ナミ


「相手が風と海なら航海してみせる!! この船の”航海士”は誰!!?」

『ONE PIECE』の登場人物。ルフィの2人目の仲間である。
CVは 岡村明美 女史。同女史の休業中は 山崎和佳奈 女史(ナミの義姉ノジコ役)が代役を務めた。
また、TVシリーズ開始以前に製作・上映された短編映画『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』では 豊口めぐみ 女史が演じている。

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プロフィール

  • 所属:魚人海賊団アーロン一味幹部兼航海士・測量士→麦わらの一味・航海士
  • 異名泥棒猫ナミ
  • 懸賞金:1600万ベリー→6600万→3億6600万ベリー
  • 誕生日:7月3日(73=なみ)
  • 年齢:18歳
  • 身長:169cm
  • 3サイズB95(Iカップ)・W55・H85
  • 出身:ココヤシ村  
  • 夢:自分の目で見た世界中の海図を描くこと
  • 好きな食べ物:みかん・フルーツ全般
  • 好きな島:春島の夏
  • イメージ動物:ネコ
  • イメージカラー:オレンジ
  • 家族に例えると:長女
  • ニオイ:みかん(と金)のニオイ
  • 弱点:(ある意味)お金、気味悪い系の虫幽霊


人物

オレンジ色の髪と左上腕部のタトゥーが特徴の、容姿端麗な少女。
魚人海賊団の証であるタトゥーを付けていた頃は腕の露出を控えていたが、脚や腹など、露出度の高い服装であることが多い。
超新星編では当初、髪は比較的短く、ウェーブがかかっていたが、
原作やアニメの一部の回では徐々に直毛となり、最終的に肩の辺りまで髪が伸びた。
2年後の新世界編ではロングヘアーになり、再びウェーブがかかっている。
髪型も僅かだがよく変えている。また衣装も回ごとに変わっていることが多い。

幼少時から海図を書く能力に長けており、「自分の目で見た世界中の海図を描くこと」を目標としている。
予兆のないサイクロンを予測するなど体で天候を感じ取ることが出来るという天性の才能に加え、
航海術・気象に関する知識も豊富で、船の操舵の指揮を執るのは彼女。
ある程度の栄養学と応急手当も知識として備えており、専門家が加わるまでは担当していた。
航海術を全く持ち合わせていない麦わらの一味において重要な役割を担っており、一味の司令塔とも言える。
また、わずかな波にも翻弄される「ウェイバー」を簡単に乗りこなす(一味ではナミだけが操縦出来る)。
入団前は海賊専門の泥棒をやっており、海賊となった今もスリの腕前をしばしば発揮する。

大好きなものはお金と蜜柑。特にベルメールの蜜柑畑から移植した蜜柑の木は、ルフィにとっての麦わら帽子と同等の宝物で、
一味の男達は「手をつけたらナミに殺される」という理由で、例え飢え死にしそうになってもこのみかんを食べようとはしないらしい。
金銭が絡むと目の色が変わり、一瞬前まで怖がっていたものの存在すら眼中から外れる。
脅迫や色仕掛けを駆使した交渉にも長ける。そのため、金銭管理も彼女の主な仕事となっている。
過去のトラウマから、海賊が世界で一番嫌いだが、麦わらの一味の仲間は特別。
普段は金と身の安全を最優先にしているが、心根は優しく仲間を芯から大切に思っており、自分の友を助けるためなら全財産を注ぎ込むことも厭わない。

ルフィ達と旅を続けていく内に、戦闘面での重要性を痛感し、「アラバスタ編」以降は僅かでも戦力となるため、
ウソップ製作の「天候棒(クリマ・タクト)」を駆使して戦闘に加わっている。
天候棒を使用する以前も三節棍のような折り畳み式の棒を武器として使用しており、
最初に天候棒を使用して戦ったミス・ダブルフィンガーも、ナミのことを戦闘に関して全くの素人ではないということを認めている。
しかし超人が多い麦わらの一味においては、比較して肉体的には常人の域を出てはおらず、
優れた頭脳を持つ彼女の戦術と非力さをフォローする天候棒を組み合わせることで、戦闘での活躍を見せるようになった。

麦わらの一味の仲間のことは名前を呼び捨てで呼んでいるが、サンジにのみ「サンジ君」と君付けで呼んでいる。何故?
また、一味以外でもトラファルガー・ローのことを「トラ男(とらお)君」と呼んでいたりも。
セクハラ発言(パンツ見せてください)をしてくるブルックは普通にスルーか拒否、よくバカをやる男クルー共にはゲンコツだが、
普通にナンパしてくるだけのサンジは殴る理由が無いので距離を取る意味でやっているのかも知れない。
同性であるニコ・ロビンのことも呼び捨てだが、
ロビンが加入して間もない頃に(バロックワークスから盗んだ金品で買収され)一度だけ「お姉様」と呼んでいる。


