ストーム1


『誰か…誰かが戦っている…誰かはわからない、どうぞ』
『俺は見たぞ、ストーム1だ!ストーム1が戦っている!たった一人で…!』
サンドロット開発・D3パブリッシャー発売の3Dアクションシューティングゲーム『地球防衛軍3』の主人公。
地球防衛軍(以下EDF)遊撃部隊ストームチームのリーダー。読みは「 ストーム・ワン 」。彼女とは無関係。
(3のEDFには他に突撃部隊のレンジャーチームや偵察部隊のスカウトチームなどがおり、作中ではレンジャー2やスカウト4が活躍)
兵種は従来のシリーズで言うところの陸戦兵で、主に実弾系の火器を使いこなす。
1とXbox360版3は陸戦兵のみだが、2と3PORTABLEではペイルウイングというエネルギー武器と飛行ユニットで武装した特殊兵士が存在する。
4ではペイルウイング相当のウイングダイバーと言う兵種に加え、設置武器メインで乗り物や航空支援を扱うエアレイダーという兵種と
両腕にそれぞれ2つの装備ができ、ハンマーやパイルバンカーが主力のパワーフレームで身を固めた兵種・フェンサーが登場。
エアレイダーとフェンサーは、北米版地球防衛軍こと『EARTH DEFENCE FORCE -INSECT ARMAGEDDON-』における、
タクティカルアーマーとバトルアーマーの逆輸入である。

そのレパートリーはアサルトライフルやロケットランチャーなどの標準的な武器に、
特大の長射程ミサイルや艦砲射撃並みの威力を誇る超スナイパーライフルといった強力な武器から、
火炎放射器や設置してボタンで起爆するC型爆弾・設置する銃のセントリーガンや指向性地雷のインパルスなどの特殊兵器、
果ては重すぎて遠くに投げられず自爆するグレネードや頼りない炎を出すバーナーといったネタ武器まで何でもござれ。
そのうえ訓練によって様々な戦闘車輌を使いこなす技量も持っている。
操縦できるのは最新鋭エアバイク、 自走砲 戦車、ヘリコプター、二足歩行ロボット。
特にエアバイクとロボット「ベガルタ」は高難易度の生命線になるほど。
難易度にあわせて戦車とヘリもパワーアップすればいいのに(『4』で一部実現しました)
さらに地上では緊急回避を利用することでかなりの速度で移動できる。
これは『3』作中においてはEDF隊員の中でも彼のみが使える能力である。
その能力はプレイヤーの操作のウデ次第ではあるものの、一人で多数のフォーリナー(侵略者)を相手取っても
逆に全滅させられるほどの高い戦闘力を引き出すことも可能なポテンシャルを持つ。

上記以外の設定は存在せず台詞も一言も発しない、プレイヤーの分身とも言うべきキャラクター。
『ストーム1』という呼称もそのままストームチームのリーダーを意味するコールサインなのでとことん没個性である。
ただ、ポリゴンモデルの顔は旧作に比べると割と細かく書き込まれておりバイザーから透けて見える。
透けて見える顔は一昔前の特撮の主人公のような凛々しい顔である。

+味方からの扱い
終盤では援軍の隊員に「伝説の隊長にお会いできて光栄です!」と言われることや、
本部からの通信で「ストーム1を死なせてはならん」と言われることから、
EDF内部では生ける伝説として隊員たちの憧れの的となっているだけでなく、
人類が地球を守るための重要な存在として扱われているようだ。
とはいえ必ずしも好意的な評価ばかりではなく、協力してくれる部隊の隊長の中には
「お前のことは気に食わんが生き延びるためには協力するしかなさそうだな」と言ってくる者もいる。
通称・ツンデレ隊長。声も似ている隊長がいたり。

