ラオウ

「最強の北斗を屠る者の名は、ラオウ!」

「このラオウより、真の強者の歴史は始まるのだ!!」

プロフィール

北斗の拳』に登場する北斗四兄弟の長兄。トキは実弟、ジャギケンシロウは義弟である。
また後のストーリーでは修羅の国に生き別れた実の兄・カイオウと実の妹・サヤカがいることが判明した。
声優はTVアニメおよびAC版では内海賢二氏(ジャギの回想時のみ若本規夫氏)、『お台場冒険王』のムービーと『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』では玄田哲章氏、
新劇場版シリーズや『ラオウ外伝 天の覇王』では俳優の宇梶剛士氏(PSP版『天の覇王』では小山力也氏)、
『北斗無双』では立木文彦氏、『DD北斗の拳』では一条和矢氏が演じている。
渋い方々が声を当てているが、原作の描写を見る限り年齢は28~30歳程度と推測される。
TVアニメ版では登場毎に『恐怖の策略』(タイトルはサントラ版より)がテーマ曲として使用されている。

♪ラオウのテーマ

容姿のモデルはアーノルド・シュワルツェネッガーとされる。
前述通り、シュワルツェネッガーの吹き替えでおなじみの玄田哲章氏が声を当てた事もある。
『天の覇王』では、アメリカのアニメ『ガーゴイルズ』や、史実の織田信長をオマージュした描写も多い。
髪の色は原作では白髪(銀髪)だが、TVアニメおよび旧劇場版では黒髪、フィギュア・パチスロ・『DD北斗』等は金髪。
またTVアニメおよび旧劇場版では何故か眉毛がない(幼少期にはある)。AC版は原作準拠の白髪だが、アニメ版と同様眉毛が省かれている。
ケンシロウと同様、劇中で衣装のデザインは頻繁に変わっている。
大柄なイメージに違わず、身長は210cmとかなりでかいのだが、漫画では演出の都合で3mから4mほどの大きさに描かれる事がある。
特に拳を突き出せば、受け止めるケンシロウの拳の10倍くらいデカいサイズで描かれたりする。
ここまでくると、もはやデッサンやパースが狂っているとかいうレベルではない(勿論、他のデカい場面の作画が狂っているという訳ではない)。
名前の由来は「修羅の王」というイメージから。漢字表記をするとしたら「羅王」なのだろうか。
当然ながら即席めんの「日清ラ王」とは無関係であるというかあちらが後発(パチスロの企画でタイアップした事はあるが)。

原作では名前だけならレイがケンシロウの義兄について調べた時に出ているが、TV版では第二部「風雲龍虎編」中盤のジャギ戦で生存を仄めかされ、
アミバ戦で「拳王」、トキ救出後にケンシロウの口から「ラオウ」の名が出る、
と結構時間がかかった。その割に「拳王」という謎の存在の解明自体はあっけない。
最初に回想シーンで登場した時はやけに頭の丸いシルエットをしており、読者から「なんだこの毬栗頭は」と言われたのを「失敗だった」と原先生が『笑っていいとも!』に出演した際に振り返っている。

『北斗の拳』を代表する名悪役でありその存在感は多くの創作物に影響を及ぼしており、作中でも数々の人物の「目標」「目的」「利用価値のある名前」「死因」「存在するきっかけ」となった。
格ゲー界に及ぼした影響も計り知れず、特に豪鬼は彼の影響を少なからず受けていると言われる。

とはいうものの、人物像については後付設定でどんどん美化されており、時期によりまるで異なる。
例えば最初のトキ戦では(後付ではあるが)因縁があるはずの実の弟トキをあっさり殺す気で、しかも信念に命を捨てることは無意味と嘲笑っているのだが、
フドウ戦直後は、部下に対して直前に命じていたにも関わらず、フドウを前に退いた=敗北した自分を殺害しなかったことに怒るなど全く正反対の行動をとっている。
トキの病による衰えを嘆き、武人の心や実兄としての情愛が色濃く描かれたトキとの決戦以降と初期はほぼ別人である。
他には、同一ページ内(というか一つのコマの中)で一人称がコロコロ変わった事もある。
現在ではほぼ「俺」で統一されているが、原作ではサウザー編あたりまで「俺」「わし」「わたし」が混在している状態だった。
このあたりも含め、原作者にとっても人物像を練り上げるのはかなり難しかったのだろうということがうかがえる。 アミバという前例があるし。

