ジェダ・ドーマ



「詩人の憂いは
    永久の闇との邂逅
      つまりは、そういうことだ」

初出作品:ヴァンパイア セイヴァー The Lord of Vampire
出身地:魔界
生年月日:B.C.4045年 誕生日は不明(1890年頃一度死亡後、再生)
身長:216cm
体重:12 - 1002kg(可変)
種族:魔族
キャッチコピー:漆黒の救世主

「漆黒の救世主」
ヴァンパイア』シリーズに登場するキャラクター。
『セイヴァー』においての主人公兼ラスボス兼中ボス兼乱入キャラである(『セイヴァー2』では全キャラでラスボス固定、『クロスエッジ(Xedge)』ではボスキャラとして登場する)。
ぶっちゃけラスボスとしての印象が強すぎて主人公扱いされない。だが決してキャラが薄いわけではない。
CVは『ストリートファイターIII』(1st&2nd)のショーン、『ジャスティス学園』シリーズの鑑恭介やアーケード版『北斗の拳』の
レイ、『ジョジョの奇妙な冒険』のDIOなどを演じた千葉一伸。
「名前の響きがかっこよかったから」と漫画家の真島ヒロ氏が『RAVE』で「爆炎のシュダ」の名前の元にしている。

魔界三大貴族の一つドーマ家の当主であり、“冥王”と呼ばれるS級魔族。
たまに“魔王”などと間違われるが、そっちはモリガンの養父(故人)であり別キャラ。プレイヤー間でのあだ名は
「悪魔番長」 *1
性格は常に沈着冷静、紳士的且つ丁寧で理知的な喋り方をする。その割りに文法は壊滅しているものもある。
「自分で言うのもおこがましいが 私は聡明なのだ……あきれるほどに」
「雑誌の懸賞に当たるよりも簡単だ この私の真意を理解するのはね」

このように言動の端々には傲慢さやプライドの高さを感じさせるが、GC技の「スプレジオ *2 」で自らの首を撥ねて血飛沫を
浴びせ、勝利ポーズでは血涙を流しながら狂ったように笑うなど狂気染みた面も伺える。
+ 若干グロ注意



ミッドナイトブリスを受けるとナイトドレスを着た美女に姿を変える。

キャラクター設定

+ ドーマ家の当主ジェダ――憂いの冥王

+ ストーリー

+ 外部出演

キャラクター性能

操作の自由度が高く、ラッシュ力や空中制御に優れたキャラ。
しかし総合的な能力は高くはなく、殆どのキャラに不利が付くというとても可哀想なキャラでもある。

ホバー型のダッシュや飛行、滞空による空中制御を使った中下段・前後の揺さぶり能力は『セイヴァー』内でも高い部類に
入り、フェイントとしてスカしたりタイミングをズラしたりすれば割と安定してダメージを奪い取れる。
他にもダッシュ強Kモード *7 によるラッシュは強力。ジャンプ高度も高く、端に追い込まれても垂直ジャンプ→滞空で楽に
逃げることが可能。
また、設置型飛び道具の「ディオ=セーガ」は全体的に飛び道具の位置付けが低い『セイヴァー』においてなお戦いの軸と
なる程の性能を誇る。まずセーガを出してから試合を作ることがジェダの基本と言ってもいいほど。ES版セーガは
滞空時間が長く、攻撃判定も広い便利な技。
『セイヴァー』のダークフォースは役に立たないと良く言われる中、ジェダのDFは実践で役に立つ数少ないDFである。

しかしジェダは相手をダウンさせる手段に乏しく、全キャラ中唯一屈強Kを当ててもダウンさせる事が出来ない。ある意味
斬新である。
その為にラッシュ自体は強力でも攻めの継続力に欠け、コンボ終了と同時に切り返され劣勢に陥るなんてことになったりも。
また各種通常技は全体的に判定が弱め、さらにレバー入れ等の特殊通常技の類が存在せず、振りの大きい技ばかりで
小回りが効かないなど攻撃性能は今ひとつ。

