カービィ


「はぁい!」


『星のカービィ』シリーズの主人公。遠い星のひと。またの名を「 ピンクの悪魔 」。
初代スマブラ以降のCVは同シリーズに出演している『MOTHER2』ネスを演じた大本眞基子女史。
この他にも『新・光神話 パルテナの鏡』 ナチュレ や『星のカービィ ロボボプラネット』の スージー も演じている。
ピンクの悪魔と呼ばれる理由は『星のカービィ スーパーデラックス』(略称:SDX)の『格闘王への道』の解説文から。

ピンクのあくまがはねるとき、つわものどもはきょうふにおののく…

年齢は「青年」(わかもの)との事。
身長20cm。丸くてピンクでやわらかく、ボールのようによく弾む。
食べる事と寝る事と歌う事が大好き。
座右の銘「明日は明日の風が吹く」そのままに、性格は極めて自由気ままののんびり屋で、自分の気が向くまま思うがままに生活している。
やる事成す事、傍から見ると行き当たりばったりに見えるが、一応、目的を果たしているところを見ると彼なりの考えが有るのかもしれない。

現在はポップスターのプププランドに住んでいる。
最初から住んでいた訳ではなく「春風に乗ってやってきた旅人」という事らしいのだが、
食べ物を根こそぎ盗んでいったデデデ大王をこらしめたことで住民から感謝され、
それ以来、好意で建てられた家に住んで、プププランドで気ままに暮らしているとのこと。

特技は吸い込み・ホバリング・コピー能力。
吸い込んだものを勢いよく吐き出しての攻撃や、吸い込んで飲み込んだ敵の能力をコピーし、その技で戦うという戦法をとる。
有志によるロボプラまでの各タイトルの能力まとめ。計六巻
空気を吸い込むと宙に浮き、フィンのような形をした短い腕を羽ばたかせて飛行する。
この時吸い込んだ空気を勢いよく吐き出す事で空気弾を発生させ、これでブロックや雑魚を潰す事が出来る。
ちなみに第1作『星のカービィ』ではコピー能力は無く(吸いこむことはできた)、使えるようになったのは第2作『夢の泉の物語』から。
以降も、カービィシリーズのボスは基本的にコピー能力が無い状態(ノーマル、すっぴん等と呼ばれる)でも吸い込み・吐き出しで倒せるようになっている。
意外と頭が頑丈らしく、急降下して雑魚敵を潰す事が出来る、ジャンプして頭突きで攻撃出来るといった仕様の作品もある。
その他、作品によってはスライディング、ガード、吸い込んだものを持ちあげる、といったすっぴん状態でも使えるアクションも豊富。

普段より大きなものを吸い込める「がんばりすいこみ」に加え、『トリプルデラックス』では吸い込み能力が大幅にパワーアップを果たす。
「きせきの実」というアイテムを取ることで、虹色に輝くビッグバンカービィへと変身。
普段は吸い込めないような砲弾やミサイルはおろか、自分の数十倍のデカさを持つ敵ですらやすやすと吸い込んでしまう。
中でも巨大ウツボの踊り喰いはトラウマになるレベル
最終的には、『トリプルデラックス』のラスボス「クィン・セクトニア」の放ったビームを 周りの地形や相手のライフゲージを巻き込んで吸い込み、
巨大ビームを吐き出し、セクトニアを消滅させるほどの破壊力を叩きだした。

見た目に似合わず大食いである。 ただ「カービィ=大食い」ということ自体が周知の事実と言うぐらい有名かもしれない。
イチゴのショートケーキ一切れを地の底から宇宙の果てまで探し周る ほど食べ物への執念は半端ではない。
ちなみに一番の好物は体力全回復できるマキシムトマト。
味の好みについては『スマブラ拳!』で生みの親の桜井氏自ら「味はともかく、食えればいいのか?」と言っている。
逆に嫌いなものは毛虫で、ゲームによっては吸い込むとダメージを受ける。
どうやら食べようとしたリンゴに毛虫が入っていたのが相当ショックだったようであり、USDXのNGシーンでは毛虫が頭に乗っかったショックで失神してしまったことも。