+ ネガティブなご意見
また、想い人は 殺してでも奪い取る 力ずくで自分の物にすればいい と本気で思っている節がある。
海のリハクの娘・トウが、ラオウへの想いが届かぬ故に彼の目の前で自害した際も、「何故このラオウを殺さぬ!殺せば誰の手にも渡らぬわ!!」と怒る程であった。
直後に「 このラオウの想い届かねばユリアにも死あるのみ! 」と叫んでおり、 見事にヤンデレ である。もしかしたら元祖かもしれない。
とはいえ、その想いは確かで、ユリアに俺の女になれと迫ったら、トキに背後を取られていた事もあったり、
ユリアの居城に突入した際には「ユリア!!従順か死か選ぶがいい!!」なんてとんでもない事を言っておきながら、
いざ本人を前にすると「 おまえは天を握った男にふさわしい女!! 迎えにきたのだ ユリア!その仮面をとれ!!顔を見せてくれ!!」と、結構まともな態度で接していたりする。
他にも、「だれを愛そうがどんなに汚れようがかまわぬ 最後にこのラオウの横におればよい!!」等の断じて歪まない熱すぎるセリフ等から、
ネット上では「処女厨撃破のテンプレ」「男の鑑」と言われている。

難点も多い人物ではあるが、それがラオウの魅力でもある。
その野望も幼い頃からとはいえ、実際に歩み始めたのは「時代が来た」からであり、世紀末でなければ違っていたかもしれず、
彼もまたジュウザやフドウ、何よりトキとの戦いを通じて成長し、恐怖の覇王から最強の武人へと目覚めていったのだろう。

戦闘スタイルは、溢れ出る闘気により敵を圧倒・攻撃し、拳による一撃で敵を粉砕する 剛の拳
トキによればラオウもちゃんと秘孔を突いているらしいが、むしろ威力を重視している模様。 というか闘気を発射するといっても光線技は反則だろう。
秘孔を突く事に主眼を置くケンシロウの北斗神拳に対して「どこが暗殺拳だ」と言われる事も。 まあ光線撃ちまくってればそうなるわな。
実際、ラオウが伝承者に選ばれなかった理由の一つに「ラオウの拳が暗殺拳ではない」というものがある。
リュウケン曰く、ケンシロウを前にした者は「死を覚悟する」が、ラオウを前にした者は「死を恐怖する」。
北斗神拳伝承者は暗殺拳の使い手として、対象に死を覚悟させなければならないのである。
ケンシロウも相手にさんざん死の恐怖を味わわせて殺してるけど

+ 劇中での活躍など
そのあまりの存在感から近年の各種外伝シリーズでは主役級の扱いが多く、
近年展開された映画&OVAシリーズ『真救世主伝説 北斗の拳』では第一部と第三部で『ラオウ伝 殉愛の章/激闘の章』として主役を張った。
また、バンチコミックスの外伝シリーズでは『ラオウ外伝 天の覇王』として真っ先に連載が始まり、オマケに天の覇王は本編のTVアニメから24年ぶりに新TVアニメシリーズとしての展開もなされた程である。
本編での矛盾や謎に一定の解釈や捕捉をなしており評価は高い。PSPでゲーム化もされたよ!その年のクソゲーオブザイヤーノミネート作品の一つだけど

