ビビ・オルニティア


名前:ビビ・オルニティア
種族:黒魔道士の子ども
年齢:9歳(見た目。実際には1歳)
利き腕:右
生年月日:1799年7月ごろ

「生きてるってこと証明できなければ
  死んでしまっているのと同じなのかなぁ…」

2000年発売の旧スクウェアのRPG『FINAL FANTASY IX』に登場するキャラクター。
上手の通り、帽子を深く被り目が光っているのが特徴的なジョブ「黒魔道士」の
(どちらかと言うとデフォルメ的で非現実的な)姿を、リアルな表現に適した3Dグラフィックス上で
そのまま再現したある意味革新的なキャラクターである。
内気で控えめな性格で、帽子を直す仕草と頻繁にコケる所がカワイイと評判(?)で、FF9のマスコット的役割を果たした。
少年キャラにありがちなクセのある生意気さや反抗期的な部分がなく素直な性格。
設定は以下のように重めだが、プレイヤーを苛立たせる電波な言動は無く、健気さもあいまってか愛着がわきやすい。
作品そのものもそうだが、原点回帰を感じられる外観と、不可の少ない部分が人気要因の一つだと思われる。

表向きは貴族の町トレノ付近の洞窟に住むク族のクワン(クイナの師匠であるクエールの師匠だった人物)に育てられた少年。
ビビという名も、世の中の基本的な知識も、全て彼から授けられたものである。
そのクワン自身が変わり者であった為、自身の素性や生い立ちに何らの疑問も抱いていなかったが、
クワンの死をきっかけに洞窟を出て、芝居を見ようとアレクサンドリアに向かった事で、騒動に巻き込まれる。
行動力や判断力に乏しく、人に頼らなくては何もできないタイプ。
動作もトロく良く転ぶ、一見足手まといな存在だが、魔道士としての潜在能力は非常に高く、
自分自身ではそれをコントロール出来ない程にあるという。

その正体は、「霧」によって作りだされた黒魔道士兵のプロトタイプ。
FF9の世界には煙状として大気のように存在する「霧」と呼び習わされる気体が存在しており*1
これを良く分からない謎な方法によって動力とする霧機関が、主に飛空艇の動力機関として存在している。
この「霧」に秘められたパワーを利用し、ジェノム(テラにおける人型の生命体)の作成法を応用して
クジャによって造り出された人形のような兵器が黒魔道士兵である。
兵器として利用されるものなので、大多数は魂や自我を持たず寿命も短いが、高性能で寿命も長いプロトタイプも存在する。
しかし、ゾーンとソーンの不注意で運搬中に落下してしまったため、現存していない事になっている。
こうして生産された量産型の魔道士兵は、無意思かつ無慈悲にブルメシアやリンドブルムを侵攻した。
より後に造られ、強制的に意思を持たされた3体の「黒のワルツ」は、任務に忠実な「兵器」そのもの。
ビビ自身もその格好からブルメシアでは化け物扱いをうけたり、生産していたダリで荷物扱いされて運ばれそうになったりもしている。

物語を進め他の人形たちに出会い、自分にそっくりだということを知って、自分も造られた存在であるのではないか、
自分は人間と何が違うのかと思い悩む。
やがてその想いは、仲間達と触れ合い、経験していった冒険の中で少しずつ蓄積され、
テラで自分と似た存在のジェノム達に接触することで吹っ切れる。

また霧の無い「外側の大陸」には、ビビとは型番*2が違う、何かの拍子で自我に目覚めた
量産型魔道士達が集い暮らす村がある。彼らは人間の真似事をして店を開いたり、帽子で墓を作ったりと健気。
近隣に住むドワーフから「クロマ族」と呼ばれており、交流もあるようだ。
中には一人妙に悟りを開いた288号という黒魔道士がいる。
彼と無知な友達の「生命と意識」についての語らいは中々深い会話である。
彼らは自分達が長くはない、という運命を悟り、その上で自分達の力で生きていこうとしている。
そして、彼らとの交流の中で死について考え、自分の存在の意味を見つけていく。

+ EDネタバレ注意

戦闘では多彩な黒魔法による攻撃が強み。
FF9には白魔法の使い手が二人いたりするが、黒魔法が使えるのはビビ一人なので、登場の早さもあって主力になりやすい。
トランスすると「黒魔法」が「W黒魔法」になり、所謂「れんぞくま」が可能に。
「ためる」のコマンドは、魔力を25%上昇させるもので、最大99まで上がる。
このため、序盤でも「ためる」×n→「黒魔法」で簡単に特大ダメージを出せたりする。
また、スタイナーがパーティーにいると、スタイナーが「魔法剣」を使えるようになる。
物理攻撃は貧弱だが、「追加効果発動」のアビリティをセットして、追加効果を狙って攻撃させるのもアリ。

+ 他作品でのビビ

(以上、Wikipedia及びファイナルファンタジー用語辞典より転載、一部改変)


MUGENにおけるビビ・オルニティア

sion氏が手描きで製作したものが公開中。
様々な魔法による攻撃が特徴で、中には原作では使えない魔法を使用する事もある。
遠距離でファイアやブリザドを用いて砲台に徹したり、
接近されても近接攻撃やクエイク、対空に使える超必扱いのファイガなど攻め手が非常に豊富。
ストライカーとしてジタンを呼ぶ事も可能で、コンボ切り等に使えるナイフ攻撃。エーコを呼ぶ事も出来、体力を回復してくれる。
更に最新版でフライヤが追加され、上空からジャンプで攻撃してくれるようになった。
コマンドが非常に簡単なのも特徴で、初心者やキーボード操作等でも安心して使いこなせる親切な設計。
また、動作は基本的に遅いが、走り動作には喰らい判定が無く無敵で、たまに転ぶ事もあるが、その際には頭に攻撃判定がある。
デフォルトでAIも搭載している、まだ製作中の段階ながらも非常に完成度の高いキャラである。

最新のものはMPとATBゲージも搭載している。
各種魔法にはMPが設定されており、発動するたびにMPを消費する。勿論、MPが足りなければ魔法は使用出来ない。
挑発動作で使用できるエーテルを使って回復できる。なお、最大MPは151。
ATBゲージはモンスターが持っているものとは異なる。
ファイガ、メテオ、ダッシュ移動をすると消費され、回復するまでこれらは使用出来なくなる。

また、原作同様「ためる」事も可能で、魔法の威力を1.25倍にアップさせる(1回魔法を使うとリセット)。
重ねがけする事も出来るため、何度も重ねがけすると魔法一つで10割奪うのも夢ではない。
+ 使用する魔法
外部AI等の作成は自由との事なので、今後次第では出番が増えるかも。

出場大会

削除済み


*1
ここでいう霧は水蒸気が大気中に散逸した状態のことではない。
ガイアの中心にある生命の源(FF7で言うライフストリームみたいなもの)を利用してイーファの樹の地下深くで作られている。
死んだ者の魂をテラに送る際にできる廃棄物(クジャは魂の残りカスと言っている)で、
人々の闘争本能を刺激する効果があるため、文明の発達した霧の大陸にわざわざ根を伝って送り込まれた。
そして争いの結果ガイアの魂がテラに流れ込み、そこから再び霧が生まれることになる。

*2
彼らには製造された時期によって型番が存在する。ビビに似たオーソドックスな姿の1~99番を「タイプA」、
コートのような分厚い服を着た100番台を「タイプB」、杖を持った200番台以降を「タイプC」と呼んでいる。
当然、後に作られたものほど兵器としての性能は高い。



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