ウイングガンダム


「ハハハハッ! あと一機!!」


サンライズ製作のTVアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場するモビルスーツ。デザインは大河原邦男氏によるもの。
この他、後に発表されたOVA及び劇場用アニメ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に合わせ、
カトキハジメ氏の手により新たにデザインが描き起されたものが存在する。
このリデザイン版は当初は「ウイングガンダムゼロカスタム」と同じくTV版デザインと区別するために
「アーリータイプ」と呼ばれていたが、現在は「EW版」と呼ばれている。
リメイク漫画『敗者たちの栄光』では本機をはじめ全て「EW版」のデザインで登場している。
  • 形式番号 XXXG-01W
  • 頭頂高 16.3m
  • 重量 7.1t
  • 装甲材質 ガンダニュウム合金
  • 武装 バルカン、マシンキャノン、ビームサーベル、バスターライフル、シールド
5人のガンダム開発者の1人であるドクターJがウイングガンダムゼロの設計データを基に故郷のL1コロニー群で完成させた機体。
パイロットはヒイロ・ユイ。ヒイロ・ユイのCVは緑川光氏。

ウィングガンダムゼロの設計思想を色濃く受け継いだ本機は高速飛行形態「バード形態」への変形機構を初め、
ゼロを模倣した外見や機能、装備を持つ。
兵器としては過剰な性能を持つゼロの反省から、バスターライフルの弾数制限やゼロシステムの撤去など、
機能はデチューンされているがOZの機体を上回る水準は維持されており、
地球に降下した5機のガンダの中では最も汎用性に優れた機体となっている。*1

本機の機動性の大半は、バックパックに接続された一対のウイングユニットに集約されており、
このユニットは単純に揚力を発生させるのみならず、翼を可動・変化させることで機体の空力特性を適宜変化させ、
失速から極超音速飛行までに至るあらゆる速度域に対応することが可能。
また、宇宙空間においてもAMBACや内蔵されたバーニアスラスターを併用した高い姿勢制御能力を発揮する事が出来る。
更にバード形態に変形する事で機動力と行動範囲を上昇せる事が出来、他のガンダムをも上回る作戦行動が可能。
コクピットは球体形状となっており、頭部のメインカメラと連動して回転する。
つまり「機体が見たものをパイロットもそのまま見る」ことになる。
なおバード形態では頭部が収納されるため、常時水平に固定される。

劇中での活躍

地球圏統一連合に対する一大テロ作戦「オペレーション・メテオ」発動と同時に地球に降下。
途中でゼクス・マーキスの搭乗するリーオー及びエアリーズ2機と交戦、バスターライフルにより2機を撃破するも、
直後にゼクス機に組み付かれそのまま海溝に没する。その後、ニューエドワーズ基地襲撃を始めヒイロと共に各地を転戦。
シベリアにおいてレディ・アンにコロニーを人質に取られ、降伏とガンダムの引渡しを迫られた際に、
「降伏はするがガンダムは渡さない」という理由で1度自爆するが、ヒイロとの決着を望んだゼクスの意向により
本機に構造のよく似たトールギスの予備パーツを組み込み、技術者達の努力の結果ほぼ完璧な形で一度修復される。
(というより、自爆時の損傷が酷かったため復元に近い)…自爆した意味が無い。
しかしヒイロはこれをよしとせず、トロワのガンダムヘビーアームズを借りて戦った(コミックボンボンで連載された漫画版ではウイングガンダムで戦っている)。

この決闘はOZの追討部隊の介入などがあり、決着を付けきれずにトロワと共にその場を去っている
その後ヒイロが宇宙に上がった際に地球に捨てられたが、後にノインらの手により回収され、
地球に戻ってきたヒイロが再び搭乗し、トレーズ派の本拠地ルクセンブルクでの戦いに加わる。
ここで損傷放棄され、ヒイロはトレーズから受け取ったガンダムエピオンに乗り換える。
物語最終盤、MO-II決戦時にはそれまで意識不明だったレディ・アンがウイングガンダムに乗り宇宙へ飛び出す。
最後はリーブラの主砲の射線上に立ちはだかっていたトレーズのトールギスIIを庇い大破、本機はこの時点で完全に放棄された。
この活躍のためか、ゲーム出演において、地上戦特化のため、宇宙適応が悲惨な事が多い他の4機とは異なり、宇宙適応を持っている事が多い。
(漫画版では中盤でヒイロ自身が「宇宙用MSとは戦えない」と断言しており、最期の活躍はトールギスと同型のブースターを装備して行っている)

