ガンダムナタク


「違うっ!俺は今でも、奴と戦っている!!」

  • 形式番号:XXXG-01S2
  • 頭頂高:16.4m
  • 本体重量:7.5t
  • ジェネレーター出力:3045kw
  • スラスター総推力:74760kg
  • 装甲材質:ガンダニュウム合金
  • 武装:ツインビームトライデント×1、バルカン×2、ドラゴンハング×2
(HG 1/100 ガンダムナタク 説明書より引用)

『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』(以下『EW』)に登場するモビルスーツ(ロボット)。ナタクの漢字表記は「那託」。
TV版に登場する「アルトロンガンダム」とは設定上同機体なのだが、『EW』を公開するにあたりリデザインされている。
呼び方は「ガンダムナタク」「アルトロンガンダムカスタム」「アルトロンガンダム(EW版)」など。
パイロットはシェンロン・アルトロン(TV版)と同様に張五飛(CV: 石野竜三 )。
原作での設定や結末などについてはシェンロンガンダムのページも参照されたし。

アルトロンガンダムカスタム(以下アルトロン)の大きな特徴は、両腕から独立して付いた大型の「ドラゴンハング」。
TV版の物とはサイズが大きく違い、威力は勿論ハングそのものの射程を悟らせない効果も持ち合わせている。
…というか、機構を無視してかなり伸びるドラゴンクローじゃねーか!
また、盾として使う事も出来る。
ツインビームトライデントも同様に大きくなり、接近戦には滅法強い仕様になったが、
逆に遠距離等を補う火炎放射やニ連ビームキャノン等は廃されるという、極端なコンセプトに仕上がっている。
また、カラーは緑に近付き、より伝説における龍をイメージさせる外観となっている。

+ 名称について
「カスタム」の名称理由についてはウイングガンダムゼロカスタムをご参考に。
しかし、「ガンダムナタク」という名称は、『EW』で付けられたW機体唯一の別名であり、
その名も浸透しているあたり、割とファンには受け入られている模様。
『スーパーロボット大戦』では他二つの場合が多いが、『ガンダムVS.ガンダムNEXTPlus』では“ガンダムナタク”の名称で参戦している。


ゲーム作品におけるガンダムナタク

格闘ゲーム作品では、PSソフト『新機動戦記ガンダムW THE バトル(Gundam Battle Assault 2)』にて『EW』版アルトロンとして登場。
他の『EW』版の4機は名前に「カスタム」と付いているが、アルトロンだけは何故か付いていない。「ナタク」表記でもない。
メガスペシャルアタック(超必殺技)の「アルトロンクロー」は3回腕を伸ばして攻撃する技だが、
ロック技ではないため相手は攻撃を受ける度に離れてしまい、距離を詰めて使わないと途中までしか当たらない。
おまけにフルヒットしても1.5割ほどしかダメージを与えられない死に技である(このゲームはライフゲージが3本ある)。
普通の必殺技の方がダメージは大きいと思われる。

+ その他のゲームにおける活躍
ガンダム作品オールスターが登場する戦略SLG『Gジェネレーション』シリーズにもほとんど顔を出しており、
原作同様の格闘特化機体として扱われる事が多い。
後年の作品では、ガンダムなどの持つビームサーベルが射程1なのに対し、
格闘機故の特権か、射程が2以上あるビームトライデントや、遠距離に攻撃出来るハング射出などの攻撃を有している。
『WORLD』ではトライデントの射程が1~3になり、攻撃力がデスサイズサンドロックのメイン武器と並んだ
ドラゴンハングの射程5も健在なので射程4が穴となるが、本作では格闘武器の射程を延ばすアビリティ所有者が増えたのでフォロー可。
攻撃面に限れば完全にデスサイズとサンドロックの上位互換である。
アルトロンではなくナタクを選ぶ価値が増したと言っても良いだろう。
…と言ってたら、『OVER WORLD』にてドラゴンハングが射程4~5になり穴が埋まった
同じ立場だったガンダムハンマーが射程1~2に変更されたので、
ドラゴンハングも同じ変更を喰らうだろうと誰もが思った所でこの強化である。
『クロスレイズ』では射程が2~4と一般的なライフル同様となった。
ドラゴンハングファイヤーが3~5なので少々弱体化したとも言える。

