ハッサム



分類:はさみポケモン
タイプ:むし・はがね
高さ:1.8m
重さ:118.0kg
特性:むしのしらせ(HPが3分の1以下で虫タイプの技の威力が1.5倍になる)
   テクニシャン(威力60以下の技の威力が1.5倍になる)
夢特性:ライトメタル(自分の体重が半分になる 体重はくさむすびやけたぐりの威力に影響)

―こうてつを ふくんでいる ハサミで とらえたものは
      どんなに かたくても こなごなに くだく―

+ 担当声優
小西克幸
1997年アニメ版(シゲルの手持ち)、『時を超えた遭遇』(ビシャスの手持ち)
三木眞一郎
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ、『新無印編』(ゴウの手持ち)
金光宣明
『幻影の覇者』
酒巻光宏
『幻影の覇者』(グーンの手持ち)

      
任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン。
『赤・緑』の頃から存在していたポケモン・ストライクの新進化形態で、『金・銀』で初登場した。
同じく『金・銀』で新登場した「はがねタイプ」を持つポケモンの一体である。
ストライクにメタルコートを持たせて通信交換する事でハッサムに進化する。

別名「はさみポケモン」。
全身の赤い外骨格は鋼のように頑丈で、鋼鉄を含んだハサミは岩をも粉々にする。
また腕のハサミの目玉模様を使って、腕をまるで頭のように見せかけて相手を威嚇する。
背中の翅は高速で羽ばたかせる事で体温を調節するために使われ、空を飛ぶ事には使われない。

ストライクは直立したカマキリのような姿のポケモンで、両手が鎌で体色が緑色だったが、
ハッサムは両手がペンチのようなハサミに変化し、体色も赤色に変化している。
それに伴いタイプも「むし・ひこう」から「むし・はがね」になっており、能力値も素早さが下がった代わりに攻撃や防御が強化されている。*1
ちなみに、能力値の合計に関しては進化前のストライクと変わらない
(素早さの種族値を40下げて、攻撃と防御の種族値にそれぞれ20ずつ振り分けているため)。
そのせいで能力値が低いと言われたりもするが、最終進化系の全てで見れば平均以上はあったりはする。
虫タイプの弱点だった「ひこう」や「いわ」を「はがね」で補える他、
毒を無効化するなど全体的な耐性が強化されているが、「ほのお」タイプの攻撃で受けるダメージは倍になってしまった。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』ではハッサムとは別の進化として、
ヒスイ地方の特殊な鉱石の影響でストライクから分岐進化するバサギリの存在が確認されている。


原作中の性能

HP:70
攻撃:130
防御:100
特攻:55
特防:80
素早さ:65

『金・銀』ではこうげきとぼうぎょに優れたステータスと、ほのおタイプ以外に弱点が無い優秀なタイプの組み合わせを併せ持つ、
むしタイプの中ではこれまで殆どいなかった高スペックのポケモンだったが、それに見合ったタイプ一致の高威力技を覚えられず*2
アタッカーとしては同時期に登場したヘラクロス(威力が高いタイプ一致技の「メガホーン」や「こらえる」→「きしかいせい」のコンボが強力)
に劣っていたため、「バトンタッチ」で他のポケモンにプラスの能力変化を引き継がせる補助要員としての運用が主流だった。

当時の活躍

『ルビー・サファイア』でタイプ一致技が増えた事によりその強さが徐々に開花し、
『ダイヤモンド・パール(プラチナ)』においては物理技・特殊技の仕様変更と
威力が60以下の技の威力が1.5倍になる新特性「テクニシャン」の恩恵、
鈍足を補うはがねタイプの先制攻撃技「バレットパンチ」の習得を受けて、一気にトップに上り詰める。
「テクニシャン」は3世代まで高威力技が全く無いハッサムにあまりにピンズドな特性であったため、
こいつ同様、ゲームスタッフによって意図的に強化されたと言えるだろう。

第5期『ブラック・ホワイト』では同タイプで素早さ以外は完全上位互換の種族値を持つシュバルゴや、
はがねタイプ最速+特性「はりきり」によって命中力と引き換えに非常に高い攻撃力を持ったアイアントが登場するも、
そもそもハッサムの最大の武器は両者とも覚えない前述の「バレットパンチ」と言え、
それ以外にも前者は特性テクニシャンや技の豊富さ・後者は耐久面、回復技で差別化は図れている。
対人戦では要注意ポケモンであるナットレイ対策の為、炎技を持つポケモンが増えた事により、
全盛期ほどの活躍は見込めないと当初は思われていたが、相変わらず強ポケの名を欲しいままにしている。

