ダン・スミス

地獄の底から貴様を()りにきた


大将、かなりぶっちゃけた概要だべ

カプコンから発売されたゲーム作品『Killer7』に登場する、主人公格である8人のプレイヤーキャラの内の1人。
着崩したダークスーツに、適度に緩めたネクタイという一見ホストの様な風貌をしているのだが…その正体は超一流の し屋である。
ダンは「ハーマン・スミス」を主人格とした8人の「多層人格」から構成される し屋、通称「スミス同盟」の一員。
この多層人格というのは多重人格とは全く異なり、ある種の超能力の様な代物である。
主人格であるハーマン・スミスと、彼に忠誠を誓い依頼交渉や他人格の統率を任されているリーダー格の「ガルシアン・スミス」。
そしてダンを含めた、暗殺部隊とも言うべき6人の「スミス」が同一の肉体に存在している。
+ ごきげんようスミスさん(´-`)ノ コレ、忘れ物でしょう

親愛なるエミールへ 彼の事について調べたんだけど僕の口座に入金はまだかい


スミス同盟の第二の人格。
常にクールな態度を崩さないが、その性格は極めて好戦的かつ高慢、挑発的であり
同盟員であるコヨーテやコンにも嫌われているとか。
本作の副読本である『Hand in killer7』ではダンが過去にコヨーテを したことや
コンがコヨーテを慕っていることが明らかにされている。 そりゃ嫌われて当然だわ。

対立する者には一切の容赦が無いことから「」の異名を持つ。字幕には”暴君”と書いてダンとルビが振られる。
特に不覚を負った相手には敵意を顕にし、カーティスのみならずハーマンすらも標的の一部としている。

主人格であるハーマン・スミスを半身不随にしたのも他ならぬ彼 であり、
現在でもハーマンに対して敵愾心を隠そうともしていない。
一方でガルシアンにはある程度気を許し、協調関係を築いているようだが。

生前はデトロイト出身のアイルランド系アメリカ人。年齢は33歳。
かつてシアトルの自警団に入団し、そこで しの師であるカーティス・ブラックバーンに師事するが
同僚であるペドロ・モンタナの策謀によって、カーティスの手にかかり 亡した。*2
この時代の事は須田氏自らが執筆していた小説版「killer is dead」(電撃PS2にて過去に掲載)に描かれていたのだが
残念ながら最終一話が掲載されず、未完のまま単行本化もされていない…。

ゲーム本編でカーティスとの因縁の対決を描く章「邂逅」では、物語上の主役と言うべき位置であり
他の章でも他人格と比べ見せ場や台詞などが格段に多く、非常に優遇されているキャラクターでもある。
ページ最上部の台詞も、自身を殺した相手であるカーティスとのやり取りで言い放ったもの。

得物は大口径リボルバー「HANDSOME DEVIL」。作中の後半では「魔銃」なる得物を手に入れパワーアップを果たす。
バレルとリボルバーの弾倉が二重構造と、扱いがかなり難しそうな構造をしている。
またまたまたも余談だがレオン・S・ケネディがハンドキャノンを装備している際にアタッシュケース画面を見ると、
ダン・スミスと同じように拳銃を肩に担ぐように持っているポーズを見る事が出来る。
ゲーム中では、高い汎用性と攻撃力を持ったオールラウンドなプレイヤーキャラクターに設定されているが
作中の前半では装弾数・発砲時の標準のブレ・リロードの遅さなどから他の人格と比べ、いまいち中途半端な位置付けになってしまっている。
しかし、後半で魔銃を手に入れてからは装弾数が倍増し、リロード時間も大幅短縮され
パワーアップによって覚えるアビリティも豊富であるなど、随一の戦力を誇るキャラとなる。
特殊攻撃は「魔弾」。必要数の「薄い血」*3をセットすることで破壊力の高い光弾を撃つ、所謂チャージショットの一種である。
またま(ry余談だが、CVを担当しているMichael Gough氏はバイオハザード4に登場したラスボスの「オスムンド・サドラー」の声役としても有名。
本作のプロデューサーであり、バイオハザード4のディレクターも担当していた三上真司氏の縁があってか、何かと関連が多かったりする。

我が名は正銘の仮面 貴様を導こう "Killer7について" 明日は我が身だ

製作は人面バッのマークでお馴染み、須田剛一氏率いるグラスホッパー・マニファクチュア(通称ghm)。
カプコンが販売し2005年に世に出たゲームで、ジャンルはシューティングアドベンチャーに分類される。
移動操作が前進と振り返るのみ と言う至ってシンプルな作りで、武器を構えると一人称視点で狙いを付け攻撃を行う。
動く字幕に、 すの文字と ぬの文字だけ赤くなる特徴がある。
ライターでもある須田氏によって描かれている奇抜なキャラクター造形や非常に難解なシナリオと
バイオハザードDMCシリーズと言ったスタイリッシュなアクションゲームで
お馴染みの三上真司氏がプロデュースを勤めた事で、痛快な戦闘を両立したゲームに仕上がっている。
その余りにも独特すぎる世界観から嵌った人はどっぷりと嵌ってしまう、中毒性の高さに定評のある
須田ゲーと呼ばれる作品(『シルバー事件』や『花と太陽と雨と』など)の一角として
日本国内よりもむしろ海外での評価が高く、多数の賞を受賞している。
ゲームキューブ(GC)版が発売された後にプレイステーション2(PS2)へと移植されたが
その移植版にはghmが関わってないため、GC版と比べて過激な描写やロード時間といった細かい点が劣化しており
最初のGC版こそ完全版に近いという意見も多い(一応どちらもZ指定だが)。
+  トレイラー (Youtube)
  • 修正された動画の一例

