レオン・S・ケネディ



「なけるぜ・・・」 *1



カプコンのゾンビゲーム『バイオハザード』シリーズの主人公の一人。
ミドルネームの『S』はスコットの略で、作中でも『4』の登場人物のサラザールにスコット君と呼ばれるなどしている。
年齢:21歳(1998年当時)身長:178cm、体重:70.2kg、血液型:A型

正義感に溢れた青年で女性に対しても誠実だが、女性に対する運が非常に悪い。
『2』冒頭ではラクーン市警配属初日にもかかわらず、
前日にガールフレンドにフラれて深酒をしたため豪快に遅刻をしてくるという、だらしない面も見せた。
加えて、後に僅かながら恋仲になったエイダには『4』で出し抜かれ、
そもそも『4』の任務も大統領の娘アシュリーの救出であり、ゲーム中では彼女を護衛しながら話を進めることになり、
『2』の裏シナリオで同じ境遇のクレアがかけた一方的な通信に「女って奴は!」と悪態づいたことも。
少なくとも、女性にかなり振り回される運命にあるのは確かなようだ。
それでも誠実さは損なわれないが、ページ上部のセリフを考えると半ば諦めているのかもしれない。
『4』ではラクーンシティ事件より6年が経ち、経験を性格も大分クールになっているが、心の中に秘めた熱さは変わらない。

愛車はジープだったが、ラクーンシティの事件で失っている。
マイナーな銃を愛用し、『2』ではH&K VP70という非常にマイナーな銃を使用している
(但し、これは武器担当の趣味によるところが大きかったとか)。
なお、この銃は『4』では「マチルダ」という名称で2週目以降から購入して使うことができ、
『6』でも「ウィングシューター」という名称で初期装備として登場している。


ラクーン市警に配属される予定の新人警官だったが、配属初日にバイオハザードに巻き込まれる。
この時、上記の理由で遅刻をしたことが幸いとなったためか警察署の惨劇には巻き込まれなかった。
天性のサバイバル能力を持っており、訓練もなしにショットガンやら、大口径のマグナムやら、ロケットランチャーを平気で使いこなしている
(このせいで「元SWAT隊員だったのでは?」などの憶測が当時はされていたが、結局は才能ということになったようだ)。
特に元々ラクーン市警に所属していたケビン・ラインとロケットランチャーを構える時間を比べると先輩の立場が無い。
というか単なる女子大生のクレアがスパークランチャーやグレネードランチャーをさらっと使いこなし、
一介のウェイトレスですらあらゆる武器を使いこなしていた事を考えると、
ラクーンシティで生き残った人々はやっぱり異常なサバイバル能力を誇っていたと言うべきか。
まあ『CODE:Veronica』に登場した、外伝のルシア(13歳)を除くシリーズ全般の操作キャラ中最年少のスティーブ・バーンサイドに至っては、
何処で覚えたのか大型輸送船の操縦の仕方を知っていたり、クレーンや掘削機さえも易々扱えるのを見ると、やはりこの世界ではそれが普通なんだろうか
(実際の最年少は10歳のシェリーだが、銃器を扱い戦闘が可能な中では17歳のスティーブが最年少)。
大統領令嬢のアシュリーでさえブルドーザーを運転できるし。

事件の発端である『Gウイルス』を巡る騒動の中で謎の女性エイダと出会い、お互い愛しあうようになる。
話が進むとエイダはウイルス奪取のために送り込まれたスパイであり、レオンのことを利用していたことが明らかになるが、
互いの想いは本物であり、最後にはエイダはレオンを救って命を落とした。
+ エイダアアアアアアア!!!※ネタバレ注意
その後、協力者のクレアや保護した少女シェリーと共にラクーンシティより脱出し、
以降はサバイバル能力を見込まれアメリカのエージェントとして活動するようになる。

『ダークサイド・クロニクルズ』では、アンブレラの研究員を雇い実験を開始した南米の麻薬王ハヴィエの元へ突入。
ウイルスを投与され俺のこの手が真っ赤に燃えるようになった少女・マヌエラを無事保護したが、
その過程で同行していた軍人のジャック・クラウザーが道を踏み外してしまう。*3

