アイルー


「きゅっきゅっきゅっニャ~♪」
(インストールダウンロード中での効果音と鳴き声)

モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。シリーズのマスコット的な立ち位置でもある
モンスターとは言っても、人間と同じように狩猟・採取・生産を行ったりしながら各地に
集落を築いて暮らし、取引などもしているのでモンスターというよりも「異種族」と言った方が適切だろう。

ちなみに、アイルーの名前の由来はAilurophile(猫好き)から来ていると言われる。
CV(?)はアイルーのモデルでもあるカプコンのサウンド担当スタッフの飼い猫「ミギャ」君。
彼には出演料として高級猫缶が進呈されたらしい。
ミギャ君はシャム猫であり、アイルーの毛色が基本的にシャム猫柄なのはそのためなんだとか。


モンスターとしてのアイルー

ゲーム内では「獣人種」に分類される、2足歩行する猫のような生き物。身長は116cm程度と人間の子供くらい。
非常に知能が高く独自の文化を築いており、モンスターの骨や牙、木などの素材で持った武器兼採取道具(ピッケル)を持って行動している。
群れで行動しているが、狩猟パートでも普段はそこらへんをうろついているだけで積極的に襲いかかってくる事は無いが、
同エリアに存在する同族を攻撃されるやいなや一斉にハンターに襲い掛かってくる
攻撃方法は主に猫の手の形を模した鈍器「にゃんにゃんぼう」(正式名称)。
爆弾の扱いにも長けており、小型の手投げ弾を投げ付けてきたり巨大な爆弾を持って自爆を試みたりする。
小型モンスター故にあまり強くは無いものの、爆弾を食らうと非常に大きく吹っ飛んでしまうため、放置すると思わぬ邪魔をされる事も多い。

なおこの爆弾であるが、アイルー族の中の爆弾職人が自然界にあるものから作っているようで、
人間であるハンター達は雨天時には爆弾を使用出来ないが、アイルー達の使う爆弾は特殊な防水処理をしているため雨天時でも使用可能。
つまり、爆弾に関しての技術は完全に人間よりも上なのである……というのは『MH2G』まで話。
『MH3』では人間の爆弾も雨天下で使えるようになったので現在は特に両者の技術に差はない。
これは人間側の技術が向上したのか、アイルー側の秘伝の技術が人間側にも伝えられたのか、はたまた旧シリーズと新シリーズの地域差なのかは不明。
なお、その特徴からアイルーの頭を模した被り物である「アイルーフェイク」や、
オトモアイルーの装備(上記画像でアイルーが付けている兜と鎧)を模した「どんぐり」シリーズを装備すると爆弾に関するスキルが発動するようになっている。

また、ゲーム内で他のモンスターは倒されると死体になりそこから素材を剥ぎ取る事が出来るのだが、
アイルー(と後述のメラルー)だけは地面に潜って逃げてしまい、絶対に死体にならないのでアイテムを剥ぎ取る事が出来ない。
爆弾で自爆してもけろりとしているし、爆風で行動不能になっていてもしばらくしたら平然と起き上がりこちらに向かってくる。
とはいえ、逃げる時に換金可能アイテム等を落とす事もあるのでまったくの無益というわけでもない。
中でも彼らの間での通貨である「肉球のスタンプ」を集めれば人間相手であってもそれらの武器を提供してくれる上、
ハンターが使うそれは何故かモンスターを麻痺させる性能が付加されており中々侮れない。

猫だけにマタタビのにおいに弱く「マタタビ爆弾」の爆発に巻き込まれると酔っ払ってしまう。
モンスターにマタタビの臭いが付くとそちらに襲いかかり、ハンターに臭いが付けばやはりそのハンターに襲いかかる。

彼らが持っているかばんの中には「アイルーの七つ道具」と呼ばれる物が入っている。
人間から見るとガラクタにしか見えないが、彼らにとっては重要なもののようだ。
もっとも、前述のように彼らの技術は部分的には人間より長けているので、人間にとっては使い道が分からないだけで、
彼らの持つ独自の技術に用いられる道具なのかもしれない。

