氷結界の龍トリシューラ


遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』に登場するカード。初出はデュエルターミナル(以下DTと記述)という
遊戯王OCG内でも独自の世界観を築くアーケード筐体の第8弾「トリシューラの鼓動!!」。
DT内に存在する氷結界と呼ばれるカテゴリの一族によって封印されていた龍であり、同カテゴリーの切り札的存在。
とある(あらゆる)理由から遊戯王史上でも稀にみる強カードで、その恐るべき効果でDTの世界と現実世界を荒廃させたことから遊戯王版世界の破壊者と化している。

以下、DT第8弾「トリシューラの鼓動!!」での背景設定
様々な勢力の乱立により、惑星は荒廃と堕落の中にあった。
戦いが戦いを生み、秩序なき同盟と争いが繰り返されていた。
氷結界の一族は、古の龍ブリューナク、グングニールを中心に
混乱の収拾にあたっていたが、ついに最後の封印を解くことを決定する。
最古にして最強の龍トリシューラが今、目覚める!

また、DTのスピードデュエルにおいてシンクロモンスターに「氷結界の龍」を3体スキャンすると登場する
隠しデッキ「トリシューラの咆哮!!」の解説はこのカードに関するストーリーとなっている。
魔轟神に対抗するため、氷結界たちは多大な犠牲を払いながらも、
かの地に封印されし古の龍(ドラゴン)その最後の1体を目覚めさせてしまう!
しかし永き刻を経て蘇った龍(トリシューラ)は、全てを破壊しつくさんと
暴走するのだった…
はたして、この世界に 再び平和が訪れることはあるのだろうか?
彼らの戦いはまだ終わらない――

なお、マスターガイド3によるとトリシューラの復活が原因で 第8弾までの世界は時の歩みを止めてしまった
その後、氷結界の神精霊が我が身を犠牲にすることで再封印されたが、ヴェルズに侵喰され変異。リチュアによって封印が解かれたことで、ヴェルズ・ウロボロスと名を変えて復活した。

+破滅をもたらす龍
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/ドラゴン族/攻2750/守1950
このカードはフィールド上に表側表示で存在するレベル4のモンスターを3体使用して召喚する。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材(モンスター)を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
以下の効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限りそれぞれ1度しか選択できない。
●相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。
●相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。
●相手の墓地に存在するカード1枚を選択してゲームから除外する。

ヴェルズ・ウロボロスをスキャンする事によって使用できる隠しデッキ「円環のウロボロス」の解説では、
「リチュアが力欲しさにトリシューラを解放した所、既にヴェルズに侵喰されており暴走した」という旨の説明がある。暴走しすぎである
リチュアは氷結界の鏡に宿る魔力を禁呪に転化し、氷結界の龍たちを再び封印から解き放つ。
しかしかの龍たちはすでに邪念に侵されており、世界の全てを破壊し尽くそうとするのだった…。
生者は破壊され、復活する(ヴェルズとなる)。
始まりも終わりも無い、死と再生の狂宴が幕を開けようとしていた――

原作中の性能

シンクロ・効果モンスター
レベル9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手の手札・フィールド上・墓地のカードをそれぞれ1枚までゲームから除外する事ができる。

+シンクロについて
シンクロモンスターとは 『遊戯王5D's』 にて新たに追加されたカテゴリーである。
遊戯王OCGにそれまでになかった白いカード枠が特徴で「エクストラデッキ」と呼ばれるメインデッキとは別に用意するデッキに入れて使用する。
エクストラデッキは元々は「融合デッキ」と呼ばれていたが、シンクロモンスターの登場に伴うルール改正で名称変更された。
通常のモンスターとは別の手順を踏んで召喚される特殊召喚モンスターの一種で、この正規の特殊召喚方法を「シンクロ召喚」と呼ぶ。

シンクロ召喚のルールは以下の通り。
①召喚には「チューナー」というカテゴリのモンスターが必要。
②フィールド上に存在するチューナー1体を含む自分のモンスターを墓地に送り、エクストラデッキからシンクロモンスターを選び召喚する。
③基本的に場に存在するモンスターのみを使用する(融合や儀式のようにデフォで手札のカードを使用する事は出来ない。)
④シンクロ素材のレベルの合計が、シンクロ召喚するモンスターのレベルとぴったり同じでなければならない。
⑤トリガーとなる魔法カード等は不要。