北斗無双ではグルングルンしたり核まで持ち出したり意外と地味だったりと三者三様の弟達に対抗するかの如くはっちゃけている。
中でもよくネタにされるのが 空中から黒王号を召喚して敵を踏み潰す 「黒天殺」。馬に頼って何が拳法だ。
ドヤ顔で技名を高らかに宣言するラオウ… これはひどい 。呼んだ黒王号にはラオウとケンシロウが乗れる。
なおこの黒天殺、 ステージ問わず乗り物を出せる唯一の技のためラオウの機動力もこれで盤石という超優秀な奥義だったりする。
それ以外にも昇天の際の上空に向けて放った闘気をそのまま攻撃技にした「北斗轟天衝」や、
空に作り出した巨大な闘気の塊を叩き付ける、どう見ても元気玉な技「拳王天墜撃」と、技の派手さとネタっぷりではトキに負けず劣らず。
次作の『真・北斗無双』では、黒天殺は 当然ながら バランス調整のために惜しくも削除。
しかし黒天殺抜きでも全体の性能が高く、固有体術でアーマーを纏う事もできるため原作さながらの無双っぷりを味わえる。
全キャラでも屈指の強キャラである。
ちなみにジャギに対する評価がとてつもなく低く、
無印のジャギシナリオでは(ジャギが南斗六聖拳を 武器で 次々と下してるにも関わらず)「我が弟ながら下らぬ拳よ…」と呟き
真の幻闘編ではジャギとラオウは伝承者になることがありえない事をジャギに告げられても伝承者に固執するジャギに呆れ返って一蹴している。
真の幻闘編のユリア曰く「家族のように思っていたのに私に一度も微笑んでくれなかった」らしく
「もし微笑んでくれていたなら、私は……!」とユリアがラオウではなくケンシロウを選んだ理由らしき部分が描かれている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19864680

公認パロディギャグマンガ『DD北斗の拳』では世紀末になっていない世界でいまだ天を握る野望を抱きつつも、時代が時代なので行動を起こさずトキ・ケンシロウと共にバイトで生計を立てて暮らしている。
建設現場を恐怖で支配する「建王(ケンオウ)」となっており、ヘルメットを改造したり椅子を作ったりと器用。
原作ではちゃんと普段は服を着ているのに、本作では何故か常に半裸(登場人物は誰も指摘しない)。プールで泳ぐときは全身水着でいつも以上に着込んでいた。
もちろん愛馬・黒王も登場。銭湯だろうがドライブスルーだろうがプールだろうが黒王号を連れ込んでいたりする。 あとバット曰く「こっちも黒王」。
色々デフォルメされているキャラが多い中、彼の性格は良くも悪くも原作に近く、その性格のせいか原作風タッチの出番がやけに多い。

アニメ版『DD北斗の拳』では性格がやけに丸っこく、どちらかというとガキ大将風。(ジャギ以外との)兄弟仲と面倒見はいい。
時々自らを「○○の覇王」と名乗る等、ポケットファイター豪鬼みたいになっていたりする。
本作では漫画と違いコンビニ「リュウリュウケン」のバイト正式採用権をめぐってケンシロウ達と争っているがなかなか決まらずにいる。
本作のトキは29なので、おかげで年齢30以上のバイト以下というものすごい哀しい事になっているが。
黒王号ももちろんいるが、ラオウの代わりに深夜の商品整理をしていたり、ぶっちゃけ兄弟より有能。
また、トキの回想では前述した原作の回想初登場を意識したのか坊主頭になっている。
鼻水を垂らし口を常に開け味噌っ歯坊主頭のラオウというある意味斬新な姿が見られるのは本作位なものだろう。

『北斗の拳 イチゴ味』では原作と大差ない性格なのだが…とにかく沸点が低く、そこをサウザーに突かれ、北斗VS南斗の決戦では、
青いのこと風のヒューイと星のアインのかなり安い挑発でマジギレ、戦場を放棄してバイクで逃げる二人を追い回した挙句、
アインごときに剛掌波(原文ほぼママ)をぶっぱする大人げなさを見せた。
基本的にクソ真面目で上記の様に挑発されて巻き込まれない限りはギャグのノリに全くついて来ないが、本人たちが真剣にやっているのであれば見た目が馬鹿馬鹿しくても黙って見ていたりリテイクに応じたりと妙に気の長い所を見せたりする。
ちなみに伝承者に選ばれなかった理由は暗殺拳だというのにファイトスタイルがド派手すぎる上、なんか色々履き違えているからだそうな。
なおやはりジャギに対する扱いはぞんざい。

