ザン-B


「やったるギャー!」

富貴商会の対戦格闘『アシュラブレード』および続編『アシュラバスター』のプレイヤーキャラクター。
猿の様な風貌と厳つい仮面、身の丈ほどもある巨大な鉤爪が特徴的な、アシュラシリーズを代表するイロモノキャラ。
これでも海外ウケするタイプのキャラを狙って作られたらしい。
語尾に「~ギャー」を付けるのが口癖。
元々は盗賊の首領であり、現在は大公家の暗殺部隊の隊長。公爵の一人娘であるアリスに振り回される日々を送っている。
『バスター』ではアリスに恋をし、失踪したアリスを探しに旅に出る。
CVは 五島清富(現・成金屋清富) 氏。ヤシャオウとの二役。

+ ザン-Bストーリー
厳つい仮面を付け物思いに耽る一人の男がいた。彼の名はザン-B。彼にとって全く予想だにしなかった事が起きていた。
「ふう・・・。」
ザン-Bは恋をした。相手は公爵令嬢アリス。自分の雇い主の一人娘である。もっとも当の本人は自分に芽生えた感情が何か分からないのだが。
物思いに耽る中、意中の人であるアリスを見かける。彼女はお供のスケルトンと共にどこかに行くようだった。
「楽しそうギャー。いつかオレも……エヘヘヘヘ。」
しばらく妄想の彼方に飛んでいくザン-B。
「ハッ!?な、なにをしてるギャ?」
帰ってきたようである。その後、趣味である発明に勤しんでいた時、

「あいつかぁぁ!!!」

アリスの怒声が響き渡る。
ザン-Bは急いでアリスの部屋に行くが、その途中でアリスと出くわした。だが怒りも露なアリスに戸惑ってしまう。
「ど、どうしたんギャ?お嬢サマ?」
声をかけるがアリスは耳に入らないのか走り去ってしまった。何が何やらよく飲み込めないでいたザン-Bだったが、
事の次第を公爵に報告し、早速アリスを探してくるよう公爵に命じられると早々に後を追うのだった。彼の初恋の行方は、果たして?

原作での性能

+ 『アシュラブレード』
  • 『アシュラブレード』
判定の小さな身体と発生が遅いが広範囲の攻撃、出入りの激しいスピードを持つトリッキーなキャラクター。
中でも立ち強は巨大な鉤爪が画面のほぼ反対側までを埋め尽くし、さらに多段ヒットするため非常に強力な技となる。
通常攻撃が優れている反面必殺技にはやや偏りがあるが、
飛び道具の「ポイズンスピット」はボタンによって全く違う軌道を描き、さらに強化されると着面せず浮遊し続けるなど、多様な使い方が出来る。
マジックブレイクはポイズンスピットの強化版「スピットパラダイス」と打撃投げの「マッドクロウ」。

+ 『アシュラバスター』
  • 『アシュラバスター』
前作の必殺技「ヘルスラスト」とマジックブレイク「スピットパラダイス」が削除され、制圧力は前作より幾分か落ちる。
強力な立ち強は本作でも健在で、基本的には前作と同じ操作感を持つ。


MUGENにおけるザン-B

cafe氏により『バスター』仕様のザン-Bが存在していたが、現在は氏のOneDriveにアクセスできないため入手不可。
ガード崩し、フォースアタック等の原作仕様に加え、マジックゲージによるマジックブレイク、マジックブーストも再現されている。
必殺技は強中弱ボタンにより変化、1ゲージ消費でEX技となる。
上記の通り『バスター』仕様であるが、マジックブレイクの「マッドクロウ」は実装されておらず、
『ブレード』版の「スピットパラダイス」がマジックブレイクとして使用可能である。
ブレイク時のカットイン等細かい部分も再現されている。

AIは3レベルに調整可能なものがデフォルトで搭載済み。
レベル3ではAI戦でも標準的な対戦相手であれば問題なく戦える強さである。



「ユー・ル~ズ!」

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作



最終更新:2021年11月25日 16:36