なお、劇中では一貫して「ガンダム01」と呼ばれており、
「ウイングガンダム」と劇中で呼称されたのは前述したトールギスIIを庇う際にトレーズが一言発しただけで、
次回予告を除いてパイロットであったヒイロでさえ呼称したことはなかった。
何度も乗り捨てられてたりと持ち主に愛されていない気がしなくもない。
+ウイングガンダム不遇伝説
  • OPでトールギスから直撃を食らってラストカットでは一機だけボロボロ(毎回)
  • 第一話でリーオー(本来やられ役の雑魚機体)に組み付かれて海底に沈む
  • デュオが引き揚げてくれるもパイロットのヒイロが魚雷攻撃して再び海底に沈む
  • パイロットのヒイロが何かと自爆したがりで、結局初の大破は自爆
  • 修復されるもトールギスとの決闘で使ってもらえない(前述の通り、ボンボン版では使ってもらえた)
  • ヒイロが宇宙に上がる際「目立ちすぎる」と海底に置き去り
  • ルクセンブルクでダメージを受けすぎたため戦場のド真ん中に置き去り
  • 忘れた頃にレディ・アンが乗ってきてリーブラの主砲で大破、大破後また扱いが自然消滅
  • ヒイロからは消耗品扱い。そもそもヒイロはリーオー大好きっ子。
  • しかも全49話中ウイングガンダムと呼ばれたのは1度だけ。言ったのはトレーズで、OZからはガンダム01という通称でよばれ、他のガンダムのパイロットからはヒイロのガンダムとしか呼ばれておらず、ヒイロに至ってはウィングガンダムの事を1度も口にしていない

+ビルドファイターズでは・・・
1話で主人公、イオリ・セイが改造なしのウイングガンダムを使用しているが、サザキ・ススムの操るギャン
なにもできず、一方的に撃墜されている(セイは高い製作技術は持っているが、操縦技術が追いついていない)。
なお、 ビルドファイターズと連動した「HGオールガンダムプロジェクト」第1弾としてAGACウイングガンダムが発売された直後であるにも関わらず、この抜擢である
この一戦「ガンダムだから勝てる訳ではない」というのを視聴者にアピールする事が目的であり、ウイングが選ばれたのも「本編で何度も自爆とかしてるし、負けてもいいんじゃないか。一応は販促にもなるし」という理由であった。
正直、ウイングは泣いて良い。

一方、イタリアのガンプラチャンプ、「イタリアの伊達男」ことリカルド・フェリーニの操るガンプラとして、ウイングガンダムフェニーチェが登場。
こちらは緑を基調とし、ウイングを2基とも左側に装備するなど左右非対称のデザインとなっている。
開いた右肩にはビーム砲が内蔵され、左肩のウイングからもビームマントを展開可能。
改造のため変形機構はオミットされており、「メテオホッパー」というバイク型の専用マシンで低下した移動力を補っている。
他、バスターライフルは砲口が縦二門で分割使用が可能、ビームガンとしても使えるビームレイピアを装備している。
また、性能とは関係ないが右目が赤、左目が青のオッドアイになっている。
過去に強敵たちとの戦いで受けた傷は敢えてそのままにしてあるようで、頭部V字アンテナの右側は破損したまま。
因みにフェニーチェとはイタリア語で『不死鳥』という意味。

リカルドは幼少期からこのフェニーチェを相棒としてガンプラバトルを戦い続けており、
当初はカラーリングこそ今と同じだが構造自体は一切改造が入っていない普通のウイングガンダム(恐らくHGACベース)だったものを、
戦いによる破損・修復や強化によって今の特異な仕様へと姿を変えたのである。不死鳥の名も恐らくそれ故であろう。
その熱き思いと熟練の技で主人公機のスタービルドストライクガンダムに全力を以て答えた15話はベストバウトとされ、
原作でロクでもない扱いだったウイングがまさに全身全霊を賭けた「漢の戦い」を繰り広げる様は劇中のみならず視聴者にも感動を与えた。
その愛の幾らかでもヒイロが持ちあわせてれば扱いもマシになったのか…
なお、同話放映後はウイングガンダムフェニーチェのプラモが飛ぶように売れ、各地で売り切れが続出。
リカルドを演じた中村氏は以前に00変態ガンデレ上級大尉グラハム・エーカーも演じており、
量産機のカスタムタイプであるカスタムフラッグが大活躍をしてフラッグのプラモが大量に売れた事に絡み「フラッグ現象の再来」と呼ばれるほどの大反響であった。

