ガイ

「なんとひきょうきわまりない!
               せっしゃもすけだちいたす」

初出作品: ファイナルファイト(初代)
出身地: 日本(『ZERO3』『IV』ではアメリカ)
生年月日: 1965年8月12日 ※『IV』では不明になった
身長: 179cm
体重: 72kg
スリーサイズ: B108 W77 H82
血液型: O型
好きなもの: 鮭茶漬け、冷や奴、スニーカー
嫌いなもの: 横文字
特技: 早駆け(100m 10秒02)、盆栽、壁を使っての三角跳び
キャッチコピー:武神摩天楼に立つ!(FF)、修羅の巷に躍る影(ZERO)、静かなる赤き稲妻(IV)

ファイナルファイト』シリーズ及び『ストリートファイターZERO』シリーズ、
『スーパーストリートファイターⅣ』、『ストリートファイター×鉄拳』に登場するキャラクター。
男性、日本人、漢字表記はローマ字表記では「GUY」
武神流忍術を継承する忍者という設定で、比較的非力だが機敏な動きと、連撃やトリッキーな技で相手を翻弄できる特徴を持つ。
現在の設定では「武神流第39代伝承者」。ただし、初期の『ファイナルファイト』のサントラでは「57代目」とされていたこともある。
是空を師に持ち、武神流の同門にマキがいる(師匠は源柳斎じゃ?…という疑問についてはマキの項目を参照)。
声の出演は『ZERO』以降外部出演含めて岩永哲哉氏、『スーパーストリートファイターIV』と『ストリートファイター×鉄拳』では最上嗣生氏。

初代『ファイナルファイト』では、友人のコーディーハガーらと共に犯罪組織マッドギアに立ち向かうプレイヤーキャラの一人だった。
前述のように忍者らしい素早い動きが特徴で、その反面火力は控えめである。
しかしながら忍者なのに全く忍ばない真っ赤な装束は、市長なのにレスラーをしているマイク・ハガーに並んで
当時のプレイヤーに大きなインパクトを与えた。*1
そのためか、本来主人公であるはずのコーディー存在が薄くなってしまった。

SFC版の移植では、容量の関係でガイは削られてしまっているものの、使用キャラとしてはむしろコーディー以上に人気があったため、
後に『ファイナルファイト・ガイ』という「コーディーのみが削られたバージョン」の移植も発売されている。
ボンガロ作者により漫画化もされ、ガイの顔はまるきりクローンキムだったり。

続編の『ファイナルファイト2』には参戦していないが、オープニングデモとエキスパートモードのエンディングで出番がある。
『ファイナルファイト タフ』で再登場した際には、ZEROシリーズの影響で以前よりデザインや動作が格闘家っぽくなっていた。

対戦格闘ゲームでの初出は『ストリートファイターZERO』シリーズ。
初代では豪鬼と並んで最強キャラであった。
当時の開発スタッフの間では「皆でガイを最強にしよう」という話があったらしく、意図的に強くされていたようだ。
これが原因だろうか、中平漫画版『ストリートファイターZERO』では、
アドン春麗バーディーの三人が手も足も出なかった殺意の波動に目覚めたリュウ
無傷 で撃退するという強さを見せ付けた。
が、それ以降のシリーズでは中堅どころに抑えられている。

なお『ZERO3』のALL ABOUTムックの彼のキャラ紹介にハガーとの会話文があり、
『ZERO3』の時代は『ファイナルファイト』の事件のおよそ1年後である事を仄めかしている。

CAPCOM FIGHTING Jam』では、『ストZERO』枠のキャラクターとして出演。
性能面ではスーパーコンボの「武神無双連刈」が使用できなくなっている他、
「武神剛雷脚」最後の決めの足技が「喉切」として「鎌鼬」からの追撃技として追加されている。
+ CFJでのED画像