一応こんな内容だが須田氏本人は万人受けを狙って作っているとか。どこが万人受けやねん
ただ本作は過去の作品と比べて行くと次第にシナリオの難しさ等が無くなり、さっぱりとして遊びやすくなっているのは事実である。
須田ゲーと呼ばれる所以とは、前情報を知らなくとも見た人には一発で
「ああ、コレ作ったの須田さんでしょ」と分かってしまう程にアクが強すぎるため、
嵌る人は嵌る反面、ライトユーザーからは敬遠される事も。
そんなわけで少なくとも売り上げが大きく見込める物を作る訳ではないにも関わらず、
他社から製作の依頼がくる事こそが、須田氏の個性が多くの人に認められている事の証左でもある。
+ そのセンスが凄まじく表出している一例


ご主人様、MUGENでのダン・スミス(暴君)でございます



2011年3月10日にBANANACHIPs氏の手により誰が想像したであろうまさかのMUGEN入りを果たす。


支離滅裂にしてハイブロウな原作そのままの雰囲気を醸し出し、リロードモーションや、
やられに血が飛び散る所等細かい描写もしっかり原作ゲーム基準として作り込まれている。

通常の格闘ゲームにはあまり無い仕様で、
  • しゃがみ、ジャンプ、ガードなし(どっかの洗脳超能力者も原作でそうだった)
  • 相手にダメージを与える毎にゲージ以外で「薄い血」を手に入れ、それにより回復や攻撃が可能
と言う変則スタイルになっている。
他にもコマンド入力でヘブンスマイルを呼び出し戦わせることができる。

MUGENの世界でもその暴君っぷりを遺憾なく発揮し、必 の魔弾(威力777、ほぼ全画面)は
舞台の一つであるイシザカランドの天使が登場する演出が加えられている。

AIはAzmix氏のものが公開されている。ヘヴンスマイルの出現数、ゲージ使用傾向を設定する事が出来、
ヘブンスマイルのバラまきによる妨害と回避行動による撹乱を得意とするキャラに仕上がっている。

プレイヤー操作
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13965678
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14524422



出場大会


This is too easy.


*1
クン・ランという人物のもつ力「神の手」により生み出された、「笑う顔」(ヘヴンスマイル)と呼ばれる生体兵器。
人工的な開発も可能であり、多数の亜種が存在する。
傷性の高い自爆能力(自らも 亡する)で人間を襲い、クン・ランの目的である「テロリズムのためのテロリズム」を実行する。
ゲーム中ではプレイヤーキャラクターであるスミス同盟に接近して自爆することでダメージを与えてくる敵である。
姿形は人間に近いが、肌の色や質感は大きく異なり、同じ種類でも肌模様に様々なバリエーションが存在する。
どうやら材料は人間であるらしく、ある日突然その人が笑い出して爆発したと言う事件が多々存在した。
作中では人間の潜在する何かに作用して変化しており、潜在的スマイルと言う状態に変遷した人間も居る。
身体能力として「都市迷彩能力」を備えており、肉眼ではほぼ透明に映る。
そのため、迷彩能力を見破れるガルシアンの特殊能力「千里眼」により、スミス同盟が唯一の対抗戦力となっている。
(カーティスのように普通の人間でありながら笑う顏を せる超人も居るのだが)
大口を開けてけたたましい笑い声をあげる習性があり、ゲーム中では姿の見えない「笑う顔」を駆除するために、
この笑い声が攻略の鍵となる。
そして「笑う顔」の名のとおり、自爆による の間際まで笑い続けている。だがよく見ると、「笑う顔」の眼は笑っていないらしい。
また(ry余談だがバイオハザード4に登場するリヘナラドールと呼ばれる敵が、ヘブンスマイルに酷似していたりする。
+ 画像比較

*2
記述されているようにダンは一度 んでおり、その後スミス同盟のメンバーに加わっている。
ダン以外の同盟員たちも過去にとある事件で命を落としていることが作中で語られているが
彼らが 後に一体どの様な経緯で蘇り、スミス同盟に加わったのかは定かでない。

*3
「笑う顔」にダメージを与える(部位破壊)か、あるいは ると「薄い血」及び「濃い血」が手に入る。
また「笑う顔」には「腫瘍」と呼ばれる弱点があり、この部位を攻撃すると一撃で始末できる。
さらに複数の「笑う顔」の腫瘍を連続で撃ち抜いて るとコンボ効果によってより多くの血液を獲得することができる。
入手した「薄い血」は体力回復や特殊攻撃のエネルギー源として、「濃い血」はストックされた後に
「血清」として精製され、プレイヤーキャラクターの強化のために消費される。