見た目のかっこよさも相まって、現在でも通信対戦の使用率の上位に食い込む人気ポケモンであり、
当時のシングルバトルでは能力値の全てを上回られているメタグロスを差し置いて使用率ははがねタイプ1位だった。
シングルバトルでは自身のタイプ耐性を活かした受け流しや後攻「とんぼがえり」
(攻撃が成功すると味方に交代できる技 後攻で使用すれば味方を無傷で出せる)を使用したサポートメインの耐久型か、
これとは逆に別の味方で場を整えた後に攻撃力を2倍にする「つるぎのまい」と威力強化アイテム「いのちのたま」を使用して、
高威力の「バレットパンチ」「むしくい」で相手を薙ぎ倒していくエース型の2つが主流となっている。
上記のどちらの型もラティオスとの非常に相性が良く、これらの組み合わせである「ラティハッサム」は有名。
スタンダードなPTに限らず多くのPTにも入れる汎用性の高さから、約10年ぶりのシングルバトルの大会であった「ファミ通カップ」においては、
この2匹の使用率がそれぞれ1位、2位という強さと人気を見せ付けた。

その強さが認められてか、後に公式に「シングルバトル 最強クラスのポケモン」の一匹として配布される。
600族(出場制限が無い中では最高級のステータスを誇るポケモン群の俗称)以外の中では唯一の選出。
ちなみにその際に公式に付けられた異名は「鋼のテクニシャン」あの…むしのしらせとライトメタルは?

『X・Y』でははがねタイプの相性からあくゴースト耐性削除で等倍化という変更が加えられ、耐久性が低下。
とはいえ明確な弱点はやはりほのおのみ。
その一方で、新タイプの「フェアリー」がむし技に強くはがね技に弱いというタイプ相性の持ち主のため、
今後は「テクニシャン」と「バレットパンチ」の脅威性故に随所で活躍した。
+ 更に…
     

 分類:はさみポケモン
 タイプ:むし/はがね
 高さ:2.0m
 重さ:125.0kg
 特性:テクニシャン

かじょうな メガシンカのエネルギーを たくわえているため
ちょうじかん たつと からだが とけはじめてしまう。

クリア後限定ではあるが、「ハッサムナイト」でメガシンカさせる事が可能
こうなると、元の特性がどれであっても「テクニシャン」で固定化され、攻撃は脅威の150まで上昇。
他のアイテムを持たせられない欠点が付くが、「バレットパンチ」の脅威性は更に上がり、生半可な実力では何もできぬまま倒されかねない。
この上、「つるぎのまい」で強化されたら手が付けられなくなる恐れがある。相手にする時はほのおタイプでさっさと焼いてしまうに限る。

+ 外部作品
『ポケモン+ノブナガの野望』では物理・特殊の概念が無い、進化すると移動力が下がる、ステータスの単純化、
技が各ポケモン固有の1つ(技は基本的にそのポケモンと同属性だが例外もいる)等の仕様で、耐性が多いはがねとドラゴンは原作以上に硬い。
それに加えてハッサムは広い攻撃範囲と進化ポケとしては十分な移動力を持っているので、味方であればあく・エスパーキラーとして心強いが、
敵であればこの上なく厄介な存在になっている。相手にする場合はさっさとほのおポケモンで焼いてしまいたい所。
BLPが産廃なヨシモト(今川義元)の相方筆頭である。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、モンスターボールから出現するポケモンの1つとして登場。
特定のプレイヤーを狙って「メタルクロー」で攻撃する。一撃目をかわせたと思っても二撃目を喰らって場外KOする事があるので侮れない。
その後『SP』にて再登場した際には技が「れんぞくぎり」に変わっており、動作も『DX』時代とは大きく異なる。

