スレードゲルミル


「我はゼンガー…
 ゼンガー=ゾンボルト。メイガスの剣なり!」

  • 全高:53.7m
  • 重量:402.3t
(S.R.G-S スレードゲルミル 説明書より引用)

バンプレストの『スーパーロボット大戦』シリーズに登場する、ゲームオリジナルのロボット。
初出は『スーパーロボット大戦α外伝』(以下α外伝)。同作で中ボス、そして最後の隠しキャラとして登場する。
パイロットは同作オリジナルキャラのゼンガー・ゾンボルト、もしくは『スーパーロボット大戦OG2』(以下OG2)のウォーダン・ユミル
名前の由来は北欧神話に登場する「力の叫びの巨人アウルゲルミル」の子「スレードゲルミル」から。

『α外伝』での設定では、未来世界にある地球「惑星ゾラ」(出典は『戦闘メカザブングル』)で、
地球の後継者を名乗る組織「アンセスター」が所有している特機。
別の組織からは「大地の守護神」「ドリル野郎」と呼ばれる場面もあり、
後にゾラの伝承にある「伝説の機械巨人」の一体でもある事が判明する。

テスラ=ライヒ研究所で開発された「グルンガスト参式」と似通った部分があるが、
この機体、実はズフィルード・クリスタルを元に開発した自立型金属細胞「マシンセル」が導入されて変化したグルンガスト参式そのものである。
『OG2』ではシャドウミラーが元居た世界から持ち出したグルンガスト参式を、
アースクレイドルでマシンセルを用いて改修した機体という設定になっている。
そのために所属もシャドウミラーとなっており、基本的にヴィンデルやレモンの指令で活動していた。

デザインはスレードゲルミルの方が先に行われており、グルンガスト参式の方がそこから逆算される形でデザインされている。
腰には「DC(ディバイン・クルセイダーズ)」のエンブレムがデザインされている。
『OG2』では前述のようにシャドウミラー所属ではあるが、シャドウミラーの素性を隠す目的もあって、
DCのエンブレムが付けられているという設定となっている。

武装は頭のドリルで敵を粉砕するマジンガー特効武器「ドリルインフェルノ」(『α外伝』では没武器)、
背中にあるドリル状のスタビライザーを腕に付けて飛ばす「ドリルブーストナックル」、
そして本機最大の特徴である、液体金属によって構成される大剣「斬艦刀」。

機体にはマシンセルが導入されており、ある程度の攻撃ならあっという間に修復可能。ゲーム中でも毎ターン30%もHPが回復する。
しかしマシンセルと深く結び付いているせいで、制御者である大ボス「メイガス」や「アウルゲルミル」が消滅すると機能不全へと陥る。

ゲームに初登場した時、その圧倒的な戦闘力、滑らかなアニメーションで繰り出される実力通りの力強い演出、
そして名乗りを上げてから攻撃する武人なパイロットでファンの心をがっちり掴んだ『α外伝』の印象的な機体である。
特に斬艦刀のインパクトは凄まじく、様々な作品でオマージュされる事となる(もいるが)。
特に攻撃時に、顔を白黒のアップで抜いてスレードが吼え猛る演出は必見。
今やスパロボでも名物演出の一つとなっている。

ちなみに攻略本のインタビューによると、
初出の『α外伝』で武装が2つしかなかったのは気合を入れて作っていたら期間内にこの2つを仕上げるのがやっとだったから。
優遇された故の悲劇とでも言うべきか。

+ ゲーム内の強さ
強い。中盤の壁でありトラウマである。
戦力が整っていない中盤で突如現れ、適当に食い散らかして去っていく面倒くさい敵である。
毎ターンHP回復、長射程のドリルブーストナックル、射程がやけに長い移動後攻撃可能な斬艦刀で味方が斬殺された人も多いだろう。
終盤でも全ての難易度のルートで立ちはだかり、戦力が十分に整っていても苦戦を強いられる。

ハードルートでは倒した後に、オリジナル敵勢力から唯一仲間になる。
スパロボのお約束で戦闘力は敵の時より落ちているが、それでも最強機体の一機。
特に圧倒的なのが耐久力だが、最終盤だけに強化せずに無策に突撃させると、
この強さでもやられてしまうバランスであるため注意が必要。
強化し切れば、例え相手がラスボスで、イベントで必中や熱血を使われようが、フォロー不要で負ける事は無くなる。

