ヘビーロブスター


「2どめのしょうじき!ヘビーロブスター発進っ!」

星のカービィ』シリーズに登場するボスキャラクター。
ロブスターザリガニ)の体に足を付けたような色の機械兵器。
鈍重そうな見た目に反して、かなりの機動力を誇る。
戦闘では突進、ジャンプからの踏み潰し、火炎放射やミニロブスター発射などで攻撃してくる。
たまに出すペイントスライムを吸い込むと、コピー能力「ペイント」を使用可能になる。
これで攻撃するとヘビーロブスターの目が潰れてしまい、動きがおかしくなる。
いかにも有利になる気がするが、実際には不規則な動きに加え、こっちの攻撃手段にもなるミニロブスターも明後日の方向に出すようになるため、
かえって難易度が上昇し、制限時間にもより気を配らなければならなくなる。
ただしこの状態にすると特別なイベントが発生するため、攻略に慣れてきたらやりこみがてら狙ってみるのも一興。

見た目はいかにも重装甲兵器だが、他のボスと比べると実はそんなに強くない
攻撃は全てガードで軽減できガード不能技が無く、防御面では隙だらけな上に非常にわずかではあるがガードで逆にダメージを与える事が出来る。
後ろに回り込めれば安全に攻撃でき、火炎放射は長時間発射する技であり一番隙が大きい。
メタナイツが自信を持って送り出した決戦兵器だが、むしろ二連主砲の方が強い。なんてこった。

『星のカービィ スーパーデラックス』及び『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』では「メタナイトの逆襲」にて初登場。
CHAPTER 1でカービィと戦っている最中、戦艦ハルバードのブースターでカービィ諸共吹き飛ばされてしまう。*1
この時バラバラになってしまうが、後のCHAPTER 5で再登場。*2
2戦目の前に強制スクロールでヘビーロブスターから追われるエリアがあり、この間はダメージを与えられない。
また、「銀河にねがいを」では機械の星メックアイのボスとして、「格闘王への道」ではボスの1体として登場している
(『USDX』の「銀河にねがいを」では黄金色ではなく、銀色で登場する)。
『ウルトラスーパーデラックス』では専用BGMまで与えられてしかもかっこいい。
また、ミニロブスターが炸裂弾の効果を得て、ガード削りが付加されているなど強化も入っている。

後に『あつめて!カービィ』にもゲスト出演した。
サブゲーム「カービィのたいけつ!ピンボール」の三番目のボスとして登場する。
口に当たる部分からミニロブスターやミサイルを出したり、
ハサミから爆弾やペイントスライムを出して妨害してくる他、
ダメージを受けるとステルス機能を発動させて攻撃をしばらく受け付けなくする事がある。
フィールドにはウィリーがいる上、ペイントスライムにボールをぶつけてしまうと一定時間視界が狭まるので注意。

アニメ版ではラスト直前の99話で魔獣(メカ魔獣)として登場。
戦艦ハルバードを破壊すべく艦内に送り込まれ、ハサミからビームを放ったり隔壁を融かしたりして暴れ回った。
装甲は見た目通りかなり頑丈で、「コック」のフライパン攻撃を全く受け付けなかったが、
最期は「アイス」で凍らされた所を迫撃砲で破壊された。
ちなみに牢獄の檻を融かしてちゃっかりデデデ大王エスカルゴンを逃がしている。
上記の通り魔獣(メカ魔獣)であり、メタナイトの所有兵器ではない。


「カービィ!ロブスターを料理する方法がもう1つあったよ~!」

「そいつは生き物ではない!」「料理はできん!」


MUGENにおけるヘビーロブスター

H.A.L.L.氏が製作したものが存在している。
ハイパーアーマーでLIFEが2750あり、硬い。
歩行・ダッシュ・着地・大ジャンプ上昇にも攻撃判定があり、適当に移動しているだけでも結構強く、AI殺しである。
技の再現度も高く、格ゲー外のキャラながら原作再現と言ってもいい仕上がりになっている。

AIもデフォルトで搭載済み。
ほぼ原作通りの動きなのでプレイした事があるプレイヤーならそれと同じ要領で戦っていける。
ボスキャラとして挑戦してみるといいかもしれない。

なおあらゆる動作に攻撃判定があり、かつ試合開始前に移動する事が可能という都合上、
フライング対策が搭載されているキャラと対戦させると悲惨な事になってしまう場合もあるため注意。

出場大会

出演ストーリー



*1
吹き飛ばされる前に倒す事も可能だが、意味は特にない。
ちなみに、コピー能力の「クラッシュ」を使うと、即座に吹き飛ばされるイベントが発生する。
『USDX』の「メタナイトでゴー!DX」ではイベントが発生しないため、1体目も倒す必要がある。

*2
2体配備されていたのか、1体目を修理したのかは定かではない。
『USDX』では2戦目(強制スクロールエリア含む)に専用のBGMが追加された。


最終更新:2023年01月09日 22:38
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