コイル


くうちゅうに ういたまま いどうして
さゆうの ユニットから でんじはなどを ほうしゃする。

分類:じしゃくポケモン
タイプ:でんき/はがね
高さ:0.3m
重さ:6.0kg
特性:がんじょう(一撃必殺技が効かない/一撃で倒される攻撃をこらえる(BWから))
          じりょく(はがねタイプのポケモンを逃げられなくする/フィールドではがねタイプのポケモンが出やすい)
          アナライズ(場のポケモンの中で最後に行動した場合、技の威力が1.3倍になる(隠れ特性))

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモン。
人間が電気を使うようになってから都市部に出現し始めたと言われるポケモンで、
金属的な球状の体に大きな一つ目を持ち、上部から1本、下部左右から2本のネジが突出している。
左右にはU字磁石のようなユニットを持ち、最大で半径100m以内の鉄を吸い付ける。
電気を食べて生きており、電線に取り付いて電気を吸収することがある。

種族値

HP:25
攻撃:35
防御:70
特攻:95
特防:55
素早:45

マルマインを初め、比較的素早いポケモンが多い電気タイプにおいて、どちらかと言うと丈夫さのほうを売りにするタイプのポケモン。
その金属的な見た目故か「ぼうぎょ」が高いが、「とくぼう」はそれなり、「こうげき」「HP」「すばやさ」は低い。
最大の武器は「とくこう」の高さで、後2回進化を残している進化前ポケモンとしては破格の特殊攻撃力を持つ。
どのくらい高いかというと、伝説のポケモンであるフリーザーに匹敵するほど高い。
初代ではタイプがでんきのみだったが、『金・銀』以降ははがねタイプを持つようになった。
これにより弱点が3種類に増えたものの、大半のタイプを半減するはがねタイプの頑丈さも一緒に追加された。
なお、半減するタイプの数が 13個と全ポケモン中最も多く 、等倍ダメージとなるタイプは水タイプのみである。
第六世代でフェアリータイプが新登場するまで、タイプが後付けで追加されたポケモンはこのコイルの系統が唯一であった。

グラフィック上は浮いているが、当然ひこうタイプは持たない為、普通にじめんタイプに弱い。
金銀以降追加されたはがねタイプもやはりじめんタイプに弱く、浮いてるのにじめんタイプが最大の敵という変な特徴がある。
ルビー・サファイア以降でもじめんタイプの技が無効になる特性「ふゆう」も付いていない。
…磁場で浮いてるから地磁気を乱されると墜落してしまうとか、そういうことなのだろうか。
どう見てもバランス調整です。本当に(ry

レベル30でレアコイル、またレアコイルを『ダイヤモンド・パール』ではテンガン山で、『ブラック・ホワイト』では電気石の洞穴で、
『オメガルビー・アルファサファイア』ではニューキンセツでレベルアップさせる事でジバコイルに進化出来る。
この際は素早さが僅かに落ちるが、他は大きくパワーアップする。
中でも進化前でもかなり高かったとくこうは更に上昇し、サンダーをも超えるでんきタイプ最強の数値となるため、
手持ちに加えている人も多いだろう。
また、『ダイヤモンド・パール』からは「でんじふゆう」という技が追加され、
5ターンの間だけではあるものの苦手なじめんタイプを無効化出来るようにもなった。
性別が存在しないが、メタモンと共に育て屋に預けることでタマゴを発見できる。

+MUGENコイル
第五世代に入って編み出された戦法の一つ。
『ブラック・ホワイト』で特性の「がんじょう」に、
HP満タン時に一撃で倒される攻撃を堪える「きあいのタスキ」と同じ効果が付加されたのをきっかけに考案された。
用意するのはLv1のコイル。技は「どくどく」「まもる」「リサイクル」とあと一つ適当に何かを加え、
あとはこれに「オレンのみ」を持たせるだけで完成。
火傷や毒などダメージに繋がるステータス異常を適当にばらまいた後でこのコイルを繰り出すと、
「攻撃を食らう→がんじょうでHP1で耐える→オレンのみで全快(Lv1なのでオレンのみの僅かな回復量でも全快できる)→
 リサイクルでオレンのみ復活→(以下略」
の繰り返しにより、相手の攻撃力がどれだけ高かろうが関係なく相当長いターン居座ることが出来る。
「まもる」も併用すれば、理論上32ターンもの居座りが可能。
これにより、ランダム対戦にLv1のコイルが氾濫しはじめるという事態が発生している。
地面4倍などこれの前ではただの飾りに。無論一撃必殺も効かない。
どくどく・すなあらし無効という点では、ヌケニンよりさらに有利になれる。
対抗するには「やどりぎのタネ」などでがんじょうを機能不全にするか、
「どろぼう」などでオレンのみを取り上げて回復を防ぐ等の行動を取る必要がある。
ちなみに、Lv1であることをメリットにするのは今回のコイルに限った話ではなく、
以前から「がむしゃら」(相手のHPを自分のHPと同じにする)を使った戦術が存在しており、
2007年全国大会優勝などの成果を残している。
また、進化形であるレアコイルも、元最終進化だけあり種族値がなかなか優秀で、しんかのきせきもちレアコイルという戦術もなくはない。
もちろんジバコイルも高い種族値と優秀な耐性を活かせば非常に強力で、
コイル系統は3段階の進化形態全てに実戦レベルの強さがあるという珍しい系統である。

