偽死神五世


VIPRPGツクールスレの「もしもシリーズ」に登場するキャラ。愛称は「偽五」。

亡霊騎士アンデッドナイ(脱字ではない。彼の悲劇についての詳細は 大百科の当該項目 を参照)に仕える偽四天王(約七人)の一人。
「偽の死神」ではなく「死神五世」の偽者。大鎌を持ち、赤いローブを着た死神の少女。
本家同様アンデッドな場合とそうでない場合がある。
一部作品では足がなく、幽霊のような下半身で描写される。
明るく稀にツンデレと本家以上にキャラがしっかりしている。
その性格は主に本家に対して発揮され、今でも、頻繁に部屋に入り浸っているようだ。
ツンデレではない事もあるが、その場合は普通の明るい少女。
たまに本名として「キリ・タヒネ」という名前が使用される。
偽死神五世誕生秘話

ちなみに戦闘力は女勇者リリアと並んでまな板とされる事が多い。
また、料理が趣味だが、ハーピーのハーたんと並ぶ腕前(悪い意味で)。

+ 本物の死神五世について
「五世でゴセイ」

魔王軍四天王(四天王なのに何故か五人)の一人で、大鎌の似合う死神。姿は青いローブを纏った
歌や料理など多芸だが、少々目立たない。キャラ付けで「~でゴセイ」口調になる事も。
女体化(人間化)能力を持ち、エロいお姉さんや暑苦しい筋肉男の姿になれるが、逆に本来の骨キャラが食われ気味。
偽五世との絡みがある場合は骨の姿で頑張っている事が多い。

+ VIPRPGツクールスレについて
ニュース速報VIP板にあるスレッド。『RPGツクー』を用いたゲーム制作が行われている。
後述する「もしもシリーズ」に代表されるような世界観、キャラクターを共有する環境が特徴。
大勢の素材やゲームの作者がおり、定期的に大作を同時に大量公開する「祭り」も開かれている。

+ 「もしもシリーズ」について
「もしも勇者が最強だったら」から始まったギャグゲームシリーズ。
あらゆる物を吹っ飛ばす「もしもの力」を手に入れた主人公が群がる敵を一掃する爽快感とバカな会話が強烈。
シリーズは2005年頃から始まり、すでに10年以上続いている。そのため、話も登場キャラクターもかなりの数がある。
大量の敵を次々と吹っ飛ばして行くのがこのシリーズの醍醐味だが、物語や自作システム、演出、一発ネタを見るタイプの話も多い。
基本はギャグゲーだが、シリアスなシーンがある話、市販ゲームやRPGツクールのサンプルゲームのパロディ作品も存在する。
もしもシリーズから誕生した多数のキャラクターを用いて、通常のRPGやアクションゲーム、SLGなど多様なゲーム作品も製作されている。
全てはここから始まった

殆どの作品が『RPGツクール2000』で作られているため、プレイするにはRPGツクール2000RTPというデータが必要。
RTPはエンターブレインのサイトから無料で入手出来る。

もしもシリーズは不特定多数のツクラーが世界観やキャラ設定に相互に影響を与え合う一種のシェアードワールドであり、
下記の偽死神五世と死神五世の設定もごく一般的な、多くの作品で使われている設定にすぎない。
MUGENストーリー動画で例えるなら、
ルガール運送会社を経営しており、クリザリッドら多くの社員を抱え、ボーダー商事などライバル各社としのぎを削っている」
という設定と同程度のものであり、
作者によってはほとんど顧みられず独自色の強い設定が用いられる事も少なくない。
ツクスレには作者ごとの裁量の自由の尊重を象徴する言葉として「はいはい設定設定」なる定型句がある。
投下されたゲームに対して「お前の作品の○○の設定は俺のイメージと違う」「既存の作品群と著しく矛盾する」
といったようないちゃもんを付けるなど、自分好みの設定を他人に押し付けた場合にこのお決まりの返しがくる。
所属、口調、名前、性格、交友関係etc…「もしも○○が○○だったら」で全てが許されるのがもしもシリーズなのだ。

(出典:もしもシリーズ設定@wiki、VIPRPG@Wiki 一部加筆)


『もしも世界に新しい風が吹き荒れるなら』の偽死神五世


『もしも世界に新しい風が吹き荒れるなら』とは『RPGツクール2000』で作られた格闘風アクションゲーム。
+ どんな内容?
戦闘前にあらかじめ技のカードを組み合わせたデッキを作り、格闘場面では引いたカードを決定キーで使用する事で戦闘を行う。
ストライカーや飛び道具から通常攻撃に到るまで、全ての攻撃手段は引いたカードによって決まる。
引いたカードはキャンセルキーで捨てる事も出来る他、ストライカー発動中は別のストライカーのカードを使用しようとすると自動的に捨てられる。
デッキのカードが尽きると一定の時間経過の後、再度全てのカードが用意される。
一部カードの使用とガードはMPを消費する。MPは時間経過で自動回復する。

