オロチ



「蛹を破り、蝶は舞う」


格闘スタイル: ----
誕生日: ----
身長: ----(触媒によって変わる)
体重: ----(触媒によって変わる)
血液型: ----
出身地: ----
趣味: ----
大切なもの: ----
好きな食べ物: ----
嫌いなもの: ----
得意スポーツ: ----

THE KING OF FIGHTERS』 '97のラスボス。 '95~'97に渡って展開されたオロチ編のストーリー上の最終ボスでもある。
「地球意思」*1 と呼ばれる実体を持たない魂魄のような 「思念」 の塊であると同時に、ゲーニッツをはじめとするオロチ一族の長。
地球という惑星そのものの意思と言える存在で、遥か古代から地球の自然を守ってきていた。
キャラクターのモチーフは言うまでもなく日本神話 『スサノオ伝説』 に登場する伝説の怪物、ヤマタノオロチとカヲルくん
担当声優はクリスと同じく緒方りお氏。

 本来は自然を守る 「神」 に近い存在だが、人類がその数を増やすとともに社会を形成し
 自然の一部でなくなった瞬間から人類を敵視し、様々な災厄を起こすようになる。
 同時に人類にとってオロチは 「悪」 と呼ばれる存在になった。
 (地球意思であるため、人間の定義における性善説や性悪説に当てはめる事は不可能)
 地球そのものの意思という存在であり、設定資料から判断して
 人類創生期よりも遥か昔から誕生していた模様。
 より広義に見るなら地球創生期に誕生したとも考えられるが、詳細は明らかにされていない。

自然が持つ 「」 「」 「」 「」 「」 「」 「」 「」 「」 などの力を操り、その一部を一族に分け与えている。
これらはあくまで現在判明している力なので、これら以外にも多くの力も操れる。
また、オロチそのものはという力を司っているようだが、果たしてこれがゲーム中で見せる力のことなのか、
それとも全ての力を操れることを指すのかは不明。
感情というものは存在せず、殺戮マシーンのような雰囲気を漂わせている。
さらに相手の思考を読み取る能力を持っており、対象の情報を一瞬で把握することができる。

覚醒には膨大な量の精神力や人間の魂が必要で、
効率よく覚醒を完全なものにするために中でも神の血を引くとされる
オオヤマツミとテナズチの8人の娘、所謂「八稚女」( やをとめ )の魂を得ることでその力は最大限に引き出される。
オロチそのものは実体を持たないため、直接力を行使するには 「触媒」 と呼ばれる依り代を介して
肉体を持つ必要があり、選ばれた触媒によってその姿は変化する。
こうした制限に至るまでにも何らかのいきさつがあったものと思われるが、この点の詳細は全く明らかにされていない。

+ 以下ネタバレ注意(長い)

また、SNKプレイモアのご乱心作品である「KOF SKY STAGE」及びその家庭用移植版である「ネオジオヒーローズ」においても登場しており、
前者では表ルートのラスボス、後者ではラスボスであるジオギガスの変身形態の一つとして登場する。
SKY STAGEでは、異世界の力を使うことで再び他の八卦衆と共に復活し、世界の格闘家達をさらうことによって力を得ようとした。
また、独自に戦闘機や大型戦艦、人型の魂などの兵器を持っており、異世界に侵攻してきたNEOGEOヒーロー達を迎え撃った。
……のだが、蛇に関する名前からしてもオロチ由来に違いないこの兵器達をネオジオヒーローズではダムドのジオギガスも使ってたりする。
まあ、家庭用移植版だからシステムは同じなんで細けぇことはいいんだよ!
後者ではジオギガスがオロチの姿に変身しようとするも、逆にオロチ復活の依代にされてしまい、オロチが体を乗っ取ってしまう。
どちらにおいても戦闘前は人間の愚かさを説きながらも、プレイヤーが見事に撃破すると人類の可能性を信じ潔く再び眠りにつく。
敗北するとガンガン醜態を晒したどこかの誰かも見習って欲しい。

