ルテテ

「ふあぁぁぁ…… 近東伝来の幻術は、とっても疲れるのです…… むにゃむにゃ……。」

オンラインゲーム『FINAL FANTASY XI』に登場するノンプレイヤーキャラクター。ゲーム中の表記は「Lutete」。
種族はタルタル。フェイスタイプは2B。不思議な響きの名前だが、タルタル族女性には典型的な名前である。
白羊戦闘魔導師団団長としてカンパニエバトルに参戦する。

外見装備はコサージュとホーリーブレスト。Luminous Coalescenceという光精霊を3体召喚し、
「ケアルガIV」「プロテアIV」「シェルラIV」を使う事から召喚士と白魔道士のハイブリッドと思われる。
だが黒魔道士や狩人タイプと同じく、HPが一定以上減らない限り自ら敵に近付く事は無い。
かつてはLuminous Coalescenceそれぞれが「ホーリー」をリキャスト0で連射しまくり、自身はケアルガIVで部隊ごと回復するその勇姿から、
PCの間では「ルテテ様」と様付きで呼ぶ者もいたとか。また畏敬の念を込めて「連邦の白い悪魔」と呼ぶ者もいたらしい。
常に眠たげで戦場だろうがのんびりマイペースしていたり、色々シャントット女史とは対照的なキャラクター性を感じる。
いずれにせよタルタル族の心の闇「怯懦」には相変わらず当てはまりそうに無い。開発チームこの設定忘れてない?

しかし、2008年3月11日のバージョンアップにて、Luminous Coalescenceのホーリーの威力減少、それだけでなくリキャストが20秒になり、
さらに彼女自身もHPが減らないと敵に近付かないよう修正され、かつての強さは全く見る影も無くなってしまった。
また彼女自身の攻撃力、特に片手棍WSの威力も弱体化されている。
彼女のケアルガIVによるヘイトが、リキャスト20秒のホーリーではLuminous Coalescenceへタゲが動く事は難しく、彼女が袋叩きに合うのがほとんどであり、
以前のようなLuminous Coalescenceがターゲットを取った所を彼女が攻撃しつつ回復と言う構図が成立しない。

そして、2009年4月9日のバージョンアップにてさらにホーリーの威力が減少され、ダメージはプレイヤーのものとほぼ同値になった。
加えて、本来魔法命中率が高いホーリーであるにもかかわらず、かなりの魔法命中率減少がなされたのか、
ほとんどが1~2ケタというダメージしか通らない散々な修正結果になってしまった。
彼女の部隊は召喚士で編成され、部下はペットを使役せず殴るだけなので防御力、攻撃力共に頼りない。ここまで下方修正されたNPCも珍しいだろう。

なおLuminous Coalescenceは倒されても一定時間後に再召喚される。
ただし、3体まとめての同時召喚のため、Luminous Coalescence3体全てが倒されないと再召喚はされない。
また、イベントシーン限定ではあるが、独自のあくびモーションを持つ。


「……ふぁぁぁ ……出でよ……聖なる光よ……」


MUGENにおけるルテテ

汚い忍者等を製作したマンドラフ氏によるものが存在していたが、現在は入手不可。
氏のものでも珍しいキャラも戦闘スタイルも真面目な『FF11』キャラ。

AIもデフォルトで搭載済み。
スタイルとしてはエレメンタルを三体まで召喚して攻撃させつつ広範囲のホーリーや、超必殺技のシューティングスターなどで画面を制圧するタイプ。
…かと思えば、地上空中問わずヘキサストライクで接近戦を挑むことも。白魔道士の本領発揮か自己回復技もあり、中々に万能かつ持久力を備える。
悪く言えば決定打に欠け、また軽やかさ表現の影響かティッシュであり、少しちょこまか画面を爆破して回り鬱陶しいキャラクターかもしれない。
後日ボイスパッチも製作された。

出場大会

出演ストーリー

その他



最終更新:2014年07月13日 11:00