なお、サミーのCR北斗の拳シリーズにおいては、主に通常時はリーチで撃破すべき敵として登場する。
ケンシロウvsラオウの初戦を再現した3Dケンシロウリーチ、ユリアへの道を駆け上がるユリアリーチ、トキとの宿命の対決を再現したトキリーチ、無想転生を纏ったケンシロウとの戦いを描いた2Dケンシロウリーチの四種類がある。
信頼度の面ではトキと2Dが激アツであり、ユリアリーチはやや弱く、3Dが落胆の弱リーチという位置づけである。
「世紀末覇者 拳王!」と堂々の登場を見せ、次の瞬間に期待を砕かれ落胆するか、当たりへの期待を確信に変えるかは、打ち手の運次第。
もちろん、チャンスアップ次第で3Dでも十分期待はできる(ただし本当に必要なものを全て揃え、完璧な流れで、の話だが)確変時のバトルモードでは、ケンシロウとラオウ、好きなほうでバトルを楽しめる。
ラオウを選択した場合、登場する敵は期待値の高い順に風のヒューイ、山のフドウ、雲のジュウザ、トキ、リュウケンの五人。
確定のヒューイを除き、いずれもラオウを激破の際まで追い詰めた猛者であり、敗北の憂き目にあってもケンシロウがユダやジャギに負けるような違和感は無いといえる。
余談だが、ケンシロウがバトルで敗北したときの救済演出ではリンやバット、ユリアが声援を送るが、
ラオウの場合は黒王の嘶き、トキ、挙句の果てには拳王軍のモヒカンの声援で復活する。モヒカンの声援で復活する意外と部下想いの拳王様。
5【覇者】にてはラオウリーチが刷新されており、ケンシロウvsラオウリーチ(弱)が削除され、新たに
vs山のフドウリーチ、前作の2Ⅾリーチの3D版であるvsケンシロウリーチ、そしてなんと、北斗宿命の戦いを描いた錬気闘座リーチが追加されている。・・・が。もはやリーチ自体に大当たりする力などないため、弱い予告から
思いがけず発展・・・というパターンはまず外れる(無論時々には当たるが)。トキであろうと無想転生であろうと 錬気闘座であろうと それだけではダメなのだ(リーチ中チャンスアップが充実すれば話は別)。最低でも強敵背景もしくは擬似連はほしいところ。
またバトルモードでは風のヒューイが削除され新たにレイが追加される。強さはトキ以下、ジュウザ以上。
ついにレイがラオウを撃破する雄姿が拝めるのだ(無論パチンコ的には拝まされては困るのだが)
確定枠にはフドウが入る。通常時は信頼度最低だわバトルでは当確だわ過小評価気味なフドウであった。
納得いかない人は裏技で強さの序列を逆にしてみよう。
ちなみに余談もいいところだが、この裏技による強さ序列の逆転、ケンシロウ・トキと比較して
違和感がほとんどない。
もしケンシロウで逆転したならば アミバ >ジャギ様>ウイグル獄長>シン>サウザー
トキなら アミバ >ウイグル獄長>サウザー>リュウガ>ラオウ
というカオスな序列になってしまうがラオウなら
フドウ>ジュウザ>レイ(中堅につき変化なし>>トキ>リュウケンとなる。
リュウケンは病に侵されているしトキも初戦の時期と解釈すればこの位置でも妥当。(というかトキモードのラオウと同じ感覚)
ジュウザも五車で唯一ラオウに気を吐いた猛者。フドウに至ってはラオウのトラウマになっている。五車星ファンは試してみよう。
そして6【拳王】においては後任の声優は同じくサミーのCR蒼天の拳で劉宗武を演じている玄田哲章氏となった。