前者では最初はクリスとして登場し、それを撃破することでオロチに変化する。後者では最初から登場し、撃破するとジオギガスとしての本性を現す。
性能は表ルートのラスボスだけあって通常弾幕から非常に凶悪であり、オマケにそれに打ち消し不可能の衝撃波を混ぜてくる。
ゲージ技の「混」は流石に全画面攻撃ではないが、超高速、細くて白いため視認が困難、打ち消し勿論不可の針を何重にも放ってくる。
弱点としてはボスとしてはライフがそれなりに低いところか。長期戦になると不利なため、ボムや超必を駆使して短期決戦を心がけたい。



 KOFを代表するラスボスの一人。
 '97稼動当初はオロチ四天王の残り三人が同時に出てきたばかりか
 オロチ本体までも登場するとは誰も予想しておらず、多くのプレイヤーを驚かせた。
 神話と現代人という相反する要素が同居した不思議なデザインや
 神々しいモーション・ボイスは実に特徴的で、ラスボスとしての貫禄は十分。
 '96で大きな引きを作ったオロチ編のクライマックスという大役を見事に務めてくれたと言える。

 開発時のコードネームはまんま、「長」。
 当初はなんと素っ裸のクリスが光る玉を手に持って闘う」設定だったという
 衝撃の事実が明らかにされている。
 穿いてない(?)劇場でポロリどころの騒ぎではない。
当然というべきか、開発陣でアンケートを取ったところこの案には2票しか入らず、無事却下された。
(後に14年の歳月を経て、全裸ボスは現実となる訳だが……)
また転生後の姿は触媒に左右されるので、女性に憑依した際の画像はとても目を当てられないと思いきや、
しっかり上着を着ている。 脱衣KOが普通に搭載されてた頃が懐かしい。
しかしSNK公式ギャルゲー 『Days of Memories 2』 のオロチルート(仮)では……。

ルガールや八神一族、オロチ一族に力を与えそれを束ねる長ということから、設定上は 「KOF最強」 と認識されているが、
ゲーム中ではCPUのアルゴリズムが2000のクローンゼロと並んで 「KOF史上最弱」 と呼ばれている。
これはスタッフ曰く 「シナリオを楽しませるために敢えてそうした」 とのこと。
しかし性能自体はあり得ないぐらい高いため、プレイヤーが使用すると 「KOF or 格ゲー最強キャラ」 とも言われる。
さすがに近年のシステムが充実したゲームのボスなどと比べると少々厳しいかもしれないが、
少なくともKOFの中では超越した存在なのは確かであり、それぐらいのインパクトがあったということである。

ちなみにオロチがページトップのセリフとともに登場するシーンは有名な空耳スポットとなっており、
草薙を破り、ジョーは舞う」というできれば目にしたくない光景や
「草薙はヤバイ、超ヤバイ」という一族を束ねる長としてどうかと思われる出川哲郎の如きビビリっぷり、
草薙を破り、どう思う?」と言われても困る問いかけなど、様々な例が報告されている。
共通して 「蛹」 の部分は 「草薙」 に聞こえるらしい。
なお、KOFスカイステージやネオジオヒーローズではこの台詞を変身前のクリスが言っており、
ボイスにエフェクトがかかっていないためちゃんと元の台詞で聞こえる。





 「さぁ、無に還ろう」





『ザ・キング・オブ・ファイターズ京』にもラスボスとして登場。
こちらでは原作と展開がやや異なり、オロチがクリスを生贄にした際、シェルミーと社が狼狽えたことから代用するつもりはなく憑代はクシナダを使う予定だったと思しき描写がある。
そしてオロチ撃破後、三種の神器で封じようと試みるも、直前で八神がこれを拒否。
しかも「封印など手ぬるい、倒させろ!」という理由だった事で京と口論になり、その隙にオロチはクリスの肉体から離れてどこかへ消えてしまった。結果、まんまと逃げられたことで京(とプレイヤー)から「護りしもの失格」の烙印を押されてしまった。