また『ポケットファイター』ではいぶきのEDに出演しており、
師匠に頼まれた買い物の途中いぶきに 恥ずかしいくらい真っ赤な胴着 (=武神流)と言われ勝負を挑まれるが
武神流の力でこれを退けている。
『ストリートファイターEX』シリーズに登場するカイリほくとも武神流の関係者らしいが、
残念ながらゲーム上で彼らと対決したことはない(カイリが一部ガイと似た技を使うのみ)。

『スーパーストリートファイターIV』にもコーディーと共に参戦。
世の中を乱す悪であるベガを止めるためにコーディーやローズと接触する。
「今一度思い直せ お主の命もひとつしかないのだぞ」とローズとはわりといい雰囲気である。 てめー許嫁いるじゃねーかクッソ

ただ、『ZERO』シリーズで修行を積み重ねた成果なのか(特に下半身が)マッチョ化しており、一部からはどうしてこうなったと嘆かれている。
あと超弱い。歴代ガイの中でも最弱との噂も…。ム…ムネーン!


他にも格闘ゲーム以外では『NAMCO×CAPCOM』にハガーと共に出演している。
ここでは同じ武神流ということでコマンドーチームの一員であるとタッグを組んでいた。
そこでは、キャプテンソードやキャプテンストーム発動時に異常なまでに馴染んでいた
もはやコマンドーチームの5人目として彼をカウントしても差し支えないレベル。
『PXZ2』では本人は登場しないがキャプテンと飛竜&秀真ならびにリュウ&ケンの掛け合いでしれっと二人目のニンジャコマンドーとして扱われている。

※ナムカプでの武神流究極奥義については翔の項目を参照。
キャプテン「ガイ君!」


キャラ設定

年齢の割りに落ち着いており、物事を冷静な目で見ることができる。コーディーが堕落したときも驚いてはいたものの、多くを聞かなかった。
だが、実際はコーディーのことを気にはしているようで『スパⅣ』では武神流のしきたりを破ってまで聞き出そうとしていた。
『ファイナルファイト』のエンディングでは、ジェシカの前から逃げようとしたコーディーを「武神獄鎖拳」で叩きのめした。これはガイなりの叱咤である。

幼い頃は現在からは想像もつかないほどの不良少年だったが、武神流の師匠に素質を見い出され、武神流忍術を伝承される。
その後はしばらく師匠の下で修行を続けた後、さらなる自己研鑽のため、武者修行目的で渡米する。

また、彼には源柳斎麗奈(げんりゅうさい レナ)という婚約者がいる。
レナの妹で『ファイナルファイト2』にプレイヤーキャラクターとして登場した妹弟子・源柳斎真紀(マキ)からは、
一方的にライバル視されており、追われる立場にある(ガイ自身は殆ど相手にしていない)。
ちなみにマキとは『ZERO3↑↑』にて共演しており、彼女のEDにも登場している。
他には、組織を潰された元マッドギアのソドムからは敵視されている。
上記の姉妹の件に加えて『ZERO3』でローズを救出したら海外で付き合っているのかと噂されてしまったり
(しかも『スパⅣ』では何時の間にか呼び捨てにする仲になっていて多数のプレイヤーを驚かせていた。
ただ、公式では友人関係扱いらしい。 一体、何時から友達になったんだ
『スパⅣ』でいぶきともオープニングで共演、脱ぎたてほやほやの服をタダでGETしたりとコーディーよりも妙に女運が良いのは気のせいか。

『ファイナルファイト』時代は濃ゆい顔つきだったが、『ZERO』以降は若返って青年らしい顔つきになっていき
『スパⅣ』ではダンから「顔のいい奴はオレの敵!」と言われ、男性キャラの中ではバルログと並んで
滅・昇竜拳を食らっても顎が歪まなかったりと女性キャラ並の頑丈さを誇る顔になっていた。
それでもセスのウルコン1を食らった時はさすがに変顔になってしまうようだ。あとOPでも顔芸を披露した。

