ミュウツー

「私は誰だ…。なぜここにいる…」


任天堂の対戦育成RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するモンスターの一種。

データ

分類:いでんしポケモン
タイプ:エスパー
高さ:2.0m
重さ:122.0kg
特性:プレッシャー(相手のPPを1多く減らす。フィールド上で自分よりもレベルの高いポケモンが出やすくなる)
   きんちょうかん(戦闘中にきのみを食べられなくなる・夢特性)

種族値

HP:106
こうげき:110
ぼうぎょ:90
とくこう: 154
とくぼう:90
すばやさ:130

+ 図鑑説明

幻のポケモン「ミュウ」の遺伝子から作られた人工ポケモン。
名前の由来は「ミュータント」+「2(ツー)」から。
ある一人の科学者が、遺伝子を組み替えていった結果凶暴になったらしい。
グレンタウンのポケモン屋敷にある日記にはミュウツーの誕生と成長が書き残されている。
7月5日 ここは南アメリカのギアナ。 ジャングルの奥地で新種のポケモンを発見。
7月10日 新発見のポケモンを私はミュウと名付けた。
2月6日 ミュウが子供を産む。 産まれたばかりのジュニアをミュウツーと呼ぶことに…
9月1日 ポケモン ミュウツーは強すぎる。ダメだ…私の手には負えない!

+ ミュウの研究について(ゲーム版設定、ネタバレ注意)

いわゆる「伝説のポケモン」で初代及びリメイク版ではクリア後以降に行ける
ハナダの洞窟の最深部に1体だけ存在する。
レベル70という野生としては破格のレベルと高い戦闘力を持ち、特に捕まえようとすると
回数無制限(初代に限る)の「じこさいせい」が厄介。 マスターボール使用候補筆頭。
金銀クリスタルではハナダの洞窟が存在せず野生で登場しないが、彼の遺伝子と思われる「はかいのいでんし」がハナダシティに落ちている。
ミュウツーを使うには初代から取り寄せるしか無かった。
金銀のリメイク版である第四世代の『ハートゴールド・ソウルシルバー』では
ハナダの洞窟が復活、同じく最深部でミュウツーと戦闘が可能。
しかし、技構成が第四世代準拠のため、「 攻撃技が物理技のサイコカッターのみ 」という悲惨なことに。
おまけに他の補助技も厄介でないので、エスパー技を無効化できるあくタイプで眠らせる技を使えば安心してじっくり捕獲作業が出来る。
ボールの種類も増えたためかなり捕まえやすくなっている。
ちなみに「はかいのいでんし」が落ちていたところには、何故か「 きんのたま 」に差し換えられている。
第六世代の『X・Y』では、ポケモンの村の一角にあるななしの洞窟の奥に、やはりレベル70で登場する。ナンバリングでのカントー以外での登場はこれが初。
攻撃には高い特攻を活かす「サイコキネシス」と「はどうだん」を持ち、補助にも「じこさいせい」を持つなどかなり厄介。
ミカルゲなどのあく・ゴーストタイプを出してやれば無傷で済むが、じこさいせいで回復されてはただでも低い確率が下がるばかりである。
捕獲に成功すると(倒した場合は出ない)、後述するメガシンカの為のアイテムが入手できる。
ちなみに「ななしの洞窟」とは、初代におけるハナダの洞窟の名称である。洞窟内でタウンマップを使用すれば確認できる。


原作における性能

とくこうが異常なほど高く、現在でもトップクラス。その上こうげきやすばやさも高く、特にすばやさはあのサンダースと同等である。
その他の能力も平均以上。今では10体以上になる一般戦禁止伝説級の元祖。
また基本怪獣型だらけな禁止伝説級の中では数少ない人型なので、その分技のレパートリーが他と比べて飛び抜けて多い。
特に初代ではとくしゅが攻防一緒であったため、種族値合計はあのアルセウスを超えていたほど。
さらに「ドわすれ」で強化可能・すばやさの高さによりきゅうしょに当たる確率も非常に高い(初代ではすばやさ依存だった)。
初代のエスパータイプの優遇さも手伝い、この時代では文句なしに最強のポケモンであり解禁ルールでは猛威をふるった。
初代では「ルール無用ならミュウツー6匹が最強パーティー」と言ってほぼ間違いはないだろう。

第二世代以降はタイプ相性が見直され、さらにエスパー無効のあくタイプが登場したため強さもやや落ち着いた。
しかしその気になれば物理型や耐久型、天候パまで何でも出来るため 何をしてくるか予想できない ほどの
技の多彩さや基本能力の高さから、未だに禁止伝説級の中でもトップクラスの強さを誇る。
伝説ポケが解禁されたWCS2010では、ゆきふらし持ちのユキノオーと組んで必中のふぶきを連発する戦法が流行った。
他の伝説ポケと違って柔軟な戦法がしやすいのも魅力。