+ メディアミックス
アニメ版にも登場。
初登場回にしてサトシのヘラクロスと戦っており、
『金・銀』でデビューしたむしポケモン同士の対決というシチュエーションになっている。
素早さがストライクより下がっているのにアニメではストライク以上の素早さを持つポケモンになっている
この他にもライバルキャラ・シゲルの手持ちとしても登場しており、
サトシの手持ちポケモンでも強い部類に入るカビゴンベトベトンを立て続けに破るなど活躍をするも、切り札的存在であったリザードンには敗れる。
ぶっちゃけサトシのリザードンVSシゲルのカメックスのタイマンのシチュエーションを作る為の露払い役である
他、ホウエンリーグでの対戦相手であるカエデの手持ちや、エアバトルマスターと言われるミツゾーの手持ちとして登場。
後者では翅で空を飛べないハッサムが「おいかぜ」に乗って空中戦をしている。
劇場版の敵・ビシャスの手持ちとして登場するなど、非レギュラーポケモンの中では出番もメイン回も多い。
ちなみにとある回では、ゲームでは相性的に無効なはずの「どくづき」を喰らって倒されてしまっている。
まあアニメ版での相性無視なんて今に始まった事ではないのだが

漫画版『ポケットモンスターSPECIAL』(通称:ポケスペ)においてはグリーンが使用。
グリーンが子供の頃から一緒に過ごしていたストライクが『金・銀』時代に進化した個体である。
上記の通り、ストライクからハッサムに進化した場合、素早さが下がるのだが
グリーンのハッサムは何故か進化しても素早さが一切下がらなかったという規格外である。なんなんだアンタ
因みに初代時代のストライクでゴーストタイプをノーマル技である「きりさく」で倒すなど、既にその規格外っぷりを見せてくれている。
まあ、グリーン曰く「核を攻撃すれば一撃で倒せる」らしいし、修行の結果常時「みやぶる」*3発動状態になったという事で…やっぱりダメ?
なお、ノーマルタイプの技で核を狙い撃ちする戦術は、オーキド博士も使っていた事がキクコの口から語られている。
マジでなんなんだこの親子。


『ポッ拳』におけるハッサム

原作の積みエースのイメージを余す所なく活かした、自己強化型のインファイター。
5A「つるぎのまい」を積む事で、次に出すAボタン技に追加派生を出す事ができる。
この「つるぎのまい」派生は総じて火力が高く、隙も軽減されるため、乗せている状況でならガンガン押していく事ができる。
ストックは2つ可能なので、できるだけ確保して攻め込みたい。
ダッシュを持つ数少ないキャラであり、近距離での殴り合いもいけるが中距離での差し込みを得意とするタイプ。
完全な弾については性能があまり良くないので、牽制しつつ「つるぎのまい」を積む事は困難。
ダウンを取ったりフェイズチェンジを得て「安全な状況を確保しつつ積む」、という原作を忠実に再現した立ち回りを心掛けよう。

  • フィールドフェイズ
さっさと近付いて設置で有利状況を取りつつ攻めるタイプ。一応開始時の遠距離で「つるぎのまい」を積めるが、ラインの管理をされてしまう点は微妙か。
接近時はシュートで足元にホチキスの針のような設置を行う事ができる。
設置しつつ中距離では溜めバックシュートや移動できる溜めブロック、近距離ではシンプルに設置の周辺でホーミング格闘で殴りかかるのが単純にして強力。
「前後左右へダッシュ」「ダッシュ中に方向転換」が行えるのが特徴で、間合い管理がやりやすい。移動と設置でアドバンテージを取りつつ攻め込もう。

  • デュエルフェイズ
中距離からダッシュYと6A「メタルクロー」での差し込みが本筋。中距離なら溜め4Xや溜めブロックなどのブロック貫通、
発生の速い2A「バレットパンチ」も分の良い始動となる。
そこから「つるぎのまい」を積んでいれば、派生攻撃でエリアルにご招待。
エリアルからのJA「つばめがえし~つるぎのまい派生」は補正が緩く、滅茶苦茶運んで壁ボーナスの30ダメージを確保しやすい、
火力の高いコンボパーツであり、ここに持っていくのが最終目標である。
近距離でも逆択の飛ぶブロック攻撃、4A「とんぼがえり」(派生で更に大ダメージ)、
近距離に出せる1A入力の「バレットパンチ」や、そこから派生して投げる「むしくい」といった択一攻撃が仕掛けられるが、
やはり中距離からのぶっこみが魅力。
「むしくい」については相手のステータス上昇を奪う原作再現効果や、空中の相手を掴めるといった効果もある(生で当てるのは珍しいが)。
差し込みがメインのため、攻められる状況についてはあまり強くないが、対空については判定こそ貧弱なものの、
リターンが特大のJYによる空対空と、頭無敵で比較的安全に落とせるので、リターンが薄い8Yあたりから選択したい。
取り敢えず「とんぼがえり」も強力ではある。