偽死神五世はこのゲームで主人公に抜擢されており、ゲーム作者によりドット絵で多数のアクションが描かれている。
MUGENの偽死神五世はこのゲームをベースに作られている(原作者の許可も下りている模様)。
なお、MUGENの偽死神五世のストライカーに従来のもしもシリーズで接点の少ないキャラが多いのは、この作品由来である。

余談だが、このゲームの敵はあらゆる作品から引っ張って来ているため、ある意味MUGENっぽい。
というか、実際にMUGENなどからの流用である。
そもそも作者曰く「MUGENが動かないPCのために作ったもの」であり、故にMUGENキャラとしての配布は行われる予定は無かった。


MUGENにおける偽死神五世

名無し氏によるものとその改変版が複数存在する。
なお、名無し氏曰く、
「一人の名無しが『もしも世界に新しい風が吹き荒れるなら』作者に許可をとって作成したものです。
 VIPツクスレ全体とは関係はないです。ツクスレはツクールするスレですので、このキャラやMUGEN・ニコニコに関する話題は控えてください。」
との事なので注意されたし。

+ 名無し氏製作
  • 名無し氏製作
正式公開バージョンの完成度は36.8%との事だが、使用する分には問題無く、むしろ完成度は高い。
11Pカラーでゴールドとなったり、ブリス七つの傷が無い…にも対応している。
脳内住民氏によるAIも存在するが、デフォルトで超反応ありなので気になる人はAIレベルを下げよう。
残念ながら2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅しており、正式公開版は本体・AI共に現在入手不可。
ただし、後述の仮最新版の本体とAIのみ、公開先であるMediaFireが健在なため入手可能。

カオス同盟氏によるAIも公開されている。ただしシステムの都合上対応verは0.25版のみ。
常に鎌を振り回し縦横無尽に突き進むスタイルのAIで、製作者が「偽五プター」と名付けた。
この偽五プターというネタAIで済めば良かったのだが、システムの欠点を偶然発見し、
あろう事かストライカーを1ゲージで全員呼び出せるようにしてしまった。
きっかけはラナを入れてHP回復要員を付けた上でメジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会に出場させた所、
なんとラナを呼び出した後、アーサーが来た事から始まった。
一応、数の暴力化スイッチはあるので気に入らない人はOFFにするといい。

+ 技解説(ver0.32当時の物)
xで弱攻撃。yで中攻撃。aで強攻撃。bでストライカー召喚(後述の)4ボタン方式。
立ち弱 げしげし。立ち・座り通常技に繋がる小パン
立ち中 出が早く射程も長い足払い。落下中の敵を拾える
立ち強 広範囲多段攻撃。振り回すだけでおk
座り弱 ぺしぺし。立ち・座り通常技に繋がる
座り中 チートな判定を持つ多段攻撃。ロレントさん腋巫女のしゃがみ攻撃
座り強 相手を浮かせる。コンボ始動
空中弱 てちてち。空中通常技に繋がる
空中中 ニセゴプター。座り・強から繋げると良さげ。足元に攻撃判定は無い
空中強 広範囲で威力も高い攻撃
スウィング 6+中 範囲が狭い。地上当てだと相手を大きく横に吹き飛ばす
強撃 6+強 鎌を振り回したあとに威力の高い中段攻撃
シェイドI (空中可)214+弱 ゆっくり飛ぶサイコボール。転倒効果、削り効果
シェイドI+ (空中可)214+中 斜め上に飛ぶ版。共通で1画面に1発のみ出せる。削り効果
シェイドII (空中可)214+強 射程の短い魔法。2段目に当たると大きく吹き飛ぶ。削り効果
シェイドIII 623+弱 目の前に天井まで突き抜ける柱を出す。削り効果
シェイドIII+ 623+中 少し離れた位置に出す。削り効果
シェイドIII++ 623+強 敵の目の前に出す。削り効果
突進(地上) 236+弱 鎌を頭上で振り回しながら少し進む
足払い (突進中)236+弱 下段攻撃・転倒
振り下ろし (突進中)236+中 中段攻撃・転倒
打ち上げ (突進中)236+強 上段攻撃・相手を高く打ち上げる
空中突進(弱) (空中)236+弱 鎌を頭上で振り回しながらかなり進む
空中突進(中) (空中)236+中 すごく進む
空中突進(強) (空中)236+強 斜め下に急降下
死神四世 (地上)236+中 死神四世が急接近して斬り付ける。召喚扱い(ゲージ100消費)
ヘレン (地上)236+中 チェーンソーで削る。出は遅いが威力が高く削りが強い。召喚扱い(ゲージ100消費)
大連撃 236236+攻撃ボタンどれか 10本ほど斬撃を飛ばす。発生から終わりまで完全無敵
バーストIII 236236+召喚 サモンが目の前で大爆発を起こす。削り効果
超アーサー 214214+召喚 アーサーなんだぜ!
  • 召喚
喰らい判定は存在せず妨害不可。
召喚ゲージが溜まった状態で、地上に立っている時に使用可能。
ゲージ横には次に召喚するキャラが表示される。
以下のいずれかがランダムで出現する。そのほとんどがダウン中にもヒットする。
アーサー バルディッシュ 相手の目の前に出現し攻撃。出が早く当てやすい。アーサーなんだぜ!
アーディス 緑の雄志 偽五の背後から出現しガード不可の矢を射る。なんかボイスがランダム
アルベルト ミスリルサーベル 敵の目の前に降ってきて大威力の攻撃
ウォーターI ウォーターI ランダムで三方向にウォーターIを放ち、1/10の確率で血水化
エロリア 闇の剣 偽五の背後から敵に接近しすばやく広範囲を斬り上げる
エンリュウ 竜巻炎竜脚 相手の背後から竜巻炎竜脚をしながら画面端まで飛んでいく
恍惚なる闇 ミスリルレイピア 敵の背後に回り込み2連撃を放つ。上昇時も判定がある
サモン アイスIII 目の前で広範囲氷ゲイザー。当たれば少しだけ相手の動きを止める
死神四世 血塗れの大鎌 出現後、相手の背後に飛び斬り付ける
ダークジャンヌ パルチザン 敵の頭上から振ってくる。本家にあった衝撃波は未搭載
ディオナ 速射 偽五の頭上から斜め前に向かって矢を放つ
偽ダークエルフ バスターソード 相手を吹っ飛ばす。出が早く判定も良好
ハー妹 飛行遊泳 偽五の背後上空を飛行。毎フレーム1/50の確率で羽根が飛ぶ
ブラッドウォーター ブラッドウォーター ガード不可全画面追加攻撃
マオ 中華包丁 少し前で半月斬。判定も威力も弱い
ラナ ヒールII 偽五のライフを200回復する

