デブラス

ファイターズヒストリー』シリーズで知られるデータイーストから1990年に発売されたシミュレーションゲーム『大怪獣デブラス』に登場する怪獣

ゲームの概要

プレイヤーは地球防衛隊の一員となって、ゲーム冒頭で日本に流れ着いた古代鳥獣ヤセギュルウスの卵を輸送車で運び、
迫りくるデブラスから卵を守るため戦車や戦闘機などを駆使して侵攻を止めるのが目的。
しかし特撮モノのお約束を踏襲しているこのゲームでは、
防衛隊の兵器はせいぜい足止め程度にしかならず大抵はデブラスの攻撃一発で倒されてしまう。
また、輸送車の移動距離はサイコロ式のルーレットで決められるため、
目押しを失敗すると小さい目ばかり出てあっというまにデブラスに追いつかれてしまうことも…。

ゲームとしての出来自体は悪くないのだが、上記の要素もあってか評価は賛否両論にわかれる。

また、このゲームを語る上で外せないのが あまりにも自重していない様々な特撮作品のパロディ、オマージュである。
  • やまね博士→1954年版『ゴジラ』の山根恭平博士。ちなみに見た目は芹沢博士
  • ヤセギュルウス→『ウルトラQ』に登場する怪鳥ラルゲユウルス
  • ヤセギュルウスの吐くガリガリ酸→『ウルトラQ』に登場するリトラが吐くシトロネラ酸
  • ハイパーX→スーパーXシリーズ(平成ゴジラVSシリーズ)
  • ひまん星人→見た目が『怪獣大戦争』に登場するX星人
  • 「わんだばだ、わんだばだ・・・」→MATのテーマ(『帰ってきたウルトラマン』)
  • 「あっせ あだほい、へめれけさもあい!」→『キングコング対ゴジラ』でファロ島民が歌う歌の耳コピ?
このほか中盤で倒されたデブラスから新たに2匹の怪獣が生まれるイベントシーンは『モスラ対ゴジラ』における双子のモスラの誕生、
爬虫類型怪獣とそれに有効な武器を持つ鳥型怪獣の対決という構図はウルトラQ第1話「ゴメスを倒せ!」を彷彿とさせる。

デブラスについて

M48星雲ひまん星から送り込まれた怪獣で、隕石の姿で地球に襲来した。
その目的はヤセギュルウスの生き残りをせん滅することで執拗に卵を狙う。
武器は火炎放射(火球)と角から放つ電撃。生命力が高く、防衛軍の兵器は殆ど通用しない。
中盤では衛星レーザーによって倒されるも、その死骸から新たに2体の怪獣が生まれ、
キングデブラ、クイーンデブラと名付けられる。さらにキングの方は
グレートデブラへと進化を遂げ、この直前孵化したヤセギュルウスと戦いを繰り広げる。


MUGENにおけるデブラス

アナログマなどを手がけた飯場半氏による手描きのものが存在。
パワー型のキャラで動きが重く、ダッシュとバックステップがない。
特殊なシステムなどはなく、シンプルな性能をしている。
それでも技の威力は全体的に高めでやはり怪獣らしくパワフルである。
またlifeが1250、defenceが160と少し高めで固く、総合すると通常のキャラの2倍の耐久力を持つ。
大きさは他の怪獣キャラに比べると小さめ。

通常技は隙が少ないしゃがみ突きとリーチの長い尻尾大回転、ぶちかまし(下段判定)が使いやすい。
必殺技の火球と電撃はどちらもやや発生が遅いが電撃には出だし無敵がある。
特に強版はリーチ、威力ともに優秀なので積極的に使っていきたい。

超必殺技では自身に向かって発射される衛星レーザーをデブラスが避け、相手にだけあたるというもので
無敵が長く、威力も高いので全体的に技の出が遅めのデブラスには重宝する。横方向へのリーチは短いので注意。

AIは搭載されていないが、特撮キャラに定評のあるmuu氏によってAIが製作され、公開されている。AIレベルも10段階に調整可能である。

出場大会