共鳴バースト中はメガハッサムへメガシンカする。共鳴中は「つるぎのまい」を1回行うだけでストックが2つ溜まる、
という単純にしてハッサムのポテンシャルを最大限に生かすボーナスを得る事ができ、小回りの利く弱(各種Y)攻撃が強化される。
バーストアタック「オーロラメテオダイブ」も強力。
指数関数的な軌道で横と斜め上を広くカバーする突進技のため、ジャンプ逃げも一切許さず、
更に空中で終わるにも拘らず、フレーム関係は不利程度で確反も無い。
発生の速い技は弱攻撃なので、そもそも未共鳴状態ではアーマーのせいでよろけをとれず実は有利Fでもない、という事すらある。
空中をカバーするBAはダークミュウツーなどのように確反がある事が多く、かなり優遇されているポイントである。


MUGENにおけるハッサム

Ghosteo氏の手描きのものと、そのスプライトをベースにJozetPoet氏が改変したもの、
そしてミロカロスの製作者でもあるめるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏)のものが存在したが、後者2体は現在入手不可。

+ Ghosteo氏製作 Scizor
  • Ghosteo氏製作 Scizor
現在は海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。
製作者は海外の方なので、名前がハッサムの海外名である「Scizor」になっている。
翅や全身が何故かピンクがかった色になっており、サイズも少し小さめで、ライフが760でATKも90しか無い。
またreadmeも付属しておらず、ガードのコマンドがcやzのキー入力になっているので、使う時には注意。
赤い残像を残しながら移動する技などを使い、他にも瞬間移動攻撃や見た目以上の広範囲を攻撃する頭突き、エネルギー弾で攻撃する技などがある。
AIは搭載されていない。

+ JozetPoet氏製作 JPScizor
  • JozetPoet氏製作 JPScizor
現在は入手不可。
JozetPoet氏が上記のscizorを改変したもの。
体色が赤っぽくなり翅の色が白に修正され、身長と能力値も一般的な値になっている。
ファイル名は「JPScizor」となっているが、ディスプレイネームはやはり「Scizor」である。
AIは未搭載だがバランスの取れた性能となっており、きちんとreadmeも付属しているので、人操作なら問題無く使う事ができるだろう。
グラフィックや動きも中々完成度が高い。
技も改変元とは別物で、だいたい性能は下の解説のような感じである。
基本的にはTakeDownなどの移動技で接近し、接近戦で戦うのが向いている。
+ JozetPoet氏改変版の技の解説
()内は和訳技名

コマンド

  • TakeDown(とっしん)
相手に高速で突進する。威力は70位の移動技で、一気に相手に接近でき、しかも相手をダウンさせられるので非常に使い勝手がいい。
  • Slash(きりさく)
腕を振り下ろして斬りつける。威力も30程度だが、背の低い相手にも当てやすい。
  • Vicegrip(はさむ)
ハサミで相手を挟んで攻撃する。威力は40程度だが、少し前進しながら使う技なので当てやすい。
  • MetalClaw(メタルクロー)
Vicegripを強化したような性能の技。使用時に体が銀色になり、威力も60程度に上がる。
  • FlipKick(不明)
相手の足元に蹴りを放つ。威力は低いが相手をダウンさせる効果がある。使用時にバックステップのように少し後退する。
  • QuickAttack(でんこうせっか)
瞬間移動して攻撃する突進技。移動距離はそれなりだが、瞬間移動時には姿が消えて食らい判定も消失する。威力は60程度。
  • AirSlash(エアスラッシュ)
空気の刃を2連続で飛ばして攻撃する飛び道具技。そこまで連射できる訳ではなく、威力も低い。遠距離戦時の牽制などに使おう。