身体が大きいため当たり判定も大きく、空立屈どの状態でも色々な技に当たるのでなかなか動き回れない。
また、GCも上方にリーチが長いのだが発生が遅かったり下方には判定が無かったりする為小さいキャラにはスカったりして危険。
ESで使うと3ヒットするのだが、1~2ヒット時はダウンしないので下手するとGCが命中したのに反撃を食らうという妙な状況になったりもする。
他にも投げの性能が貧弱で、自動二択ができないどころか投げ抜けが暴発したときの立中P・強P共に
至近距離で出すと死に直結する程の隙があるため、投げ抜けを読まれてジャンプされた日には神に祈るより他に無くなってしまう。
さらに画面端で投げに受身を取られると不利となり、逆に投げ返されたりもしたり。コマンド投げは発生までの予備動作が
長く、無敵なし。
防御面でも泣きたくなるほど不遇。開発スタッフは男主人公に恨みでもあったのだろうか。
「前方ダッシュ>強P×n」という一見簡単そうに見える永久はあったが、猶予が1Fしかないため狙って繰り出せるものが殆ど
おらず、性能差をひっくり返すには至らなかった。

そのため『セイヴァー』ダイヤグラム上ではかろうじて最下位組のビクトルアナカリスの上に食い込んでいるという不遇ぶり(しかもそのビクトルには不利が付くという有様)。
しかし続編の『セイヴァー2』では小技からコンボでダウンが取れる・コマ投げに無敵がつくなどの強化が入り上位に
食い込んでいる。
さらに『CFJ』ではヴァンパイアのシステムの恩恵と空中セーガの後に空中で行動可能、攻撃判定変更などの超強化が
なされ、ダイヤグラム最上位を奪取するに至っている。


「言いたいことは解るよ 希望にそえぬのは残念だが」
「ところで君は知っているかね?真理にそむく愚者の哀れな末路を」
「感性のリビドーが質的崩壊により パライソに達する……わかるね?」
「ああ、ひとつ言い忘れていたよ 君と話すのもこれが最後だ、とね」

MUGENにおけるジェダ

+ Deuce氏製作 原作再現仕様
+ rei氏製作 原作再現仕様
+ KONG氏 MVCアレンジ仕様
+ 出雲氏 MIXアレンジ仕様
+ aaa氏製作 Aジェダ


これらの他にTenebrous氏のCrossOver Jedahというものも存在する。




「心静かに待ちたまえ 死への旅立ちを望む者よ」
「ただ死に向かうだけの生命なら せめて我がためにささげるが良い」
「『死』によってのみ救済される命 矛盾ではない、論理的帰結だ」

出場大会

+ ...

登場ストーリー

+ ...

*1 :開発当初ジェダは「ベリオールJr.」(仮)という名で、その名の通り魔王ベリオールの息子という設定だった。
その際の企画書にはデザインポイントとして「美少年」「線が細い」「 学生服 」が挙げられている。
この時点で既に少年(Jr.)という点を除けば現在におけるジェダのコンセプトは出揃っており、
「ベリオールの息子」設定が廃案となってもデザインコンセプトはそのまま引き継がれ、今に至る。
…あの格好、どう見ても・・おや、誰か来たようだ。

*2 :ジェダの技名は基本的にイタリア語で構成されているが、
スプレジオだけは「sprecone(無駄な)」と「regio(尊厳)」を組み合わせた造語になっている。
「sfregio(斬)」のスペルも語源のひとつ。自分の首を掻っ切る動作と掛け合わせている。
参考文献:『ALL ABOUTヴァンパイアセイヴァー』

*3
+ 実に哲学的な台詞の数々

*4 :シリーズ初期、デミトリのサイドストーリーに描かれたジェダの姿と全く異なっているのは、このジェダの身体が魔力で
構成された可変液体で作り出された仮初の肉体だからである。

*5 :この百年の間にデミトリは開きっぱなしの門を使って無尽蔵の魔力を操ることに成功。
魔界の覇権を簒奪するため、その魔力を使ってベリオールに戦いを挑む。
ベリオールは始めデミトリを侮っていたが、デミトリの無尽蔵の魔力に対し危機を感じ始め、
最終的にはデミトリの無尽蔵の魔力の源である扉ごと魔界の一部を破棄しそのまま人間界に追放、辛くも勝利した。
しかし、魔界における空間の破棄は魔界自身を自らの肉体とするベリオールをも傷つけることになり、
ベリオールはその時の傷が元となり百年後に衰弱死する(『ハンター』モリガンED)。

*6サスカッチのストーリーでは彼の住む村の同属達を魔次元に連れ去り、自身と同化させた…
と、思いきや何故か彼らを手厚く招待、そして山盛りのバナナを与えて持て成しビックフット族達に「 ジェダさん 」と呼ばれ
親切で良い人などと言われていた。
フォボスのエンディングではなんとも間抜けな顔で息絶えていたりする。

*7 :空中判定になるダッシュから、多段の中段である空強Kを繰り返すというもの。
下弱Kからのチェーンと対になり、座高次第では裏に回るため、稼動初期から受け継がれるほど強力な連携である。