『俺がお前を作ったのは、棚に飾って愛でる為じゃねぇ』
『勝つためだ。』
『俺の作ったガンプラが、ウイングガンダムフェニーチェが、
一番強いんだと世界に向かって叫ぶためだ。』
『だから、もう少し付き合って貰うぜ、相棒!』

因みに、既に決勝への進出が決定していたフェリーニに対し、セイたち主人公組は諸事情によってフェリーニに勝たなければ決勝進出が出来ない状況であったため、
大半の視聴者は放映前まで「どうせ主人公が勝つんだろ」「フェリーニがワザと負けてやるのかも」と予想しており、
フェリーニも決勝トーナメントの事を考慮して機体を温存するためにワザと負けてやろうかと悩んでいたが、結果は・・・・・・
非常に良い意味で視聴者を裏切ってくれたといえよう。
フェリーニはガンプラを使ったガールハントを好むナンパな性格であるが、ガンプラに関してはとても一途と言えよう。

その後、ウイングガンダムフェニーチェは決勝ラウンド準々決勝にて本作のヒロインの一人であるアイラ・ユルキアイネンの操るキュベレイパピヨンに敗北。
第23話にて全面改修され「ガンダムフェニーチェリナーシタ」として再登場した。
こちらでは機体全体のデザインが左右対称になり、シルエットはより鋭角的に。
バード形態への変形能力が復活したが、その一方で名前からは「ウイング」が消えた。尚、リナーシタはイタリア語で『復活』や『再生』という意味。

その他、漫画「ガンダムビルドファイターズ プラモダイバー キット&ビルト」の主人公機「ビルトワイバーンガンダム」は、
ビルドストライクガンダムをベースにウイングガンダムの要素が取り入れられた機体(ガンプラ)となっている。

+Gジェネでは・・・
宇宙世紀オンリーの「スピリッツ」以外では皆勤賞となっている機体。
他の4機がほぼ地上専用機になっているのに対し、ウィングは宇宙での運用も可能という汎用性の高さが売り。その分、地上適性は若干低め。
可変機らしく、バード形態での移動力も高めと流石主人公機と言える特性を持っているのだが…
中距離戦の主力となるバスターライフルの燃費が恐ろしく悪く、作品によっては本当に3発しか撃てないという事も多い。
しかも消費ENに対して威力はやや低めに抑えられている為、Wシナリオ中盤からは力不足が目立ってしまう。
さらに、初代~Fの頃にはMAP兵器としてなんと「自爆」が存在していた。
これは周囲4マスに99999のダメージを与える代わりに、ウィング自体は消えてしまうという、まさに自爆攻撃そのものである。
たしかに数値だけをみると全武装中最大最強なのだが、Gジェネでは失われたMSは永久に戻ってこない為、どう考えてもコストに対してメリットが釣り合っていない。
「オーバーワールド」ではEW版も登場。可変機のいくつかから変形機能が失われた同作では、
TV版は変形できるがMS形態では空を飛べず、EW版は変形できないがMS形態でも空を飛べる仕様になっている。
開発先(にない事もあったが)のゼロが非常に強力である事や、他にも可変機で優秀なのは数多くいる事から
ゼロを作れるようになったら価値が無くなってしまうユニットと言っても過言ではない。

+スパロボでの活躍
「新スーパーロボット大戦」より参戦。この頃はヒイロとゼクスのみの参戦だった。
後にFへの参戦がWの本格参戦であり、事あるごとに第三部隊として自軍・敵に攻撃をしてくる。
歴代ガンダムの中でも特に装甲が高く、射程も長いのでかなりの強敵。
仲間になるのは説得順的に最後であり、精神コマンドの「必中」・「鉄壁」を備えてるため、
スーパーロボット的な運用をすることによって真価を発揮する機体(他の機体はパイロットの精神コマンド的に同じ運用はほぼ不可能)。
いつの間にか乗り捨てられてるあたり、やはり不遇というべきかそれとも原作再現か…