+ 『スパロボ』シリーズでは
+ 各作品ごとの詳細
初登場したのは携帯機『COMPACT』で、TV版は参戦せず『EW』版のみの参戦。
据え置き機での初登場は半年後の『64』であり、この時は5機のコロニーのガンダムに共通した隠し要素となっており、
TV版のアルトロンの能力を全てフル改造する事でアルトロンカスタムへと変化する。
…が、火炎放射やビームキャノンが無くなり射程が短くなるため、よほど『EW』版が好きでもない限り趣味の範囲である。
無論ハングがある分、カスタム化すると射程1の武器オンリーになってしまうデスサイズとサンドロックよりはよっぽどマシなのだが、
大幅強化と言っても過言ではないウイングゼロカスタムやヘビーアームズカスタムと比べると……。

『α』ではシェンロンガンダムの元となった10年前に封印された原形機という設定で、五飛の後継機として登場。
つまり、この作品のアルトロンカスタム(劇場版デザイン)は妻が命を賭して守ったことから「ナタク」と呼称することにしたシェンロンガンダム、
及び改修機のアルトロンガンダムよりかなり前に作られたわけだが、
乗り換えた時に五飛が「ナタクの魂を受け継いでいる」という理由でこちらも「ナタク」扱いするため、時折突っ込まれる事がある。

続く『α外伝』では、据え置き機では始めて明確に『EW』版として参戦。
最初は原作通りガンダムWチーム唯一の敵として登場するが、
『α外伝』での『EW』のシナリオ再現が短めな(というか序盤で終わる)ためあまり支障はなく、
加えてアルトロンの性能自体も高いため、今までに比べるとかなり優遇されている。
…が、同作のデスサイズの性能がシリーズでも飛び抜けて強いので、同様の運用法をするアルトロンが劣化デスサイズとなってしまった。
ちなみに未来世界に飛ばされた際には、トロワの他に何故かミオとプレシアという魔装機神女性陣でも若年層の二人が付いてたりする。
さぞかし道中のお守りが大変だったに違いない。「女は戦うな」って言っちゃうような御仁だし、トロワはこういう方面には役に立たないし

一方、この頃発売された携帯機『A』では、『α』以降弱めの射撃武器が移動後使用可能になり、
白兵武器が使いにくくなっていた事に対する調整のため、弱めの白兵武器の多くが有射程になるというバランス変更が行われたのだが、
アルトロンは必殺武器であるドラゴンハングまで有射程化
その上低燃費・高威力・移動後使用可能とあって、Wチームどころか全機体の中でも随一の使い易さを見せる、
シリーズ中最強のアルトロンとなった。
……が、それ以上にデスサイズヘルカスタムが武器・機体性能共に上を行っていたので、やっぱり一歩及ばない印象が拭えない。
主力武器がクリティカル+50パーセントってどういう事ですか…。
また、リメイク版の『A PORTABLE』では、フル改造ボーナスの効果が自爆時にHPが1残る」という珍しいものになった。
本作は命中率や精神ポイントが低いので敵にダメージを与えづらい上、修理費システムが撤廃されたので自爆が使いやすい。
おまけにナタクのみHPを回復すれば何度でも自爆できるので、
いきなり自爆して底力を発動したり、自爆をダメージソースにする戦術を使う者もいたようだ。
五飛、自爆スイッチを押せ

『第2次α』および『第3次α』の小隊システム2作では、特に本人に目立った活躍も無く、
アルトロンも『ガンダムW』チームで唯一、物量戦が基本のシステムの中複数攻撃兵器がないという厳しい性能で、
ここでもやはりデスサイズとの差が開いてしまっている。
この「複数攻撃兵器がない」「加速、直撃といった攻撃的な補助精神コマンド用小隊員」であるキャラを総じて「ごひ族」と呼ぶとか呼ばないとか。
とはいえ、『第3次α』では小隊援護武器が格闘武器である数少ないユニットの一つであり、
「格闘攻撃のダメージ+20%」の補正がつく小隊長の下に付かせると、小隊援護とは思えないダメージを叩き出す機体に化けるので、
一概に役立たずというわけではない。

