リアラ


「……いえ、カイルは英雄よ。私だけの……」

性別:女
年齢:16歳(外見上)
身長:155cm
体重:41kg
一人称:わたし
声優:柚木涼香

ナムコの製作したRPG「テイルズオブデスティニー2」のヒロイン。
主人公であるカイルロニと共に遺跡へ300万ガルド(=通貨)の巨大レンズを探しに行った時に、そのレンズの中から現れた少女。
このリアラとカイルの出会いから世界と時を巡るこの物語が始まる。
レンズのペンダントで晶術(魔法の事)でも直せない傷を治療する等の奇跡を起こす為に、「聖女」と呼ばれている。
初期は態度がそっけなく、その為二次創作やアンソロジーコミックではしたたかな女として描かれる事が多い。
が、仲間になってからはすぐに責任感が強く明るいという本来の性格になり、神秘的な存在であった事も含めギャップに驚いたプレイヤーも多かった。
(ただ、ストーリーでは元気のない時であっても戦闘での台詞は普段どおり元気だった事は公式でも問題視され今後の課題となった)
又、他のテイルズオブシリーズのヒロインに比べて、主人公へのアプローチがかなり積極的。
カイルをデートに誘う等、見ているこちらが恥ずかしくなる程のラブラブっぷりである。
あとどうでもよいが、そのスケスケっぽい服装はエロい

+ ネタバレ注意
その正体は、作品ラスボスにして「人々の願いにより生み出された」であるフォルトゥナによって創られた神の化身の片割れ。
もう1人の化身であるエルレインと共に、「人々を幸せに導く」方法を探さなければならない存在。
エルレインは神によって人々を管理する事によって永遠の平和を築く事をして人々を幸せに導く方法とし、それに対しまだ解決策が浮かばないリアラはエルレインの思想に傾きかけるものの、
カイルの「幸せは自らの手で掴み取ってこそ幸せ」という言葉から、神の力を借りず人々が自分自身で生きる事こそ幸せという答えを得る。
そして自らの存在を否定される事を良しとしないフォルトゥナはその答えを認めようとせず、カイル達を、その答えを出した世界を消そうとする。
その際に「フォルトゥナを倒し、世界を救うことはリアラの消滅でもある」とカイル達は気付き、カイルは非常に苦悩するも世界の為にフォルトゥナを倒す、つまりは自らの手でリアラを手にかけると決意。
そしてフォルトゥナを打ち倒し、神が介入した事によって変わった歴史は元に戻り、神の化身であるリアラもカイル達の記憶ごと消える事となる。

…かくして、正しい歴史に戻った世界。いつも通り日課である父親との修行に励むカイル。
ある日、カイルは冒険に出たいと両親に告げる。向かうは運命の遺跡。記憶は無い。300万ガルドのレンズもありはしない。ただ、何かが自分を呼んでいる気がして。
そして、そこで待っていたのは…
+ 原作外の出演
『レディアントマイソロジー2』に出演、ギルドの一員として活躍する。
秘奥義は原作で具現結晶(召喚のこと)として登場したアクアリムス。
原作同様術師系のキャラだが、オートにすると何故か殴りにかかる事が多く、この事から撲殺聖女と呼ばれる事も。
一応申し訳程度に前線で使える特技も持ってはいるものの、相手によっては逆に撲殺されてしまうので困り者。

『テイルズオブグレイセス』にもゲスト出演し、戦う事が出来る。
この時、カイルの頭部を模したものが先端に付いた杖を武器として使用する。少し不気味。
秘奥義は、原作では上級晶術だったグランヴァニッシュ。
使える術は原作と異なりフォトンブレイズ*1のみの為、レディアントマイソロジー2と同様に殴りにかかる事が多い。
+ 参考動画
『レディアントマイソロジー3』にも出演。『2』と同様に秘奥義はアクアリムス。
作戦設定によるAI改善もあって『2』の頃程撲殺しに行く事は少なくなった。システム上、術ゲーとされる今作では優秀な人材。

また、『テイルズオブジアビス』には彼女をモデルにした人形が登場する。

原作での性能

見た目通りの術師キャラであるが、接近戦用の特技も複数備えている(これはD2キャラ全員に言える事)。
攻撃術、回復術と平均的に備えており、「術ゲー」あるいは「命中ゲー」と呼ばれるD2では大きな役割を担っている。
後半で加入する同じ術師キャラであるハロルドに比べると基礎能力、火力共に劣るが、実際はお互いが持っていない属性を補い合っている他、
後述の「SP分与」の唯一の所有者である為バランスは取れている。クレイジーコメットなんて知りません。

またリアラの最大の特徴とも言えるのは、SP分与というエンチャント(技に付けられる特殊効果)であろう。
これは術を唱えた際自分のSPをほぼ全て消費して味方全員のSPを15回復させるというものなのだが(SPとはスピリッツポイントの略。詳しくはテイルズオブシリーズのガード・回避・ゲージ関係のシステムを参照)、
近接キャラの秘奥義は最低でもSPが97必要であり、どれほど攻撃時間が短い奥義でもそれ以上消費してしまうが奥義の終わり際にこのSP分与をタイミングよく組み込む事によって、いつでも秘奥義が使えるようになる。

デスティニー2では戦闘中、特定の行動に対して味方が喋ってアドバイスをくれる事がある。
具体的には「スピリッツ(SP)が少ない時に攻撃するな!弾かれるぞ!」とか「その攻撃はガードできん!かわせ!とか。
リアラは敵に当たった攻撃の属性が弱点・耐性だった場合リアルタイムで教えてくれる。「弱点みたいね!」
場合によっては秘奥義のキメ台詞中に「効かないみたいよ」と言われてプレイヤーがションボリ。

ちなみに自分で操作をしている際、味方の近くで↓ボタンを押すと「ファイトっ!」「がんばれっ!」の掛け声と共にSPを少量回復させる。かわいい。
ついでにダメージ時のボイスがやたらエロいと評判。評判?

MUGENでのリアラ

Yasainoyama氏が作ったなりダン3のドットを使った物がある。
ちびキャラだが、特技・晶術とも全種類全属性搭載しており、詠唱短縮コマンドも完備。
リザレクションを使えば仲間を回復することも出来る。更に、具現結晶まで搭載している為、完成度は非常に高い。
[[AI]もあり、cmdファイルからレベルを変更出来る。
また、なりダン3のドットを使っている為にかなりサイズが小さいが、同氏が倍程のサイズに変更出来るパッチを一緒に公開している。
敵として出現すると、回復を多く使い、特にチーム戦だと中々倒せない。

↓紹介動画

出場大会


*1PS3版のTOGfでは、使用可能な術が追加されている。

最終更新:2016年02月16日 12:37
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