入手はカントー地方では無人発電所、ジョウト地方は38番道路、ホウエン地方ではニューキンセツ、
シンオウ地方ではタタラせいてつじょ前の草むらなどで、それぞれ野生で出現する。
ただし、『ダイヤモンド・パール』ではゲームクリア後の大量発生時にしか出現しないので注意。
そして、『ブラック・ホワイト』では、ホワイト版のみにある「ホワイトフォレスト」でのみ出現する。
ただし「けんきゅういんのカズホ」というトレーナーがいないと出現しない。
いない場合はハイリンクでブラック側に渡り、ブラックシティにいる彼女を引っ張り込むしかない。
続編『ブラック2・ホワイト2』ではタチワキコンビナートに出現。物語の序盤、2個目のジムに挑むまでの過程で捕まえに行く事が出来る。
少し育てれば固定20ダメのソニックブームを習得、近辺の敵レベルは10台でありHPの高いタブンネも3発で倒せるのでしばらくは世話になるだろう。
最寄りのジムは毒使いなのでタイプ的にも即戦力。
ただし、ここにたどりついた時点で他のメリープやエレキッドなどの豊富な電気タイプポケモンも捕獲可能なので、
実用性等を考えなければ個人の趣味の範疇である。

+コイループ
第五世代のコイルに関する余談をひとつ。
BW2では交換やすれちがい通信等で交流したプレイヤーを店に案内することで発展し、
様々な恩恵を受けられるジョインアベニューという施設が追加されたのだが、
てっとり早くプレイヤーを呼び込むために編み出されたテクニックがコイループである。

方法はコイル同士を交換させるだけといたって単純なもの。
序盤で捕獲が可能で、かつ性別不明なことから交換条件の設定を一手間省けるという理由でコイルが抜擢されたのである。

元々は某スレ民の間で細々と行われていたが、ツイッターによって爆発的に広がり各地でコイルが預けられた結果、
現在では伝説のポケモンたちを押しのけてトレード数のトップにコイルが躍り出るという一大ムーブメントに発展している。

そして、コイルを語る上で欠かせない極めつけが、
2008年に「Yahoo! きっず」が実施した映画『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』に登場するポケモンの人気投票で 2位 を得た事だろう。
映画のタイトルにもあるギラティナや、今なお絶大な人気があるピカチュウすらも抑える暴挙快挙である。
どうしてこうなったのかは事情が複雑なので伏せるが、簡単に言えば後の五条さんと似たような理由である。
+この結果生まれたもの

また、外部作品である『ポケモンスナップ』では、かつて発電所だった「トンネル」のステージのゴール付近に登場する。
普通に撮影しようとするとでんじはを出して撮影を妨害してくるが、アイテムのポケモンフードを投げると近寄って喜ぶので、
その隙に撮影が出来る。また、これにより三体のコイルを一箇所に集めると合体してレアコイルに進化する。
この状態では普通に撮影が可能だが、ポケモンフードを投げてもそっちの方向を向くだけで反応が薄くなってしまっている。
尚、進化途中にコイルが2体だけ合体した半端な状態というレアな光景が拝める。

+ポケモンカードでは
なぜかじばくを覚えている。自分と相手に40ダメージ、さらにお互いの控えポケモン全員に10ダメージを与えるが、
コイルのHPも40なので、相手はともかく使ったら自分は確実に倒れる。実はただのダメージ処理なので「ディフェンダー」で軽減可能なのだが。
進化後のレアコイルも含め、何故かじばくとだいばくはつが専売特許となっている。特にレアコイルのだいばくはつは一気に100ダメージを与える。
一方、原作ゲームでじばくの代名詞であるビリリダマとマルマインは何故か自爆技を所持していない。
マルマインは「エネエネ」という自らきぜつ状態になって何かのエネルギー2つになるメガザルっぽいとくしゅのうりょくは持っているが。
他にじばく技を覚えるのはゴローニャやマタドガスなど、原作でも自爆技を覚える連中なので、ますますなんでコイルなのかわからない。
ちなみに原作ゲームのコイルはその後時代が進み、第4世代になってようやくわざマシンでだいばくはつを覚えられるようになったが、
それまでは自力ではおろかわざマシンやBP引換でも自爆技を覚えられなかった。ものまねで無理矢理使うことは可能だが。
前述のようにディフェンダーでダメージを軽減して連発したり、逆にプラスパワーでダメージを上乗せするという戦術が考えられるが、
やりすぎると自分より先に相手のサイドカードが尽きる(相手のポケモンがきぜつするたびに自分の物を引き、全てなくなれば勝利)ので、
色々と考えて使わなければならない。消費されるエネルギーカードも馬鹿にならないし。