DSの『W』では、加入があまりにも遅すぎる(全55話中なんと第45話前後で加入)ため、活躍の場が無い…。
おまけに彼が敵対するステージは絶好の稼ぎ場であり、アルトロン自身も無限復活するため、
何回も何回も倒されて経験値と資金を搾り取られる(通称「ごひハード」)。
味方としてはゼロカスタムの改造が引き継がれるため、ゼロカスタムをよく使っていた人なら即戦力に出来るが。
また、ドラゴンハングで撃墜すると原作のゼロカス戦再現で敵が海に落ちる演出があり、
たとえステージが火星や冥王星とかでも地球の海に落ちていくという面白い光景を見る事が出来たりする。
シナリオでは『フルメタル・パニック!』のゲストキャラであるセイナとよく絡んでおり、
そもそも本作のセイナはトレーズの信奉者であるなど、『ガンダムW』との繋がりが深い。
『フルメタ』原作以上に長生きするセイナと付き合い戦場を(自軍の敵としてだが)駆け巡っていたが、
結局セイナはオーブで戦死してしまい、その死が彼に大きく影響を与える事になる。
そこ、また嫁の事をガン無視してるとか言わない

『L』での『EW』は原作終了後になっているのだが、なんと五飛は『鉄のラインバレル』の敵勢力である、
「加藤機関」の所属として第1話から自軍に立ちはだかってくる。正直誰もが「またお前か」と思ったに違いない
その加藤機関への馴染みっぷりは尋常ではなく、仲間になるのも「加藤機関が自軍の仲間になったから」仲間になるのであったり、
『ラインバレル』系の隠しキャラである中島宗美(この人は「妻を失って正義に絶望した」という五飛と真逆の存在である)の説得要員として、
『ラインバレル』のキャラに混じってちゃっかり他作品キャラなのに混ざっている
(ガンダムシリーズ同士の説得と初代『スパロボ』、『第2次α』のイルイへの主人公勢総説得を除けば『スパロボ』史上初の事態である。
 以降の『第2次Z再世篇』や『UX』でも鉄人28号とドナウα1の間、サコミズ王に対する各主人公という形で説得が発生している)。
もはや「加藤機関五番隊隊長」「ナタクのファクター」と言われても通じるレベルである*1
おかげで全体的に『W』のキャラが目立たない中、本作における存在感は抜群
(他は序盤にカトル、別ルートの同時期にゼクスとノイン、やや遅れてデュオとヒルデ、ヒイロとトロワに至っては加入は終盤である。
 まぁ、五飛もヒイロ達とほぼ同タイミングで、全41話中第31話終了時に加入なので、遅い遅いと言われた『W』よりも使える話数が1話少ない)。
他にも『神魂合体ゴーダンナー!!』の猿渡ゴオに「妻を大切にしてやれ」と言うなど、妹蘭の設定がさり気なくクローズアップされている。
一方で「イクサー4」なんて呼ばれるキャラも『ラインバレル』にはいるのだが……っていうかイクサー4は『イクサー1』の原作にいるんだけど

『スクランブルコマンダー2nd』においては敵に回るイベントが無く、
序盤で仲間になった後は最後まで一緒に戦ってくれる上、他のメンバーとの関係もそこそこ良好である。
アルトロンの機体性能もドラゴンハングに敵の動きを制限するスタン属性が付いている上に、
射程もスタン武器としては長く味方の誤射もしにくいとかなり優秀であり、シリーズ屈指の高待遇である。

ソーシャルゲーム『Card Chronicle』では、ズール皇帝や加藤機関に続き、ホウジョウ軍が正義になった模様。またか。

『X』においては、当初は『バディ・コンプレックス』のゾギリア軍に所属しているものの、
迷いを抱えながら戦っていたため、序盤でヒイロとの勝負に敗れた際に説得され、
生き恥を晒す事を決めてその場でゾギリアを裏切り、ヒイロ、ゼクス、ノインの次に自軍入りする。
敵対の期間が僅か1話のため、自軍との関係も割と良好。
なお、ゾギリア的には新たな部下として紹介された五飛が初陣で裏切るため、
当然ながら罵倒されるも、本人は「笑いたければ笑え!」と一蹴している
(もっともヒナには迷いを抱えている事を見抜かれ、隊長のアルフリードは裏切る事を予見して、
 プレイヤー部隊を別勢力の抑止力とするべく、彼に情報を与えていた)。
ちなみに彼の初登場シーンでは張五飛(ちゃん うーふぇい)とひらがなでルビが振られたため、その事がやたらネタにされる事に…。