あと、'99でK'が登場したとき 「ガングロオロチ」 などと呼ばれていたが、
'98UMでは逆にオロチにガングロカラーが搭載され、 本当にガングロオロチにできる ようになってしまった。
なんというか、やはりというか本当K'そっくりである。
これ以前に、MUGENではオロチ化したK'が作られている。


原作中の性能

'97で登場した際は開発中の仮称のように説明的な技名ばかりだったが、
'98UMではNBCにてクローンのミズチが使う同様の技の名前がオロチに逆輸入されている。
'97での技名の表記は 「神の与えた罰に技名なんかいらない」 というコンセプトだったようである。
ミズチと同様の技名に変更されたことに対する反応は 「呼びやすくなった」「神々しくなった」 など肯定的な意見もあれば
「逆に神々しさが無くなった」 など否定的な意見もあり、賛否両論となっている。

全ての必殺技超必殺技が壊れているかのように高性能。 というか壊れており、性能そのものはミズチを遥かに上回る。
当然プレイヤーキャラとしては反則性能なため、双方ボス同士でなければほぼ対戦は成り立たない。
'97では非常に緩慢だったCPUのアルゴリズムも'98UMでは相応に改良され、かなり手強くなっている。

+ 必殺技解説
+ 超必殺技解説


MUGENにおけるオロチ

自身も多くのキャラが製作されている他、数で言えばその何倍にもなる改変キャラ達に力を与えている。
しかし、ニコニコMUGENではオロチよりも改変キャラの神オロチの出番の方が圧倒的に多い。
ボスキャラ全般に言えることだが、並の大会では強すぎ、神の大会では弱すぎるという微妙な立ち位置が災いし、さらに 「ありえん(笑)」という定番ネタを持つミズチに出番を奪われているのが痛い。
最近になってようやくAIインフレによって普通のキャラ相手でも良い勝負ができるようになってきたため、徐々に出番は増えつつあるかもしれない。

また、ステージ(原作では6種類ありラウンド毎に演出が変わる)はシリーズ屈指の人気を誇り、「97」では使用できなかったが「KOF98UM」では選べるようになった。
MUGENでは床の炎になってたり、ステージ全体が凍っていたり、柱の代わりに歴代のラスボス達の石像が飾られているなど、アレンジされたステージが国内外問わず作られている。
もちろん原作そのままのステージも存在するが、MUGENの仕様で演出の変化は再現できない。

  • Gonzo-氏製作 '97+'98UM仕様+アレンジ
'98UMモード、97モード、さらにオリジナル要素としてストライカーになぜか塩沢ボイスクール・チョイを呼んだり、
裏モードでは羅将神ミヅキの使い魔とアースクェイクをお供に連れていたりする。
原作では近立ち弱Kからの「糺」後は五分だが、隙が更に無くなっているため、立ち弱K→「糺」→立ち弱Kで連続ヒットになり、ちょっと歩きつつやれば簡単にループコンボができてしまったりする。
6Pカラーはボスモード。常時ゲージMAXに加え「混」のダメージが原作再現でえらいことになっている。
何故かドロウィン氏製作の真紅には「大神」が効かず、使っても引き寄せられないバグがある(至近距離で出せば魂を抜くことはできる)。
デフォルトのAIもあるが、対人戦を想定しているのか動きに若干ムラがある。
現在は新たに別のAIが作られており、6Pカラーまでに対応している。製作者はAGGLI氏。
ちなみにLv6にすると・・・。

また、おまけの人氏によってUNKNOWNとの「普通の神夫婦」タッグとしてのタッグ用AIも製作されており、世紀末AIだと二人揃って飛び道具を連発し、ゲージが溜まればオロチが即無に還ろうするかなりえげつないAIである。