チューナー以外の素材モンスターはレベルさえ合えば何でもよく、さらに素材が揃えばエクストラデッキからすぐに呼び出しが可能。
さらに⑤がシンクロ最大の強み、フィールドにモンスターを並べるだけで良いので大量展開がしやすいのである。
エクストラデッキから呼び出せるが、融合用の魔法カードが必要で素材モンスターの指定が厳しい融合召喚、
レベル合計が一定以上ばらば生贄は何でもいいが、対応する儀式魔法と召喚するモンスターも手札に揃える必要のある儀式召喚、
ふたつのいい所取りをしたと思われる召喚システムで、実際にこのシステムが誕生してカードゲームの環境は一変した。

場のモンスターのレベル調整などある程度はシンクロ召喚を意識したカード選びが必要だが、基本的にはデッキを選ばないシステムで、
尚且つその手間を補って余りあるオーバーパワーを持つカードも多く順当に現環境の主力となり、遊戯王はシンクロの炎に包まれたのであった…

余談だが、アニメ版5D'sにおいては、遊戯王OCG同様このシンクロ召喚が原因で未来の世界が崩壊してしまっている。
作中の人物曰く「シンクロ召喚は間違った進化だ」…との事。
カードゲームが原因で世界崩壊…… まぁ遊戯王シリーズではよくあることである。1枚のカードから生まれた世界だしね!

現在はチューナーさえも必要なく同じレベルの普通のモンスターを並べるだけで召喚できる「エクシーズモンスター」が登場し、
さらに強力なシンクロモンスターやチューナー、サポートカードが軒並み規制を受けてしまったことで、既に全盛期は過ぎたと言える。
しかしそれでも手軽で強力な召喚方法のひとつとして定着し利用され続けている。

また5D'sの後継作である『遊☆戯☆王ZEXAL』ではシンクロモンスターが一切登場しておらず、エクシーズモンスターが広く用いられている。
(なお融合モンスターや儀式モンスターは登場している)
どうやらこれは意図的なものらしく、本作の監督も世界観に関わる部分であるためノーコメントとしている。
結局その理由は語られずに終わってしまったが…

+禁止行きの経緯その恐るべき性能
このカードが持つ『シンクロ召喚時に相手の場・手札・墓地からカードを1枚ずつ同時に除外する』という効自体も確かに強力だが、それ以上にこのカードは多方面で優遇されいる。

まず除去効果が『破壊を伴わない除外』であるゆえに、このカードは『破壊』への耐性・対策を持つカードを無視して相手のモンスターを消し去ることが可能。
『破壊』に耐性のあるカードは数あれど、除外に耐性のあるカードはほとんどないのである。
さらに効果が手札にまで及ぶため1キル対策のお供である『バトルフェーダー』をはじめとした、手札の対抗策すらも除外されてしまう。
(カードの情報が出たときは『手札を見て1枚選んで除外』ではないかという噂もあったが、流石にそこまでは無情ではなくランダムで除外となった)

極めつけにトリシューラの効果はどういう理屈か『効果解決時に除外対象を選ぶ=発動時には対象を取らない効果』という裁定が下され*1
『効果の対象に選ばれない』効果を持つカードでも容赦なく除外できる特権がある。
その上処理ルールの関係で この効果に対する相手の回避行動などが全て終了した後で除外するカードを決められる。
『亜空間物質転送装置』等で本命を逃がしても、他のカードが除外されてしまうため被害量が変わらない。

またこのカード自体を破壊してもルール上効果を無効にはできないので『奈落の落とし穴』に落とそうが、最終的にはほぼ必ず3枚除外されるという鬼畜仕様。
ここまで来るとこいつを前に立っていられるのは耐性効果を初めとした複数の効果を持つ(が召喚難度が高く、スキも多い)『毒蛇神ヴェノミナーガ』や、
異次元シリーズ及び『奇跡のジュラシッグエッグ』等の除外への耐性を持つモンスター、そしてコイツの効果の発動及びシンクロ召喚そのものを無効に出来るモンスターくらいであり
どれもコイツほど様々なデッキに入るような高い汎用性を持ったカードではない。
専用のデッキ構築をしなくてもそれなりに出せるため「素材を指定しないシンクロは強い」という事実が当初から現在まで続いており
このトリシューラも素材を指定していないのが強さの一つとなっている。
(同じ素材指定なしなのにこのカードと同じレベルなのが災いし、存在価値なしとまで断言された『A・O・J フィールド・マーシャル』なんてやつもいるが…)