そして第五世代の『ブラック・ホワイト』では、待望の専用技のサイコブレイク(威力100/命中100)を習得。
最近の伝説ポケの専用技と比べると威力などの点で地味に見える技だが、実際はかなり強力な技。
これはぼうぎょの値で特殊ダメージを計算する技であり、特殊受けをやすやすと撃破できる。つまりハピで止まらなくなった
無論、逆に防御が高い相手には効果が薄くなるが、たいていはノーマルやいわはがねタイプなので、
はどうだんで普通に対処可能。なお覚えるレベルも100とまさにスペシャルな技。
そのため、ただでさえ強いミュウツーがさらに強化されることとなった。

一方でそのステータスの高さが災いし、
新たに第五世代で登場したあくタイプの技「イカサマ」(相手の攻撃のステータスでダメージを判定する技)に対しては相性がすこぶる悪い。
最近行われたクリスマスカップ(禁止級使用可能なダブルバトル)で、ヤミラミなどが使う一致イカサマにより撃墜された方々も多いのではなかろうか。

『ポケモンスタジアム2』ではラスボスとして登場。
裏では努力値・個体値が全て最高というインチキ仕様で多くのプレイヤーを苦しめた。
1匹のポケモンにこちらは6匹で挑めるので、数で押す戦術が基本なのだが、上述した通り、
ミュウツーの異常な火力のサイコキネシスを耐えきれるポケモンは殆どいないため
(半減になる同タイプのエスパーを入れたとしても急所に当たったらほぼ確1)、普段のメンツを総動員しても返り討ちになる可能性が高い。
運任せのじわれ等の一撃技を覚えたポケモンで固めても、初代の一撃技の命中率は素早さ依存であり
こちらが後攻のときに一撃技を撃っても絶対にあたらないため、
(初代の一撃技使用者の素早さ最速はダグトリオ(素早種族値120)であり、どうやっても先手が取れない)
下記の麻痺を利用しないかぎり、不可能である。

有効な戦法としては1匹=交代できないことを利用して、マルマインなどの素早いポケモンで能力を下げていくか
麻痺などの状態異常にさせて行動を制限させることが考えられる。
ただし、裏ミュウツーは眠る持ちなので注意(HPが減ってないと眠るは使えない)。
手っ取り早い方法としてはミュウツーの攻撃を一回耐えられるポケモンで爆発技→マルマインで大爆発するのが一番安定する。
もしくは初代のチート仕様だったふぶきを連打する等(初代の状態異常:こおりは実質ひんしと同じなため)か。

このように育てたポケモンですらこれなのであらかじめ用意されたレンタルポケモンではなお厳しいが、
救済策のためかレンタルの中であるポケモンだけはなんと1匹でミュウツーを撃破出来る可能性を秘めている。

+ 詳細

続編であるスタジアム金銀でも、ラスボスの伝説厨ライバルが手持ちとして使用。
こちらではホウオウとルギアも加わっていて裏では同じく努力値・個体値最高仕様。
6vs3になったため、多少の戦術も必要となった。

「ポケモン+ノブナガの野望」にも登場。
条件を満たすと出現し、ブショーリーダーのケンシン(上杉謙信)がリンクできる。
能力が高く、使用技のサイコブレイクも高威力、そこそこ広い範囲と使い勝手がいい。
ケンシン自身の能力やブショーパワーも強力。

また、映画『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』と『ポケットモンスターX・Y』では新形態が2つ登場。
映画に登場した小柄なほうはミュウツーのフォルムチェンジ説が有力とされていたが、
第6世代で新たに追加されたフォルムチェンジ要素「メガシンカ」によりさらなる進化を遂げた 「メガミュウツーY」 であることが公式発表された。
カートリッジによりメガシンカに必要な石が異なり、映画に登場したのは「ポケットモンスターY」で入手可能な石を使った姿である。
もう一方の「ポケットモンスターX」では 「メガミュウツーX」 に進化できるようになる(画像左)。
こちらは新たに格闘タイプが追加され、特性も「ふくつのこころ」に変化。
上記イラストの通りメガミュウツーYでは元より体が小さくなるため初見でフリーザ様を連想した人が多かったようである。
もう一方のメガミュウツーXも、ゴツゴツの筋肉が盛られてどことなく戸愚呂(弟)っぽい進化具合となっている。