  • TightRiam氏製作 '97仕様
KOFボスに定評のあるTightRiam氏製作のもの。
判定やフレームなど、殆どの面で原作を完全に再現している。
AIも入っており、普段の立ち回りは少々ムラが大きいが、火力や体力の高さもあってその強さはかなりのもの。
また体力が減少すると容赦なく永久に持ち込んでくるため非常に凶悪。ジェノサイドカッタージェノサイドカッタージェノサイド(ry
現在氏のワンドライブに接続できない状態なのでDL不可。foxy氏が代理公開している。

  • Zelgadis氏製作 '98UM仕様+アレンジ
上記のGonzo-氏のオロチを基に原作性能を完全に再現、それに加えオリジナル超必が追加されている。
原作同様、火闌降の出が速いのも特徴。
標準搭載されたAIは、飛び道具によるガン攻めが特徴。

  • Matter氏製作 '98UM+XI仕様
上記のZelgadis氏のオロチをXI仕様にしたもの。
スーパーキャンセルとドリームキャンセルが実装されており、ゲージが溜まると3連混で全画面10割を放つ強力なAIもデフォルトで搭載。
MAX2も放つがAIが使うのはごく稀。
現在は正式入手不可。

  • Matter氏製作 Orochi-Matter
こちらもZelgadis氏のオロチを改変したもの。
基本は同氏製作のXI仕様と同じだが、髪型が違ったりボイスに加工がかかっていたり一部技が違ったりする。
数々のオリジナル超必とAIが搭載されている。

  • RYO2005氏制作 ROTD仕様
氏恒例のレイドラ仕様。
shao氏がAIを公開している。

  • 41氏製作 ハイレゾオロチ
NEOGEO BATTLE COLISEUM Xboxライブアーケード』に登場した ミズチのスプライトを元に製作された ハイレゾドットのオロチ(『NGBC』にオロチは登場しない)。
性能的には'97基準+αで作られており、各技のフレーム数や「無に還ろう」の画面中央の謎判定も再現されている。
加えて98UMに似た当て身版の「鏡を割る」も追加されている。
また、「鏡を割る」はオリジナル技として下段が存在する。
AIも標準搭載しており、ボス然とした強さになっている。
現在は公開停止。

  • こんちゃん氏製作 オロチEX
M.U.G.E.N凶悪キャラスレアップローダpart4に存在する改変。
7P以降の特殊カラーでは飛び道具反射など強化され、狂クラスに位置する。

  • GGG氏製作 普通オロチ
オロチ、ミズチの改変キャラは派手なものが多いという理由から普通のまま神キャラにしたもの。
そのため追加された技、エフェクトは存在しない。
1~11Pのノーマルモード、12Pの本気モードともに見た目とは間逆に凶悪な性能になっている。

  • BK氏制作 フラウロス
凶~神まで幅広いランクで使用可能な赤いエフェクトのオロチ。
高カラーである12pは凶悪キャラであり、神キャラの汎用では撃破困難とされている。

また、フラウロスとは別に同作者からオロチヘッドというキャラも存在する。
オロチヘッドについては別ページのオロチヘッドから。


また、アフロン氏製作のミズチ裏モードでオロチとなるため、そちらがオロチ扱いで動画出演することもある。
このキャラは608氏製作の神オロチ神ミズチを初めとする多くのミズチ(オロチ)改変キャラのベースにもなっている。
詳しくはそれぞれの項を参照。


出場大会

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出演ストーリー

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その他



*1
スタッフが「何かしらの原因で地球上に、人の悪意、憎しみ等の『負の感情』が広く流布し、地球全体の意思がそのバランスを最悪の状態で失いかけた時に出現し、喪失した平衡感覚を戻す(=全てを無に還す)存在」と語っていた事から、「無の権化」とも言える。
オロチの目的はあくまで喪失した地球の平衡感覚を元に戻す事であり、その過程の中に人間を滅ぼすプログラムが含まれていたわけであって、人間を滅ぼすこと自体は本来の目的ではない。
なお、XIで地球意思は単一ではなくグループであり、オロチはその中の一つであることが仄めかされている。






「我、ガイアと共に在り」