ゲージ技

  • NightSlash(つじぎり)(1ゲージ消費)
2連続で斬りつけて合計1.5割程度のダメージを与える技。かなり相手に近づかないと当たらない。
  • BulletPunch(バレットパンチ)(1ゲージ消費)
その名の通り弾丸のように高速で相手に接近し、連続攻撃を叩きこむ乱舞技
威力は合計1.3割程度だが、一気に相手に接近できる突進技で使い勝手がいい。「TakeDown」の性能を強化したようなイメージ。
  • HyperBeam(はかいこうせん)(3ゲージ消費)
前方に太いビームを放ち、直撃すれば相手に4.5割近くものダメージを与えられる。
使用後に動けなくなる隙が生じるが、隙はわずかな時間で、相手にガードされてもガードした相手を吹き飛ばして画面端まで追いやれるので、
相手に後ろにでも回り込まれない限り反撃を心配しなくてもいいだろう。

+ めるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏)製作 ハッサム
  • めるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏)製作 ハッサム
現在は公開停止。
同氏のミロカロスと対になる形で、ミロカロス(姉)の恋人という設定からボイスはミロカロスのボイス元の白レン旦那七夜志貴となっている。
必殺技には手描きのカットインも搭載されている。
デフォルトでAIも搭載されており、通常カラーなら一般的な強キャラといい勝負をしてくれる強さであった。

移動技の高速移動は、使用時の姿が消えている間は食らい判定も消失するので、回避にも使える。
とはいえ高速移動に攻撃判定は無く、ハッサム自身に投げ技や攻撃範囲に優れた技も無く、反撃も食らいやすいのでそこまでヤバい技では無い。
飛び道具が少なく遠距離戦は苦手なので、この高速移動を使って近距離戦に持ち込むという戦い方がメインとなる。
AIだとこの高速移動を多用するのでまるでジェネラルドラゴンボールのような戦闘風景になる。
といっても、前述のように壊れた性能の瞬間移動ではなく、一般的なキャラやレトロゲームのキャラでも充分対応できるので問題無いだろう。

性能が凶悪化する特殊カラーも搭載し、11Pカラーはゼットンを、12Pカラーはアザゼルを倒せるぐらいとの事。
強さとしては確実に狂上位以上、12Pは準神になる位なので使う時は注意。


と、ここまで読んでお分かりになったと思うが、MUGENのハッサムは全員スピードを活かした攻撃で戦うキャラである。
瞬間移動やスピード技、電光石火などのスピードアタッカーな性能や、立ち回りはむしろ進化前のストライクだと思うかもしれないが、
原作ゲームでの防御や耐久、対戦での戦術は、通常の格闘ゲームのキャラと戦わせる場合は表現しにくいので仕方ないだろう
素直に格ゲー補正だと割り切って使おう。

出場大会

凍結
削除済み


*1
第5世代では「しんかのきせき」というアイテムが登場し、進化前のポケモンに持たせると防御と特殊防御が1.5倍になるという効果なのだが、
これはストライクも例外ではなく、持たせた場合はハッサムの防御・特防を上回る数値になる。
ただしストライクはハッサムよりも弱点タイプが多いため総合的な耐久面で優れているわけではない。

*2
一応、ハッサムの登場した第二世代では固体ごとに属性と威力が変わるめざめるパワーという技も登場し、
そちらでタイプ一致で最大威力となる威力70の虫属性めざパを狙うという選択肢もあったのだが、
ポケモンごとに威力とタイプが変動する(詳しくは こちら を参照)ため狙ったタイプと威力を得る事が難しく、
通常の厳選と合わせると非常に困難なため、あまり一般的ではないのが実情だった。

*3
敵の回避率を強制的に元に戻す効果を持つ『金・銀』から登場した補助技。
回避率を上げる「かげぶんしん」対策にうってつけの技になっている。
というのも、この技が出るまでは敵味方全ての補助・妨害効果をリセットする「くろいきり」しか回避率を下げる方法がなかったため、
「かげぶんしん」連発してじわじわと追い詰める戦術が本当に強かったのである。
更に、この技にはゴーストタイプに使うとノーマル、かくとうタイプ無効化を強制解除する効果もある。
ただし、あくまでも「普通に技が通るようになる」だけであり、「こうかはばつぐん」にはならないのでそこには注意。


最終更新:2023年12月21日 13:29