B・オーキッド


"Target spotted. This should be quick!"

(ターゲットを捕捉。手はかからないだろう)

1994年にレア社によって制作されたアーケード格闘ゲーム『キラーインスティンクト』の登場人物。
スーパーファミコン・ゲームボーイ・ニンテンドー64にも移植されているが、日本国内では発売されていない。
怪物ばかりのこのゲームにおける唯一の女性キャラにして、ストーリー上の重要人物である。見方によってはもう一人の主人公ともとれる。
ちなみに、フルネームは「ブラック・オーキッド(黒蘭)」。
Jagoとは姉弟関係である。

ウルトラテック社に勤める秘書であるが、実際は余所に雇われたスパイである。
『1』ではウルトラテックが復活させた悪魔「アイドル」を倒し、溶岩の底へと沈ませる。
そして、ウルトラテックの数々の悪行をレポートし、上司に報告に向かう。
『2』ではベストなエンディングを迎えれば生き別れた弟と再会し、
ファイティング・チームを結成してまだ滅びていないウルトラテックの完全壊滅へと向かっていく。
『XBOX ONE版』では設定が変更され32歳のオバサンに。
今までとは違いレジスタンスを結成してウルトラテックに立ち向かうつもりではいるものの、
ウルトラテックは政府すらも支配する超巨大企業であり人々からの信頼を得ているためその裏の顔を暴くのは容易ではなく
陰謀論を語るオーキッドは周囲から誇大妄想狂と揶揄され精神病扱いまで受けているため、
中々思うように仲間が集まらず苦悩しているらしい。
エンディング次第では情け容赦の無い残虐ファイトでウルトラテックに立ち向かうダークヒーローになったり、
折れる寸前の心を弟Jagoに支えてもらうか弱いヒロインポジになったりなど、展開次第で立ち位置が多少変わってくる。

ゲーム中では、炎の玉を出したり光と共に虎に変異したりして戦う。
弟も虎の神に取り憑かれているのでその関係か、あるいは多分魔法使い的な能力を持っているのであろう。
作品によって、トンファーを二本もしくはバトンスティックのような武器を二本、装備している。
究極神拳では、胸を露出して見せびらかすことで敵を動転させて殺したり相手をカエルに変えて踏みつぶしたりする。
声優は「タムラ ケイコ」。詳細が不明な所からすると、恐らくはレア社の社員であると思われるが『2』でも変更されていない。
『XBOXONE版』では声優はごく普通の外国人に変更されたが、技名の「イチ、ニ、サン」という妙な日本観は変更されていない。流石に胸も出さない

ニンテンドー64に移植された『2』では『1』から衣装が変更され、Tバックのレオタードになっている。
非常にセクシーなため、イラスト絵師などからはこちらが好まれていることもあったりする。
ただし『XBOXONE版』では残念ながら採用されず(2Pコスにもなっていない)。


MUGENにおけるB・オーキッド

AHRIMANES氏が製作したものが存在。
コスチュームは『1』準拠のようだが、元ゲーがポリゴンなのに手描きでMUGEN入りさせる気合の入りよう。
しかも、ドット絵が作りこまれており、かなりヌルヌルと動きよく揺れる。一見の価値有りである。
公開場所であった氏のHPは閉鎖しているが、現在はDopeFiend氏が製作を引き継いで更新・公開している。
ただし現在入手できるものは、ATK180・DEF150とかなり高めのステータスに設定されているので注意。

原作と違ってコンボが色々できるようになっていたり、究極神拳の種類が増えていたりする。
また、勝利ポーズの一つでは何故かこの人のコスプレを披露してくれることも。
AIも搭載されており、そこそこ強い。

この他に、Nexus Games氏(Nexus Gaming氏)が改変したMUGEN1.0以降専用キャラも存在。
こちらはPotS氏風仕様となっており、ホルン氏による外部AIも公開されている。
また、原作の3Dスプライトを用いたものもいくつか存在している。
Nexus Games氏製(DLは下記動画のコメント欄から)


"One step closer to flushing out UltraTech."

(ウルトラテック壊滅にまた一歩近付いたわ)

出場大会



最終更新:2023年05月15日 16:32