この界隈では、基本的には「ごひ」呼ばわりだが、ネタ度少なめでかっこよく活躍している作品(『スクコマ2』や『L』)では、
「今回の五飛はごひじゃなくてウーフェイ」なんて言われたりする風潮がある。
……何かがおかしい……。

シリーズ全体の傾向として、『ガンダムW』は基本的に『EW』名義での参戦が多いため、
「最初は敵」「仲間になる頃には性能が低い」等のイメージが強く、全体的にイマイチな機体&パイロットと見られがち。
原作だと度々酷い目に遭うのに『スパロボ』では機体性能が高く、ストーリー面でも優遇気味のデュオとは完全に真逆と言える
(真逆の証明というわけでもないが、五飛が厚遇されている『スクコマ2』では、他シリーズとは逆にデスサイズの性能がいまいちだったりもする)。
本当はかなり強いんだぞ!活躍も出来るのに!!ヒイロ・デュオ・トロワが異常なだけで!
え?カトル?あー、いたね、そんな補給・祝福要員が

更に余談だが、この「敵になる」という要素が、『EW』の敵勢力であるマリーメイア軍が存在しなくても度々登場するため、
ある意味で裏切られるかどうか心配される赤い人と同じぐらい自軍やプレイヤーからの信用は無い。
まぁ、赤い人とは違って必ず帰ってくるのは分かっているから心配されないけど。
『EW』で敵になると言えばトロワもなのだが、こっちは原作通り潜入捜査の名目で所属しているため仕方なく自軍と戦うのとは違い、
五飛はその組織の心情にガチで共感してしまうというパターンが非常に多い。
『R』では最初はネオジオン軍に所属し(しかも口癖が「俺は悪だ」)、『第3次α』ではトロワと一緒にザフト軍所属である
(ちなみにこの作品のみトロワもガチである)。
ただ、珍しいパターンとしては『第2次α』があり、リアル系男主人公ルートにおいて、
ヒイロと共に潜入捜査としてヤザン達(主人公の一人であるアラドの序盤の所属)の仲間になっている。
更に自軍と敵対するという要素はゼクスが担当しているため、結果的に五飛は本作では一度も自軍とは敵対しないのである。
『α外伝』を経験して大人になったのかもしれない。結局『第3次α』でやらかすんだけどな!
(ただ、『第3次α』はブルーコスモスが派手にやらかしてくれたので、五飛とトロワがザフトに行ってしまうのも無理はないが……。
 一応、原作とは異なりザフト側がニュートロンジャマーによる大量殺戮を行っていないという点も十分考慮に値するだろう)
余談だが、『L』ではデュオの口から「またお前と戦うとはねぇ……これで何度目だ?」というメタ発言とも取れる台詞が飛び出した
(『EW』終了後と解釈出来なくもないが、『EW』でデュオと五飛は戦闘していない)。

+ 戦闘デモまとめ
『α外伝』版
『第3次α』版
『L』版
『第3次Z時獄篇』版
『X』版

『VS.シリーズ』では、『NEXT』の家庭用移植『PLUS』において隠し機体として登場。
格闘機ながらドラゴンハングとトライデント投擲で中距離以遠にも攻撃手段がある器用な機体に仕上がっている。
このメイン射撃であるドラゴンハングが大層な高性能であり、
  • その威力、140。これは同コスト帯万能機のBRズンダ(BRをキャンセルで連続して当てるテクニック)一回分、つまりBR二発分の威力に匹敵する
  • その上ダウン値はBR同様2なので追撃が可能
  • 武器が武器故に弾切れはしない。しかも両腕にあるため射角も良好で、動きながら撃てる
という凄まじい高性能っぷりを誇っている。
一応フォローすると、ハング自体は弾道や誘導の性質に癖があり、BRのように手軽に当てられるような武器ではなく、
追撃出来るとは言っても当てると相手をふっ飛ばしてしまうため、そういう状況はかなり限られるのだが、
それでも弾数無限であり、出てしまえばBRと同じ中々の弾速で飛んでいくため、
ハングの射程に入っただけで相手には大きなプレッシャーを与える事が出来る。
その他、精密誘導装置が付いているとしか思えないほど曲がるトライデント投げや、格闘機相応の高性能格闘を備えている。
火力もハングのおかげで高めで、平気で中コストの火力の平均値を越える大ダメージを叩き出していく様は恐怖でしかない。
アシストのサーペントも、ナタクの射撃戦の不利を埋めるかのような癖の無い素直な飛び道具で、
やや慣れは必要なものの、総合的に性能の高い所謂「強キャラ」という評価が一般的。
こんなモノがアーケードに存在していたら、恐らくゲーセンは核の炎に包まれていたであろう…。
無印の1バグと比べたらマシな方だけど
というのが発売当初の評価だったが、その後研究が進んだことにより中堅程度に落ち着いている。
新機体であるため対策が進んでおらず、強みを押し付けやすかったため過大評価されていたとされる。

