キュゥべえ





「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ!」

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する謎の生命体。担当声優は加藤英美里氏。
実写作品『マギカ☆調べ』では夏野剛氏が役を担当した(勿論特殊メイク)。
魔法少女物には定番の、マスコット兼サポートキャラクターである。

外見上判断し辛いが一人称は「僕」なので雄…と思われるが実際は不明。*1
誤記され易いが「キュゥ」が片仮名かつ「ゥ」は片仮名小文字「べえ」が平仮名である。
ネット上での呼称は上記の表記のややこしさもあってか主に「 QB 」。
/人◕‿‿◕人\ や (◕‿‿◕)といった顔文字で表わされることもある。
書籍『魔法少女まどか☆マギカ The Beginning Story』によれば公式の英字表記は「KYUBEY」。

(この項で述べることはあくまでも簡単なまとめなのでもっと詳しいことを調べたい、色々考察をしたい人は
2chの各種まどか☆マギカスレ、または「魔法少女まどか☆マギカ WIKI」の利用をお勧めする)

+ 「君たちはいつもそうだね。情報をありのままに伝えると決まって同じ反応をする」(ネタバレ注意)
+ 漫画版でのキュゥべえ(やはりネタバレ注意)
+ キュゥべえのネットでの扱い

MUGENにおけるキュゥべえ

MUGENでは数体確認されている。
+ ムシム氏製作
+ ヤン氏製作
+ HAL氏製作

その他には八式特攻人形氏によって「Quarter Bandit」(QB意思)という神キャラも存在する。

さらには黒王号のガワ替えで、こんなのも…
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14753431
こちらはyameteoke氏製作のケンシロウのボイス・カットイン等の改変パッチ。
「北斗百裂拳」が「僕と百裂契約」になってたり、カットインがキュゥべえのかぶり物をしたケンシロウだったりとツッコミどころ満載。
(ケンシロウの肩書きをもじって「 世紀末Q世主 」と呼ばれているが、
 明らかに女子供を誑かすこちらの方が「本家ケンシロウに粛清されそうな外道」というツッコミは禁句。)
また、ケンシロウのループコンボのパーツである北斗蛇雷咬に「僕と今すぐ契約を!」のボイスが当てられており、
ループコンボ時は「契約!契約!」と迫ってるため非常にやかましく「 契約ループ 」と呼ばれているとかいないとか。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15440678

「わけがわからないよ。どうして人間はそんなに魂のありかにこだわるんだい?」


出場大会

ストーリー動画

プレイヤー操作

ガイガン、起動、MUGENにて(其ノ4、サンドバッグ扱い)
有刺美花


*1
一応、3話で「僕としては、早ければ早い程いいんだけど」とまどか達の契約を急かすキュゥべえに対し
巴マミが「ダメよ。女の子を急かす男子は嫌われるぞ」と返していた。
設定はどうなっているか不明だが、脚本の虚淵氏によれば「性別は無いんじゃないですかねえ」とのこと。

*2
英語のインキュベーター(incubator)はラテン語のincubātu(横たわる)を由来としており、
所謂インキュバス(サキュバスと対になる男性の淫魔)と語源を一にしている。
……つまり、こいつは最初から「 淫獣 」と名乗っていたわけである。

*3
もっともな理屈だが、実際は反論の余地はある。

例えばキュゥべえがデメリットを説明した台詞中には、
「この宇宙にどれだけの文明がひしめき合い、一瞬ごとにどれ程のエネルギーを消耗しているのか分かるかい?」
「君たち人類だって、いずれはこの星を離れて、僕たちの仲間入りをするだろう」
「その時になって、枯れ果てた宇宙を引き渡されても困るよね?」
…というように「宇宙文明によるエネルギーの消費」を匂わせるものが含まれている。

またエントロピーの増大を“お湯が冷めるように”(よく使われる自然な熱の発散と均一化の例え)ではなく、
木を焚き火にする時のロスという明確な人為的行為に例えてもいる。
…つまりキュゥべえの言う「ノルマ」が達成出来ても、問題の先送りであり根本的な解決にならない可能性は高い。

家畜云々についても、自分の態度をまどかに責められた事に対して、
「理不尽だ」と不満を言いながら言外に「君達がやっている事と何処が違う?」と言っているのが伺えるが、
生存競争から保護される家畜と違い、魔法少女のシステムは元人間である魔法少女たちの殺し合いを強要することになる上、
最終的にノルマ達成後の人類の存続については歯牙にもかけていない。
そう考えると外道との謗りを免れるかはやはり疑問符がつく。
もっとも家畜同士を戦わせる競技も存在するし、
畜産業は深刻な環境問題(≒人類は動物の存続について歯牙にもかけていない)と国連食糧農業機関も発表している。

更に言えば、有史以前から散々 人の業につけ込んで 営業してきたこいつに、
人の業をとやかく言う資格があるのかも甚だ疑問。

このように彼らへの反論はいくらでもできるが、そもそも「人間とは分かり合えない存在」として設定された架空のキャラクターに
人間の理屈で対抗しようという考え自体、絶対的な解答は出ない。
水掛け論になる上に作品自体の考察はここで議論すべき話題ではないので、ここまでで切り上げる。

こういった正義や倫理に関する考察議論の活発さがこの作品の人気の一端を示しているのもまた事実である。

*4

劇中ではクレオパトラ、卑弥呼、ジャンヌ・ダルクと思われる「魔法少女」の姿もあった。
これに関しては劇中でそれらしい容姿の人物が登場するだけだったが『The Beginning Story』の脚本では歴史上の人物が実名で明記されている。
要は「女性の偉人はキュゥべえと契約した魔法少女である」可能性がある訳で、MUGEN的には面白い設定かもしれない。

*5
余談ではあるが、キュゥべえが自分たちの行動について説明する際エントロピーがどうのこうのと述べているが、
虚淵氏もまた『Fate/Zero』の後書きにおいてハッピーエンドが書けない理由として、宇宙が冷めていくことは避けられないだとか、
理に適った展開で組み上げた世界はエントロピーの支配から逃れられない とか述べている。 やっぱこいつ虚b(ry