一人称は「拙者」で古風な「ござる」口調で話す。
サイコパワー」を「サイコッパーワー」と発音してしまうなど横文字を苦手とする。
読み方があまりに特徴的すぎるため「ガイ弁」とも呼ばれる。
『スパⅣ』では訛りすぎて愛用の靴が「スニイカー」になってしまった。
また、ガイ弁ではないが前投げを仕掛ける時に「ヒザでござる」と聞こえる空耳が一部でウケている。
元はのセリフは「無駄でござる」。滑舌は悪くないのだが効果音の被りに加え、モーションがヒザ蹴りなためもうヒザにしか聞こえない。
その一方パソコンなどの電子機器に強い一面も見せる。
      ,'´ " `ス
    〈 ノノ从ヾリ 
    ヘq ー_!ーノ <コーディー殿はいい加減、ジェシカ殿の所へ帰るべきでござる…っと。
    / ))`y´))
   /y==/ ̄ ̄ ̄ ̄/
_ (_つ / 武神流 / カタカタ
    \/____/

「英語圏であるアメリカが舞台のFFで活躍したのに何故?」は禁句。

体術をメインにしている故か忍者道具はあまり使用しないイメージが強いが、黒歴史となった『ファイナルファイトリベンジ』では
手裏剣を連続で投げつけるスーパームーブ(超必殺技みたいなもの)がある。その名も「スーパー忍(しのび)」。
一応、FC版の『マイティファイナルファイト』で手裏剣を使用していたのが元ネタらしい。
『スパⅣ』でもアレンジコスチュームで忍者刀や苦無、手甲などでガイなりに重装備した姿が見れる。(さすがに使用しないが)
他にも「飛行機とお前をぶっ壊してやる」と苦無をチラつかせてベガを見事にビビらせる場面がある。
武神流が忍者道具を使えばあまりにも強力すぎる為、あえて重要な場面でしか使わないようにしているのかもしれない。きっとそうに違いない。

そしてガイを語る上では外せないスニーカーには特にこだわりを持っているようで
『ファイナルファイトONE』で当時のメトロシティにタイムスリップしたという設定のZERO3仕様ガイが
ベルガーの問いかけに「スニーカーも新調したでござる」と答える場面がある。
忍者の格好にスニーカーは不釣合いに見えるが、スニーカーの語源が「忍び寄る」の英語(sneak)であり、音を立てずに走れるのが売りなので
現代忍者であるガイが履物にスニーカーを選ぶのはあながち間違ってはおらず、同門のマキもスニーカーを着用している。
と言うか格ゲー界における「忍んでいる忍者」の代表格である服部半蔵の足袋にも「リーボックな足袋」と言う設定がある。


キャラクター性能

シリーズを通して素早い動作に比較的リーチの長い通常技が多く、めくりを食らう状況に陥りにくいといった特徴がある。
強さはシステムに依存している部分が大きい上、毎回大幅な調整があるためタイトルによって戦術が異なる。

ZERO
ZEROではチェーンとCAPCOM作品では珍しく中段攻撃を持つため近距離で強く、
疾駆け(はやがけ)からの派生技による中下段の2択を持つため中距離からの強襲も強力なキャラクターであった。

ZERO2
ZEROのころと比べると立中Kがキャンセルできなくなり、
主力であったゼロコンボが撤廃され(ただし立中Pから立大Pは可能)キャラ性能を落としている。
キャンセルをかけるなら立中P(→立大P)か屈中K。立中Kには劣るがリーチもあり、出が早くキャンセルできる。
単発の牽制は立ち中Kが強い。
その他の変更点としては
  • イズナはしゃがんだ相手は投げられなくなった。
  • 旋風脚は中のみ地上戦で使える。
  • 疾駆け(中、強)は出が遅くなった。
総じて弱体化が目立つ。新技の崩山斗は出が遅いが、キャンセルからの固めに重宝する。
ガイに限った話ではないが、オリコンが強いのでゲージはほぼこれに使う。
刺し込みどころは空ジャンプの着地や相手の飛び込みをくぐれたときなど。

