「予想どうりの悪い結果になったでござる。」
富貴商会の対戦格闘『
アシュラバスター』のキャラクター。
カモネギのニックネームではない。
海の向こうの国から、アシュラの舞台となるアッカサム大陸にやってきた
サムライ。
性格はサムライらしく生真面目で常に冷静沈着。
だが親友で忍んでないニンジャの
ロクロウタが引き起こす厄介事にいつも頭を悩ませている。
ロクロウタの妹でクノイチのナナミとは実は相思相愛なのだが、
その手の機微に疎いロクロウタが絶妙な間の悪さで何かやらかすため、仲は一向に進展していない。
「アッカサムの異変と、我が国で起こった怪異の関連を調査せよ」
との主命を果たすべく大陸に渡ったはいいが、
お供に付けられたロクロウタを到着早々見失い、いきなり状況が悪化してしまう。
いくら忍びの者とはいえトラブルメーカーのロクロウタをお供に付けた主が間違っている気もするが、
主に不満を漏らすなどサムライのすることではない。
頑張れジンスケ、使命を果たし、ロクロウタと共に祖国の土を踏むその日まで。
剣と魔法と中国拳法のアシュラ世界に投入された和風キャラ。
肩まで覆う巨大な黄色い菅笠を着用し、
基本ポーズで顔が見えないという思い切ったデザインをしている。
しかし笠の大きさ以外はわりと普通の旅装なので、よくよく見れば
地味である。
ラスボス前のデモ付き固定戦闘の相手は主人公の
ヤシャオウで、
ヤシャオウの固定戦はジンスケと、キーパーソンとなりうる気配はそれなりにある。
ただそのデモ、先代ヤシャオウとは顔見知りで、ヤシャオウについても何か知っているそぶりを見せ、
知りたいのなら拙者に勝って力を示せ的なことを言うのだが、
ジンスケでヤシャオウに勝っても詳しいことは言わないし、
ヤシャオウなぞはジンスケに勝っても本気で話を聞こうというそぶりが無い。
さらに続編があれば明らかになったのかもしれないが、そんなものは無いので分からず仕舞いである。
このように『アシュラ』シリーズを見渡しても屈指のいい人だし、ストーリーにも絡むし、
しかも侍キャラなのにもかかわらず、『バスター』での扱いは何故かギャグ担当だったりする。
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EDネタバレ |
ロクロウタ・ナナミのEDと相互に関連しており、まとめると、
ジンスケ(とついでに兄)のサポートとして大陸に渡ってきたナナミは、
元凶である天空の竜を討ち果たし、その崩壊した宮殿で同じく竜に行き着いたジンスケと再開する。
「ナナミ殿、何故ここに?」「ジンスケ様のことが心配で…」と思わず見つめ合う二人。
次の瞬間、崩壊に巻き込まれ瓦礫に埋まっていたロクロウタが 微塵隠れの術で周囲を吹き飛ばし生還。
「いやー危なかった! お! 何で二人ともいるの? あとなんで真っ黒なの?」
ナナミの怒りの鉄拳が炸裂した。
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原作での性能
主力となる
必殺技は突進してから斬撃を出す「其を断つなり」。
相手がダウンしないので、間合いを離さず攻勢を維持できる。強化版は
ワイヤーダメージ対応。
「ゆえに音断ち」は
御名方守矢の逸刀・朧によく似た性能の技。
連続技にこそならないが、リーチもあって使いやすく、さらに音断ちで
キャンセル可能。
ゲージを1ブロック消費して強化版で出すと中→下→上と三回斬りつけ、これがかなりの高火力。
無敵時間や相殺
判定もかなりのものなのでガーキャンに使っていける。
波動コマンドの「月満つるゆえに」はいかにも
飛び道具を
反射しそうだがそんな性能はなく、
盾のように置いておくことで対空になるが、
硬直が長めで反撃を受けやすく、使いどころは少ない。
昇龍コマンドの「
先の先」は見た目も対空だが直上の判定がそれほどでもなく、地上の相手に当たらない。
威力自体はなかなかのものだが、攻撃相殺と空中ガードのあるアシュラ界で使っていくには勇気が要る。
マジックブレイクの「ゆえに真っ二つ」は音断ちの豪華版で
ネーミングセンスがたまらない上、
カットインと共に画面に斬撃の斜線が走る → 円光が煌めくと演出も素敵。
しかし斬撃の見た目ほど攻撃判定は広くなく、演出的にはどう見ても当たっている間合いで当たらない。
一応出始めの
スパークエフェクトで範囲を示してはいるのだが、マジックブレイク発動中の背景に紛れてしまってまるで見えない。
このせいで2.5本のゲージを全消費した挙げ句しょっちゅうスカり、その上当たってもゲージ消費量の割に減らない。
見た目の格好良さの割に、当てやすさと威力では強化版音断ちに見劣りするのである。
同じく全ゲージ使用のマジックブーストは「移動&攻撃速度上昇+必殺技大幅強化」というもので、
必殺技が連続で繋がるなど色々
ヤバいことになるため、
ロマンを求めない限り真っ二つは封印すべきだろう。
通常技ではジャンプ強の判定が下方向に広く、昇りで出すと見えない
中段に。
しゃがみ強やレバー斜め下強など下段のリーチも長いので
二択が強力。
それが出来るのはジンスケだけではなかったり、技の判定の出方や隙の多さから押さえ込まれると厳しかったりもするが、
ジンスケ自身の性能はかなりのものである。
「無手で抜刀術にむかうとは 当て身でござる養生なされよ。」
MUGENにおけるジンスケ
cafe氏によるものが存在していたが、現在は氏のOneDriveにアクセスできないため入手不可。
また、E-FRY氏による音質改善SNDパッチがかまぼこサイハ氏のOnedriveで代理公開中だが最新版非対応なので、各自で音声を追加することをお勧めする。
基本的に原作仕様だが、ラストスタンドは無く、空中受け身はマジックゲージを消費せずに使用できる。
「ゆえに真っ二つ」は、マジックブレイク発動中の背景が削除されたことで
スパークエフェクトが見やすくなり、
どこまで当たるかすぐ分かる親切設計になっている。
AIは氏謹製のものが搭載済み。3段階に調整可能。
cafe氏ご本人のジンスケ評が、
- 単発火力があるのでペシペシ当てていくキャラ
- 接近したあとのコンボ火力も高い
- スライディングの下段、上り強の中段の択が熱い
とのことで、実際そのように動いてくる。
強さの目安は、Lv.3で流れ者氏AIの
チェンマオと互角の勝負になるくらい。
「…許されよ!」
出場大会
出演ストーリー
プレイヤー操作
最終更新:2023年09月08日 13:25