その後、64、α、などに登場する。機体数が少ない状況で戦う事が多いため、性能が高く設定されてる事が多い。
また、第2次αには、カトキver.のアーリータイプが隠し機体で登場。
ゼロのツインバスターライフルと威力が大差ないバスターライフル、通称「ノベンタ斬り」こと便利な格闘武器「ビームサーベル(突撃)」、
変形後バスターライフルが支援武器に変わる等の要素によって、ぶっちゃけゼロより強かったりする。流石隠し機体という所か。
しかし、第3次αには出てこなかった。一体どういう事なのだろうか…(攻略本でシルエットになっており、版権問題の可能性もある)

なお、スパロボではバスターライフルはさすがに3発しか撃てないとうかつに戦えない事を考慮してか、基本的に通常のバスターライフルはEN制である。
(逆にマップ兵器版は弾数制である事が多い)
しかし、新と第2次αは原作を再現して通常版も弾数制である。第2次αはアーリー版の設定が反映されているのでまだいい(それでも6発)のだが、
新に至っては本当に3発(+MAPW版1発)こっきりである(そして対抗するかのようにトールギスまでドーバーガンが3発しか撃てなかった)。

第二次Z破界篇においては通常版と最大出力、MAP兵器版が用意され使い分けができるようになった。
最大出力版とMAP版がEN未改造の初期は3発のみとなっており原作再現となっている。
ちなみに緑川光氏は使用可能になった時点でフル改造し、ヒイロが撃墜数413でトップエースだったという。
ゼロが登場せず、この機体でラスボス戦まで戦うことになるためか相応に強い調整がなされている
……がストーリー上の扱いは窮地を脱するためにまたしても自爆させられる(予備パーツで次のシナリオには直るが…)。
そして、破界篇で既に一度自爆したのに続編の予告でまた自爆させられそうになっている。
そしてその続編である再世篇のプロローグでは 予告通り爆破された。 もう少し大事に扱ってあげて!

もっとも、再世篇では修復され、原作ではヘビーアームズに取られたトールギスとの決闘までできるという厚遇を受けている
(漫画版ではウイングガンダムでトールギスと決闘しているので、そっちの再現か)。
ただ、最後はアリー・アル・サーシェスに捕獲されたヒイロと共に退場。原作では終盤復元されて再登場したのだが、再世篇では再現されず。
破壊されたわけでもないので自軍復帰しても良いはずなのだが…。
なにやら同じ可変機ガンダムを彷彿とさせる待遇である。
それでも原作に比べたらよっぽど優遇されているというのが恐ろしい限りだが。

+ガンダムvsガンダムでは・・・
出ない。主人公機体で唯一登場した事がない機体である。ウイングが何をしたって言うんだ!…ゼロと差別化し辛いとか言ってはいけない。
EXVSフルブーストでは既に登場していたEW版の枠以外にTV版の要素がOPに登場しており、ウイングガンダムも参戦の可能性が指摘されていた。
が、やはり出ない。出るのはTV版ゼロ。ウイングガンダムは本当に泣いていい。

余談だが、ガンダムVSシリーズ10周年記念の漫画「ガンダムEXA」にはウイングが登場する話もあった。

そんなウイングだったが、『EXTREME VS. マキシブースト』でついに参戦。
ただし、トレーズ・クシュリナーダの乗るトールギスIIアシストとして。
乗っているのはもちろんレディ・アン。
しかし、アシストとはいえ登場したということは、プレイアブル化の可能性もあるのかもしれない。
サンドロックでやらかした前科持ちだしな!

+ガンダム トライエイジでは…
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では、ウイングをすっ飛ばして先にウイングゼロが参戦していた。またかよ…。
ゴッドを放置して参戦したシャイニングガンダムや、フリーダムより先に参戦したエールストライクガンダムがいるというのにこの始末である。

その後、「ビルドMS 3弾」で念願かなって参戦した。デスサイズとの同時参戦である。
しかしこの参戦はビルドファイターズ需要によるもの(かませとはいえ前述の第1話に出たのはこのためだが、
ゲーム上ではぶっちゃけウイングゼロのモデリング流用)のため、
当然ビルドファイターズ勢の参戦とタイミングが被る事に。
更に間の悪い事に、シークレットカード追加に伴いこれまで4枚あったMSのパーフェクトレア枠が3枚に減ってしまった結果、
主人公機でありながらマスターレア止まりになってしまった。ちなみにデスサイズはパーフェクトレアである。
……ああ、参戦してもやっぱり報われない。一応キャンペーンカードの一枚になっているのが救いか。

