トロゾウ


原作でのトロゾウ

ダットジャパン株式会社が開発したミニゲーム集『GAMEPACK』、
この『GAMEPACK』のゲームの1つ『エアホッケー』に登場する対戦相手の一人がトロゾウである。
ぞうのくせに普通に人型だが、ファンシーなマスコットキャラにはよくある話である。

『GAMEPACK』は単体では販売を行っていないという極めて珍しいソフトで、
入手する方法は富士通の販売するパソコンのFMV一部モデルのバンドル版(付属)のみである。
にもかかわらず、かなりの割合で「ああ、見たことあるわこれ」という認識がある理由は、
2000年ごろから富士通が販売していた搭載モデルを展示する際にこのミニゲーム集が
立ち上げられた状態で展示されていることが多かったためだと思われる。

このエアホッケーというゲームはウサギなどの森の動物たちとエアホッケーで対戦するゲームである。
森の動物たちは3Dでモデリングされた画像から作られたファンシー系な人型のキャラで、このトロゾウは最初の対戦相手である。
動きはゆっくりだが、割とヌルヌル動く。でも所詮は1ステージ目のキャラで、動きが遅いので弱い。

ちなみにこのエアホッケーは敗北時の対戦相手の表情が 何ともいえず暗い表情 なのも特徴である。
トロゾウも例にもれないが、トロゾウはまだマシな方で 他のキャラはもっと絶望した感じになっている
彼らは一体エアホッケーに何をかけていたのだろうか…。

前述のように、この『エアホッケー』を含む『GAMEPACK』は通常販売をしていないため
原作をプレイしたい場合はFMVの搭載モデルを購入するしかない…と言うとでも思ったか? 全て計算済みだっ!
ダットジャパン株式会社が提供する携帯電話向けサービスの『ゲームパックMOB!』に
要素が追加されたSP版が収録されており、月額315円でプレイすることができる。
彼らのごとくエアホッケーに全てをかけているのなら、月額315円を払ってプレイしてみてもいいかもしれない。

MUGENにおけるトロゾウ

かみずもうクリーパー、そらとぶクサナギさんなどの独創的なキャラに定評のあるこぜに氏が作成したものが存在する。
なぜ作ったのか理解できないかもしれないが、こぜに氏にはよくあることである。
かなり作りこまれており、ある種の原作再現である。


画像は原作ゲームのものを使用している。
画像を見れば分かるが既に向いてる方向が横でなく下であり、その意味でも横向きの2D格闘ゲームとは一線を画している。
奥行きが有って手前に来たパックが微妙に大きくなっているなど無駄に芸が細かい。
AIは搭載されていない。

※性能の説明時にエアホッケーの専門用語を使うので解説
  • パック
    • 台の上を滑る円盤の事。これを卓球の玉のように選手どうしで打ち返して、相手のゴール(上の画像の赤い部分)に シュウウウウウウウッ! 当てれば得点になる。
  • マレット
    • 選手が腕で握って操作し、パックを相手のゴールに打ち返すために使う器具。スマッシャーとも言うらしい。
      このトロゾウは腕じゃなくて鼻でマレットを握ってるんだけどな!

操作について
こちらが操作できるキャラは奥にいるトロゾウであり、方向キーの右左下キーで鼻を動かして、マレットを操作することができる。
斜めに方向キーを入力すれば短く鼻を動かすこともできる。
方向キー以外のキーは使わない。また動くのは鼻とマレットだけでトロゾウ本体は動かせない。
カバーできる範囲は割とせまく、トロゾウの動きもトロいので、(まじめにホッケーがしたいなら)先読みなども重要である。

パックについて
パックは相手の攻撃やこちらのマレットが当たると動き始め、当たった方向と反対側に飛んでいく。
エアホッケーの台の外壁に当たるときちんと物理演算に従ってるっぽい動きで跳ね返る。
パックが相手に当たると相手がダメージを受け、通常のカラーではこれがトロゾウの主なダメージソースになる。

実は一部の多段のビーム状攻撃などが真横からパックに直撃したりすると、パックがその場で停止してしまうことがある。
相手が動いている場合はその後すぐに攻撃されて跳ね返るが、トレーニングモードとかで相手が動かない場合だと、パックが静止したままになってゲームが進まない…と言うとでも思ったか?
実は静止したまましばらく放置されると 少しずつパックが真下に落ち始めて、台の下端で跳ね返って再び動きまわる ようになっている。
そのためリセットする必要が無いという親切設計である。作り込みが無駄に細かいと言わざるを得ない。

食らい判定について
エアホッケーのゴール部分は上の画像の赤色の部分であり、ここにパックが当たればダメージを受ける。
自分の弾いたパックがゴールに当たってもダメージになるので自爆することも多いがホッケーのルールに忠実だと言える。
…のだが 実はトロゾウ本体にも食らい判定があり、被ダメ時にはきちんとひるむ
そのため、本体に攻撃を叩きこめばホッケーをしなくても普通にダメージを与えられるし倒せる。

AI戦では相手がエアホッケーのルールに従う訳も無く、人操作でもトロゾウ本体を殴った方が早く倒せるので、
トロゾウ本体へのダイレクトアタックで勝負が着くことが多い。

ステージについて
一般的なステージなら問題無いのだが、表示範囲の狭いステージだと、トロゾウが上まではみ出してライフバーを隠してしまう事がある。
逆に表示範囲の広いステージだと、相手がホッケー台の外を自由に歩き回れることになる。こうなるとパックはステージの外まで飛んで来れないので、反撃を受けずに一方的にトロゾウを攻撃できてしまうことになる。
ステージのスクロールやステージ端の有無はあまり影響しないので、そっちは気にしなくても大丈夫。

このように作り込み自体はしっかりしていて、違和感無くエアホッケーで遊べるようになっている…ってそういうゲームじゃねえからこれ!
性能的には全く格ゲーしてなくてAIも搭載されていないので、そういった意味では動画には使いにくいのかもしれない。
ちなみに1Pカラーだと 原作ゲームのエアホッケーのBGMが自動で流れ続ける
そして12Pカラーは『 ハヤゾウ 』モードとなっている。


ハヤゾウ(12Pカラー)

パックが5個に増加し、行動速度が速くなる。
さらに大量のマレットを打ち出して攻撃する技や、「ライオンのごきげんよう」のマスコット「コロゾー」をストライカーとして召喚する技を使う。
背景も固定になり、敵味方のライフの確認が全くできなくなる。
おまけに勝利演出と敗北演出もカオス極まるものに変化する。必見なので気になる人は自分の目で確かめてみよう。
このモードだと AIが無いにも関わらず凶キャラを圧倒する程 になる。エルクゥには負けるのでランクは凶。
カオスなボスとか凶キャラが動画で欲しい時には使ってみよう。


負け

出場大会


その他