『OG2』でも敵として登場する。戦力が整っていない時に出てくるのは変わっておらず、HP減少で撤退なので上手い事戦わないと詰む。
終盤で登場する時は味方もインフレし、最後はイベントで一刀両断してしまうため、それほどの強さは感じられない。
もしくはルートが違うので最期を見る事無く終わる事すらある。

また、『スパロボOGs』でリメイクされた際には、没武器のドリルインフェルノと、新技「斬艦刀・星薙の太刀」を引っ提げて登場する。
こちらの新システムのおかげで倒しやすくなっており、最後がイベント戦なのは同じため、微妙感は変わらないが。
なお、「星薙の太刀」はスレードゲルミルのデザインをした富士原昌幸氏による外伝コミック『鋼の救世主』が初出と思われる。
このときは文字通り星そのものを薙ぎ払うかの如く巨大化させた斬艦刀での一撃となっており、
味方スーパーロボット達の必殺剣総掛りでようやく食い止められるほどの威力と迫力であった。正直ありえん(震え声)
『OGs』では、斬艦刀のマシンセルを固着化せずにそのまま伸ばし続け、13km数kmとか訳の分からん長さまで伸長、
そしてエネルギーの塊同然の斬艦刀を振り抜き、自分の周囲を根こそぎ叩き斬るという演出がなされた。当然ながら吼える
流石に「星を薙ぐ」と言う所まではいかないものの、斬艦刀の振り抜きで地表が更地と化すため、
「星の表面を薙ぎ払う」という意味なら正に「星薙」の名に値するだろう。
そしてぺんぺん草も生えない土煙立つ地表に、物凄く伸びた斬艦刀を地面に立てるスレードの姿が。……正直よくこんなの相手に勝てたものである。
ちなみにドリルインフェルノ(回転させていないためただの頭突き、あるいは元ネタとなった攻撃手段か)も同じく『鋼の救世主』で披露しているのだが、
食らわせた相手はよりにもよって頭にコクピットがあるマジンカイザーだった死んだらどうする!?
…その後、頭突きをするマジンカイザーが登場するとは誰も思わなかっただろう。
もっとも、単行本収録のデザイン秘話において、打ち合わせの段階で稲妻の如き天啓で2段ドリルを生やした頭部デザインを思い付き、
「ドリルっすよドリル。頭突き一発でマジンガー系ならKOですよ(意訳)」
とか言ってたりするのでむしろこれが正しい闘い方という事か。なんなんだこの作者
(なおこの際、スレードゲルミルの側もマジンカイザーのカイザーナックルによって胸部をぶち抜かれる大ダメージを受けており、
 カイザーは頭部をやや破損し一時戦闘不能にはなったものの甲児自身は無傷だったため、別にカイザーをかませにしているとかそういうわけではない)。
マジンガー系以外もダンクーガ(の頭部に乗ってる忍)やゲッター1(額に操縦席)も危ないと思われる。
ついでに言えば、使う自分自身も相当危ない
(グルンガストタイプの機体は頭部にコックピットがあるので使うとパイロットにも衝撃が来る。
 スレードは分離機能がある参式の改造機なので下半身にもコックピットはあるはずだが、パイロットが乗っているのは頭)。
 ちなみに当のスレードゲルミルも頭のコックピットを撃ち貫かれた事がある
パイロットが人間じゃないのとマシンセルの再生能力で即座に復活してドン引きされたけどな

なお、『OGs』ではテスラ研を奪回するシナリオにて、1回限りだがプレイヤーで操作する事が可能となっている。
当然雑魚を倒してしまうと経験値やPPを損してしまうので、
ハゲヴィガジ相手に「ドリルインフェルノ」や「斬艦刀」でも食らわせて遊んでおこう。

+ アニメでの扱い
アニメ『OG ジ・インスペクター』にも登場。第一話から登場するという大盤振る舞いである。
初代グルンガストと戦闘もし、装甲にVG装甲が使われている事を表現するなど、
その設定を最大限に使用された。最強技「星薙の太刀」が超ショボかった事を除けば
顛末・結末はゲーム版と大差無い。