その性能を危険視されてか、あるいは出演作品がTV版から『EW』一本に絞られた事の弊害か、
次作『EXTREME VS.』ではデスサイズヘルカスタムアシストに降格。
まあ、サンドロックもそうだし当たり前だよな
内容はゆっくりと加速しながら相手に向かって突撃し、接触するとトライデントで斬り付けるというものだが、
誘導のかかりが甘く、またヒットしても相手をロックしてくれないのでカスって終わり、という事態も起こりがち。
正直な所攻撃性能的にはイマイチなのだが、本作のデスサイズヘルはバスターシールドとサンドロックを失ってしまったため、
こんな性能でもあってもデスヘル的には重要な射撃武装だったりする。
その後、『EXTREME VS.2』でデスサイズヘルのアシストがウイングゼロとヘビーアームズ改に変更され、ナタクはリストラされてしまった。

ちなみにナタクの『NEXT』での活躍から割を食ったのが同系統の武装を持ったドラゴンガンダムであり、
『EXTREME VS.』稼働初期は圧倒的低評価から4弱の1角で悲しみを背負っていた。
また、家庭用『FULLBOOST』のDLC追加機体並びに『マキシブースト』アップデート追加機体としてTV版のアルトロンガンダムが参戦しているが、
『NEXT PLUS』のナタクとはかなり毛色の違う機体となっている。

トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では「OPERATION ACE 02」にパーフェクトレアで参戦。
「アルトロンガンダム(EW版)」名義。
パイロットの張五飛もEW版がパーフェクトレアで参戦。
機体・パイロット共に防御に関する能力をほとんど持たない攻撃一辺倒のカードになっている。


MUGENにおけるガンダムナタク

ウイングガンダムゼロカスタムゴッドガンダムを製作したhyuga氏による、携帯機版スパロボのドットを用いたものが存在。
同氏製作の他の『スパロボ』キャラと同様、カットインを多く使った派手な演出が搭載されている。

2013年6月16日にはホルン氏によるAI&改変パッチが公開された。
ガード精度やダウン回避の使用頻度の設定に加え、一部食らい判定の拡大や当身の強化などが施される。
想定ランクは強との事。


「狂った時代は終わったぞ、ナタク……どうか安らかに眠ってくれ」

出場大会



*1
なお、「ナタクのファクター」呼ばわりには「ナタクはマキナじゃなくてアルマだろ」と返すのが通例となっている
(つまり「『ラインバレル』のキャラである事」自体は否定しない)。
五番隊隊長呼ばわりについても、アニメ版『ラインバレル』は役職に該当する人物が登場せずに終わっており、
原作でも五番隊隊長のマット・レズナーが登場したのは『L』発売より結構経ってから。それ故、違和感の無さに一層磨きがかかっていた。

『UX』では『ガンダムW』が未参戦のため、当然五飛も登場する事は無いが、『L』と異なりラインバレルが原作漫画版名義なのをいい事に、
「ナタクのファクターはアニメ版のキャラだから今回は未登場」というジョークも流れた。アニメ版にも居ねぇよ!
しかも『スパロボ』公式ラジオでは、博士が「アニメ版ラインバレルに登場したキャラを一人ずつ上げていこう」と言って「まず五飛な」とのたまっていた。
なお、他版権作品からの加藤機関への客分という立ち位置は呂布のファクターが引き継いだ。何気にこちらも『ガンダムW』系統+中華枠だったり。
更に言えば本作の設定では『ラインバレル』と『BB戦士三国伝』は深い関わりがあったりする。


最終更新:2024年03月03日 22:25