Mレア版はアタック高めのバランス型。
アビリティは追加入力に成功すると攻撃を回避した後に反撃する「変形」。
CP版はアタックがとても高く、その分HPの低いアタッカー。
アビリティは通常攻撃時に二つの武器からどちらか一つを装備して追加効果付きの攻撃を与える「ビルドウェポン」。
必殺技は「バスター・オペレーション」。
バード形態で敵に接近しつつバスターライフルを二連射。そのまま敵の横をすり抜け、背後で変形解除しバスターライフルを照射する。

余談だが、一部のカードは通常攻撃でバスターライフルを使い、変形に成功した際はバスターライフルを5発撃ち、必殺技でもバスターライフルを3発撃つ。
弾数3発とはなんだったのか。まあ、最大出力なのは必殺技のラストくらいだと思われるので問題は無いのだろう。多分。

専用機パイロットはもちろんヒイロ・ユイ。
「ビルドMS 3弾」ではマスターレアで登場。
Mレア版はバランスのいい補正とスピードバースト、敵全員の絆カウンター発動を封じるスキルを持つ。
スキルは有用ではあるものの、相手が絆カウンターを持っていない場合は当然無意味。
その性質上、CPU戦よりも対戦で真価を発揮するアビリティと言えよう。
なお、「ビルドMS 3弾」ではリーオーも参戦したのだが、残念ながらヒイロを乗せても専用機補正は付かない。

関連機体ではウイングガンダムフェニーチェが参戦している。


武装

バスターライフル

ウイングゼロのツインバスターライフルを基に開発された大型ビームライフル。
オリジナルのツインバスターライフルは機体本体からエネルギーを供給する方式を採用しているが、
これはエネルギーを物質化寸前まで縮退化させて詰め込んだ専用カートリッジを銃身に3つ装着しており、
最大出力で発射した場合弾数は3発、出力もツインバスターライフルの半分以下に抑えられている。
それでも最大出力で発射されるビームのエネルギーは中規模都市の1日のエネルギー消費量にも相当し、
射軸を中心とした周辺の大気を一瞬にして電離させ、半径150mに及ぶ激烈なプラズマ過流と
数十Kmに及ぶ灼熱の奔流を巻き起こすほどの威力を持つ。
また、このビーム自体が複合的な層を持ち、高速で貫通力の高いビーム帯を中心を低速で破壊力の強い粒子束が更に貫通する。
バード形態を併用した本機の機動性と合わせれば、戦略兵器としての運用も不可能ではない。
また、エネルギー経路がカートリッジで完結しているため、規格の異なる別の機体でも使用可能。

アーリータイプでは機体の身長並に大型化され、銃尻にはバード形態時に頭部を覆うフェアリングパーツが追加されている。
同時に、片腕に3発、左右合わせて6発分の予備カートリッジを収めた専用ラックを懸架する。
リメイク漫画『敗者たちの栄光』では予備カートリッジを爆発させて、自爆に使用している。

ビームサーベル

シールドに1基格納された接近戦用の斬撃武装。
耐久性に優れたガンダニュウム合金製部材の採用により、水中でも一切減衰しないほどの高出力を発生させる。
抜刀時はシールドが中折れしグリップが露出する。
アーリータイプではシールドの中折れギミックが省略され、裏面に格納される。

バルカン

頭部に2基内蔵された機関砲。対MS用としては非力で、威嚇・牽制や対人戦が主な用途である。

マシンキャノン

両肩に2基内蔵された機関砲。
頭部バルカンよりも大口径で、ガンダニュウム合金製以外のMSであれば破壊可能な威力を持つ。
アーリータイプではウィングゼロと同様の装甲格納式。

シールド

バード形態時の機首を兼ねるガンダニュウム合金製シールド。
それ自体の強度に加え、表面に施された特殊コーティングによって実弾やビームを問わず堅固な守備力を有する。
バード形態時は先端にバスターライフルを接続。先端部は鋭利で、そのまま打突武器としても使用される。
なお、このシールドはMS形態から飛行形態への変形時には推力なしに浮き上がって機体の頭部に覆いかぶさる。随分思い切った演出である。