『4』では大統領の娘アシュリーの護衛任務に就く予定だったが、就任前に彼女が誘拐され、
新たに彼女の救出任務を受けて『4』の舞台であるスペインの寒村に赴くことになる。
この任務の中で、寄生生物『プラーガ』を巡りロス・イルミナドス教団、さらに彼らに協力していたクラウザーとも相対。
自身もプラーガを植え付けられ、プラーガが成長し支配されてしまうまで時間がないという苦境に立たされるも、
その騒動の最中に再会したエイダによる影からの援護もあって無事アシュリーを救出し、
自身とアシュリーに植え付けられたプラーガの駆除にも成功。
最終的には教団を壊滅させてアシュリーと無事に帰還を果たした。
この時点では華麗なバク転による回避や、ガナードをまとめて吹っ飛ばすキック、さらにはプロレス技も習得している。
これは『4』が今までのシリーズから作風が一気に変わったためだが、あまりにも超人的な動きを連発するためファンからはよくネタにされる。
実写映画版においてサイコロステーキ死体の山を作ったことで有名なレーザートラップも、
『4』におけるレオンの前ではすり抜けバグ二連続バク宙&壁走りという美技を見せるための小道具に過ぎない。
まあ、大抵のプレイヤーはレオンの屍の山を築くハメになるが。
これはゾンビですか?いいえ、人間です http://www.nicovideo.jp/watch/sm4020911
性格も敵ボスに痛烈な皮肉を返したり、
クリーチャーに変異したサラザールを「また化け物か。少々飽きたが付合うか」と評したりと、
新人だった『2』の頃と比べると貫禄のある様子を見せるシーンが多い。
ただし、サラザールは即死攻撃持ち+弱点がフラフラ動いて当てにくいというかなり手強い相手なので、
慣れていないとこちらでも屍の山を築くことになるが何、気にすることはない
また、レオン以外のキャラはその後の作品にも登場してグラフィックも徐々に良くなっていったのに対し、
レオンは『4』においてようやくプレイヤーキャラとして再度の出番を得たため、
プレイステーション中期のしょぼいグラフィックからゲームキューブ後期のグラフィックに一気にグレードアップされ、
ページトップにあるようなイケメンになったことで、レオンに対してややヘタレのイメージを持っていた一部のファンに衝撃を与えた。

+ あうううううううん

『2』以降も『3』の隠し要素EPILOGUE FILESでその姿が確認できる。
『5』では本編にこそ登場しないものの、
『4』で彼が戦ったプラーガの生体を纏めた「レオン・レポート」(字幕での表記。英語の台詞では「ケネディズレポート」と言っている)が、
対バイオテロの組織にて資料として用いられていることが触れられている。
他にも、『ガンサバイバー』の主人公アーク・トンプソンとは友人で、探偵の彼にシーア島のアンブレラ工場の調査を依頼している
(この時期のレオンは政府に取り込まれ自由に動けず、自分で調査に行けなかったらしい)。

また、クレアとは『2』以降も交流を続けており、『CODE:Veronica』において彼女がロックフォート島へと拉致された際には、そのSOSメールを受け取り彼女の兄クリスへ連絡。
彼がクレア救出に向かうバックアップへと当たっていたおかげで、クレアの身を助ける一因となり、シリーズの土台を支える存在とも言える繋がりを見せている。
さらに、CGアニメ映画の『Degeneration』では、空港で発生したバイオハザード事件にエージェントとして派遣された際、
偶然居合わせた彼女と鉢合わせすることとなり、再び彼女と協力して事件に立ち向かう事になった。
クレアを口説いて満更でもない反応を得ていたり、自身の給料を軽く自慢したりと、『4』からさらに自信が付いた様である。
ちなみに日本語吹き替え版のCVは山野井仁氏。
最近発売されたTPSのガンシューティングサバイバルゲーム、『オペレーションラクーンシティ』では森川智之氏が吹き替えを勤めている。
このゲームではストーリー上レオンと戦えるのだが、やたらと好戦的にバカスカ銃を撃ってきたり、
レオンを倒したりすると見れる少し情けない姿など、シリーズのイメージとはちょっと違う珍しいレオンが見られる。
何?『GAIDEN』?知らんな

