年齢:18歳
 身長:160cm
 体重:48kg

ノイズファクトリー製作のベルトスクロールアクション『戦国伝承2001』のプレイヤーキャラの一人。
読みは「くれない」。ホンではない。
俊敏な身のこなしと独自に習得した二刀流で戦うくのいち。

主人公・影連(かげつら)とは年が5歳離れた幼馴染み。
親同士の決めた許嫁でもあるのだが、本人は納得していない。
失踪中の姉・阿国がいる。

上記のような設定はあるものの、『戦国伝承2001』という作品自体が、
ノイズの公式を見てもゲームストーリーが一行も無いくらい物語軽視のきらいがあり、
この紅にも道中の幕間で影連との関係が進んだりとかいった展開は一切無い。
セリフも全キャラ共通のものしか喋らず、ただ阿国に対する呼びかけ「阿国殿」が「姉様」になるだけ。
エンディングに至ってはセリフすら無く、それが全キャラ共通EDと寂しいもの。
ボイスは気合いとやられ声だけで、忍術名を叫んだりもしない(そもそも忍術名自体が公式で紹介されておらずほとんど知られていない)。
つまり彼女の固有台詞は実質的に「姉様(ボイスなし)」だけとなり、このページに太文字台詞がないのもそのためである。
ベルトスクロールアクションでは会話シーン皆無、ED共通な作品も珍しいわけではないが、流石にこの扱いはあんまりだろう。

ところで細身ながら割とお揺れになる。あぁもちろんポニテの話ですよ?

なお、本作は途中でプレイヤーキャラが2人追加され、4面スタート時に操作キャラの再選択がある。
追加キャラの一人が姉の阿国であり、姉様はたゆんたゆんであらせられるため、
ポニテ好きだとか特にこだわりの無い限り大抵キャラ変更されてしまう。


原作での性能

全キャラ最低の火力と最高の機動力を持つスピードキャラ。
雑魚敵がプレイヤーキャラより高い体力と長いリーチと強い判定と重い一撃を持つ本作では、
紅の火力で適当に殴っているだけでは雑魚1匹すら中々倒し切れず、ジリ貧になりがち。
地上目押しコンボキャンセルダッシュ攻撃による浮かせ、追撃空中コンボといった、
本作の目玉要素を修得している中級者以上の腕前がないと使うのは難しい。
反面、きちんとコンボを繋いで殺し切れるのであれば、高い機動力を活かしての間合い調節や位置取りが容易。
ノーミス、ノーコン攻略には攻撃を食らわないよう敵を誘導したり一方に集めたりする立ち回りを要求されるため、
プレイヤースキルが高いほど使いやすくなり、上級者のプレイともなると華麗の一言に尽きる。

ただ、阿国は紅に準ずる機動力を持ちつつ平均以上の火力があるため、
雑魚の耐久力が上がっている後半戦では別にたゆんたゆん目的でなくとも姉様に乗り換えられがちだったりする。
…強さで選ぶなら男連中の方が強く、女性キャラにこだわりが無いとどっちも選ばないのは秘密だぞ。

参考動画
ノーミス(ただしMAME)
途中から姉様
初心者向け攻略


MUGENにおける紅

Inverse氏製作の紅が存在していたが、MugenBR廃業によるサイト消滅で入手不可。
解凍しただけだとプレイ前にエラーがでてしまうが、これは記述ミスによるもので、
kurenai.airを開いて「clan1」を「clsn1」に置換すれば操作可能(MUGENキャラクター辞典より)。

元がアクションゲームなので、登場イントロや勝ちポーズ・負けポーズ、挑発にガード、
さらにしゃがみモーション追加等の格ゲー化がなされている。
攻撃周りは原作要素の再現にこだわったとの事で、ボタン目押しで攻撃が変化していく。
原作の地上10連コンボやキャンセルダッシュ、空中コンボも搭載。
ただし受け付けはえらくシビアなため、人操作で出せるようになるには相当な練習が要るだろう。

アイテムは原作だと4種類の内1種のみ所持可能、最大9個までストックという仕様だったが、
MUGENでは4種類からアイテムセレクトボタンで選び、アイテムボタンで投げる『D&D』方式に近い仕上がりに。
連続発射回数は3回までで、時間経過でリロードされる。
+ アイテム一覧
投擲スピードが速い。
原作だと無いよりはマシ扱いだったが、MUGENではリロードが早いので有効。

  • 手裏剣
水平に投げているのにヒットすると垂直に浮く不破流の如き武器。空中コンボが狙える。

  • くない
投擲スピードの速さに加えて貫通性能あり。
MUGENではストライカー主体の相手やタッグ戦で有効。

  • 爆弾
高火力。『D&D』のオイルはめに匹敵するボス戦の要。
MUGENではリロードが遅く連射できないが、火力は健在。

必殺技は原作同様全てゲージ消費式。まずは近寄って殴りゲージを溜める所から始めよう。
なお、原作では時間停止+ガード不能全画面攻撃の忍術3に時間停止が無い。発生保証も無いので潰されればそれまで。
消費ゲージは1本なので性能からすれば妥当な所だが、原作と同じ感覚で使えない点だけには注意。

簡易AIがデフォルトで搭載されている他、ポニテ杯の人ことピッコロ大魔王氏による外部AIが存在し、現在はhamer氏によって代理公開されている。
ご本人は謙遜しているが、ダッシュ攻撃とアイテム投擲を絡めてごっそり持ってく油断のならない作りである。

この他に、かつてはFRAYA氏によるアレンジ仕様の紅も存在していたが、現在は公開されていない(最弱女王決定戦/Finalに出ているのはこちら)。
また、姉である阿国もActarus氏によってMUGEN入りしている。
…が、ボイスが違ったり搭載されていない技があるなど原作再現度は低く、1ボタンで即死必殺技が出たりと諸々未調整の模様。

出場大会



最終更新:2023年06月16日 12:13
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