時雨

  1. 『幽☆遊☆白書』のキャラクター。 本項で解説。
  2. 『艦隊これくしょん』のキャラクター。 時雨(艦隊これくしょん)を参照。






「ワシを倒せたら手術代は返してやるぞ
     ────心は、変わるものだ」

冨樫義博氏の漫画『幽☆遊☆白書』の登場人物。終盤の「魔界統一トーナメント編」で登場した。
名前は「しぐれ」と読む。大きなリングピアスが特徴的。CV 谷口節 氏。
言うまでもないが、海軍本部の大佐ちゃんの愛刀や艦娘とは関係ない。

本編では(むくろ)側近の77名の戦士(ただし一番格下)として登場し、飛影と戦って敗北。
その後、魔界統一トーナメントに出場するも、三回戦で蔵馬に負けて敗退。
魔界に来て間もなく黄泉の国のNo.2である鯱に苦もなく勝利した蔵馬をして「完全燃焼を強いられた」と言わしめていることから、
トーナメント時点で軀軍では、飛影に次ぐ実力者になっていたと思われる
(蔵馬が鯱に勝利した時の妖力値が152,000で、当時の軀軍No.2で側近77名の筆頭である奇淋の妖力値89,500を大きく上回っているため)。
以降は軀の部下としてパトロールしているようである。
アニメ版では「軀様は二度の敗北を許さない」と言って身を投げるシーンが追加されたが、
死体の描写が無いことからその後の生死は不明。


本業は「魔界整体師」という、外科的手術で妖怪に能力を与える仕事。
飛影に邪眼を移植したのも彼である。なお、剣術の基礎もついでに施したようである。
営利目的ではなく、患者は「その人生に魅力があるやつ」で、報酬は「人生の一部」。
飛影からは、「探している妹を見つけても兄であることを明かさないこと」を報酬として受け取った。
軀に仕えるようになったのはそれより後のことらしい。
時雨は飛影と立ち会う前に、自分に勝てば手術代を返してやってもよいと言っており、
単なる口約束なのか、ギアスのような何らかの術がかかるのかは不明。
だが飛影は元より兄として名乗り出る気はなく、本項冒頭の「心は変わるものだ」はそれに対する台詞である。

武器は「燐火円礫刀(りんかえんれきとう)」という、魔界の猛牛の骨で作った巨大な円形の刃を使う。
奇妙な外見だが、斧の破壊力と薄刀の切れ味を兼ね備えた無双の剣である。
アニメではブーメランのように使い、森林の木々を何本も同時に伐採し、時雨の手元に戻るほどの威力を発揮していた。


MUGENにおける時雨

ssw777氏による、SFCの格闘ゲーム『幽☆遊☆白書FINAL 魔界最強列伝』仕様のものが公開されていた。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は入手不可。
妖力ゲージがMUGENには存在しないので、通常のパワーゲージを使っている。
飛び道具を持たず、技の間合いもそれほど長くはないが、接近戦では隙も少なくかなり優秀である。
また、HPが250を切ると超必殺技「円礫乱舞」が使用可能となる。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会



最終更新:2021年01月18日 17:00
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