攻撃力2700というのもミソで、デッキに入れられる最大枚数である3体並べてダイレクトアタックを決めれば2700×3=8100のダメージとなり、
遊戯王OCGの初期ライフ8000をちょうど削りきれる量となる。
一般的に攻撃力2700のモンスターは「戦闘破壊した相手モンスタ-を自分フィールド上に特殊召喚できる(=奪って自分のものにできる)」という
これまた狂った効果+シンクロ素材指定なしという攻撃力2800のシンクロモンスター『ゴヨウ・ガーディアン』の餌食になるか否かの
所謂『ゴヨウライン』の2800にギリギリ届いてないことで皆評価がパッとしないのだが、
こいつの場合はゴヨウなんぞが出てくる前にはデュエルが終わっている。
ちなみにゴヨウは2011年3月の制限改訂で禁止カードになっているため、現在はこのラインは消えている。 自分がゴヨウになってどーする

登場直後の無制限時代は、デッキ内容によってはこのカードを1ターンに3枚も召喚して合計9枚のカードを除外するなどといった暴挙が出来た。
しかもさらに酷い場合だと、その後なんらかの手段でこのカードをデッキに戻しまたシンクロ召喚して効果を再発動することで、
先攻で相手の手札を5枚除外するというコンボが割と普通に見られた。
遊戯王は初期で手札が5枚なのでようするに相手の手札全滅。
相手は返しのターンで新たに引いたカード1枚だけで合計攻撃力8100のトリシューラ3体を防ぎ切らなければならないのだ。
格ゲーで言えば開幕直後に死兆星+ゲージ空まで持っていかれるようなもので、無論そんなことされればほぼ負け確定である。

設定上では『魔轟神』に対抗するために復活させられたはずなのに、その魔轟神デッキとの相性が妙に良く一気にこのカード大量召喚するといったことが多発していた。
その他にもBF、ガエル、真六武衆などの多くのシンクロ召喚を主力とするデッキで切り札となり、特にトリシューラを3枚投入した手札0枚で効果発動するカード群で構成された『インフェルニティ』は登場時の不安定さはどこへやら、
圧倒的な1キル性能で一時期環境の一、二を争う強さヘと躍り出たこともあった。

なお『インフェルニティ』の使い手・鬼柳京介の声を演じた小野友樹氏もこのデッキを使い(オリジナルで考えたトリシューラ召喚セリフを叫びながら)関係者大会で優勝を決めたという。 1ショットキルで満足するしかねぇ!
肝心のトリシューラは口上を叫んだ後、トラップカードでデッキに戻されるという痴態までも披露してしまったのだが…
(アニメにおける切り札はワンハンドレッド・アイ・ドラゴンやインフェルニティ・デス・ドラゴンというそれぞれ別のドラゴン、もしくは人型の『地縛神Ccapac Apu(コカパク・アプ)』であり
 トリシューラは一部ゲームの隠しデッキくらいでしか使っていない。ついでに補足しておくと小野氏もデスドラ等をちゃんと使用している。)
これでも往年の『カオス』に比べるとまだマシという声もあり、10年の歴史というのは実に深いものがある……かもしれない。
ちなみにこのカオスというのは『混沌帝龍 -終焉の使者-』、『カオス・ソルジャー -開闢の使者-』、『カオス・ソーサラー』の事をいい、いずれも禁止指定経験を持つ。

流石にこんなカードが野放しにされるわけもなく、高速でデッキ1枚制限送りになった。とはいえ1枚だけでも脅威としては申し分ない性能なのだけども。
(この制限送りも遊戯王の歴史の中では異常な早さだが、それでもトリシューラより短期間で禁止送りになった危険過ぎるシンクロモンスターも約1枚いたりする)*2
設定の通りデュエルで暴走した結果と言える。

ちなみに氷結界のシンクロモンスターは4枚存在するが その内の3枚が制限されている。 カードパワー強すぎってレベルじゃねーぞ!
他の2枚は、手札の続く限り対応の難しい「手札に戻す」で容易に場を殲滅(特にシンクロモンスターは手札に戻れずエクストラデッキに戻るため事実上完全な除去になる)、遊戯王のパワーバランスを勢い良くひっくり返したブリューナク。
他のカードを絡める事によって1ターンキルが可能な上、トリシューラを絡める事によってタイムオーバーデス(時間切れによる勝利を狙う戦法。現在はルール改訂により不可能だがそれ紛いの事が可能)紛いな行為が可能なドゥローレン。
唯一規制のかかっていないグングニールはシンクロ素材の制限がありデッキを選ぶだけで、ポテンシャルは高い良カードである。