歌声は「ぺんぺん草すら生えなくなった」と言われるぐらいの音痴(しかも、無自覚らしい)。
それ故、コピー能力の「マイク」は「クラッシュ」同様画面全体攻撃の大ダメージ技となっており、しかも3回も使用できる。
ちなみに出来ない事はじゃんけん、腕立て伏せ、コサックダンスだとか。体型的に無理があるのだろう。
また、ステージをクリアするとアイリッシュとヒップホップとブレイクダンスを混ぜたようなダンスをする。
時には3体~5体に分裂して踊ることも。

自分が悪事や悪者と判断したものを放って置けない性分で、一度行動を起こすと猪突猛進となり、周りの制止を聞かなくなるようだ。
その矛先は主にデデデ大王メタナイト等悪役に向かうことが多く、無差別な暴れん坊というわけではない。友達もそれなりにいる。
『SDX』や『参上!ドロッチェ団』では悪魔と呼ばれても仕方が無いほどの暴れぶりを見せているが……。
但し、彼の正義が周囲の正義とは一致しているとは限らず、おまけに彼が事件に対する勘違いや訳有りの事情があったと気付くのは、
ゲームの都合があるとはいえ、大抵の場合彼が一通り暴れて大事になった後である。
まあ、ちゃんとお詫びや埋め合わせはしているようだが…
そんな風に困っている者を放っては置けない性分でも有るため、それを悪事に利用された事もある。

罪を憎んで人を憎まずの考えの持ち主らしく、どんな騒ぎでも後腐れはしない。
但しデデデへの猜疑心は人並みらしく、自分のおやつが突然目の前から消えた時、真っ先にデデデを疑って一方的にボコボコにした。
尤も、自分の事情を詳しくカービィに話さない周囲にも問題がある気がしなくもない。 デデデとか

「またおまえのしわざか、デデデ大王!」

「ぼうず、何を言ってるんだい。ワシはみんなのためにと思ってだな…」

「うるさい!スターロッドをどこへやった!!」

(『星のカービィ 夢の泉の物語』取扱説明書より)

デデデ大王から食べ物を取り戻してからも、いろいろと冒険を繰り広げており…
+ 各作品のストーリー概要。当然ながらネタバレ注意

主人公だけに悪運も強く、ハルバードの砲撃に吹き飛ばされた先がダイナブレイドのいる山だったことから、手助けして貰い再度ハルバードに突入でき、
絵画の魔女ドロシアに魔法をかけられボールの姿にされた時は彼女が落とした絵筆が彼を救った。
あと、ダークメタナイトに4分割されたが 正義の心も能力もそのまんまだった 為、
むしろカービィが4人に増えた事でダークメタナイトは自らの首を絞める結果となった。
ちなみに、鏡の国の異変が解消された後も、どうもカービィは4人のままらしい。元々後述のように分裂していたので無問題だが。
そして『毛糸のカービィ』ではアミーボ・アモーレに毛糸にされて吸い込みやホバリングは出来なくなったものの、
直前に食べていたメタモルトマトのおかげで事なきを得ている。
『あつめて!カービィ』ではネクロディアスに10体に分割され、おなじみの吸い込みやコピー能力を再び失ってしまうも、
代わりに得たのは 10人がかりの人海戦術プレイヤーの誘導で敵に引っ付いてボコボコにする光景はまごう事なきピンクの悪魔である。
むしろ、悪運以上にあらゆる状況下に対応しきれる適応能力が高いともいえるのかもしれない。
+ 『ロボボプラネット』ネタバレ注意

「悪意」というものが極めて希薄らしく、僅かな悪の心が鏡の国で実体化して生まれた
「シャドーカービィ」は少々イタズラ好きではあるものの、最後は本物と協力して鏡の国に巣食う悪「ダークマインド」を倒した。
そして鏡の国の異変が解決した後は「鏡の国のカービィ」として鏡の国の平和を守っている。
このシャドーカービィは2014年に発売された『トリプルデラックス』のサブゲームの1つ
「カービィファイターズ!」*1(ひとりでモード)にて最後の対戦相手としてまさかの再登場を果たした。

1~6戦目の色違いカービィは最初に選んだコピー能力とは別の能力で挑んでくるのに対し、
本作品のシャドーカービィは最初に選んだコピー能力と同じ能力で挑んでくる。
難易度「やさしい」「ふつう」はそこまで強くないものの、「むずかしい」「めちゃむず」になると
コピー能力によってはこれでもかと言うほどのえげつない戦法を仕掛けてくる。
下手すれば何もできずに倒されるなんて事も。
僅かな悪の心が実体化して生まれたとは言え、カービィだからこそ持っている強さと言えるかもしれない。
それどころか1~6戦目の色違いカービィもかなり強くてシャドーカービィまで辿り着けない人も居る
(幸い、倒れてもそのステージから再挑戦可能なので諦めなければ会えるが)。