旧作の主人公は「なんて男だ。人間一個体がインベーダー以上の戦闘能力を持っているというのか…」だの、
「(巨大怪獣を撃破後)あんなデカいのをたった一人で殺っちまうとは。お前の方がよっぽど怪物だぜ…!」だの、
本部の司令官や味方隊員からは完全に変態扱いであった。
挙句「まさか勝つとは!…信じられん…」だの「あの状況で生き残るなんて…なんで? ありえない…」だの
キサマら俺に戦死して欲しかったのかコノヤロウとでも愚痴りたくなる非道い暴言を浴びることもしばしば。
ハードの制約や処理の問題もあってか旧作には友軍が一人もいなかったのも拍車をかけていると思われる。
『防衛軍は1人じゃない。でも2人しかいないぞ!』(2人で協力すれば)
この他にも本部は場当たり的な作戦展開をし結果あっさりと敵(虫ども)の罠に落ちることが多く
自分たちがやってきたはずの方向から敵が来るなど)、さらに攻撃が防がれるとバリアの類と即答し、
巨大怪獣の完全体の存在をほのめかすと本当に出てくるなど妙なところで勘が良かったり、
敵の技術をあっさり解析してそれを武器に仕立て上げ主人公に使わせるなど妙に手回しが良く、
極めつけに本部を防衛するミッションが劇中一度も出てこないということから、
本部は実は主人公を抹殺するためにインベーダーと繋がっているのでは?」という説まで飛び出すほど。
そのためファンからは「本部こそ真の敵」と呼ばれ、「罠」についても「本部の罠」呼ばわりされる始末である。

一方ストーム1はと言うと、旧作に比べると援軍と共に戦う機会が多く
「一人で敵を全滅させる」という状況が少なくなったためか、尊敬を通り越して畏怖されることはほぼない。
むしろ怪獣撃破時には褒めてくれるぐらいである。
しかし今回も今回でその活躍に司令官も思わず「恐ろしい男だ…」と呟く事も。
その後すぐに「ストーム1を援護する!」と援軍を回してくれるし、上記のとおり「ストーム1を死なせてはならん!」と
熱い台詞を言ってくれることもあるので充分マシではある。
だが一方で退却の許可や救援を求める無線に「通信状態が悪い。繰り返せ!」と何度も返したり、
あるミッションではその後退却するという無線だけはしっかりと聞こえており「許可できない」と返したり、
提供された敵の情報に「今更そんな情報が何だと言うんだ!」と返したり、
(尤も、これは実際そう言われても仕方のない情報ではあった)、
場当たり的な作戦展開や何度も罠にはめられる点は変わらず「本部の罠」は健在という扱いであった。
最終話のやりとりなどは本当に熱くて格好いいのだが……
+『地球防衛軍4』でのストーム1
『3』から8年後の世界の本作の主人公は特殊遊撃チーム「ストーム」のリーダーであると設定されているが、「ストーム1」と呼ばれることはない。
他のストームチームが登場する様子はなく、さらに兵科が4種類に分かれていることや他のチームには独自のコードネームがある様子を見ると
それぞれの兵科から精鋭を集めたチーム名として「ストーム」が使われているのだろうか。
なおレンジャー隊員のアーマーデザインは『3』からさらに変更されており、他の兵科でも顔が隠れているため主人公の素顔は見れない。

『3』の主人公であるストーム1についてはミッション中にレンジャー隊員が「マザーシップを撃墜した伝説のストーム」として語っているが、
先の大戦でマザーシップを撃墜した後の彼の消息は不明だという。
『2』の主人公は皇帝の下敷きになっても生きてたし、あのストーム1がただで死ぬとは思えんが。

『一昨日兄貴が殺された~』
『湿っぽい歌はやめろ!』
『じゃあこの歌はどうだ?』

『マザーシップの撃墜に 英雄一人で成功す』
『その後の消息不明だが 君は必ず舞い戻る』


+その後の消息は…
終盤ミッションで、隊員のセリフにより生還してストームチームに再び所属しているという噂話が流れだす。
さらに最終ミッションにて援軍からは「8年前の英雄と再び戦えることを光栄に思う」という通信が入る。
もしかして本作の主人公レンジャーがストーム1なのだろうか…?


ニコニコにおけるストーム1

やはり「 おじいちゃんの地球防衛軍3 」が最も有名だろう。
最終ステージの熱い展開、XBOX360の音楽再生機能を使った場面にぴったりの曲、
更にプレイヤーが高齢のおじいちゃん(うp主の祖父。ボケ防止にゲームを始めて以来ヘビーな領域に踏み込んでいったとか)
ということもあって、『伝説の老兵』としてβ時代の英雄として語られていた。
…が、2010年12月28日、使っていた曲が違反していたとして150万再生を前に本家動画は消されてしまった。
しかし有志によって再うpされている。
なお、おじいちゃんは普段はあまり使われない、対空地雷「Y11対空インパルス」を愛用している。