なお、氷結界自体は足止め用のロックパーツをメインとしたデッキであり、下級モンスターを複数並べ場を硬直、隙を見て圧倒的パワーのシンクロを召喚し攻撃に転ずるというスタンスのデッキとなっている。
しかし各種氷結界のシンクロは素材の制限がほぼ無かったため、現実は汎用性の高いシンクロモンスターだけ幅広く愛用、アクの強いその他はマイナーに。
「氷結界のエースカードはデッキを選ばない」というのは1デッキカテゴリとしてどうなんだと言う意見も見受けられたが
氷結界の設定が明らかとなり、シンクロ以外のエースカードも獲得した現在ではさほど違和感は感じさせない形に収まっていない事もない。
デュエルターミナルの新規テーマの中でも「効果がバラバラで統一する意味が無い上に弱い」と言う酷い扱いを受けているが

2011年3月に一部ルールが改定され、多くの効果モンスター(上記のブリューナクを含む)が実質弱体化するのだが、このトリシューラには 全く影響がなく
時代がシンクロ召喚から『エクシーズ召喚』に移った後も、変わらず猛威をふるった。
それどころか、とあるエクシーズモンスターとブリューナクとインフェルニティを交える事で トリシューラを無限ループさせるコンボが発見された。
制限によって勢いが収まったかと思ったら次は別世界のカードと協力して世界を破壊するつもりのようである。
上記の通り鬼柳が使用したインフェルニティとのコンボというあたり妙な縁である。

だが 2012年3月の制限改訂により、ついに禁止カードに指定された。 氷結界の鏡「はぁ、はぁ、やっと…封印できたか・・・」
先述の通り既にヴェルズ・ウロボロスという後継者が生み出されているため、シナリオ通りの展開とも言える。
ヴェルズ化した方はというと、元となったこのカードに比べて効果が「1ターンに3つの内どれか1つ」とコンパクトになっており概ね弱体化と見ていいレベルに収まっていた。よくやったヴェルズ
…とはいえ汎用性の非常に高いカードであるため油断は禁物である。
とか言ってたら今度はよりにもよって ウロボロスの方をその名の通り無限ループさせるコンボが発見。
文字通り 始まりも終わりも無い、死と再生の狂宴の幕が開いてしまった… (シンクロエクシーズ蘇生ループ的な意味で)
トリシューラが禁止なら、ウロボロスで満足するしかないじゃないか…

しかし、 2013年9月の制限改訂より制限カード復帰が確定。
環境がエクシーズ召喚メインに移行している上、今回は更なる壊れカードが 5枚一度に最短禁止記録を塗り替え 無制限から直接禁止入りしており、
それらと唯一の入れ替えであることを考えると代償としては充分…なのか?
さらに制限改訂の周期が早まることが決まり、環境変化に振り回される状況はまだ続きそうである。

意外なことに魔法・罠カードのイラストでは不遇な扱いを受けていることが多い。

この超性能、そして1プレイ100円で入手できるカードは50数種類中1枚(≒1枚あたりの単価が 通常パックの3倍 )というDTの仕様の関係で、
シングル売り(メーカー公式のパック等ではなくカード専門店による中古品のバラ売り)の値段は高騰。
1枚で8000円やら9000円やらの値段が平気で付けられて、よりレア度の高いシークレットレアの場合は1万円を普通に超えていた。
現在は再録され値段は落ち着いた感はある(2700円前後)が、再録でも封入率は低く、依然として入手は大変。
更に米版のゴールドレアとウルトラレアは再録された後にもかかわらずこれの何倍も高く、約2万円で取引されていた。
通常こういったバランスブレイカーなカードは嫌われる傾向があるが、トリシューラの場合OCG世界と現実の環境での強さが見事にシンクロし(シンクロ召喚なだけに)妙な人気を誇り
禁止になったあともしばらくは高止まりしたがしばらくするとシークレットを除くバージョンは1000円をきるようになった。
だが今回の復帰により、再びの高騰が予想される。

ちなみに「トリシューラ(Trishula/Trisula)」とは、ヒンドゥー教の神、シヴァ神が持つ三つ叉の槍の事である。
シヴァ神はこの槍で3つの悪魔の都市、「金で出来た都市」「銀で出来た都市」「鉄で出来た都市」を焼き尽くした。
三つ首のイラストや、手札・フィールド・墓地の3ヶ所に及ぶ効果はこれが元ネタと思われる。

