Kikuri


『東方Project』第一作、『東方靈異伝 ~ The Highly Responsive to Prayers.』の地獄ルート15面のボスとして登場するキャラクター。
二つ名は「HellMoon(地獄の月)」であり、球体に上半身が生えているという特徴的な外見を持つ
(ゲームグラフィックだと平面の円盤のように見えてしまう)。
ZUN帽」や「ZUN巾」とか「ZUN桶」ならぬ「ZUN球」
テーマ曲は「魔鏡」。

原作におけるKikuri(登場は2:42~)

ゲーム内ではプレイヤーキャラの靈夢の約6倍もの直径であるが、エンディングでの一枚絵ではそれほど大きくはないように見える。

『東方Project』最初期のキャラクターなので、YuugenMaganKonngaraと同様に公式設定はほぼ皆無である。
名前からして日本神話に登場する菊理媛神がモチーフと思われるが、詳細は不明。




MUGENにおけるKikuri

淡光氏によって製作された物が存在。
公開場所のニコロダ消滅により長らく入手不可となっていたが、現在はhamer氏が代理公開している。
ドットは天子の改変で、粘土板の彫刻のような外見ながら可愛く動く。
移動に関してはプレート氏が作成した幻月の動きが参考にされており、常時浮遊していて上下左右に自由に動ける。
ただし画面外まで逃げる事はできないし、動作前後の隙が大きく、ワープ技もないので参考元ほどの機動性はない。
攻撃に関しては、落雷、ビーム、全画面を含めた、多彩で制圧力の高い飛び道具を持っている。
飛び道具を撃つのにはゲージ消費が必要(1発300、ゲージの最大値は3000)だが、ゲージは常時回復する。…攻め続けようと思うと意外と足りなくなるが。
近距離攻撃は一種類(連続技になるA・A・A)のみだが、当て身技や即死攻撃もあり、追い詰められると何もできないという事はない。
ただし、当て身技は相手の攻撃を取っても反撃が確定しない場合が多々あるため、過信は禁物である。
また、DEF130と頑丈な反面、ATKが70とかなり低く設定されているが、上記の攻撃性能のおかげで火力の低さはさほど苦にはならないはず。
とはいえ、やはり弾幕で固める事のできない相手には苦戦を強いられる事になるだろう。

AIは未搭載だが、カサイ氏が外部AIとボイスパッチを公開している。
豊富な飛び道具のおかげで相手を封殺する事も可能だが、硬直と隙が大きい落雷を多用するので、正面切っての弾幕戦は意外と苦手。
設定で即死攻撃を使用するか否かが選べる他、10段階の難易度(ゲージの回復量)調節が可能。
仕様上ゲージをガンガン消費するため、デフォルト設定(強クラス相当)では全画面技や即死攻撃を拝める機会はそうそうないが、
最大レベルでは実質ゲジマユ状態となり、狂下位相当の強さになる。

この他にビルトビ氏によるヨコハマタイヤの差し替え版kikuriも存在しているが、公開はされていない模様。

出場大会



最終更新:2023年02月02日 22:06