天馬星座の星矢


「燃え上がれ俺の小宇宙( コスモ)!!」

車田正美の漫画『聖闘士星矢』(セイント・セイヤ)の主人公。名前の読みは「ペガサスのセイヤ」。苗字は不明。
作中では自ら名乗るときも含め専ら「ペガサス星矢」と表記されており、アニメではそちらが正式名称となっている。
アニメ化が早かったことも一因だろう。
単行本の目次でも、ジャンプアルティメットスターズでもそちらの表記になっている。
アニメでの声優は古谷徹氏、幼少期は江森浩子が演じている。OVA版冥界編では森田成一氏に交代。以後も主に森田氏が演じたが、『聖闘士星矢Ω』では再び古谷氏が担当した。
しょっちゅう間違えられるが聖闘士(セイント)」で、「星矢(セイヤ)」である。「星闘士」でも「聖矢」でも「聖夜」でもない。

+ オタク業界における『聖闘士星矢』の影響力

グラード財団総帥の城戸光政の非嫡出子として産まれる。
アニメではこの設定は無かった事にされ城戸光政の人となりも変更されているが、
ゴールデンタイムで放送するには仕方ない変更だったのかもしれない。
孤児として育ち、自身も暗黒聖闘士(ブラックセイント)戦まで自身の出生の事実を知らなかった。

幼少時は唯一の肉親である姉の星華(セイカ)と共に孤児院・星の子学園で暮していたが、
聖闘士養成のためにグラード財団に引き渡される際に星華と生き別れとなり、
(この際集められた100人の異母兄弟(!)の殆どが父親について気付かなかった為、苗字は全員母方もしくは孤児院名と思われる)
聖衣を日本へ持ち帰れば姉に引き合わせると財団に約束され、聖闘士への道を選ぶ。
7歳にして聖闘士の総本山であるギリシアの聖域に送られ、白銀聖闘士(シルバーセイント)鷲星座(イーグル)魔鈴(マリン)のもとで
6年間に亘って過酷な修行を積む。
同じく天馬星座(ペガサス)の聖闘士候補生のカシオスを倒した末、聖域より見事天馬星座の聖衣(クロス)を授けられ、アテナの聖闘士となった。
(ちなみに各地に送られた異母兄弟の内90人は行方不明(おそらく死亡)となっている。
 聖衣は88着しかないはずだが…兄弟で争った地もあるのだろうか?)
その後のゴタゴタでカシオスの師匠であり女性聖闘士の蛇遣い座(オピュクス)のシャイナさんと闘い、その素顔を見ることとなる。

聖域から日本へ戻ったばかりの頃は、消息を絶った姉を捜すことを第一目的として闘い続けていた。
また暗黒聖闘士、白銀聖闘士との連戦後、幼い頃からの不信感により沙織ら城戸家との関わりを断とうとしたこともあったが、
城戸沙織の真の姿(アテナの化身)と聖域での異変を知ったのを機に、次第にアテナの聖闘士として目覚めてゆく。

どんな強敵にぶつかっても倒れるたびに甦ってきたものの、ハーデスとの決戦では心臓に剣撃を受けたことで、遂に瀕死の重傷を負う。
この際のハーデスの言葉によると、かつてハーデスに一度だけ傷を負わせた聖闘士もペガサスであり、星矢の顔はその男と瓜二つなのだとか。

また、そのハーデスとの決戦後・前聖戦を描いた新作『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』にも車椅子に座った星矢が描かれている。
ストーリーは心臓に剣撃を受けた星矢を救うため、アテナと瞬が共に過去の聖戦へと飛び立つ話である。
週刊少年チャンピオンで連載中のこの新作、単行本がオールカラーで作業量が半端ないために連載が不定期になっている。

そして2012年4月から開始したアニメ『聖闘士星矢Ω』において星矢は伝説の聖闘士(射手座(サジタリアス)黄金聖闘士(ゴールドセイント))として登場。
射手座なのに必殺技はペガサス流星拳のままかよ、と思いきや二年目になってから(TV版)アイオロスの技アトミックサンダーボルトを使いだした。
バンクのモーションが流星拳にライトニングプラズマを追加しただけなのは気にするな!
声優はTV版の古谷徹氏がナレーションも兼ねて再び担当することとなる。

+ 鷲星座の魔鈴について

(以上、wikipediaより一部抜粋、改稿)