フィールドをウロウロしているときやアイルー同士のコミュニケーションでは猫のような鳴き声を使っているが、
人間と話すときは人間の言葉でしゃべったり、時として人間の文字も使いこなすなど知能はかなり高い事が窺える。
なお、会話時にはお約束の様に語尾に「ニャ」が付く。中には語尾が「ゴブ」や「ゼヨ」の者もいる。
『MHP2G』に登場するネコートさんのように語尾に何も付かない者もいるため、結局は個人差のようだ。

人間と交流を持つものも多く、ちゃんと仕事もしており、ゲーム中ではお店をやっていたり理容師をやっていたりする。
ハンターがやられた時に手押し車で死体をキャンプへ直送してくれる「ネコタク」もそういったアイルーである。
ちなみにこの際、ハンターが受け取るはずだった報酬の3割が彼らネコタクに支払われる。
つまり、3回力尽きるとクエスト失敗になるのはハンターに支払われる報酬が全て彼らに支払われてしまったからである
(クエストという概念が無い『MH3』のモガの森では回数無制限でキャンプに送ってくれる。村長辺りが雇ってるのだろうか?)。
個人で雇えるものには料理を作ってくれる「キッチンアイルー」や一緒に戦ってくれる「オトモアイルー」等が登場する。
ゲーム終盤に登場するラスボス級のモンスターに関する伝承を語り継いでおり、
かなりザックリしているがハンターに情報を教えてくれる事もある。

また、彼らは「ネコの~術」と呼ばれる人間の知らない独自の技術を持っている。
この技術、猫らしく体術の類だけかと思ったら
「踊る事により一時的に能力を高める」「山菜じいさんからアイテムを多くもらう」「周囲の生態系に大打撃を与える凶悪モンスターを挑発+乱入させる」
など謎の技術が多数含まれている。
これらの能力はアイルー達がアイルーキッチンで作った料理を食べたり、
銭湯で販売しているドリンクを飲む事で一時的に人間のハンターにも備わり、狩りの助けになる事もある。

シリーズのマスコット的な存在であるためか、お楽しみ要素の一つ「モンスターの生態ムービー」にも度々登場している。
モンスター同士の戦闘に巻き込まれたり、モンスターの縄張りにうっかり入って追い払われたりと災難に遭うケースばかりだが、
直接的な被害を受けた描写はほぼ無いのでその点はご安心。その分、他の小型モンスターが捕食されるなど酷い目に遭うが


仲間としてのアイルー

アイルーは基本的に狩猟の際もモンスターが寝ている隙に素材をこっそり頂いていく等、戦闘に関してはあまり積極的ではない。
だが、ギルドと契約して訓練を受けた「オトモアイルー」はハンターの狩猟に同行し、大型モンスターに正面から立ち向かう。
シリーズが進むとハンター同様、大型モンスターの素材製武具を着こなすものも出て来ている。

オトモアイルーは手に持った武器による攻撃以外にも
「爆弾やブーメランを投げる」「特殊な効果のある笛を吹く」「敵を誘き寄せる」「罠を設置する」
など得意な武器や性格があり、様々な行動でハンターの狩猟をサポートしてくれる。
たまに大型モンスターと必死で戦うハンターごと爆弾でふっ飛ばしたりする事もある。
いきなり目の前で爆発とか、ちょっと勘弁して欲しいんだよね。何度巻き込まれそうになった事か…
……彼らの名誉のために補足すると、冒険を重ね「なつき度」が上がる事で攻撃の精度も上がっていくので誤爆は少なくなる。
皆無になる訳ではないが。