地球の命運はたった一人のおじいちゃんの手に委ねられた。
こちらは投コメ字幕つき動画。

この動画に影響を受けた動画も多数存在し、また元々縛りなどやりこみ要素が強い作風であることから
ニコニコでは数多くのプレイ動画が投稿されている。
その他、『 ニコニコRPG 』などのニコニコ動画を題材としたクロスオーバー作品にも出演を果たしており、
上記動画のイメージを引き継いだ“伝説の老兵”としての設定で姿が描かれるケースが多い。

またこの他にも通称「ベガルターの人」が制作した『蒼き流星SPTレイズナー』風のダイジェストMADなどもある。
注意:こういうゲームではありません。

+ちなみに
地球防衛軍シリーズは初代から海外にも進出している(初代は『Monster Attack』のタイトルでEU版が発売している)。
本作は海外では『Earth Defense Force2017』というタイトル。
全世界での売り上げは約30万本で、これは偶然にも3における全世界のEDF隊員の数と同じである。

上記「ベガルターの人」による海外版プレイ動画

肝心の海外での評価はと言うと、やはりTPS・FPSの本場だけあってかなり粗削りなシステムと微妙なグラフィックは酷評されているが、
ゲーム自体はバカバカしくて中毒性が高いためかなり高い評価で受け入れられた模様である。 ぶっちゃけバカゲーだしね。
その結果、海外の会社が外伝作品『INSECT ARMAGEDDON』を開発するにいたった。
IA自体はファンから難色を示されることが多かったが、本家EDFの問題点を積極的に排除しようとする作りになっており
4の公開前情報ではIAの仕様の多くが取り入れられていることが判明しているほどである。

また、本作の開発元であるサンドロットは巨大ロボットものでも有名である。
EDFシリーズはそもそも『ギガンティックドライブ』の物理エンジンやエフェクトなどを流用することで低いコストで開発でき、
SIMPLEで破格のボリュームを出すことに成功した、という逸話がある。
なお、サンドロット作品は処理落ちが恒例となっていることでも有名。
次世代機を処理落ちさせるほど大量の敵を出すという、何か間違った方向に進む姿勢はファンから愛されている。


MUGENにおけるストーム1

+way-oh氏製作
  • way-oh氏製作
way-oh氏が制作した手書きのものが存在する。
原作では使わなかった格闘も通常技として使う他、原作に登場した武器も使う。
銃火器を使うため飛び道具・設置技が多い。また上記の老兵を意識したのか対空インパルスも持っている。
ボイスが搭載されているがこれは『THE ALL☆STAR格闘祭』という格闘ゲームに外部出演した地球防衛軍隊員の声で
ストーム1の声では無かったりする。あと結構よく喋る。
特殊カラーが設定されており、黒で常時ゲージMAX、金で更に攻撃力が大幅に増加する。
また難易度設定もでき、レベルを上げるごとにストーム1が弱くなり難易度が上がっていく(=相対的に敵が強くなる)。
難易度impossibleだとラウンド開始時に強制的に体力が100に設定される。まさに不可能。
現時点ではAIは入っていない。

+medesu氏製作
上記のものの改変版。
こちらは武器ごとに弾数やリロードなどを用意しており原作に近いシステムになっている。
武器の種類は豊富で癖があるが強烈で、設定次第では10割など朝飯前のキャラとなる。
対空インパルスは外されているが、他にも幾つかの武器が追加されている。
一部の武器を使うと処理落ちの演出を起こす。なんという原作再現(コンフィグで切ることも可能)。
また、イントロで赤いヘルメットの隊員(部隊の隊長)を射殺して現れる、結城隊員の無線が流れる、エアバイクで空から降ってくる、
緊急回避の方がダッシュよりずっと速いなどファンをにやりとさせるネタも豊富。
なお、こちらは原作通りやられボイスや断末魔以外一切しゃべらず寡黙である。
AIは簡易の物が搭載されているが、募集中とのこと。

更新でライサンダーZ以外の技が一切使えなくなるモードが追加された。
その後の更新でミッドナイトブリスにも対応された。

+ジェノサイドガンに関する余談
全画面判定かつ敵味方かまわず大ダメージを与えるジェノサイドガンであるが、
発射後にすぐ緊急回避を行えば撃った本人は無傷だったりする。
タイミングこそシビアだが、操作するときに覚えておくと少し役に立つかもしれない。

出場大会


『ストーム1は、たった一人でマザーシップと交戦中。
繰り返します。ストーム1は、マザーシップと交戦中!』



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