能力は、主人公だけあって非常にオーソドックス。
簡単に言えば 強い小宇宙と速いパンチ 、それだけ。
必殺技

強敵との戦いを経て成長してゆき、聖域編のラスト辺りでは頑張れば光速拳も放てるようになった。

ただ、ペガサスの癖に最終盤になるまで空は飛べなかった。
尤も、白鳥座(キグナス)だろうが鳳凰座(フェニックス)だろうが敵味方含め空を飛べる奴なんて終盤まで居なかったが。
乙女座(バルゴ)が浮遊したのと、強敵補正があった頃(初登場時)の蟹座(キャンサー)が宙を歩いたぐらい。
 もしかしたら蟹座同様にサイコキネシスを持つ牡羊座(アリエス)も浮けるかも。
 後、烏座(クロウ)「お供の烏を使って」飛んでいたが。)


ジャンプアルティメットスターズでの性能

4~8コマまであり、扱いとしては孫悟空、ルフィ、ナルトなどとほぼ同格。属性は力。
8コマで黄金聖衣を纏うが、特に性能に違いはなし。
ただし、相性のいいキャラクターが変わり、なぜか両津と相性が良くなる(両津曰く「うおおお!! 金だあああああああ!!」オイ、売る気か)。
性能は…と言えば、ラッシュと対空性能に長けており、概ね原作のイメージ通りである。
近~中距離での戦いが得意で、挙動も素直なため、全体的に言えば可もなく不可もなく扱いやすい。
飛び道具こそないが、使い手の実力がダイレクトに反映されやすい、良くも悪くもいぶし銀なキャラである。
原作でのシンプルな戦いぶりを反映してか、必殺技が実は3パターンしかない(4と5コマ、6と7コマ、8コマのそれぞれで必殺技が共通で威力だけが上昇する)。
8コマの必殺技B、「サジタリウスの矢」は真上に飛ぶ独特な軌道だが、全キャラクターの必殺技中最高クラスの威力になる。

バトルコマとしての性能は悪くないが、Wi-Fi対戦で見る機会はあまりないかもしれない。
理由は至極簡単。星矢のサポート3コマ、「空中ペガサス流星拳」が、
発生速いわ、持続時間長いわ、威力も高いわでサポートとして抜群の性能…というか半ば 壊れ性能 と化しているため。
特に同じく厨性能のトランクス3コマと一緒に入れたデッキは「パンツとシャワー」として忌み嫌われている。

星矢を使うミッションでは、「小宇宙を高めろ」というミッションがかなり高難易度。
星矢7コマを中心とした指定デッキで、ステージの壁を全て壊すミッションだが、
壁が相当固く「瞬」を出現させる条件である「1分以内にクリア」は意外と難しい。
コツとしては、必殺技を上手くフルヒットさせることだろうか。


MUGENにおける天馬星座の星矢

海外の製作者によるものが複数存在する模様。
  • Claudio Ricci(MIM)氏製作の星矢
MicrocosmoチームのClaudio Ricciが2000年に製作した模様。
ただしMicrocosmoチームは2002年に新しいプロジェクトを行うためにMUGENから引退したらしい。
聖衣の形状はアニメ版初期の物。
所々挙動に怪しい部分はあるものの非常に愛の籠もった出来となっており、技や演出は豊富。
脱衣KOも搭載されている(脱衣KOしかない)が、これは れっきとした原作再現 なので何の問題も無い。
流星拳や彗星拳、ローリングクラッシュのほか、
3ゲージ消費で射手座の黄金聖衣を纏って放たれる矢は 普通のキャラなら即死(攻撃力1650)
また、1ゲージ版流星拳はごく微量ではあるが自分の体力を消費するため、事前にF2キーを押していたりすると 放った瞬間に死ぬ
暗転して何か叫んだと思ったら 突然聖衣がブッ壊れて頭から血を流して倒れる 姿はなかなかシュール。

ボイスも搭載されているが、海外版のもの。AIは搭載されていない。
また、この星矢のパレットを変更したうえで一部の必殺技を削除した、暗黒(ブラック)ペガサスも存在している。

+ 暗黒ペガサスについて

  • Claudio Ricci(MIM)氏、Sarednab氏、Gouketsu氏、Tux氏共同製作の星矢
Claudio Ricci氏とSarednab氏がスプライトを、Gouketsu氏とTux氏がcnsを担当した模様。
恐らく上記のClaudio Ricci氏の星矢の改変と思われるが、スプライトは全面的に変更されている。
聖衣の形状および下記のオーディーンローブから、アニメオリジナルのアスガルド編をベースにしたものと思われる。
フォルダ名は「Seiya de Pegaso II」となっており、即ち「星矢二番目の聖衣」という意味であろう(アニメ準拠)。