+アニメ・ゲームでの扱い
アニメ本編においては、チーム太陽の甚兵衛の回想シーンに登場した。 リーダーの太郎らの努力でDホイールをなんとか入手したは
いいものの、田舎である為に低レベルの通常モンスターのカードしか手に入らず呆れて飛び出した甚兵衛がたまたま出会った
都会から来た金持ちの青年の彼女から貰ったプレゼントとして登場した。
その際 「希少なカード」 と現実世界をスケールアップしたものとして登場しており、アニメの世界でも入手しにくいカードのようだ。
甚兵衛はトリシューラを見て 「やっぱり都会の奴らってスゲェや…。最強のカードだって簡単に手に入れることも出来るんだ…」 と発言している。

実際にはアニメではトリシューラ以上の性能を持つカードが多く存在しており強力ではあるものの最強ではないし、
上記の通り誰でも簡単に入手できるものでは無いものの、低レベルの通常モンスターのカードしかない田舎の現状からすると
このような発言をするほどの代物であったカードであったには間違いない。
事実カード1枚で数十万円~億クラスの値段が付く世界なので、トリシューラも現実よりかなり高額な値段で取引されている事が予想される。
(ちなみに貰ったその青年は元々デュエルはあまりしないらしく「趣味じゃない」という理由で投げ捨てるという勿体無い事をしている)

PSPソフト『TAG FORCE』シリーズではOCGとは処理が異なり、除外する3枚のカードを、墓地・フィールド・手札の順で選択する。
すなわち相手の伏せカードを見た上で手札を除外するかどうかの判断が可能であり、ゲームの世界でもその強大な性能を放っている。
イベント中の会話でも「トリシューラ」という名前のプリンが登場する。
このカードの登場したバージョンを意識してか「ターミナル・エイト」という場所で売られており、高人気、高価格、高カロリーと三拍子揃ったウルトラレアスイーツだとか。
『TAG FORCE6』では、スペシャルパック以外全てのパックのカードを80%以上集めると出現するパックにブリューナクとともに封入されている。
入手までの道のりは容易なことではなく、このカードの強さを物語る一片になっている。レンタルで簡単に入手できるけど
またOCGでトリシューラが禁止カードとなった後に、ネット経由でトリシューラのダウンロードができるようになったため、
PSPでネットに接続する環境さえあれば最初から入手も可能になった。

DSソフト『WCS2011 OVER THE NEXUS』ではアニメにおいて主人公遊星が新たなる切り札『シューティング・スター・ドラゴン』を授けられたのと同じような演出で、
何故かゲーム版主人公にこのカードが授けられた。エンディングを見ると没収されるが、入手したという記録は残るのでパスワードを入れれば再入手可能。

また2011年1月1日から全国の店舗にて「特製クリアファイルプレゼントキャンペーン」と題し、
このカードをパッケージにしたクリアファイルが配布されたことからもその人気が伺える。
なお裏面は『遊☆戯☆王ZEXAL』の放送開始を告知するものになっている。

(以上、遊戯王カードWIKIより抜粋、改稿)

MUGENにおけるトリシューラ

仮面魔獣氏によって作られたものが存在する。ドットはキングギドラの改変となっている。
name表示は「Trishula,Doragon of the Ice Barrier」。これは英語版のトリシューラの名前である。
下記動画のマイリストにあるホームページで公開されている。

ハウザー並みの巨体を誇り、しかも翼にも食らい判定があり自身の食らい判定は非常に大きい。
また巨体ゆえにか、他のキャラと比べ動きが全体的に緩慢である。
その代わりに常時アーマー持ちで投げ技が通用せず、時間経過で体力とゲージが回復するので防御面では申し分ない。

上位カラーほど回復量が増え攻撃能力、防御能力が上昇する。
また「所有ゲージにより防御能力強化があるのでゲージMAXで使用する際には注意してください」とのこと。であったが、
7/13日の更新で下位カラーと中位カラーのみそれが無効になった。

攻撃は爪で引っかいたり尻尾を使って行う。
ゲージ技としては氷の弾丸を飛ばす3wayの飛び道具である氷冷弾や口から吐く太いビームで前方を攻撃するアイスファイア、
翼で竜巻を発生させて相手を空中に巻き上げる技などを持っている。
中でも大寒波を起こす攻撃はゲージ消費量も大きいが全画面攻撃で、
吹き荒れる吹雪とダイヤモンドダストの美しい強力な攻撃になっている。



その後の更新でストライカーとして上記の氷結界の龍グングニールと氷結界の龍ブリューナクが追加された。
これらはカラーによっては使用できず画面中に各々1体しか存在できないようである。

