聖伝白龍叉介







   

「追手を倒すことだけが
     己自身が生きる道
         これ抜け忍の定めなり」

名前:聖伝白龍叉介(せいでんはくりゅう さすけ)
年齢:21歳
流派:聖伝真道流
身長:175cm
体重:63kg
武器:真道流二刀小太刀“真阿”“真吽”(しんあ しんうん)
声優:大園洋

公式ストーリー -白龍離別-

天舞四人衆…この国の数多き忍の流派の頂点に立ち、統括する最高の機関である。
彼らの号令は時に対立する流派を取り持ち、時に暗黙の了解を破った流派を根こそぎ壊滅させる。
すべての流派から尊敬と恐怖の念を抱かれ、かつ乱世のいずれの勢力にも属さない〝忍の真祖〟の後継者たちである。
わずか二十一歳のサスケがその1人であることは、にわかには信じられないだろう。
天舞の里の苛酷な修業を通常の半分の期間で習得してしまったスゴ腕である。

その夜、サスケはふと小屋の外の気配を感じた。同時に血の匂いも…。
一瞬の緊張…。だが、その気配はなつかしい。知っている者だった。
「親父殿!」
戸を開けたサスケの前に倒れていた血まみれの男は、長い間行方知れずの父であった。
聖伝真道流の継承者であり、幼いサスケにその技術のすべてを伝え、ある日突然姿を消した。
その後、サスケは父と親しかった天舞の里に預けられている。八年ぶりの父と子の再会であった…。
が、その深い傷はもはや助かる望みはない。
「サスケ…時間がない。すべてを話そう」
瀕死の父は彼らの中に流れている血の秘密を語った。
かつて覇王と闘いこれを封印した〝己の一族〟。自分たちはその末裔であり、
今再び覇王が復活しようとしていることを阻止しなければならない。
父はこれを察知し、密かに探っていたが、今一歩のところで反撃にあってしまった。
「覇王に先がけて復活した奴を…倒さなければならない」
「奴?」
「蘭…」
父の言葉はそこで途切れ、二度と発せられることはなかった…。
父の話が誠ならばこの闘いは一族の血を持つ自分たち親子の宿命である。
危険な旅に仲間たちを巻き込むことは避けたかった。サスケはその晩のうちに誰にも告げず旅つ。
忍に墓はない。父の亡骸を埋めた山を、サスケは振り返ることはなかった。


ADK最後の格闘ゲーム『ニンジャマスターズ 覇王忍法帖』に登場するキャラクター。
殺された父の遺言を叶えるため抜け忍となり滅界覇王信長無明神楽蘭丸を倒しに旅立つという正統派シリアスストーリー。
似た性能のライバルキャラ黒風影虎神威の存在、
己の一族の末裔、元・忍の頂点である天舞四人衆といった肩書き、
ワールドヒーローズとは違い忍んでいる忍者であることなど、否定しようのない主人公。
これでゲームそのものが忍んでいなければ主人公(真)として名を馳せたに違いない。サスケェ…

己(こ)の一族とは黄金城を封印する力を持った、忍者の真祖たる存在のことらしい。
名前から察するに、サスケの先祖は「天聖の龍叉」だと思われる。
末裔は実はニンマスのプレイヤーキャラ全員なのだが、自覚を持って覇王に立ち向かっているのはサスケ一人。

名前の元ネタは真田十勇士の猿飛佐助……というよりむしろ白土三平の漫画『サスケ』だと思われる。
同様に、ライバルのカムイは同作者の『カムイ伝』だろう。
ADKらしからぬ渋いチョイスである。
しかし名前こそサスケではあるがその外見、後ろに差した短刀、案の定使う飯綱落とし(着地後回るが)、抜忍として追われ続ける運命等、
キャラクター造形はカムイそのものである。名前をカムイと逆にしても良かったんじゃなかろうか。
むしろそのままだと単にパ○リになってしまうから入れ替えた可能性もあるかもしれない


原作での性能

主人公らしく波動昇龍竜巻の格ゲー三種の神器が揃ったバランスが取れた性能。
忍者なので三角跳びも搭載しており機動力にも長けている。
ネオフリのムック本では3強の一人と称された。


MUGENにおける聖伝白龍叉介

ですからー氏製作のサスケが存在。
キャラサイズが拡大されているが原作再現度は高い。
もちろん原作にある即死永久も入るし、原作にある技も演出が強化されているなど作り込みが分かる。
喰らい武器落としだけはないものの、MUGENでは再現が難しいので仕方ない。
同氏制作のカムイとはオープニングムービーをそのまま搭載した特殊イントロが流れる。必見。
AIはデフォルトで入っているものがレベルを11段階に設定可能。

城区の他に、黎明期にはあだむすきー氏が製作のものも存在したらしいが、現在は公開されていない。


「己の道は修羅の道

     通りし後に残るのは

         空しき勝利と屍の群れ」

出場大会

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最終更新:2024年02月05日 20:32