「シマリスく~ん!ボクだよ、ラッコのぼのぼのだよ。」
いがらしみきお原作の不条理ギャグと哲学とほのぼのが融合した、独特の作風が特徴の4コマ漫画『ぼのぼの』の主人公。
海に住むオスのラッコの子供であり、家族に父親がいる。
父親とは大変仲が良く、「おとうさん登り」は親子の定番のスキンシップとなっている。
常に貝を手に持っており、また腋には貝を入れることの出来る袋を持つ。
性格はのんびり屋で怖がり。行動は機敏でないことから運動神経はあまり高くはないと思われる。
一方で頭にショックを受けて記憶をなくし凶悪な性格に反転した時にはアライグマくんを叩きのめす強さを見せたり、
物凄く長い名前を2回聞いただけで
覚えたり、他人の癖を瞬時に発見する等という類稀なる暗記力と観察力を持つ。
自分が疑問に思うことについて考えを巡らすなど哲学的な態度が多く見られる。
そのせいか妄想癖があり、
意味が分からないことや自分が怖いと思った現象等は妖怪によって引き起こされると考えてしまうきらいがあり、
その妄想に恐怖するという負のスパイラルを生じさせている。
そんな彼の代表的な妖怪に「しまっちゃうおじさん」という人物がいるのは有名な話。
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しまっちゃうおじさん |
「さあ、どんどんしまっちゃおうねぇ~♪」
原作においては3巻が初出。
ただし この時点では特定の名は与えられておらず、原作5巻における2度目の登場で「しまっちゃうおじさん」と呼ばれるようになる。
以降は稀に登場するのみのキャラクターであるが、アニメ版では割と頻繁に登場する。
担当声優はTVアニメ版1作目では カミーユ役等で知られる飛田展男氏、2作目では黒藤結軌氏。
ピンク色の猫科(と思われる)動物。体型が別キャラクターのスナドリネコさんとそっくり(2016年版アニメでは声も同じ)だが別に関係は無い。
どこからともなく現れ、悪いことをした子供を次々と岩棚にしまってしまうおじさん。
その存在は神出鬼没であり、海でも吹雪の雪山でもぼのぼの達をしまいにやって来る。
たまに悪いことをしてなくてもしまわれるケースがあり、例えば迷子になってもしまわれることがある。
とあるエピソードではしまっちゃうおじさんが 多数登場。(ぼのぼのの脳内では)一人ではなく多数存在することが明らかになっている。
「ぼのぼのにとっての漠然とした死の恐怖の擬人化、つまり死神なのでは…?」とこわい想像をしてしまう人も多かったが、 作者直々に「違うので安心して下さい」とコメントしている
ぼのぼのの妄想の中で恐怖の対象として登場するだけあって、演出が非常に怖く視聴した子供達に トラウマを刻み込んだとか。
亜種に「埋めちゃうおじさん」というものもおり、こちらは悪いことをした子供をその名の通り生き埋めにしてしまう。
2022年には「振舞っちゃうおじさん」も目撃されたとかされなかったとか……。
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余談だが、今ではぼのぼのの父親らしくのんびりした生活をしているおとうさんだが、
さる事情から若い頃は「無頼」と形容されるレベルの向こう見ずな生き方をしていたらしい。
そんな若き日の彼の行跡を知れるシャチ編は中々の名作……なのだが、
おとうさんと旧知のシャチから昔語りを聴くぼのぼののフィルターを通した結果、
その活躍想像図がどうにも締まらない事になっているのはご愛嬌である。
「いぢめる?」
「いじめてやるー!!」
MUGENにおけるぼのぼの
怪獣系統などで有名な特異点氏による手描きのものが存在。2010年12月05日にβ版公開。
貝を投げて攻撃などするがぼのぼの自体は弱く、
ストライカーである森の仲間(3匹しかいないが)が強いキャラとなっている。
ただし、
仲間の技は味方殺しとなっており自滅することも多い。
また「死んだフリ」という技を所持しており、この技を使うと何も出来ない代わりにゲージが無くなるまで無敵になれる。
なお、11Pは開幕死んだフリを行う上にゲージMAXなため
論外キャラとなっている。
ちなみに11Pでなくとも
ゲジマユ状態で死んだフリを使うと以後常時無敵となり論外化するので、大会に出す時はゲジマユはなるべく避けよう。
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特殊ルールとはいえゲジマユになったため論外化した一例 (3:00~)
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プレイヤー操作 |
7Pカラー
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12Pカラー(3:26~)
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技紹介など |
B:アライグマくん
地上を横断し、キャラに寄ると蹴り飛ばす(味方殺し判定有り)。
←B:シマリスくん
地上を右往左往して敵を撹乱。
時折、クルミを投げる(味方殺し判定有り)。
↓B:クズリくん
歩き廻り、う○ちをする。
う○ちに触れると転倒(味方殺し判定有り)。
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「うん、ボクはどの石も好きだけどォ………どの石がボクを好きなのかわからないなァ。」
出場大会
プレイヤー操作
最終更新:2023年09月05日 17:41