カラーごとの性能の区分は
1~4Pが下位カラー(強~凶)
5~8Pが中位カラー(凶下~中位)
9~11Pが高位カラー(狂中位)
12Pが最高位カラー(狂上~最上位)
となっている。

簡易AIも搭載されておりアーマー持ちでもあるため、強さの合った相手とは充分戦える戦闘能力に仕上がっている。
食らい判定の大きさとアーマーゆえに弾幕や多段攻撃に弱く、逆に投げ無効なので投げキャラには強いなど相性も少し出やすいが、
カラーによって幅広い強さのランクに調整可能なので、今後の活躍に期待したい。
また、ヴェルズ・ウロボロスの方も同作者により作成中のようだ。

出場大会

削除済み

出演ストーリー



*1
恐らく『手札をランダムに除外する』というのが、ランダムに選ぶので対象を取ることが出来ないということで残りの効果とまとめて対象を取らない効果となったのでは、と言われている。
もしそうだとすると前述の「手札を見て1枚選んで除外」の方が幾分マシであったかもしれない。
そもそも遊戯王OCGにおいて手札(もしくはデッキ)が効果範囲に及んでる時点でそれを確認するしないに関わらず対象を取る効果ではなくなってしまうのは秘密だ

*2
禁止指定最速記録保持者だった ダーク・ダイブ・ボンバー(略称:「DDB」 通称『れが・う見ても・っ壊れ』)と言うシンクロモンスターを指す。
「リリース(生贄)したモンスターのレベル×200ポイントのダメージを相手に与える」「1ターン中の効果使用回数制限がない」という狂った火力効率を持つ。
そして自身はレベル7・攻撃力2600のモンスターである。つまりどういう事かというと「直接攻撃+自身射出」で 4000ダメージ を持っていかれる。初期ライフの実に半分である。
コイツの隣に「攻撃力+レベル×200=4000」に届くモンスターがいればデュエル終了、標準的なレベル4のアタッカーレベルでさえ軽く6000ダメージを越える。
当然上記のモンスターにDDB自身が含まれる為、コイツを2体並べられた時点で大抵詰みである。

これにシンクロの「高い展開力」と「優秀な除去効果」が加わり、並べる→除去→殴る→射出と流れ作業でいとも簡単にワンキルが成立する。
コイツを含めて合計40レベル分のモンスターさえ用意出来ればケリがつくので、先攻の攻撃できないデメリットすらあってないようなものである。
プレイヤーは相手がデッキをひたすらに回すのを観てるだけで 自分のターンすら回って来ずに試合が終了している。

メインデッキを圧迫せず、とりあえず入れておけば好きなタイミングで出せるというシンクロの特徴ゆえ、発売から 290日で禁止指定 (準制限、制限をすっ飛ばしている)。
あまりのワンキル率の高さにDDBが登場した場合 次のターンは回ってこない とさえ評された。そしてそれは概ね事実。
さらにワンキル始動の前に「大嵐」「ハリケーン」「大寒波」等の魔法、罠対策を成立させれば相手には悪足掻きさえ許されない。
ダイヤグラムを強制的に10:0(=対戦ゲームとして破綻している、あってはならない数値)にしているようなもの、と言えば伝わりやすいだろうか。
(運用の例についてはここに書くには長過ぎるので遊戯王OCGのまとめwikiを参照、先に言うがDDBが絡んだコンボでまともなものは存在しない)
なお後にいきなり無制限に帰って来たが、その時にはエラッタされて「1ターンに1度しか使えない」「攻撃する前にしか使えない」と言う縛りがつけられていた。
それだけで特に暴れたと言う話も聞かずに大人しくなったのだから、回数制限がどれだけ大切か解るだろう……

ちなみに墓地コスト2枚ぽっちで攻撃力3000とフィールドリセットで更に手札も全滅、
『八汰烏』(こちらは最長期間禁止カードのひとつ)の追撃でドローロックと大暴れした『混沌帝龍』。
こいつですら規制には制限を経由しており禁止指定まで 496日かかっている
八汰烏も相当な壊れカードだが、出た当初禁止や制限の概念がなく、禁止指定までの時間は結構長い。もっとも制限ルールができたと同時に制限に入り、禁止ルールができた瞬間禁止にブチ込まれるという始末だが。
当時はシンクロの可能性を甘く見ていた事が伺えるが1ターンキルに厳しい時代にこの性能は存在自体がバグと言うか余りにお粗末である。