+アビリティレベル
アビリティレベル(リーオーをオールレベル100として換算)
  • ファイティングアビリティ:レベル130
  • ウエポンズアビリティ:レベル140
  • スピードアビリティ:レベル150
  • パワーアビリティ:レベル120
  • アーマードアビリティ:レベル130

(以上、Wikipediaより一部転載、改変)


原作性能

SFC版『新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL』にて登場機体の一体として登場。
パイロットは原作通りヒイロ・ユイ。
ウィングガンダムゼロと同様に飛び道具、対空技、突進技と一通り揃った典型的な波動昇龍タイプ。
ただしゼロと比べると射撃武器の性能に劣るため、接近戦でラッシュを狙うタイプともいえる。

PS版『ガンダム・ザ・バトルマスター』の北米版『Gundam Battle Assault』にも登場。
ただし外見が違うだけで、性能はΖガンダムと同じとなっている。
ちなみに北米版のストーリーモードでは日本版の主人公グロリアは何故かヒイロに置き換わったために
(一応初期機体にウイングがあるとはいえ)他作品の機体に乗って戦うヒイロという珍妙な光景が見られる
あと機体選択の際アッガイにカーソルを合わせると何故か困惑する日本版も北米版もアッガイに何の恨みでもあるのか


MUGENにおけるウィングガンダム

+Mouser氏
『ENDLESS DUEL』のグラフィックを使用したもの。
AIや空中ガード、ガードダッシュは搭載されていないがコンボ精度は概ね原作通りで、プレイヤー操作の分では問題ない。
+taurusac195氏
『Gundam Battle Assault』のグラフィックを使用したもの。故に、中身は同氏製作のΖガンダムと同じ。
全体的に出が遅く硬直が長くキャンセルが効かない仕様のため、戦闘能力自体はかなり低い。
+とけい氏
グラフィックは『ENDLESS DUEL』からだが、性能はアーケードにある
『ガンダムエクストリームVS』を再現している。
しかし他の4機のガンダムをストライカーとして呼べたり、
バスターライフルの火力が異常だったり(段数制限があるが、生当て4割
ラウンドをとるとヒイロが高笑いしたり、
敗北するとバラバラになるなど、かなりはっちゃけたアレンジがされている。
+hyuga氏
第二次スーパーロボット大戦Zのスプライトを根性キャプチャし、更にそれをバラしてから再度組み上げたもの。
非常に手間がかかっているがそのぶん格闘のモーションも違和感なく仕上がっており接近戦も十分にできる。
必殺技はビームサーベルとマシンキャノン、超必殺技のバスターライフルのみとシンプルな構成。
また通常のダッシュの他に、無敵で高速移動できるバード形態に変形してのダッシュもある。
デフォルトでAIも搭載されている。

だが現在は氏の意向により公開停止中
+kamekaze氏
mugen1.0専用
原作再現で、強ランククラスのAIも搭載されている。
また、氏は他のEndless Duelキャラも作っており、その全てにAIが搭載されている。

出場大会


*1
「5機の中では汎用性が高い」という設定だが、機体そのものはともかく、武装が
  • カス当たりでも撃墜余裕、着弾地点は大爆発の超威力だが3発しか弾が無いバスターライフル
  • 物語開始直後の雑魚には効くがガンダム級や中盤以降の機体には全く効かないマシンキャノン
  • 普通のビームサーベル
  • 貧弱武器で有名なバルカン
と、相当偏っており、汎用機っぽくはない。


+Endless Waltz バージョン
知名度は非常に低いが「EW版」の設定以前にサンライズ協力の書籍『新機動戦記ガンダムW エンドレスワルツ 最強プレイングブック』
の作例としてゼロカスタムから逆算した石垣純哉によるデザインが発表されている。配色はどちらかと言えばTV版ゼロに近いEW版と比
べてTV版ウイングに近く、EW版ではゼロカスタムと同じ肩にバーニア、胸にダクトが追加されているが逆にEW版で大きな差であるウイ
ングがゼロカスタムと同じだったり得物が大剣だったり同じコンセプトながらかなり異なる。公式度は不明だが同じ掲載誌の漫画をに
おわせる設定は『Frozen Teardrop』に採用されている。
添付ファイル