技や演出は更に豊富になり、聖衣が黄金化する3ゲージ流星拳や、オーディーンローブを纏ってバルムングの剣を振り下ろしたり、
瀕死時限定で仲間達のことを思い出すやたら長い演出の後ガード不能の突進( 根本の方から当たれば即死 )を放ったり、
相手が 瀕死時限定で、射手座の黄金聖衣を纏って矢を放ったりする。
脱衣KOや1ゲージ版流星拳は自分の体力を消費するのは相変わらず。ゲージ溜めを追加された。

ボイスも搭載されているが、やっぱり海外版のため日本人的にはちょっと辛い。
そしてこのボイスが とてつもなくうるさい
特にイントロの聖衣装着時やゲージ溜めの 「ンォアアアーーーーーー!!!!」 はかなり耳に残る。

AIも標準搭載されてはいるが、かなり簡易的なもののためあまり強くはない。

日本語化するとこんな感じになるようだ。

出場大会



*1
とはいえ聖闘士には年齢は関係無いらしく、この世代の黄金聖闘士たちが 7歳以前に黄金聖闘士 になっていたり、
シャイナさん(16歳)の妹分の人が10年前に聖域を追放処分になっていたり、
氷河が弟子入りした当時のカミュは14歳だったり、アテナを救い出して戦死したアイオロスは13歳だったりする。

ちなみに聖闘士になる前の話ではあるが一番凄いのは一輝が瞬を抱えてパンドラから逃げるシーン。
この時、一輝2歳・瞬0歳・パンドラ3歳である。
一輝が2歳にして完全に自我に目覚めてる上に、
鉛よりも重く感じる瞬を抱え電流のような衝撃を体感(2歳児がその比喩を知ってる事も驚きである)させられてもなお弟を放さずにいた。
もうホモサピエンスの定義に疑問を抱くレベルだが、 いくらなんでも設定がいい加減すぎる この世界の子供(幼児含む)たちは凄いとしか言いようが無いのだ。

尤も当時の漫画(の中でも特に「番長物」(ちなみに本作がヒットするまでは車田氏の得意分野だった))なら普通にある設定である。
今時の漫画だってド素人のはずの小中学生主人公達がプロの軍人を出し抜く(武道キャラだと直接対決でも勝てたり)のは普通だし、
ラノベやギャルゲーでも生徒会風紀委員会が絶大な権力を持ち、
極端な場合は「都市一つが丸ごと学園であり都市整備計画まで生徒会に決定権があるので、生徒会長≒市長」と言うのは定番中の定番である。
既に先生から教わる物が何も無いし、学生やってる必要あるのか?


*2
マッハ1とは即ち「3.4m離れた相手に対して1秒で100発のパンチを放てるということ」と劇中で説明されている。
「3.4m離れた相手にパンチが当たるの?」 と思うかもしれないが、
この作品では基本的に パンチは飛び道具 なのでまったく問題は無い。無いったら無いのです。
まあ、一応理屈っぽい考えからすると、パンチを打つことによって発生する衝撃波が飛んでいく…
いわゆるソニックブームが飛んでいくと考えると、飛び道具というのもあり得るだろう。
なお、「拳を戻す時間を計算に入れていないのではないか」というツッコミを受けることもある。

*3
ペガサスローリングクラッシュはよく自爆すると思われがちだが、実際には自爆する事はほとんどない。
自爆の印象を高めてしまったのは黄金聖闘士の双子座(ジェミニ)のサガとの対戦時で、
  • 星矢も頭を下側に向けて吹っ飛んでいる(体勢を考えれば自然な事だが、両者ダメージを負ったように見える。)
  • サガには全くダメージを与えていなかった(技が悪いのではなく サガの耐久力が尋常でなく高すぎる だけである)
  • 星矢は受け身も取れず床に倒れて満身創痍(これはそれまでの死闘によるダメージの蓄積と疲労によるもので、技の自爆ではない。ただ衝撃の大半をサガが受け持ったとはいえ、受け身が取れなかった事は結果的に星矢にも多少のダメージはあったであろうが。)
……のだが、一見すると「星矢とサガが両方床に頭をぶつけて吹っ飛び、なおかつサガは無傷で平気。ダメージを食らったのは星矢だけ=自爆」に見えてしまうのだ。
普段は流星拳や彗星拳で戦っている星矢にとってはほぼ最終奥義に近い技なので、
出す時は満身創痍である事がかなり多い(つまり技の後で流血している)
というのも自爆技っぽさを助長しているのかもしれない。

ちなみに本当に自爆したのは、死を司る神タナトスとの対戦時。
「落下中にテレポーテーションで抜け出す」という手段で回避され、さすがにこれでは自爆に終わった。