なお、Xは物理方面、Yは特殊方面にそれぞれ優れている(Xでのこうげきは 190 、Yでのとくこうは 194デオキシス(アタックフォルム)も真っ青な数値)。
Xの方は第6世代ロムのみだと覚えられる物理技のバリエーションが乏しいため、
過去作からポケモンを移動するサービスである、ポケバンク及びポケムーバーで過去作から連れて来るべきだろう。

「やっぱりミュウツーよね」


+ 余談


他メディアの出演

その設定から知能が高く、人語を介しテレパシーで会話するという描写が多い。
+ アニメ・映画におけるミュウツー

+ 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』におけるミュウツー

+ 『ポケモンカードゲーム』におけるミュウツー

+ 『ポッ拳』におけるミュウツー

なお、ミュウツーのデザインを担当した杉森建氏はあまり意識していなかったらしいが
外見やカラーリング、エスパータイプ、ゲーム中の生い立ち、映画『ミュウツーの逆襲』で人間に復讐する展開は
同じ任天堂製RPG『MOTHER』(第一作目)のラスボス・ギーグの設定に似ており、
ゲーム中で最後に戦う相手というポジションも似ている。
奇遇にも『ギーグの逆襲』のコミカライズを担当した伊藤紅丸氏がイラストを描いたミュウツーのカードもある。

大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるミュウツー

大乱闘スマッシュブラザーズでは『DX』において隠しキャラ、『for』ではDLC追加キャラとして登場。
CVは『DX』では映画と同じ市村正親氏、『for』では 藤原啓治 氏。
藤原氏の声も市村氏のものに近い雰囲気で演じられており、違和感が無いとの好評価である。
+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)

紫色の炎や波動を出したり蹴りの代わりに尻尾で攻撃したり電撃を発生させたりする。
尾を使った攻撃はリーチに優れ、超能力を使った投げ技が威力や巻き込み性能に優れるというのが強み。
だが、全体的に動きが遅くジャンプも軽く、くせに喰らい判定が大きい、
火力が高いわけでもなくむしろ低め…と欠点ばかりが目立ち、
原作での強力無比ぶりはどこへ行ったと言わんばかりの弱さ である。Lv1なのかあるいは個体値が低いのか
なかでも理不尽なのが体重100kg越えなのにもかかわらず「 僅かに宙に浮いているのでふっ飛びやすい 」という設定。
どう見たって地に足がついているし、フォー・サイドのUFOなど滑る足場ではちゃんと滑るのに…。
ちなみに『X』から登場したリザードンはミュウツーより軽い(90.5kg)が重量級扱い…なおのこと解せぬ。
(『for』で参戦した、普段は重量級扱いされるロゼッタも浮遊モーションで、かつ吹っ飛びやすく調整されているので、つまりはそういうことなのだろう)

…とはいえ隙の少ない移動技の「テレポート」や空中制御の良さ、移動距離の長い緊急回避などで相手を撹乱できる点もあり全く戦えないというわけでもない。
ガチ勢御用達のタイマンルールでは(こいつらよりはマシなレベルで)下位に位置しており、使いこなすのは非常に難しい。
5に入るファルコ相手に無双するミュウツー

『X』では発売当時から三年前に公開された映画に配慮してかルカリオにバトンタッチ。
あっちは普通に高性能だが
ただし、ピチューと同様に観賞用のフィギュアとして登場している。

そして『for』において、2014年10月24日放送された「『スマブラ for WiiU』がスゴい50の理由」においてforで DLCとしての再参戦が発表された。
曰く、ファンの要望が多かった為、急遽制作が決定したとのこと。
2015年4月28日から配信が開始された(3DS/WiiU両機種を購入した場合の先行配信は4/15からだった。)。
+ 『for』での性能

ちなみに公式でスマブラの参戦情報・参戦ムービーが出る度に、ニコニコでは海外のユーザーがミュウツー復活を夢見て一喜一憂する様を捉えた
海外の反応シリーズ 」「 スマブラの反応シリーズ 」のタグが付いた動画が大量に生産されている。
WiiU版の公式放送の後には「 ミュウツーの反応シリーズ 」というのも出来た。
そして、新規キャラ参戦動画ではソレに便乗し、大体字幕で発狂した海外ユーザーの反応を真似られている。
最近だと正直他のスマブラの動画でも見境ナシにミュウトゥー!?ミュウトゥー!?と字幕が沸いてくるので自重してもらいたいレベル


MUGENにおけるミュウツー

youtubeで検索するとwip含め多数のミュウツー制作動画が投稿されている。
+ Monday-Night-War氏製作
+ J.NEWMAN氏製作
+ The 100 Mega Shock!氏製作
+ にゃんちゃ氏製作

出場大会