ゲンガー


―いのちを うばおうと きめた えものの かげに もぐりこみ 
    じっと チャンスを ねらっている―


データ

図鑑No.094
分類:シャドーポケモン
タイプ:ゴースト/どく
高さ:1.4m
重さ:40.5kg
特性:ふゆう(じめんタイプの攻撃技が当たらない)→のろわれボディ(自身が対象となった技を30%の確率でかなしばり状態にする)【第7世代から】

+ ポケモン図鑑による説明

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモン。 名前の由来は「ドッペルゲンガー」からだと思われる。
ゴーストの進化形で、進化条件はゴーストを通信交換*1に出すこと。深い紫色の体に寸胴な人の形をしている。
ゴーストから足が生えてより生物的な姿となり、体重はゴーストのおよそ400倍にもなる。ガスより影の方が重いかは置いといて
シリーズを通してポケモン図鑑の説明がやたら物騒であり、
  • 「街灯の下を歩くとき、影が自分を追い越すのはゲンガーの仕業」
  • 「満月の夜影が動き出して笑うのはゲンガーの仕業」
  • 「急に寒気がするのは、ゲンガーが室温を奪っているから」
などの、ゲンガーにまつわる都市伝説がいくつかある。
ゴース、ゴーストと違い図鑑の説明からは毒タイプっぽさは全く感じない。どう見てもゴースト/氷タイプです。ありが(ry
山で遭難した人の命を奪いに現れるとされ、一部の山にはゲンガーを祀った神社がある。
そんなホラー映画に出てくる悪霊さながらの設定を持つモンスターではあるが、
高い特殊攻撃力と素早さを併せ持ち、相手を行動不能にする技「さいみんじゅつ」を自力で覚えることから、
アタッカーから捕獲、主力の回復のための時間稼ぎまで幅広く活躍できるため、初代の頃からパーティへの採用率が高く、
主力だった技が弱体化したり同じことができてもっと強力なポケモンが出てきたことで、対戦での立ち位置が
厳しくなった時期においても根強いファンがいてガチ対戦でも使用され続けたポケモンである。
なお現在(第6世代)では使用率上位の強豪に返り咲いている。詳しくは後述。

初代のオープニングにも出演し、その際にはひっかく動作をしていたが、当時はそれらしきわざは存在していなかった。
しかし近年、「シャドークロー」というわざができ、ようやく再現が可能になった。
(…まあ、青版だと相手がノーマルタイプのプリンなので、結局本編では当たらないはずだが)

進化条件的にソロプレイでは入手できないポケモンだったが、ダイヤモンド・パール・プラチナでは条件付で野生のゲンガーが出現する。
そして、作品内通信交換で進化前のゴーストがもらえるのだが、
進化できなくなるアイテムを持たされているため、こちらに送られてもゲンガーにはならないという罠のような展開が待っている。
+ 実は…

ちなみに、ポケモンのデザインやイラストを担当している杉森健氏は最も好きなポケモンとしてゲンガーを挙げている。
理由は「線が少なくて描きやすいから」。

+ 原作におけるゲンガーの詳細

アニメにおけるゲンガー

無印第1話にてテレビ内のポケモンバトルで登場。
原作の『赤・緑』のオープニング画面からの再現か、さいみんじゅつでニドリーノを眠らせている。
その他、カントー編ではポケモンタワーに登場。この回に登場したゲンガーはお笑いを好んでいたらしく、
仲間のゴースやゴーストと漫才をしていた。
別の話では古代遺跡にて巨大化したゲンガーが登場し、同じく巨大化したフーディンと戦うが、
その後、現れた巨大プリンの歌により眠らされ落書きを受けたのち、再び眠りについた。
このゲンガーはフーディンと共に身体に変わった模様がある。
このゲンガーはなんと人間や普通のポケモンを体の中に取り込むという謎の能力を持っている。
劇場版に登場したメタ・グラードンも同様の能力を持っているが関係性は不明。
古代ポケマニア文明はこの2体のポケモンの戦闘によって滅んだらしい。
オレンジ諸島編ではオレンジリーグサザンクロスヘッドリーダー・ユウジの手持ちポケモンとして登場する。
ジョウト編ではエンジュシティジムリーダーのマツバとして登場。ロケット団をシャドーボールなどで撃退した。
サトシが戦ったさいには不可視の状態からの攻撃でヨルノズクをかく乱したが、
サトシの奇策によってみやぶるを使われ、その後のたいあたりで敗北した。
『アドバンスジェネレーション』ではトキワシティの臨時ジムリーダー・キクコの手持ちポケモンとして登場している。

+ 『ポッ拳』におけるゲンガー


MUGENにおけるゲンガー



海外製作者のblah氏による、同人格闘ゲーム「タイプ:ワイルド」のスプライトを用いたものが存在する。
さすがに原作通りじごくぐるまあてみなげ等の格闘技を無効にすることは無いのでご安心を。
アニメ版のポケモンタワーに登場した固体が元ネタらしく、
ハリセンでたたいたり巨大な木槌で叩き潰したり、ピッピ人形でガードしたりとギャグ要素を含んだキャラとなっている。
タメ技の「シャドーボール」から高性能な対空技の「ふいうち」で撃ち落とすどこかで聞いたような戦い方が得意だが、
「さいみんじゅつ」で眠らせたり、眠った相手を「ゆめくい」で攻撃したりと原作的なコンボ戦法もとれる。
ちなみにXボタンが目押しで繋がり永久になっている。どうしても勝てない相手がいたらこれで頑張ってみよう。

扇風機氏によるAIが存在するが、簡易なものらしく少々心もとない。さらに強いAIが期待される。

2014年2月4日にカオス同盟氏がゲンガーTYPE_Ghostを公開。
上記のじごくくるまは原作通りダメージを与えられなくなった。ただし、当て身投げは未だ喰らうようだ。AIはデフォでついており、製作者曰く狂中位で戦えるとのこと。

+ 参考動画(youtube)

出場大会

出演ストーリー



*1
初代においてポケモンの進化条件はレベルアップ、対応アイテムの使用、他人との通信交換の3つが存在し、
後のシリーズで特定の道具を持たせて通信交換等の派生が追加されてもこの3種類が基本形となっている。
進化することで各パラメータが上昇し、強くなるというのが基本だが、
一方で前者二つの進化は技の覚えが遅くなる、もしくはまったく覚えなくなるといったデメリットも併せ持つ。
そんな中でゴースト等(対応アイテムを持たせる以外の)通信交換で進化するポケモン達は、
各パラメータが上昇する上に技関連のデメリットが無いという非常にお得な進化となっており、
さらに通信環境さえあれば進化できる段階なら即進化可能なため、
収集や交換といったポケモンの構成要素の体現者といえる存在となっている。
逆を言えば、赤・緑ではROMが2つ以上なければ進化できないということなので、
「レベルを上げてもゴーストが進化しない」といった友達がいない自虐ネタとして使われることも。