+ パイロットについて

「黙れ!そして聞け!」

『α外伝』におけるパイロットはゼンガー・ゾンボルト。29歳のドイツ人。担当声優は 小野健一 氏。
『OG』登場以降の愛称は「親分」「ボス」等。ボロットとは無関係
未来世界を旅していたプリベンターの前に突如現れ攻撃を仕掛けてきた。
その後にアンセスター側から、パイロットのゼンガーが暴走しただけと述べられ、偶発的なものと言う事になったが、
アンセスターが地球の支配を主張し、プリベンターを攻撃目標とした時に再び戦う事になる。
斬艦刀の使用時にたまに横薙ぎなのに「稲妻重力落とし」と叫ぶが、
これはスーパー戦隊シリーズの『科学戦隊ダイナマン』に登場するダイナロボの必殺技「科学剣稲妻重力落とし」が元ネタ。
…技の内容はものすごく高くジャンプして落下の勢いで叩っ斬ると、斬艦刀とは似ても似つかないが、
最終回では敵の本拠地の巨大要塞(全長1km)を一撃で叩き斬った。元ネタとしては申し分ないだろう。
……というか、後にゼンガーの愛機となる「ダイゼンガー」の最強必殺技「斬艦刀・雲燿の太刀」が、
正にその通りの技(空高く舞い、その衝撃で敵を断つ)というものだったりする。
ちなみに、キャラデザの人公認で下着は褌という和風なドイツ人でもある。後にアニメでも彼の褌姿が披露された。
意外にも下戸であり、ブランデー一滴入れただけのコーヒーでも酔っ払ってしまうという弱点があったりする。

+ 正体とネタバレ
スレードゲルミルに登場する謎のパイロットだが、ストーリーを進めていく内にグルンガスト参式と共に、
人工冬眠施設「アースクレイドル」に配属されたDCの兵士という事が判明する
(このため、『α』シリーズではロイ・フォッカーなど彼と既に顔見知りであるキャラクターも登場する)。
人工冬眠している間に、アンセスターの石田三兄弟マシンナリー・チルドレンに洗脳され、駒として扱われるが、
最終的にはどのルートでも洗脳は解ける。
この時代以前でも駒として大いに活躍したようで、対抗勢力からは「大地の守護神」と恐れられている。
ハードルートで仲間になった場合、終盤の主人公とも言うべき活躍を見せ、
台詞も「メイガスの剣」から、現在でも有名な「悪を断つ剣」へと変化する。
最後はアンセスター、そして過去の世界で人類の絶滅を試みるシュウ・シラカワを倒し、
未来世界でアースクレイドルの墓守として見守ると誓い、一人涙を流し彼の戦いは終わる。
なお、この時の彼は紫髪だが、以降登場する際は全て銀髪となっている。

未来が変化したその後の世界『第2次スーパーロボット大戦α』にスーパー系主人公として抜擢。
アースクレイドルが『鋼鉄ジーグ』の敵勢力・邪魔大王国に襲われ、ゼンガーとソフィア以外は死亡、
グルンガスト参式を駆り戦場に向かう。
今作ではラスボスに対して「神を断つ剣」を名乗る。

『第3次スーパーロボット大戦α』にも登場。
前作でどういう立ち位置だったかは主人公によって異なり、トウマの場合は上記の通りスーパー系主人公として活躍、
それ以外の主人公の場合は人工冬眠していたという設定になる。

『OG』シリーズでもゼンガーは別設定で登場するが、スレードゲルミルには搭乗しない。
『α外伝』とそれ以外ではかなり性格が異なるため、片方だけのファンも存在する。

+ 『PROJECT X ZONE』での活躍
ナムコ・CAPCOM・SEGAのクロスオーバー作品『PROJECT X ZONE』にも生身で参戦
しかもCAPCOMのロボット作品キャラや、SEGAのロボット作品のキャラも参戦しているため、3大ロボットゲーム夢の共演となった。
普段護身のために携行している刀が変化した霊式斬艦刀を振るって援護するソロユニットとなっている。
掛け合いでは刀を所持している事からサムライと勘違いされたり、またKOS-MOSらを見てシャドウミラーとの技術の差に驚いていたり。
エリカ&ジェミニには「チェストー!」とノリノリで真似られたり、日本人と間違われた事からツッコミを入れたりしている。
部下オマージュ先部下声が同じデビルハンター、親友の声が同じイレギュラーハンターとの掛け合いも勿論存在。
なお、ダンテとの掛け合いで魔を断つ剣なる言葉を出したら、本当にあの作品が『スパロボ』に参戦してしまった宣伝お疲れ様です