来歴

戦災孤児で、1歳の時に後の義姉となるノジコ共々ベルメールに拾われ養子となる。以後ベルメールの故郷であるココヤシ村に住み、3人で暮らしていた。

しかし10歳の時、一味を率いてココヤシ村に襲来したノコギリのアーロンにより、ベルメールを目の前で殺された上、
無理やり一味に加えられ、測量士として海図を描かされることになる。
同時に、アーロンと「ココヤシ村を1億ベリーで買い取る」という取り決めを交わしたナミは、
「村の敵の手先になった」と誤解した村民達の白い目を向けられつつも、資金集めのため「海賊専門の泥棒」を開始する
(なお、村を解放するために一味に入ったことは、早い段階でノジコの口から村人に知らされていた)。

「オレンジの町」でルフィと出会い、手を組んで以降は行動を共にし、シロップ村ではクロネコ海賊団との戦いにも加わったが、
クリーク海賊団が海上レストラン「バラティエ」に来襲した際に一人お宝を持って逃げ出し、ココヤシ村に戻る。
故郷の村に戻ったナミは、早速アーロンに裏切られ、村を買い取るための資金をネズミ大佐(アーロンに買収された海軍)に没収されてしまう。
しかし、それを知ったルフィ達にアーロン一味は倒され、アーロンの束縛から解放されたナミは正式にルフィ達の仲間に加わった。
それまで左肩に入れていたアーロン一味の印の刺青を消し、蜜柑(ベルメールに由来)と風車(ゲンゾウに由来)をモチーフにしたタトゥーに変えている。
また、この時ノジコからは腕輪を貰い、家族それぞれに縁のある品を身に着けている。

余談だが、アニメ版では展開が改変されている第一話から登場しており、
アルビダ海賊団の襲撃に乗じて盗んだ金品とボートで脱出してるところでルフィと出会っている。

エニエス・ロビー襲撃後、1600万ベリーの懸賞金が懸けられた(二つ名「泥棒猫」もこの時に付いている)。
但し本人は賞金首になったことに対して非常に危機感を持っており、手配書を初めて見た際には、
カメラマンのミスで顔写真の無いサンジやペット扱い&賞金額の低いチョッパーと共にショックを受けていた。
また、手配書に掲載されている写真はルフィと同じくカメラ目線だが、これは町の雑誌の取材名義で写真を撮られたからである。
ドレスローザ編以降は6600万ベリー、ワノ国出国後は七武海級に数えられてもおかしくない3億6600万ベリーとなり、
これには狙われるリスクに怯えつつも「もはや欲しい」と欲望駄々洩れな反応をしていた。

(以上、Wikipediaより。一部加除)

ゲーム『グランドバトル2』ではたしぎとの戦闘前の会話で「あんたトロそうなんだけど大丈夫?」と言っていたが、
後に原作のパンクハザード編では彼女の真剣な姿にベルメールの面影を重ね、敵の実験のモルモットにされかけていた子供達を安心して引き渡している。
また、『グランドバトル2』のたしぎの台詞の一つに、幼い頃に見た女海兵の話をするのだが「あの髪型だけはマネ出来ない」と語っており、
ナミに勝った時の台詞であることからすると、その女海兵とはベルメール(剃り込みのあるチョンマゲヘアー)ではないかと思われる。
スモーカーもウソップやサンジに勝った際に彼らの身近な人物(恐らくは父親のヤソップと恩人のゼフ)に似ていると語っている。

前述の通り気味の悪い虫が苦手で、空島編では蜘蛛も弱点に含まれていることが発覚。
『ランドランド』では触れると(ナミとサンジのみ)一定時間混乱する罠として登場している。

作中の女性陣の中でも特にストーリーが進むごとにお色気描写が増しており、
単行本の質問コーナーSBSでも声優陣宛に質問する企画の際に、
ナミの番が来た時はエロい質問ばっか来たと作者がツッコミを入れていた。あなたのせいです




MUGENにおけるナミ

海馬瀬人等も製作した樹氏(ju氏)による『ジャンプアルティメットスターズ』版のナミが存在していた。
現在は2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可。
最終更新時(2010年4月)の完成度は75%とのこと。
天候棒を使った技やウェイバー(空島編から登場したのりもの)で突進する等、原作の動きを再現して闘う。
元が小さいので拡大して使うと良いかもしれない。標準で控えめな強さのAIも搭載されている。

この他に『ONE PIECE 大海賊闘技場』や『ジャンプスーパースターズ』のドットを用いた海外製のナミも存在している。

出場大会



最終更新:2023年12月24日 15:10