ちなみに召喚で出現するストライカーの内の一人アーサーは、
彼の持ちネタである「アーサーなんだぜ」を叫びながら相手の目の前に出現し、攻撃を加える。
偽死神五世の超必殺技「超アーサー」では「アーサーなんだぜ」を連呼しながら連続で攻撃を加える他、
勝利時の演出でもアーサーが登場する為本体よりも目立っているとの意見も。

+ アーサーについて
同じくもしもシリーズに登場するキャラクターの一人。
姿はRPGツクールに用意された吟遊詩人の素材(用語で表現すると"RTP")で、
名前は『RPGツクール2003』のデータベース上で付けられたデフォルトネームである。

機動戦士ガンダムF91』の作中セリフ 「アーサーなんだぜ?」 を連呼するという持ちネタがあり、登場する場合の定番ネタとなっている。
というか影が薄くてこのネタ以外では出番が殆ど無い。

+ 名無し氏製作 仮最新版
  • 名無し氏製作 仮最新版
ホームページ掲示板でシステムを変更された仮最新バージョン(ver0.36.8)で、実験的に公開されていたもの。
ストライカーを任意で呼び出す事ができ、さらにストライカーや必殺技が追加されている。当然脳内住民氏のAIもあり。
しかし。仮最新版だけに不具合でシェイドIIIが当たらない、空中必殺技のデスサイズムーブサイクロンクイックが異常な性能など、
若干不安定な要素がある。

+ 脳内住民氏製作
  • 脳内住民氏製作
AI製作者である脳内住民氏により改変版。
ゲージを3本にしたり、通常技をゲージ技に変更したりといった調整が加えられている他、
当然ながらAIもデフォルトで搭載されている。
4段階にレベル調整可能なのだが、レベル4はアーサー特化AIであり、ゲージが溜まるとすぐアーサーを呼ぶ。
というかアーサー発動中はゲージを溜める。超アーサーは持続が長いので、
アーサーが去る頃には既に、もう少し溜めればまたアーサーを呼べるほどになっている
正にアーサー地獄である。当然相性が出やすいので注意。

+ 莉琉氏製作 改変版
  • 莉琉氏製作 改変版
2013年7月30日に山本ブライアン氏(現・莉琉氏)によって公開された、常にフードを被った改変版の偽死神五世(最終更新版はVer1.12)。
改変元と比べて全体的に性能が強化されており、「大連撃」という技が追加されている。
ただし、残念ながら現在は公開を停止している。

AIは未搭載だが、ギル氏の外部AIが氏のOneDriveと語るスレ用小物ロダで公開された。
カオス同盟氏も外部AIを製作しており、こちらも氏のOneDriveにて改変前の偽死神五世のAIと共に公開中である。

+ 莉琉氏製作 偽死神五世EX
  • 莉琉氏製作 偽死神五世EX
脳内住民氏の改変版をベースに、対人用に更なる調整を施したもので、現在はこちらも公開停止。
上記のフード付きをセルフリメイクしたというわけではないので注意。
ホルン氏による外部AIが公開されており、恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、召喚の設定が可能。
想定ランクは強との事。


ちなみに、MUGENの偽死神五世はベースとなった作品の関係で常にフードを脱いでいるが、
元ネタであるもしもシリーズでの偽死神五世は赤いフードを被った姿での登場が一般的である。
もっとも、フードを取った歩行グラや顔グラがほとんど無いからというのもあるが。

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2024年01月14日 15:59