体力が少なくなると地面に潜って回復を待ち、体力が満タンになると再び出てくる。このため、肝心な時にいなかったりする事も多い
どのタイミングで潜るかはこれまた性格によって違い、臆病な個体はすぐ潜ってしまうが、代わりに回復アイテムなど有用なアイテムを置いていく。
また、モンスターの注意を引いてくれて囮になる事もある。
ただし、ハンターとアイルーが離れていた場合、
モンスターがハンターではなくアイルーの方向に向かっていってしまい、二度手間となってしまう事もあるのだが……。

だが、これらの「プレイヤーの意思通りにならない部分」は意図的に残されている部分でもあるのだろう。
彼らはハンターの道具でも部下でもなく、一個の意志を持った「仲間」である事を忘れてはならない。
アイルーと仲良くやっていけないハンターが他のハンターと上手くやっていける筈もないのだから。

オトモには、モンスターに積極的に突っ込んでいく者もいればモンスターと戦わず採取に徹する者もいる。
オトモアイルーはアイルーの中でも一目おかれる存在であり、
狩猟で活躍したオトモアイルーは人間界での有名なハンター同様、アイルーの村では英雄扱いされているようだ。

+ そしてついに、アイルーも「ハンター」に……
『モンスターハンタークロス』で登場した新要素、「ニャンターモード」ではハンターと同様にアイルーを操作して狩り場に赴く事が出来る。
もちろん皆からは人間同様、一人前の立派なハンターとして扱われる。なので街中の人に話しかけても全く目線の高さが合わない
その気になればゲームのラスボスや強大な古龍、あるいは異常に獰猛化した強力なモンスター等にたった一匹で勝負を挑み、
完全勝利を収める事も十分に可能である。すごいぞアイルー。もうアイルーだけでいいんじゃないかな

操作感覚はかなり独特で、ハンターと比べて視界が非常に低く攻撃力がやや低めであったり、
ハンターの使う狩技やアイテムの代わりに独自の術(オトモが使うそれとほぼ同一だが、性質が違う技もある)を使ったり、
一度倒れてもモウイチドングリなるアイテムを自動で使用しその場で復活、
3回倒れてようやく1乙扱い(その前にベースキャンプで休めば何回倒れても0乙にも出来る)であったりと、
仕様はやはりというか根本的にハンターと異なる部分が多い。
また、ニャンターは人間のアイテムを全く使えないというデメリットもある。
しかし、アイルー伝来の道具を用いているのか虫あみやピッケルといった採取用道具を持ちこまずともそれらの採取行動が可能。
シビレ罠、落とし穴といったアイテムも、対応する特技を取得させればゲージを消費する事でいくらでも使える。
加えて、ニャンター用の武器防具は(ハンターのそれと比較して)とても簡単に作成出来るため、
アイテムの用意や武器防具の作成に頭を悩ませる必要がほとんど無い。
前述の復活仕様も含めて非常にとっつきやすく、初心者救済や新規ユーザーの開拓という側面もあると思われる。

ではゲーム的な強さの方も少々控えめ……かというと全くそんな事は無く
前述したように人間のハンターから見ても厄介な相手であろうと充分狩猟出来るだけのポテンシャルを秘めている。
武器攻撃は慣性が強かったり後隙が大きかったりで慣れが必要なもののモーション値自体は意外と低くない。
また、このゲームの白兵武器は「斬れ味」というシステムが設定されており攻撃し続けるとどんどんナマクラになっていくのだが、
ハンターであればそれを砥石などで回復せねばならぬ所をニャンターの武器は斬れ味が一切落ちない
流石に武器攻撃力はやや控えめだが充分なアドバンテージである。

加えて、ニャンターは補助的な武器としてブーメランを扱う事が可能。
弾数が無制限な代わりに威力はごく低いのだが、「貫通ブーメランの術」を使用する事で多段ヒットするようになる。
ここに更に「巨大ブーメランの術」「ブーメラン上手の術」などを併用する事で恐ろしく威力が上昇する
その他自己強化能力を更に追加する事で、ハンターの攻撃よりも余程高火力なブーメランが出来上がってしまう。
これに特化したニャンターは「ブーメランニャンター」と呼ばれ、今日もどこかの狩り場で猛威を振るっている
ハンターの使えるブーメランは、何回か投げたらどっかにいっちまう不良品なのにな……

