エリーヌ


「私の名は、エリーヌ。殺りくを司る神だ」

SFCで発売されたRPG『エストポリス伝記』シリーズに登場する「四狂神」の一人。殺戮を司るである。
神々の時代の終わりを告げる剣「デュアルブレード」が地上に現れたことにより、最初に地上へと降り立った神。
その力は殺戮というよりも生死を操る力とでも言うべきもので、エリーヌが存在している限り四狂神は何度でも復活する。
DSで発売された『II』のリメイクである『エストポリス』での声優は 沢城みゆき 女史。

四狂神の中でも至高神アレクディアスより勅命を受けるなど、特別扱いをされている面が窺えるが、理由は不明。
幻に終わった『III』が発売されればそのナゾも解き明かされたのかもしれない…。
一応『エストボリス』では「最初に創造された神」ではないかと匂わせる描写がある。

なお何故か一人だけ『I』と『II』の間でやたらと姿が変わっている。
具体的には槍を持ったローブ姿の女性→生足にトゲトゲしい剣と盾を持った女戦士へと。
どうしてそうなった。

+ シナリオでの役割、重要なネタバレ注意
デュアルブレードが地上に現れたことを知ったエリーヌは占い師アイリスとして地上に降り立つ。
そこで後にデュアルブレードに選ばれる男マキシムと出会い、旅の中で度々彼を導くようになる。
しかしガデスとの戦いで死ぬはずだったマキシムを救い出してしまい、運命が少しずつ狂い始める。
幾度も彼を助けるうちに人間に興味を抱くが、神としての使命を果たすためデュアルブレードを手にしたマキシム達と敵対、打ち倒される。

その後、前世に抱いた思いからか人間として転生し、マキシムの子孫の前に少女ルフィアとして現れる。
神としての記憶は完全に失っていたが、ガデスの復活を機に始まった旅の最中、四狂神の一人ディオスの手により神としての記憶が少しずつ呼び起こされる。
そして完全に記憶が蘇ってしまい、四狂神としてその本拠地「虚空島」にて1の主人公を待つ。
しかし人間の頃の記憶も持っていたエリーヌは、追い詰められた他の三神との合体を拒否、ルフィアとして最後の戦いに挑む。
最後は自分が生きている限り他の三神は復活すると、人間としての意思でデュアルブレードの波動に貫かれることを選ぶ。
だがその時に死んだのはエリーヌのみであり、人間としてのルフィアは記憶を失いながらも生き残ることができた。

更にその後、今度は旅の占い師シーナへと転生。マキシムの子孫ウェインと出会い、旅の中でかつてのルフィアとI主人公のような間柄になっていく。
だがルフィアの時と違いシーナはエリーヌとしての記憶も持っており、三度浮上した虚空島にてウェイン達を裏切る。
しかしそれは四狂神を完全に滅ぼすためにとった行動で、最期は愛する者の手にかかり命を落とした…。
と、思われていたが何だかんだで神の力だけを失い、シーナとして再びウェインの前に現れた。
そして他の仲間達と共に幻の大陸を目指し旅立っていった。

『II』のリメイクである『エストポリス』では、大筋は『II』と変わらないが、波動を使う教団の人間ということになっている。
所々で手を貸していた『II』とは違い、戦闘こそしないが常に共に旅をする仲間となっている。
性格は温和なものの、どこか人間離れした空気を漂わせている(神だから当然だが)。
上記の通り創造神に最初に造られた神と思しき描写があり、二周目ではラスボスとして戦う。
だが、これはデュアルブレードの波動に耐えられず死ぬはずだったマキシムとその妻セレナの代わりに、自分が波動を受けるためであった。


MUGENにおけるエリーヌ

ガデスアモンと同じくクモ丸氏が製作したものが公開されている。ボイスはDS版のもの。
攻撃が重めだった他二人とは違い、動作も軽くコンボを繋いでいけるキャラとなっている。ちなみにダッシュはホバーダッシュ。
元々使用する技が少ないため、いくつかの技は原作の魔法や他の四狂神が使っていた技なども使う。
AIもデフォルトで搭載されているが、アモンのものを流用したので基本コンボ程度しかしないとのこと。

出場大会



最終更新:2021年12月04日 11:43
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