「北斗神拳二千年の終焉の日!ぬぅわーはははははは!!」


AC版北斗の拳での性能


ゲーム中最高の体力と気絶値、そして高い攻撃力を持つ重量級ファイター。
通常技はその巨躯に見合ったリーチを誇り、技の判定も全体的に強め。
JAは発生3Fと全キャラ中最速の発生を持つため優秀な空対空として機能し、突進技「北斗羅裂拳」は、ラオウの技の中では発生が早めな上にゲージ増加率が異常に高く、
ユダのバニすら潰す異常な強判定と飛び道具相殺効果を併せ持ち、反確も非常に少ないので便利。
また「北斗呑龍呼法」*6は各必殺技を強化し、コンボの始動や繋ぎを広く出来る。
呼法により「北斗天将雷撃」は非常に無敵の長い高性能の割り込み技となり、「北斗羅裂拳」はヒット数増加によるゲージ回収力の向上&状況次第ではバスケ始動技となる。
更にほぼあらゆる技の硬直をキャンセルして出せる、発生3Fアーマー付きの1ゲージ技「無想陰殺」や、「無想転生」「秘孔新血愁」などの究極奥義も優秀。

一方、 全ての技がガードさせて不利 なので、固めや崩しでのブースト依存度が高め。
また、原作の「おれに後退はない!あるのは前進勝利のみ!」という台詞を反映してか、バックステップができず避け動作になるが、性能は悪い。 あれ?聖帝はバックステップするのに。
飛び道具も「北斗剛掌波」しかなく、しかも地上版は発生・硬直が長いので遠距離戦は苦手。
機動力不足や体の大きさ、端を背負っていてもめくられる謎の現象、
更には 全キャラ中座高が最も高く、他キャラよりも低空ダッシュ攻撃が当たるのが早い ため、多くの低空中段へのガードが間に合わない。
曰く、「ラオウでガードするには 未来が見えないと無理 」、「そもそもラオウは ガードできないバグがある 」。
おまけにゲージや無想転生、呼法ストックがない状態では切り返し技がなく、固められたらほぼ詰む。
更に体力の高さから、相手のバスケでなかなか死ねない分、余計にゲージ回収をさせてしまい、「 ラオウは防御力が高いのが弱点 」などと意味不明な事を言われる。

そんな弱点が目立った稼動初期にはジャギやマミヤを差し置いて最弱かと思われていたが、敵と自分を地面に拘束し、相手を強制的に地上食らい状態にする必殺技「釵」から目押しで屈Aが繋がる事が判明。というか CPUがやってた
その後、AC北斗の拳における、一撃を使わない最古の即死コンボ(画面端を背負ってグレ→JC×5空釵から強化釵ループ×3→ブー地釵ループ×3→バニ→新血愁)や、
同じく一撃を使わない実用的な即死コンボ(G.X氏による生バニ始動→新血愁後ダウン追撃小足×7〆)と、その高いコンボ能力の研究が進んでいき、
更には全キャラに対して屈A~空中版「釵」へ繋ぐルートが発見され、そこから目押しで屈Aを繋いでというループコンボが発覚。
端での拘束時間減少及びヒット数が多い時にヒットバックが大きくなる仕様も、裏へ回り込んでの「釵」(通称「裏サイ」)で克服。

結果、 小技1発から永久可能 という究極の攻撃性能を持つ事に。
しかも、ここまでなら裏釵の相手キャラによっての難易度の高さもあり、まだマシだったのだが、
更なる新コンボの究明が続けられた結果、ラオウのコンボのヒット数の多さから、遂に 悪名高き「バスケ」を発見してしまう
加えて、嘗ての即死コンボでのダウン追撃小足連発が、マミヤによって移動ブーストで更に追撃数を稼いだ「百烈」として開発され、
これがバスケへの近道となり、様々なキャラがこれらのコンボレシピを取り入れたり、レイが「ドリブル」を発見したりで、次々と 世紀末バスケ部 に入部。
このあたりからクソゲーだった北斗の拳が、一周回り始め、神ゲーへの道を歩み始めた。 勿論、異論は認める。