「ゼンガーさん、チョンマゲは日本に忘れてきたんですか?」
「あ、そうだよ。ジャパニーズサムライの嗜みでしょ?」
「……そもそも俺は日本人ではない。」

ちなみにユーリ&エステル初登場ステージではユーリ達が賊かどうか見極めるため一戦交える事になるが
(まぁ直前に宝箱からアイテム拾ってるので間違ってはいない)、
こちらは初期レベルのユーリ&エステルの1ユニットのみにも拘らず、ステータスはボス相応だわ必殺技の「一文字切り」を使うわで、
アイテム無しだと耐え切るのすらほぼ不可能という自重の無さを見せ付けてくれた(流石に一定ターン経過で終了するけど)。
おかげでゼンガーが戦闘後二人の力量と人格を認めるシーンに違和感が…

続編の『PROJECT X ZONE 2』では登場こそしないものの、
ユーリがせがた三四郎に絡まれた際にゼンガーとの戦闘を思い出すシーンがある。


『OG2』では、「メイガスの剣」を名乗る男、ウォーダン・ユミルが登場。こちらが『OG』のスレードゲルミル正式搭乗者である。
仮面を着けてはいるものの声や言動はゼンガーそのもの。誰が呼んだか「ゼンガー仮面」。ただ一つの相違が彼が付くはずの無い組織に属しているという点。
仮面と有り得ない心変わりは既に『第2次α』で部下がやってはいるが、彼は果たして…?
+ 正体とネタバレ
「もはや……悔いはない……
 せめて……朽ちる時は……W15ではなく……ウォーダン・ユミルとして……」

その正体は並行世界の部隊「シャドウミラー」の戦闘用人造人間「W15(ダブリュー・ワン・ファイブ)」であり、
元の世界のゼンガー・ゾンボルトの人格をインプットし、メイガスで操作を行うテストタイプである。
なお、シャドウミラーがいた世界ではオリジナルのゼンガーはアースクレイドルの内乱後、行方不明となっているとの事である。
基本的には命令に従う人形だが、乗り換えイベントのある『武神装攻ダイゼンガー』あたりからラミアと同じ自我に芽生え、
「ゼンガーのコピー『W15』」ではなく、「メイガスの剣『ウォーダン・ユミル』」として戦った。
最後はゼンガーとの一騎打ちに負け、自身を操り利用していたイーグレット・フェフと、
ノイエDCのマシンナリー・チルドレンの大半を一刀両断し、ゼンガーにソフィアを託し死亡する。

キャラクター像は『α外伝』の「アンセスターに操られていたゼンガー」に限りなく近く、
最期に見える仮面の下にはゼンガーと同じ顔(でも本人よりちょっと若々しい)があった。
しかし自我を得ようとしているためか、元のゼンガーの性格故か、ゼンガーのふりをして混乱させる意図は本人には全く無く、
尋ねられた際は「ゼンガー・ゾンボルトなどではない」と言い切るも、
あんなにキャラが濃すぎる奴が二人もいるわけないと信用されず、本物が出てきてやっと別人と認識されるという場面も
(一応、「でも今更敵に戻らないだろ」と疑問視していたメンバーはいた)。

『α外伝』のスレードゲルミル戦闘集
『OGs』のスレードゲルミル戦闘集

+ 『無限のフロンティアEXCEED』では(ネタバレ注意)
ラスボスとして「スヴァイサー」が登場。
頭部のドリルと斬艦刀の刃を入れ替えてあるものの、どう見てもスレードゲルミルです。本当にありがとうございました。
素体になっているのは人造人間「W05」。人格をインストールするタイプの人造人間「W15」の初期型で、見た目もウォーダンに似ている。
W05に魂を宿した王様が更に霊樹の力をボディに注ぎ込んで究極体に進化した姿がスヴァイサーである。
声優もゼンガーやウォーダンと同じ小野健一氏という確信犯力の入れようである。
必殺技はドリル槍から繰り出される「星穿の神槍」や頭部のブレードで突撃する「ブレード・インフェルノ」等。
初登場時から異様な存在感を持っていたスレードゲルミルが満を持してラスボス化した存在ともいえ、その威容はさしずめ「漢型最終決戦兵器」
必殺技のアニメーションも、スタッフがDSの画面表示限界ギリギリまでドリルを巨大化させただけあってド迫力を誇り一見の価値あり。