ZERO3
X:ZERO3のシステム的に不利な上、スパコン死に技
Z:地味な牽制から隙を見つけて一発を狙う。コンボに行く判断力が重要。
V:使い勝手の良いオリコンに乏しく一発逆転は狙いにくい。後光や光りぬけが使えるのは利点。

中Pや空中カウンターから五割以上減らせるコンボが狙えるため、
Zイズムの中ではかなりの上位キャラクターと言える。

牽制とカウンターからのコンボの爆発力が最大の武器。
爆発力は凄いが、ジャンプがティッシュ気味のため隙をついた飛び込みが難しく、地上戦&対空が殆ど。

スパIV
ただでさえティッシュ気味のジャンプが更にふんわりとなってしまい、肘落としや鎌鼬等で軌道を変更しないと
見てから簡単に迎撃されるように。後、武神イズナ落としが何故かスクリューパイルドライバー並の威力になった。
武神獄鎖拳が強化され、最後の強Kを入力するときに下方向に入れてると投げになる。
これはファイナルファイトにおけるテクニック
(下レバーを入れながら打撃を連打すると最後のフィニッシュが後方への投げに変化、敵が背中から来た場合のフォローになる)
であり、画面端なら投げた後に武神旋風脚や崩山斗で追撃出来る。
セービングアタックが『ファイナルファイト タフ』で登場したコマンド技の「通し」に酷似している。
ウルコンは総じて性能が低く、武神轟雷旋風陣は画面端で無ければコンボに組み込めず、武神無双蓮華は間合いが狭く、発生も遅い。
ガイ使いからは『ウルコンは無いという前提で戦え』との事らしい… ム…ムネーン!

+ 必殺技超必殺技解説


MUGENにおけるガイ

  • P.o.t.s氏 CVSアレンジ仕様
ニコMUGENでは一番有名。例によってAIも程良い強さであり、大会での出番も多い。
また、MUGENワールドカップのうp主であるmisobon_ism氏によってAIが作られている。
オリコンルートやコンボパターンが豊富で魅せる闘いをしてくれる。
詳しくはオトコマエシリーズpart2を参照。

  • 悪咲3号氏 CVS仕様
氏おなじみのCVSアレンジ。現在は入手不能。
EXグルーヴはおなじみのオリジナル性能となっている。

  • あだむすきー氏 ZERO3仕様
技の性能はZERO3だがシステムは2といってもいい。
現在は2016年のフリーティケットシアター終了及び、サイト閉鎖により入手不可。

  • Fido氏製作 MX仕様
ブロッキングやジャストディフェンスを搭載。氏のMXシリーズ共通のシステムを持つ。 現在は入手不能。
エフェクトが非常に綺麗。

  • KFC?氏製作 スパIV仕様
2016年5月に公開された、ストZEROのドットを用いたスパIV仕様。
KFC?氏のガイ……ん?
2種類のウルコンもスパIVでの動きを再現しており、暗転時には原作でのアップになった映像が流れる。
デフォルトAIは搭載されていない。



「此れぞ、武神流」

              「悪く思うな…」

出場大会

+ 一覧

出演ストーリー


*1
しかしながら、実際の忍装束は濃い赤系統のものがほとんどだったと言われる(正確には「柿渋色」等の朱色と言うか茶色に近い色だが)。
理由については
「黒色だと少しでも明かりがあれば像が浮かびあがってしまう(逆に全く光が無いのならば白装束でも見つからない)」
「黒い染料(墨ではない)は高価なので忍者装束にはもったいない」
など諸説ある。
詳しくはGoogle等自分で調べてみよう。
(ガイのように黄味の強い赤はまだしもワインレッドなどは現代でも日が落ちると本気で見えづらいため、そういう服の人は交通安全には気を付けよう)
スニーカーの件といい、ガイは一見忍んでなさそうに見えて実はちゃんと忍んでいるのかもしれない。