当然、ラオウ自身も「トラベリング」を開発する等、より簡単で実戦的な即死コンボを開拓していき、完全に全ての技・全ての状況から即死するとまではいかないものの、
発生5Fの2A、発生3FのJA(空対空)、2B・2D(下段)、6B(中段)、低ダJB(中段・裏周り)、JD(裏回り3段)等各種通常技は勿論、
ブーストゲージがあれば投げからも、オーラゲージがあれば無想陰殺も加えて…等、即死の始動技は非常に多く、 妥協しても小技1発から8割とか普通 そして蓄積
それ故相手は下手に動いて技に当たると即死するため、迂闊に動けない。
更にバニシング、グレイブが基本コンボに含まれるため、1コンボで即死は出来ずともはほぼ3個確定という星取り能力の高さもあり、
2R目には一撃を決めるチャンスもやってくる。
やたら長いコンボのおかげで、即死に失敗しても蓄積バグの恩恵を最高に受けられ、ゲージ依存度は高いがゲージ回収力も高い。
また、高い体力は、バスケが難しいキャラあまり狙わないキャラにとっては、1度も触れられずに複数回のコンボを決めていくか、
難しくてもバスケを狙わねばならないし、他のキャラでも結局はラオウの様にノーゲージでも即死コンボとはいかない為、なんだかんだで厄介な障害となる。
+ コンボ例
これらの要素により、結果的にトキとは別の意味で原作離れしたキャラとなってしまった(一発でも当たれば相手は死ぬ、と言う意味では一周回って原作再現と言えなくもないが)。
「 拳王は決してひざなど地につかぬ~!!」とまで言った漢が片膝をついて小パンをペチペチ当て続ける姿を「 世紀末小パン王 」と嘆くファンも多いとか。
+ 参考・原作での拳王様
もっとも本来、ケンシロウとの激闘で傷付いた際、膝を突いたケンシロウに対し長兄としての意地を見せた台詞であって、
別に一切しゃがまないという意味ではない。実際原作では釵を使った際に膝をついている。
+ 実は16年前から
+  ジョイヤー!
+ 余談
即死コンボのおかげで最弱から一時は4強の一角にまで上りつめたラオウだが、ここへきてゲーム中最低クラスの立ち回り性能や圧倒的に低い防御性能が災いして、
最新のダイヤグラムでは3強(トキ、レイ、ユダ)の1ランク下の位置か、あるいは従来通りラオウを加えて4強と呼ぶがその4強内での末席の位置となった(特に3R制は後者にあたる)。
「何か刺されば即死」にも拘らず理論上最強ですらない事からも、本作の世紀末ぶりが伺える。
北斗は総じて酷い火力インフレ のため、他キャラも状況次第で永久・即死が出来る事や、一撃技の存在が原因であろう。
とはいえ、コンボ能力・火力と蓄積バグは紛れも無くゲーム中最強であり、逆に言えば、ゲーム中最低クラスの立ち回り性能、防御性能でありながら、 火力インフレの北斗で火力のみを武器に四強に食い込んでいる ということである。
更に後者の蓄積バグに関して詳しく述べれば、 重ね小パン3発でラオウのブーストゲージMAXとか、遠立ちD一発で相手のガードゲージが8割飛んだとか、しゃがみD一発で相手がピヨったりとか 、まさにバグと呼ぶに相応しい異常なレベルである。
相手からしてみれば、立ち回り最低レベルの癖に、一発刺さっただけでそこから長い長いコンボが始まり、ラオウ側のコンボミスを祈りながら画面を眺める時間が続く。
その末に、祈り空しくコンボ完走で問答無用で大逆転即死、あるいは即死が完走できなくても突然の補正切りやゲーム中最悪の蓄積バグが襲い掛かる。
なんだかんだでトキ、レイ、ユダと同様、この世紀末ゲーにおいて 対戦相手の心をへし折る能力を持っているラオウは間違いなく格ゲーレベルを逸脱している
事実、 3強を相手にするより嫌だ という人もいる位なので、対ラオウ戦のプレッシャーが如何程のものかは想像に難くないであろう。