丸い容姿を利用されて、ピンボールやブロックボールなどのボールにされる事もよくある。
『夢の泉の物語』においてはそのものずばり「ボール」というコピー能力がある。
他には『カービィのエアライド』というレースゲームもある。誰かに似ているのは気のせいだと思う。
まあ任天堂には上記以上に世界平和維持活動を繰り返し、普段から丸いわけでもないのに ピンボールゲームのボールとしての活躍経験もある 前者がいるが。

『星のカービィ3』では「チュチュ」という赤いリボンを付けたピンク色のスライムな仲間がおり、カービィの頭の上に乗ると幸せそうな顔をする。
ストーンでは踊るように回って敵を攻撃し、パラソルでは遊園地のコーヒーカップの如く、 開いた状態のパラソルを裏返して2人で乗って 攻撃する。
『星のカービィ64』のエンディングムービーではカービィシリーズ唯一の キスシーン が存在する。相手は妖精のリボンで、頬にキスされ デレる。
(「SDXでもキスできるじゃん」と言う人のために言っておくが、あれはヘルパーと口移しで食物をやり取りしているだけである)
アニメ版でもヒロインであるフームを何度も助けており、フーム自身も母性の表れかカービィを心の底から愛し、守ろうとする気持ちは誰よりも強いらしい。
……など、意外に女運も良い。主人公だから仕方ない…のだろうか?
ただしマリオピーチ姫のような恋人候補はまだ決まってないようだ。ドロシアやセクトニアは別だぞ?悪役だからな。スージーはどっちかというとメタ様派っぽいし。


以上はゲーム版の設定。アニメ版ではかなり設定が異なっている部分もあるため、
「ゲーム版とは異なる、アニメ版のカービィ」として見た方がいいだろう。
(大食い、のんびり屋という点は共通だが、予定よりも 200年 早く目覚めてしまったため年齢が4~5歳前後(中身は赤ん坊並み)、スイカを好んで食べる、など)。
メタナイトはカービィをプププランドに来る以前から知っていた様子だが、詳しい関係は不明。


アニメの声優も大本眞基子女史であり同じ任天堂作品であるポケモンのピカチュウ役の大谷育江女史同様、全世界で共通の声である。
基本的に「ぽよ」としか喋れないが、戦闘時は技名(ソードビームやバルカンジャブ等)を叫ぶし、
大好きなスイカを見ると「スイカ」って嬉しそうに言うため全く喋れないわけではない。ホモ?」なんて単語も喋れるし

なお、アニメ版星のカービィは『ファイアーエムブレム』や『ペーパーマリオ』シリーズ、
『ポケットモンスター』等に代表される 黒い任天堂作品 としても有名。
そういうアニメだからこれ!!もとい任天堂はそういう会社だからこれ!!

ところであなたはポヨ派?ペポ派?それともガハ派?え?漫画やアニメなんて見ない?そうねぇ…


ニコニコ動画において、カービィBGMはMAD素材として人気がある。
特に 『グルメレース』 『スカイハイ』 『サンドキャニオン』 の3曲はタグ検索でも相当な数がヒットする。
しかしそれに限らずカービィのBGMはシリーズ通して評価が非常に安定しており、
『グリーングリーンズ』『vsデデデ』などのレトロ原曲やそのアレンジ、新しいシリーズの曲までハズレ無しというどっぷり浸かったファンも多い。
特に『CROWNED』『狂花水月』『VS.スタードリーム』などのラスボス曲はゲーム音楽の人気投票で上位に入るなど、高い支持を得ている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18459025
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22650761 http://www.nicovideo.jp/watch/sm22650826
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28816210 http://www.nicovideo.jp/watch/sm28816242
TASやRTAでも人気で、特に元の操作がシンプルといえどもRTAがTASに匹敵する様は見ごたえ十分。
レースゲーム『エアライド』の「シティトライアル」での正にピンクの悪魔な所業は必見。
ゴルフ形式のゲーム『カービィボウル』の縛りプレイで一打を減らす為の血の滲むような努力からいつしか生まれた呼び名が「 日本カービィボウル学会 」。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22924993 http://www.nicovideo.jp/watch/sm9687828
Wiiでは悪魔城の面々の真似事もしているようで… http://www.nicovideo.jp/watch/sm16073226 恐るべきニンジャカービィのイクサが始まる! http://www.nicovideo.jp/watch/sm28356627
何たる威力か!鬼殺しのハンマーだ! http://www.nicovideo.jp/watch/sm23660362 無慈悲な冷気パワーがカンパニーを襲う! http://www.nicovideo.jp/watch/sm29005099