+ぎゅううう
初代世代の方々の中には、ある種この『ポケットモンスター4コマ漫画劇場』にて、
向水遥(むこうみず はるか)女史が描いた『ピカチュウとコイル』シリーズのコイルくんが印象に強いだろうか。
ことあるごとに道行くポケモン達に喧嘩を売ったり、ピカチュウの顔を抓る。

……しかし、あまりにアレな性格なせいか、ライチュウの登場と共に出番が激減し、ピカチュウとの絡みも全くなくなった。
実際、ピカチュウの親友であるニョロモとの仲を引き裂いた話を機にライチュウが登場しているため、微妙に納得できるものである。

いや、でんきは1匹で十分だ

その他、ハリウッドが制作中…という触れ込みのジョーク作品として製作された実写版にも出演。
機械的な外見から、スタンガンとして使われていた。

+ポケモンGOでは
第一世代が基準でジバコイルには進化できないが第一世代には存在しなかった鋼タイプがついている。
また、特性の概念がないため地面タイプの技で大ダメージを受ける点にも注意が必要。
その仕様からサイドンとゴローニャといった岩・地面タイプが多く出張っていた頃のジムでは見かけなかったが、
同じポケモンを配置できない仕様に変更されたことで少しずつだが見る機会は増えた。

愛知や神戸などの空港で発見されたとの報告もあるが出現率は極めて低く、
むしろ違法行為疑惑のあるプレイヤーの前に現れるコイル警備員の印象が強いかもしれない。それでも同じ一つ目キャラのアンノーンよりはましな方だが…。

コイル警備員とは位置偽装・違法アプリ使用・チート等の疑いをかけられたユーザーに警告する他、
ミニ四駆や鉄道のおもちゃに携帯端末を乗せて周回させて歩数を稼ぐ行為を咎めるために画面に現れるコイルの通称。
後者の場合、本当に人間が歩いてるかを確かめるために「"わたしはロボットではありません"」というメッセージとチェックボックスが表示され、
チェックすると今度は数枚のパネルが表示され指定された出題に沿ったパネルを選ばないとプレイを再開できない。
しかもパネルのいくつかは画質のせいで判断に困るものもあり、出題される問題が英文なので読めないプレイヤーは回答以前に翻訳で時間がかかってしまう。
違反者はまだしも濡れ衣を着せられた人にはたまったものではないため、コイルにトラウマを植え付けられたという人も少なくない。


MUGENにおけるコイル

ブラッキーの作者である松梅魂氏が製作。

コンセプトは『マチス(クチバシティのジムリーダー)のコイル』とのことで、イントロでマチスが登場するのが特徴。
どう見てもであるが、スライドして退場する部分まで原作再現である。詳しくはソニックブームの項を参照。
電気繋がりでアカツキ電光戦記風味になっているが、防禦関連は持たない。
投げで相手を吸い寄せる事が可能な他、対空に優れた技を多く持つが、
1ゲージ消費の対空技「ほうでん」は原作通りの味方殺し技で、敵味方問わず無差別に当たるいう要素も。
そして、20ヒットする極太ビームを放つ3ゲージ超必殺技の「でんじほう」は、
相手の体力が一定以下の時に使うと名前繋がりで某アニメのOP曲が流れる特殊演出に移行する。
デフォルトで超反応を自重した10段階設定のレベル制AIを搭載している。

飛び道具で流れを掴み、対空攻撃のスパークで落とすという典型的なタメキャラ(作者曰くガイル要素を加えたEゾル)。
その一方でティッシュジャンプなためゾル以上に飛び込みが弱く、ゾルの6Cや4C及びヒュープシュラウバに該当する
特殊技も搭載されていないため、全体的な安定感ではゾルやガイルなど他の同種のタメキャラと比較してもやや劣り、
ノーゲージの火力も伸び悩むという欠点がある。
また、強攻撃でダウンを奪うことができない(投げとスパーク系統以外でダウンを奪えない)ため起き攻めに向かうことも難しい。
しかし、ガードクラッシュしない、3ゲージ技の性能が優秀というゾルにはない強みも持っている。
また、攻撃動作では動きをほとんど見せずエフェクトを出して攻撃するものが多いため人が挑むと動きが見切り辛く、
デフォのAIだとガードも堅いためガークラがないという強みも合わせて非常に強い。
人が扱うのは難しいが、プレイヤー操作でAIに挑むと苦戦を強いられるだろう。

なお、ある種の原作再現として食らい判定が地面まで大きく作られており、足元を狙った攻撃も普通に当たる。
でんじほうの特殊演出も付属した下の動画を見るとよくわかるだろう。

2010年10月30日の更新でAIが相手サイズを考慮して技を振るようになったほか、ブリスに対応した。
ブラッキー同様なぜかブリス画像だけD4である。

またテッポウオ等の製作者であるju氏が、キャラが出来る以前から専用のステージを公開していた
(2016年4月のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可)。
コイルの群れが画面いっぱいに埋め尽くされており、蓮コラ(たくさんの目)に耐性のない人にはお勧めできない。
下記のまだ!僕の夢は魔物使いトーナメントでもコイル戦で使われていたのだが、動画が削除されている。

出場大会

出演ストーリー



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