ダブルイリミネーション

トーナメント方式のひとつ。その名の通り、2度負けるまでは脱落とならない。
これに対し、通常の1回負け抜けのトーナメント方式はシングルイリミネーションと呼ばれる。

ちなみに第2回ワールドベースボールクラシックで採用されている。

double-eliminationと書くためローマ字読みで「ダブルエリミネーション(エリミネート)」などとも呼ばれる。
また「ダブルイルミネーション」と誤記されている場合もある。

通常の勝ち上がりトーナメント(A)に加え、敗者復活のトーナメント(B)が行われる方式。
(A)の1回戦で敗退した選手同士が(B)の1回戦で対戦し、その勝者と(A)の2回戦で
敗退した選手が対戦する。これを繰り返す。
シングルイリミネーション(参加者-1試合)に比べて試合数が2倍になる。
ただし、決勝戦で(A)を勝ち上がってきた無敗選手が負けた場合、さらにもう1試合を行う場合もある。

大会によっては、試合の一部(「2回戦まで」とか「ベスト8以降のみ」など)だけを
ダブルイリミネーションで行うこともある。後述のダブルチルノシステムもその一例である。
なお、こうした一部ダブルイリミネーションと区別するため、通常のダブルイリミネーションを特に「完全ダブルイリミネーション」と呼ぶことがある。

ダブルイリミネーションを採用するメリットは、どの選手も必ず2回は試合ができる点、
運の悪さだけで敗退してしまうのを多少は回避でき実力がより正確に反映できる点、といったあたり。
とはいえ、総当り戦(リーグ戦)に比べれば試合数が少なくて済む。

デメリットはトーナメント表が非常にわかりにくいこと。
また、後半になると再戦が発生しやすくなるが、これは長短どちらともいえる。

ニコニコではよくダブルチルノシステム(=1回戦のみダブルイリミネーションの一種)と混同されているが、
全く別の方式である。詳しくはダブルチルノシステムを参照。
こちらもすべての選手が最低2回は試合できるうえ、トーナメント表がわかりやすい点で大会動画向きである。
反面、勝者トーナメントで2回戦以降に敗退するともうチャンスは無いため、公平性が若干損なわれる。


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