アリエッタ



 「にゅ~、アリエッタ平気平気ー!」

1997年にアリスソフトから発売された18禁ゲーム『かえるにょ・ぱにょ~ん』の登場キャラクター。
+ 何このタイトル
主人公が変えられた謎の生物は「パニョン」という名前で、その主人公が元の姿に戻るため故郷に帰る
またこのアリエッタはOPデモで「ダメ! 帰るにょ!」と発言している。
よって『かえるにょ・ぱにょ~ん』。……ということだと思われる。多分。つまり関係無い

+ タイトル絡みのメストネタ
ハタから考えてテンション上げた状態で叫んだら危ない奇声のようなタイトルだが、
実際にネタ発言としてコミックゲーメストで連載されていたG=ヒコロウの「みんなはどぅ?」で使われた。
それも冒頭の一番最初のコマで。

「かえるにょっ!!ぱにょーーーん!!」
「もうお解りですね?今日のテーマはAMショーです」
「分かるかボケ」

まぁある種ヒコロウ氏の芸風なので致し方なし(他にも某ドス竜とかいう例も)。
しかし普通にコミゲを読んでいたアーケードゲーマーは、
この台詞そのまんまのタイトルのPCゲームが存在する事を(恐らく)知らないまま、10年以上過ごしていそうである。

主人公・ポロンと共に旅をする冒険大好き7人娘の一人
「7人の中では一番幼いが、結構しっかり者。体は小さいけど意外と打たれ強い。人の言動を真似るのは癖?」
というのが公式設定で、それ以上のものは存在しない。
語尾に「にょ」を付けるのが口癖の子供っぽい性格だが、自分より背が低いポロン(本来はもっと高いが)に対してはちょっとお姉さんぶってみたりすることも。
ちなみに視力は両目とも5.0なのだとか(自己申告)。

後に、ポロン、アリサシャルムと共にお祭りゲームである『かえるにょ国にょアリス』及び『ままにょにょ』にも登場し、
その中でもアリエッタはゲーム開始時から登場する初期メンバーとなっているため、『にょ』シリーズの看板娘と言っても過言ではないだろう。

原作中の性能

攻撃力は低いがとにかく防御力が高く、「意外と打たれ強い」とかそんな言葉では済まされない脅威の鉄壁を誇る。
いや、スカート的な意味ではなく。いや、スカート的な意味でも鉄壁なのだが。
物理攻撃に対する防御力はパーティー中随一で、盾役として大活躍してくれる。
ただ、魔法攻撃への耐性はライラと並んで最低クラスなので、無闇に先行させればいいと言うものでもない。

最終クラスは防御系の「プリンセス」。やはりと言うべきか、傘で敵の攻撃を防ぐ。
防御系クラスの特徴として、射程内で攻撃を受けた際50%の確率で反撃を行うという長所もある。
後から別のキャラにとどめを刺させようと思ってた相手に限って反撃が発動することも有ったり無かったり……。
なお、防御系クラスは第1段階では移動力が1下がるため鈍足なイメージがあるが、
第2段階で±0に戻り、第3~最終段階では+1されるため、最終的にはむしろ高い部類に入る



 「ポロン、アリエッタにしっかり付いて来るにょよ」


MUGENにおけるアリエッタ

+ 悠霧氏製作
  • 悠霧氏製作
原作のドットを使用した物。現在はサイト削除で入手不可。
DEFが170とかなり高いが、概ね原作通りである。しかし足は遅い。
ただでさえ手足が短く、傘を使ってもほとんど足しにならないためリーチは非常に短い。
傘を使用する技では、傘部分に敵の攻撃を受けると衝撃波を発するという特性がある。
また、必殺技で画面中に設置することも可能。
一定時間経過するか、もしくは敵の攻撃を10発食らうまで消えないためかなり堅牢。
地震を起こす技(無差別判定)を地上に設置した傘に当てて無理矢理衝撃波を出すという荒技も可能となっている。

基本的には攻撃力は低めだが、例外的にゲージ技の火力はかなり弾けている。
特に、大ジャンプして敵の頭上から襲いかかる天魔覆滅」は、少々当てにくいが1ゲージで1ヒット8割という大盤振る舞い。
AIは搭載されていない。

+ パニオン氏製作
  • パニオン氏製作
悠霧氏と同じく、原作ドットを使用したもの。
ちびキャラではあるが、サイズを1.3倍に拡大しており、食らい判定も見た目より大きい。
設置傘や体当たりなど、一部の性能は悠霧氏のものを参考に作られている。
その他、傘で敵を浮かせたり、空から数本の傘を降らせる技も所持している。
設置傘が強力過ぎるという意見があったため、設置本数や耐久力の調整が可能となっている。
この調整次第では凶クラスと渡り合ったり強キャラといい勝負をしたり、並キャラに負け越すこともある。
氏の解説動画にて詳しい性能が紹介されている。

また、バージョン1.00からポロンが現れてガード不能の全体攻撃を放つ「ぱにょ~んボム」が搭載された。
強力ではあるが、ライフが減らないと使えない、攻撃判定発生まで約11秒掛かる、この技でKOすることは不可能と、欠点も多い。
こちらもON/OFFの切り替えが可能。
AIも標準搭載されている。

最新版ではクラスチェンジシステムが導入された。
DEFは100から始まり、4回のクラスチェンジを経て125まで成長する。
基本データのdefenceは100なので、初期クラスで固定すればステータス変動型の大会でも使いやすい設定となっている。

上位カラーには、狂下位~狂中位の実力を持つ6P狂最上位~準神相当の12Pがある。
12Pの性能については下記動画にて解説されている。

出場大会

+ 一覧
削除済み


最終更新:2021年11月17日 11:33