RPGのラスボスらしい正統派な高ステータスで、大火力に加えてデカい重いタフの三拍子。しかも地味に避ける。
状態異常による搦め手はほぼ使わず、純粋に火力以外で怖い所はあまり無いのだが、
HPが減少してくるとラスボス専用精神コマンドである「戦慄」を高確率で使用するのに加え、行動回数を1回増やす「再動」を低確率で使用してくる。

戦慄は他の上位の精神コマンドと同じく複数の精神コマンドをごった煮した効果なのだが、
  1. 1度だけダメージ1.5倍
  2. 4度だけ攻撃をMISS・GUARD(2つとも無効化ではなくダメージを大きく軽減する)されない
  3. 1度だけ受けた攻撃を全てGUARDする
  4. 次のターンに先制攻撃
  5. 行動回数を1回増やす(再動と重ねがけ可能)
つまり最悪の場合はターン最後に3回行動+次のターン先制でもう1回で4回連続行動される。正に俺のターン!
これは戦慄再動祭りと呼ばれ、プレイヤーのトラウマの代名詞となっている。
HPが半分を切ったあたりから一気に削り切らないと、運が悪ければ全体攻撃の連発であっという間に駆逐されてしまう。

ただ、逆に言えば、行動パターン次第では何一つ発動せず、呆気なく倒せる。
また、味方側を育てている場合、「HPが半分を切ったあたりから一気に削り切る」のも実はかなり簡単。
そのため、人によって受けるイメージが全く違うボスと言える。

一番の問題は、ストーリー上においてあまりに存在感が無いと言う点だが。まあ『EXCEED』で存在感が無い敵は彼に限った話ではないが

+ さらにネタバレ注意
隠しダンジョンの最後では大幅に強化(特にHPはほぼ2倍)され、しかも彼より少し弱いくらいの強さの仲間2体を引き連れて再登場してくる。
もちろん戦慄+再動の悪夢のコンボは容赦なく使ってくるし、仲間の2体も半端じゃなく強い。
運が悪いと戦闘開始と同時に全体攻撃を3連発されて全滅したりする。
その強さはパーティー全員が最高レベルでも、しばしば(戦い方を間違えれば呆気なく!)敗北するほど。
見事走破する事が出来れば、彼の武器である「星穿の神槍」を手に入れる事が出来る。
これがまた物凄くピーキーな性能で、中々使い出がある楽しい武器である。
また、隠しダンジョンは何度でも再攻略可能(ダンジョンを出るとアイテム等も含めて全て復活する)なので複数入手可能。
やり込み派のプレイヤーにはパーティ全員ドリル持ちなんて事もよくある。


MUGENにおけるスレードゲルミル

+ ルフトゲルング氏製作
  • ルフトゲルング氏製作
ソウルゲインを製作したルフトゲルング氏による『OGS』スプライトを使用したもの。
以前はhyuga氏のサイトで代理公開されていたが、現在は本人のブログで公開されている。
パイロットがウォーダンのものとゼンガーのものが存在する。
武器はドリルブーストナックルや斬艦刀、ドリルインフェルノや星薙の太刀も搭載されており、
星薙ぎの太刀は画面上で原作の演出を再現する非常に長く凝った演出である。完成度は98%との事。
AIはリュウセイ氏によるものがデフォルトで搭載されている。

+ パピット氏製作
  • パピット氏製作
ですからー氏のテリーマン及び付属の超人製作用スプライトシートをベースに製作された、
ファミコンソフト『キン肉マン マッスルタッグマッチ』風ドットのスレードゲルミル。
パイロットはゼンガーのみだが洗脳時と正気時でボイス変更可能。
洗脳時はグルンガスト参式から変化するイントロがあり、正気時はスパロボ関係のキャラとの特殊イントロがある。
また、ボイスには『α外伝』を意識してかエコーがかけられている。
武装は虎龍王等の参式関連機体からも取り入れられている他、更新により星薙の太刀も搭載された。
その他、精神コマンドやストライカーも搭載している。
ストライカーはギリアムとエルザム(レーツェル)の二人で、
設定によりそれぞれゲシュペンストタイプR/XNガイスト、ガーバインMK-IIIトロンベ/クロガネの切り替えやOFFが可能
(デフォルトではXNガイスト&クロガネ)。
また、超必殺技時やイントロなどで時折『α外伝』時の姿を覗かせる。
更新によりデフォルトAIが搭載された。


「我に断てぬものなし!!」

出場大会

更新停止中

出演ストーリー

夜風物語 (ゼンガー・ゾンボルトとして登場)


最終更新:2023年04月02日 16:49
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