備えている。
見た目通り、炎を操る能力を持ち、体も炎でできている。
最初は、その力に翻弄されていたが、後に制御できるようになり、ジョーの姿にも戻れる様になった。
一方で、将来的には人間の姿に戻れなくなるのではとも警告されている。

(参考資料:『DCコミックス アルティメット・キャラクターガイド』)


MUGENにおけるブリムストーン

海外の制作チームであるMarvelvsdcu氏によるものが公開されていたが、現在はリンク切れで入手不可。
完成度はβ版だが、「とりあえず作りたい技がなくなった」段階なので十分である。

結構サイズがあり、ハルクより一回りか二回りは大きい。
作者も中ボス用として作ったようである。恐らくボスはダークサイドなのだろう。
技は基本的な所がバランスよく揃っているが、動きがあまり速くないので状況にあった戦い方が必要である。
AIはデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2023年05月06日 13:52