主な使い手としては
  • 「ブルマ勢」の名で親しまれ、現プレイヤーの中では1、2を争う腕前を誇る青カラーのライブララオウ
  • 「志郎コンボ」の開発者で、引退した今でも最強ラオウ使いと称されるレジェンドプレイヤー、赤カラーの志郎ラオウ
  • 異様に高い目押し精度を誇る白カラーのこじゅラオウ
  • AC北斗稼動店が無いという環境においてなお凄まじい腕前を持つ秋田在住・黒カラーのジェフリーラオウ
  • 機械じみたコンボ精度とアドリブ力の高さに定評のある黒カラーのKAラオウ(レイ使いのK・Iとは別人)
などが有名。

+ 参考動画
+ CPU専用キャラ拳王について

MUGENにおけるラオウ

MUGENに存在するラオウは以下の通り。
当初は他の北斗勢に遅れを取っていたが、現在は本体・AIともに数が増え、その凶~狂キャラぶりを遺憾なく発揮。
世紀末覇者のMUGEN界への進軍は着々と進んでいる。

+ ドロウィン氏製作の「ラオウ」
+ Ataru氏製作の「ラオウ」
+ 漆黒氏製作の「ラオウ」
+ バット氏製作の「ラオウ」
+ なだげつ氏製作の「世紀末覇者」
+ ガンヴァ氏製作の「ラオウ」
+ way-oh氏製作の「ラオウ」
+ 雑魚氏製作の「世紀鬱覇者ラオウ」