+ 『6』での彼の動向。ネタバレ要素含む為閲覧注意

+ PROJECT X ZONE2での活躍


俺のギャラは、破格だ


MUGENにおけるレオン


wou氏製作

海外製作者のwou氏による、SNKドット改変のものが公開されている。
『4』の姿がベースになっており、原作で使用した格闘術や銃器、ロケットランチャーなどを使用する。
斑鳩氏によってAIパッチが作成されていたが、現在は公開停止&動画使用禁止。
専用ステージとして4の村のステージも同氏の手描きで作られ公開されている。

Shin Ken Master氏製作

これも海外製のレオン。公開は2012年7月。
こちらはMVC改変ドットで「オペレーションラクーンシティ」コスチュームとなっている。
銃火器と格闘メインで戦うが、MVC風にハイパーコンボを放ってくることも。
Maxim氏の簡易AIがデフォで搭載されている。

ニコニコ動画では出番が先輩に食われている。

出場大会


出演ストーリー



*1
「なけるぜ…」は『4』における彼の口癖だが、これは台詞を字幕にする際の意訳であり、その英語台詞を聞いてみるとそれぞれ違うことを喋っている。
実際の台詞とその訳を上げると、Geez who are these guys?(こいつら何様だ?)、Great(おいおい)、Woman…(女って奴は)、Very cute…(ワーカワイイナー)、Story of my life…(人生ままならないもんだ)である。
初登場時の『2』では「なけるぜ」と言う字幕自体はなかったが、6年の歳月で成長した彼だからこそ、こんな軽口も叩けるようになったのかもしれない。
しかし、『2』をFPSにリメイクした『ダークサイドクロニクル』では、ラクーンシティのチャプターでしっかり「なけるぜ」という字幕が登場している。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2089067

*2
実際には、その後のタイラント戦で彼女らしき影がロケットランチャーを投げ込んでおり、生存が示唆されていた。
『3』ではクリアボーナスのキャラクターエピソードで生存していたことが明らかにされ、
『アンブレラクロニクル』では彼女がレオン達と別れた後、どうやってラクーンシティを脱出したかを描かれている。

*3
任務中クリーチャーと対峙した際に左腕に致命的な傷を負ったことが原因。
また、大統領直々に任務を任される程の実力でありながら情に甘いレオンへの嫉妬や、
軍人生命の終わりを悟った後にウイルスにより「進化」したハヴィエの力を見たことから、
ウイルスの力を求めるようになってしまった。
それらの感情はレオンに一切見せなかった(レオン視点では堅物だがいい奴に見えた)ため、
『4』で決着を付けた後も彼の変心を納得できず、「昔はいい奴だったが…」と嘆いている。

*4
余談ながら、そのボスの名前はセルビア語で「美女」の意味。相対するレオンにとっては存在そのものが災難とも言える。
仕掛けてくる即死攻撃も濃厚なキスに見えるし。 やはり女難か。
漫画「マルハワデザイア」によると口移しでガスを注入しているらしい(ガスで死亡すると某名倉氏の如き死に顔になる)。
なお、教会で出てくる方は速攻で倒すと避難者が2人だけ生き延びる。
逆に言うと、避難者を一切ゾンビ化させずに倒しても、シナリオ上この2人 しか 生き延びない。
それも結局は街に撃ち込まれたミサイルで死んだと思われる。泣けるぜ…。

*5
ちなみに今作のラスボスとの決着方法もロケットランチャー・RPGであり、一発打ち込めば倒せる。バイオのお約束。
無論、エイダからの贈り物であり、 エイダ印 とプレイヤー層に称された。脱出用のヘリも用意してあり大盤振る舞い。
カプコン製なのに墜落しない?エンディング仕様です。