ニコニコを始めとする動画投稿サイトにもニャンターの有用性を証明する動画が多数投稿されているため、
興味があるならぜひその雄姿を拝んで頂きたい。


+ 調合書①入門編を盗まれた

メラルー

前述の通りアイルーは同族に害が及ばないかぎりは無害な連中なのだが、メラルーという黒毛の亜種は好奇心が非常に旺盛で、
こちらが手出ししなくてもわらわらと近寄ってきたかと思うと、
ハンターを突き飛ばして転んだ隙に所持品をスリとって逃げてしまうため大変嫌われている。卵がー!*1
特に、『MH3』以降に登場した他のモンスターを呼び寄せるモンスター「クルペッコ」は呼び寄せる対象にメラルーが含まれているため、
突然メラルーがやってきて更に戦いにくくなる事も。

しかもメラルーはアイルーの同族であるため、メラルーに反撃でもしようものならアイルー諸共一斉に襲い掛かってくる。
大型モンスターの狩猟中にこいつらのいるエリアに移動しようものなら、モンスターとメラルー双方に気を配らねばならず、非常に大変な事になる。
時折大型モンスターの攻撃で吹っ飛ばされるメラルーも見れたりする。ざまぁw
原種同様マタタビに弱く、アイテムを盗む際にもマタタビを最優先で狙ってくるので、
お守り代わりにアイテムポーチに入れておくといざという時安心出来る。
…ただし、(特にガンナーは)大抵の場合ポーチの中は消費アイテムの調合材料で手一杯でマタタビなんぞに割く枠は無い

メラルーが毛を白く染めてアイルーに変装し、店番のふりをして店から商品を盗んでいく事もあるため、
アイルーが人里に入る時は水をかけられる地方もあるらしい。迷惑な話だニャ
とはいえアイルーとの間には同属だけあって親交もあり、メラルーがどこから盗んできた盗品をアイルー達に横流しして、
アイルー達がそれを人間に売って生計を立てるといういささか黒いコネクションもある。

ただし、中には真面目に人間と関わるメラルーも存在しており、『MHP3』には三度笠と外套を羽織った渋い外見の「ニャン次郎」が登場する。
ニャン次郎は各ステージのキャンプにおり、クエストで一度だけアイテムを預けるとそれを村のアイテムボックスへと届けてくれる。
これに加え、『MHP3』ではクエストの最中だけアイテムの保持数が増えるため、歴代作品の中でもかなりの数のアイテムを採取する事が出来る。
たまにクエストクリアに必須なアイテムを間違えてニャン次郎に渡してしまう間抜けなハンターもいたりするのだが……。

また、キッチンアイルーやオトモアイルーとして雇える「毛色がメラルーのアイルー」は実はメラルーである。

プレイヤーからの人気が非常に高いキャラクターで、グッズ化もかなりの数が作られている。
一度開発スタッフ内の偉い人の思惑で、マスコットキャラクターが仮面を被った獣人種の奇面族である、
「チャチャブー」にされそうになった事があったが、その根強い人気でマスコットキャラ枠を防衛した。*2
ちなみにチャチャブーはアイルーと似た特徴を持つモンスターだが、アイルーと異なり凶暴で、ハンターを見かけると手に持った鉈で切り付けてくる。
この鉈攻撃、かなり強化した装備でも理不尽なほどのダメージを受ける上に、
何故かハンターが逃げ込むであろうエリアに嫌がらせのように配置されている事が多いので、ハンターにはかなり嫌われている。
そもそもこのチャチャブー、アイルーの没デザインである。