中の人ネタはニコニコ動画では存在しないが、
ニコニコ静画には『ダンガンロンパ』に登場する超高校級のアイドル舞園さやかと絡ませた「さやカービィ」というネタがあり
カービィが舞園の歌唱力をカービィがコピーして歌が上手くなる(見た目は舞園の髪型を模したカツラを被った姿で描かれる)か
舞園の歌唱力が絶望的になる(姿は元のまま)かの二種類。
カップリング等、抱き合わせのイラストにもこのタグがつけられる。


大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるカービィ

作品ごとのデザインの変遷

スマブラでは初代からの皆勤賞。
初心者入門キャラであると同時に、 コピー能力や操作精度による強化が際限無い ため上級者への挑戦状的キャラでもある。
ついでに、しゃがむと一部の攻撃が当たらなくなる。さすが身長20cm。
+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
+ 初代での性能
+ 『DX』での性能
+ 『X』での性能
+ 『for』での性能

   ∩_∩
   /     ヽ    ひゅひゅひゅひゅ…
   | ゜ ヮ ゜ |
   ヽ、___/ ノノ
     U U


     __
    /    ヽ   にゅう!
  ⊂ ゜ヮ ゜U|
   ヽ、___/つ
      U
上記のAAの出典は初代スマブラで選んだときに取るポーズより(後に『X』以降で横アピールとして復活、上記のボイスも付与された)。


MUGENにおけるカービィ

MUGENでは以下のカービィが確認されている。
+ BIRD氏製作 スーパーデラックス基版
+ Cyanide氏作成 GBAシリーズ仕様
+ 作者不明 ニコニコ制作動画発 スマブラX仕様
+ 海外製 スマブラ仕様(手描き)
+ 海外製 アニカビ仕様(手描き)
+ marktwo氏製作 スターシップカービィ
+ たこ氏製作 スターカービィ
+ seku氏製作 D4カービィ
+ アフロン氏製作 桃カービィ

出場大会

【カービィ】
+ 一覧
【D4カービィ】
+ 一覧

出演ストーリー



*1
10種類のコピー能力から1つを選び、格ゲーのような感覚で色違いカービィを倒していくサブゲーム。
個性豊かで懐かしきステージに、様々なアイテムギミックも存在する。
ぶっちゃけて言うとカービィ版スマブラである(これに備えてか通常ガードに加え、その場回避と空中回避が出来る)。

その後、パワーアップ版として「カービィファイターズZ」が単品としてリリース。
無印版のコピー能力10種類に、トリプルデラックスで登場したビートルとベルが追加。
通常はCPU専用だが、トリプルデラックスを持っていればプレイヤーキャラとして使用可能になる。
また、新たなステージやアイテム、無印にはいなかった中ボス最終ボスが追加されている。
ちなみに、無印で猛威を振るったシャドーカービィは隠しキャラクターとして登場。特定の条件を満たせば使用可能になる。

*2
これはストーリーがほぼ完成したところでソニックの参戦が決定し、あの場面しか入れる場所が無かったらしい。
そのため、あまりの参入の遅さから「遅すぎなのはどっちだよ!?」と突っ込みを入れたくなるプレイヤーが続出した。
まあ、ストーリーに関わらなかったファイターもいるので彼らに比べれば…

*3
マリオは操作できる回数と フィギュアに戻る(戦闘不能になる)回数 がそれぞれ全キャラで最多。
そしてフィギュアに戻る回数の原因となっているのは カービィが絡む選択肢 による。(カービィとマリオどっちを操作するか?など)
なおマリオはパルテナ親衛隊長に踏まれたり、姫の救出役を伝説の傭兵に取られたりしているが、まあそこら辺はしょうがない。
弟と合わせてその知名度から若干不遇な扱いを受けても許されるからであろう。多分。
もっとも性能面においても不遇なのだが…