紅麗


安西信行の漫画『烈火の炎』の登場人物。「くれい」と読む。
主人公・花菱烈火の異母兄(側室の子)で、烈火より4つ年上(20歳)。CVは置鮎龍太郎

炎術士として産まれ、火影忍軍次期頭領と目されていたが、異母弟の烈火も炎術士であることが判明したため、
「呪いの児」の烙印を押されてしまい、母親共々火影一族から迫害され続けた。
烈火と共に現代に飛ばされた後、裏社会を牛耳る事業家・森光蘭に拾われ、右腕として育てられる。

本来の彼は恐らく情に深く心優しい性格であると思われるが、
村八分に遭う幼少期を過ごし、義父に利用され、目の前で最愛の女性を義父に殺された結果、
残忍で冷酷な一面が強く表れるようになってしまった。
現代に来た彼を実の子のように育ててくれた義母の命が森に握られていることもあり、服従している。
そのため敵対する者や役立たずはあっさり殺すし、彼を心底慕う配下にすら心を許さない。
……と、周囲の人間すら信じていたが、私情で戦った臣下の死に際の武運を祈る言葉に「さらばだ」と素直に応じ、その死を侮辱する者に怒りを見せたり、
また紅麗自身も気付いていない心の奥底で仲間を大切に想っており、部下でありながら友人と言える立場の人物からは「共に歩む人物を選んでいる」と評される。
普段の態度には、おそらく弱みを見せて二度と森に付け入る隙を見せたくないという心理も働いているのだろう。
ちなみに、何やかやで彼のことを心から慕っている人はそれなりに多い。幹部級の人間はともかく、下忍に相当するクラスに過ぎない配下もその限りではなく、決して冷血漢ではないようだ。

作中でトップクラスに不幸なのは事実であり、幼少期の出来事以外にも義父から自身と最愛の女性のクローンを「娘」として勝手に作られた挙句、
「より忠実な炎術士が手に入ったからお前は用済みだ」とあっさり捨てられる始末。 彼が何をした。
そもそも「呪いの児」扱いさえ、本来彼こそが正当な炎術師になるはずであった所を、烈火という八竜を宿したイレギュラーが生じたことで、
「不死鳥」という「死者を取り込む炎の型」を忌避されて、逆に忌み子呼ばわりされたというのが実態である。
ちなみに「不死鳥」の型は 先代炎術師の桜火も発現させている ので、人格面でも資質面でも紅麗が責められる謂われは皆無だったりする。 マジで彼が何をした。
なお、森は紅麗の圧倒的な戦闘力を欲しつつも相当恐れており、彼をあらゆる手段で支配しようとしていたことがよくわかる。

物語後半以降は、烈火との死闘、森からの解放を経て「裏火影」という自身の為すべき答えを出し、決して正義や善とは違う立場から森の野望に戦いを挑む。
様々な理由はあったとはいえ、彼は確かに多くの悪を為したが、しかし物語に必要不可欠な魅力的な登場人物である。
ちなみに、実母の言葉もあって火影そのものや父に対しては敬意や誇りを抱いていた。
と言うより、彼の憎悪は烈火と森に(及びそれに近しい存在に)のみ向けられていたと言う方が正しい。

炎の型は「不死鳥」。死んだ人間の魂を取り込み、自らの炎として扱う能力を持つ。
紅麗は最愛の女性・紅(くれない)と、最も信頼していた部下の1人・磁生(じしょう)の魂を取り込んでいる。
紅は炎で出来た天使とも言うべき姿をしており、その姿は美しいがゆえに恐ろしくもある。
磁生は序盤で敵のかませ犬にされてあまりにあっけなく死んだため、回想シーンと相まって生前より死後の方が活躍してるともっぱらの噂。彼の死は能力のあまりの相性の悪さもあったため一概には言えないのだが。
炎になってからはその熱量と自身の恵まれた体格と格闘術を活かして敵をせん滅する。
代表的な技は、紅自身から、もしくは紅麗が紅の片翼のみを生み出して大量の炎の羽を飛ばす「翅炎(はえん)」。
また、炎術だけでなく体術による戦闘力も高く、分身技の「別魅(わけみ)」のような幻術も使いこなす。



MUGENにおける紅麗

GBA版ゲーム仕様+αのものをSIM氏が作成している。
ゲームではラスボスだが、最初に使用可能になる隠しキャラ
性能的には並で、紅麗の前に現れる森光蘭のほうがよっぽどラスボスらしい性能である。
攻撃判定の強い必殺技を多く持っている。飛び道具の飛距離や大きさが優秀。
磁生は発生は遅いが移動も遅いので追いかけることが出来る。紅も発生は遅いが画面端まで届くビーム。
発生の速い普通の飛び道具も持っている。
別魅は5体に分身して最後に1人だけ残る瞬間移動技。

出場大会