『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』というスピンオフ作品も存在し、
こちらはデザインが(モンスター達も含めて)可愛くデフォルメされている。
また、『モンハン日記 ぎりぎりアイルー村☆アイルー危機一髪☆』というタイトルでTVアニメ化された事もある。
モンハンシリーズ初のアニメ化作品の主役となっている辺り、やはりアイルーの人気は計り知れない。


ニコニコにおけるアイルー

PSP版のロード時のBGMと踊りが非常に可愛く、それを元にした手描きMADが多数存在している。
所謂「だいたいこいつのせい」「全ての元凶」

『モンスターハンタークロス』では、エンディングでネコ嬢と共に過去作の舞台で踊る。
明るく可愛い音楽や背景で、死闘を制したハンターを驚かせ洗脳した。


MUGENにおけるアイルー

MUGEN界のゲーメストseku氏が製作したものが2体存在する。
どちらも見た目は『ぽかぽかアイルー村』のもの。そしてぬるぬる動く。

+ 通常アイルー
  • 通常アイルー
最終更新日は2013年11月1日(Ver2.11)。
本編に出てきたハンマーや双剣など、見た目とは裏腹に様々なごっつい武器を使いスタイリッシュにコンボを決めていけるアイルー。
飛び道具として爆弾を使えるが、消耗品扱いのため「調合」をして補充しないと使えなくなってしまう。
Ver1.30からは一定範囲内の敵を行動不能にするシビレ罠や飲み干すと1ゲージ回復出来る元気ドリンコも使うようになった。
2012年6月6日に完成版(Ver2.00)となり、性能が大きく変化している。
その後の更新でデフォルトAIおよび後述の装備スキルをランダムに選べる機能が追加された。

原作よろしく「装備スキル」を設定可能。
それぞれコストが設定されているが、最大値の10コストを超えた場合「防御力DOWN」が発動してしまう。
強力なスキルをたくさん詰め込んでも強くなるわけではないので、スキルはよく考えて設定した方がよい。
また、フライングで攻撃を受けると悪魔アイルーモードになり、全スキルと力の解放が常時発動する。この状態だと凶中位近い強さになる。
かつては小物ロダにて常時悪魔アイルーモードや悪魔アイルー時の性能強化が可能になるパッチも公開されていた。

AIは上記の通りデフォルトで搭載されている他、ハートキー氏による外部AIが存在する。
ただし、対応しているのはVer1.21までなので注意。
導入すると一部性能が変化し、レベルの他、性格による立ち回り3パターン×使う技の傾向3パターンの計9通りの行動パターンを設定可能。
+ 各種設定の詳細
  • 性格
    • 勇敢:前進主体で切り返しのスラッシュアックスを多用する安定性のある立ち回り
    • 臆病:後方に下がりつつ隙を窺って攻撃を仕掛ける支援向き
    • チャンス派:
      敢えてゲージを温存し、瞬間的な火力だけなら他を上回る性能となる。
      他の性格では中々見られない突進→フィニッシュ突き→竜撃砲の超必殺技によるコンボが強烈。
      ただし、立ち回りにゲージを利用してコンボする方がリターンが多いようだ
  • 攻撃方法
    • 近接と爆弾:臨機応変に立ち回れるものの、爆弾調合の隙を晒す場面が多くなりやすい
    • 近接一筋:爆弾を封印する事で安定性は増すものの、立ち回りに懸念が出来る
    • 爆弾一筋:爆弾W調合の性能が上がり驚異の爆弾魔と化す。蹂躙したりされたりと泥仕合になりやすいため、タッグ時での使用が推奨されている。
ハートキー氏AI

+ ガンナーアイルー
  • ガンナーアイルー
通常アイルーとは違い、ブーメランや弓、ボウガンを使うアイルー。ガンナーのためDEFが88と低めになっている。
通常技は通常版の使い回し流用だが、通常技以外の攻撃方法や装備スキルが違うため全く別のキャラとして扱える。元気ドリンコも常備。
ブーメランは爆弾と同じく消耗品扱いであるが、戻ってきた所をキャッチすれば個数を減らす事なく使用可能。
だが調合が出来ないので、全てキャッチせず失くしてしまうとそれ以降使用不可能になる。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み
非表示