他にais氏によって北斗2体目の神キャラ「神ラオウ」が存在。
大魔法が似合わないと評判である


+ ストーリー動画での扱い

出場大会

+ 一覧

出演スト-リー

+ 一覧

関連項目

北斗羅裂拳 秘孔新血愁 無想転生 天将奔烈 北斗滅天把

「俺に後退は無い!あるのは前進勝利のみ!!」


おすすめコンボ

+ ドロウィン氏作のラオウの場合
+ 漆黒氏作のラオウの場合

*1
本人曰く、''「驕るなサウザー! 貴様の体の謎はトキが知っておるわ!」''。
全国の読者から 「お前は知らんのか!」 とツッコミを受けた迷台詞である。まぁ、だからこそ決闘を避けていたのだが。
『ラオウ外伝 天の覇王』では過去に対決していた事になり、体の謎が解けず一度は負けたケンシロウに対し、
解けずとも闘気で大ダメージを与え互いにボロボロになり引き分け、その際に停戦協定を結んだ、という事になっている。
秘孔が通じずとも引き分けに持ち込めたのだから、剛の拳の実力と北斗の長兄・拳王の誇りは守られたと言えよう。
なおAC版のサウザー戦イントロでは「貴様の体の謎などとうに知っておるわ!」に変えられている(トキがバラした?)。
…はずなのだが、サウザーに敗北した時のセリフは「貴様の体の謎がわからぬ…」。 どっちだ 。(トキが騙した?)
*2
獄長ウイグルによって支配される、鬼と呼ばれた凶悪犯たちが哭いて出獄を乞う「鬼の哭く街」。
ラオウが捕らえさせた拳法家を収容し、その拳法の真髄を白状させて己の物とするための施設でその為には家族の命を盾に脅したり騙す様な手口も使い、妻子共々獄中死した事例も。
「生まれて初めて女を手にかけたわ!」とはいうが、間接的には女子供も殺している事になる。
強敵と戦いその拳を「奥義・水影心」で身に付けるケンシロウに対し、ラオウはこの点で一歩劣っているという見方もある(水影心の方が後の登場だが)。
『ラオウ外伝』では、「戦乱の世においていつ失われるやも分からない数多くの拳法を、
あらゆる流派の奥義を一つの書物『ラオウ拳譜』に纏め後世に語り継ぐ事で、失わせずにすませる為」という独自解釈でフォローされている。
*3
他にも 燃え滾る炎の中に両手を突っ込み、中の岩を握り潰し、「燃えさかる炎もこの完璧なる肉体をやくことはできぬ!!わが肉体は無類無敵!!」 なんて事もやっており、
更にその前には、全身を自らの炎で包みラオウと玉砕しようとした漢がいたが、 ラオウも黒王号もまったくの無傷だった
もしこんな炎耐性まで原作再現されていたら、 ジャギの一撃必殺やドラム缶などが効かなくなるところだった
せめてマッチ投げくらいは効かなくてもよかったんじゃないだろうか。
*4
しばしばラオウは伝承者となった後のケンシロウを倒せていないとされ…というか、確かに倒した事は無い。
実際に作中で伝承者となった後のケンシロウを戦闘不能に追い込んだのはシン・サウザー・カイオウの3人だが、しかし無想転生すら真正面から打ち破ってきたカイオウはともかく、
他の2戦に関しては、ケンシロウがそこまで闘いを望んでいなかった、且つ、二人の闘志に相手の命を奪う程か否かの差があったシン戦、
体の謎さえなければ、ケンシロウが勝っていた(拳の勝負では貴様が勝った)とサウザー本人が認めていたサウザー戦と、
まだケンシロウの完全敗北というには足りない点が在り、そして3人とも、再戦では云わば追い詰められていくような負け方だった。
それに対し、この時のラオウはレイを殺し(レイが目覚めた時のケンシロウの反応から、レイは既に事切れたと思っていたようである)、
ケンシロウの怒りを買い、更に馬上というハンデを与えつつも、実際にはこのようにケンシロウを殺しかけているのである。
ジュウザ戦後のケンシロウとの戦いでは無想転生に恐怖を抱きこそしたが、直後に初めて自らの死を覚悟して戦いに望もうとしていたし、
最終決戦においても最期までケンシロウと互角に闘ってみせたラオウは紛れも無く「 ケンシロウ最大の強敵 」だったのである。 やっぱり(原作者の)愛だよね!
*5
出典は、週刊少年ジャンプ特別編集『北斗の拳 SPECIAL』の原作者インタビュー。
このムック本、シンの流派を南斗孤鷲拳と明記した最初の書籍だったりと資料価値が高く、ファン必読。
ユリアが母親だとするとどうしてもレ○プという事になってしまうので、原哲夫先生と担当編集の堀江信彦氏が猛反対し、結局作中では明確にされていない。そりゃそうだ。
ケンシロウによればラオウはリュウを忘れる事も捨てる事も出来ない己の弱さと戦っていたらしく、
ラオウ生前にリュウが生まれていた事が解るため、ユリア母親説は時系列的にありえないという指摘も多い。
当時のジャンプに後付矛盾設定なんか日常茶飯事だが
*6
各ゲージが少し溜まり、「呼法ストック」を1つ溜める構え技。
3つまでストック可能で、呼法ストックを1つ消費する事で、次に出す一部の必殺技の各能力を上げた強化版にしたり、一部の強攻撃を溜める事でガード不可にできる。
呼法ストックは時間では減らず、これで強化された技を出した場合にその時点でストックを1つ消費する。
溜めが必要な通常技はともかく、必殺技は強制的に強化版となる。
元ネタはケンシロウの「転龍呼吸法」と思われるが、本作には無い。
*7
釵ヒット時の相手の仰け反り時間が長めに設定されており、近弱Kや屈弱K、近立強Kへ繋げる事も可能。

「北斗神拳には二指真空把がある!! 撃った矢が自分に返ってくるぞ!!」

「え!?」 「なに!!」

「俺もトキも同じく目指した、バイクのエンジン音…」

「認めぬ!ましてや俺は北斗の長兄!!」