ザン・タカハラ


 CITY SWEEPER 001
    ZAN-TAKAHARA

 生年月日:2011/1/5
 年齢:32
 身長:177㎝
 体重:78㎏

アイレムが1992年に発売した、ひよこを食って体力回復でお馴染みのベルトスクロールACT『アンダーカバーコップス』の登場人物。
漢字で書くと「高原 斬」。コードネームは「LIGHTING SLUSHER」*1。三人の主人公の内の一人である。
苗字が同じで格闘家だが知力25とは無関係。
全米チャンピオンになるほどの腕を持つ空手家だったが、恋人を守るために人を殺してしまい、表舞台から姿を消した。
そして現在は文字通りアンダーカバーコップである
(本来の意味は「秘密警察」だが、本作品では犯罪組織に対抗する為の保安官派遣組織(傭兵斡旋組織)の様である)。
なお、同社のSTGゲーム『海底大戦争』の2Pの高原仁(タカハラ・ジン)は兄で、1Pの麗(レイ)は義姉(仁の妻)*2

3人の中ではバランスタイプ。技のバランスは良いが、その分秀でている所が無いとも言え、
アメフトパワー野郎・マットや鋼鉄の尻を持つ女・ローザに比べるとクリアはやや難しいと言われる。

ダッシュが癖のあるステップなので、機敏には動けてもそれほど最高速度は出せない。
技は当然空手のものだが基本コンボが少々変わっており、「ハイキック連打→正拳突き→ジャンプして空手チョップ」という構成。
レバーの方向によってはカラテチョップが飯綱落としに変わり、そちらだと芸術点が加算される。
そして1UPは芸術点を取った回数で決まる(全キャラ共通)。

前述の通り飯綱落としを持つ(連続技以外でも使える)上、「掴んで連続ビンタ」など、本当に空手技か疑わしい物もちらほら混ざっている。
まぁゲーム自体がカオスの権化のような代物だから、この程度では地味扱いである。

超必殺技は空中で気を練り複数の気弾をばらまく「斬気弾」。
SFC移植版ではマシン性能の問題で画面いっぱいに広がる爆風がモザイク状になったため、ネタにされた

 そして彼を語る上で外せない話題は、コミックゲーメストに連載されていた、
 古葉美一氏による漫画版アンダーカバーコップスであろう。
 原作の後日談という事になっているが、原作は一応「シリアスな笑い」なのに対し、
 こちらは完全にギャグマンガであり、輪をかけてカオス。
 しかし一番カオスなのは古葉美一氏は後の氏賀Y太であるという事実かもしれない。
 よいこのみんな(とグロが苦手な子(そもそも筆名は「蛆が湧いた」と言う意味))はググっちゃいけないぞ。
 アンダーカバーコップスとのやくそくだ!
AC版
SFC版


MUGENにおけるザン・タカハラ

ブラウン氏による、原作ドットを用いたものが公開されていた。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は正規入手不可。
原作と違って前ダッシュできるようになっているが、後ろへはバックステップする。
必殺技は2つしかないが、範囲の広い「斬気弾」がやはり使いやすい。
AIは未搭載のようである。

出場大会



*1
デモ画面で「LIGHTING SLUSHER」と書かれているので仕方ないのだが、
本来「SLUSH」とは
  • 半解けの雪、水雪、雪泥、軟氷、
  • 泥、ぬかるみ
  • 船内の調理場から出る廃油。
  • 潤滑油
と言う意味なので、恐らくは「SLASH切り裂く)」の誤字と思われる。

*2
そもそも両者はジャンルこそ違うものの同じ「D.A.S.シリーズ」に括られている。
なお「D.A.S.」とは「デストロイ・アンド・サツジン」と言う悪の組織の事で、STG『エアデュエル』とASTG『ジオストーム』の敵役でもある。


最終更新:2023年05月13日 22:25
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