出演ストーリー



*1
『モンスターハンター』というゲームはただモンスターを狩猟するだけのゲームではなく、
特定のアイテムを採取して納品したり、卵など大型の運搬アイテムを納品するクエストなども存在する。
そしてそういったクエストに限ってメラルーが大量に配置されている
通常のアイテムであれば、そういう時のためのマタタビとも言えるが、
運搬クエストの場合、メラルーに体当たりされたら確実に運搬中の卵などは落としてしまうので……
(この手のクエストには他にもブルファンゴ(猪、高速突進でハンターを突き飛ばす)や
 小型の鳥竜種(二足恐竜型、長距離ジャンプでハンターを以下略)等、嫌がらせとしか思えないモンスターが大量に出現する)。

*2
+ 一応奇面族の名誉のために、事の顛末を簡潔に記しておく
『MH3』では『MHP2G』から登場しているオトモアイルーに代わり、新たにチャチャブーと同じ奇面族のチャチャがオトモとして登場する。
何気に声がメイ梅喧でお馴染みのこおろぎさとみ女史である事は知られていない。
『MH3G』では『MHP3』でオトモアイルーを2体連れて歩けるようになったのに合わせ、チャチャのライバルであるカヤンバが登場。
こちらは永澤菜教女史が声を担当している。
片方が踊るともう片方もつられて踊ったり、お互い助け合うようになるなどますます使い勝手が増しているンバ。
なお、アイルーそのものもリストラされたわけではなく、街の人々やマップ内の小型モンスターとしてはメラルーと一緒に続投している。
ちなみに、『モンスターハンター』シリーズのハンターのボイスは社員のものである事がモンハンフェスタ'11で明かされており、
実際に当時は『メタルギア』からのゲストである大塚明夫氏と井上喜久子女史、
チャチャ役のこおろぎさとみ女史、カヤンバ役の永澤菜教女史以外に本職の声優は起用されていなかった
(ただし、例外としてオンラインゲームである『モンスターハンターフロンティア』では本職の声優がハンターのボイスを担当している。
 また、コンシューマーシリーズにおいても、『MH』ファンである事を公表している芸人コンビのアメリカザリガニや、
 俳優の岡田義徳氏はハンターのボイスとして起用された事がある。前者はコラボ武器前提のゲストだが)。
その後、2015年の『MHX』を境に本職の起用が増加し、『MHR』以降はプレイヤー含む全てのボイスを声優が演じている。

発売当時は、「人気絶頂だったアイルーではない事」「それまでハンター達に蛇蝎の如く嫌われていたチャチャブーがモデルな事」
そして割と従順だったアイルーとは違い、尊大かつ生意気で三枚目的なキャラクターだった事からかなり不評だったのだが、
  • 被るお面を変更する事で性格や能力が変わるため、オトモアイルーのように複数匹を育成する必要が無く、育成に手間がかからない
  • 回復や能力アップなどの効果を持つ「踊り」を最初から無条件で使える(アイルーの笛はある程度育ててスキルとして覚える必要がある)
  • 気まぐれではあるが、大型モンスターからも素材の剥ぎ取りが出来る。
    (アイルーはぶんどりなのでワンランク下の素材しか奪えない。
       というか、メラルーのぶんどりはハンターの持ち物なら何でも奪ってしまうので、何故アイルーだけ奪う事が下手なのか不明)
と性能面だけならオトモアイルーよりかなり優秀だったため、ガチ勢にはそれなりに評価されていた。
また、生意気な性格が可愛いと言われたり、オトモアイルーと違ってクエスト中もよく喋るため相棒という感じが出ているという意見もある。
ストーリー中でもモガの村を襲う地震の正体を突き止めたりして立派に活躍している。もっと評価されるべきッチャ。


最終更新:2023年09月30日 01:54