スコール・レオンハート


「だったら壁にでも話してろよ」

旧スクウェアよりプレイステーション専用ソフトとして1999年に発売されたRPG『FINAL FANTASY VIII』の主人公。
『KINGDOM HEARTS』などの関連作品にも複数客演しており、FFオールスター的作品『ディシディア』シリーズにも出演している。
原作ではボイスが無いが、『KINGDOM HEARTS』や『ディシディア』での担当声優は石川英郎氏。

傭兵の養成・派遣を行う学校「バラムガーデン」に在籍する生徒。 あまりそうは見えないが 17歳。
本編初期にガーデン所属の傭兵である「SeeD」の試験に合格し、その一員になる。
ちなみに額にある大きな傷は、SeeD試験直前の訓練(ゲーム開始時のOPデモ)で、
ライバル的存在である風紀委員長のサイファー・アルマシーに付けられた物。
訓練では使用禁止である魔法を使われ隙を突かれたにも関わらず、相手にも同じ傷跡を付けた辺りやり手である。
(この件に関してはかなり根に持ってるのか、後に「あんたのおかげでどんな卑怯な相手にも負ける気がしない」と嫌味を言っている)

前作主人公とも似た、クールで無愛想、かつ他人と接したがらない性格であり、
(一番上の台詞は講師である美人女性教師に秘密の場所に呼び出され、二人きりで悩みを打ち開けられた時のもの)
大人びた人物像を感じさせるが、本質はあえて他人と関わるまいとしているだけの、年齢相応の未熟な若者であり、
物語の進行により、その本来の人物像が徐々に窺い知れるようになってくる人物である。
なんか高校デビューで格好つけようとしてる若造っぽい。
後半はヒロインの毒電波に影響されて性格が変わってしまったと誤解されやすいが、あれが素である。
+ 尤もこういう性格になったのにも理由はあるのだが

なお、内心描写(とプレイヤーの行動によっては)では初期から結構幼稚な面が垣間見える。以下はその例。
  • 子供におじちゃん呼ばわりされてショック→「俺が…… おじちゃん……」
    (まぁ、17歳なのにおじちゃん呼ばわりされたらショックだろうが…ってか前作主人公21歳も同じ事を言われ、同じ反応をしている)
  • サイファーに酷い目に合わされた後→(こんど会ったら……仕返ししてやる……)
  • 流行のトレーディングカードゲーム「Triple Triad」にハマッて冒険そっちのけで世界中の強豪とデュエルしまくる*2
  • 拷問にかけられた際、助かりたくて咄嗟に口走った出任せ「全世界お花畑計画」
  • 学園に敵が攻めこんできて指揮を執る際「食料班は食堂のパンを緊急ボックスに回収後、シークレットシューターに格納せよ。絶対に奪われるな」→「守りを固めた俺が間違いだったのか…」

また、彼を語る上で欠かせないのが、使用する武器「ガンブレード」だろう。
剣の刀身に拳銃の引き金とグリップが付いたような形状をしているが、銃としての機能を備えているわけではなく、
引き金を引くことで発生する振動によって破壊力を高めるという代物である。*3
当然ながら扱いは難しいらしく、作中で実戦にガンブレードを用いる人物はスコールとサイファーの二人しか確認できない。
(サイファーについては、過去にラグナが出演した映画に影響されて覚えたもの。実際に構えが同じである。
 というかサイファーは魔女の騎士になることを夢見るほど、この映画に心酔している)
ゲーム中でも、「たたかう」時にタイミング良くR1ボタンを入力することでクリティカルになるという形で表現されている。
慣れれば安定するので事実上クリティカル出し放題と言ってもいいのだが、少々めんどくさい面もある。
+ 内部処理について

特殊技(HPが少ない時に選択できる固有コマンド)は「連続剣」。
文字通り4-8回の連続斬りを繰り出し、表示されるバーに合わせてタイミング良くR1ボタンを入力することでダメージが上昇する。
攻撃が終了した後、各種条件に応じて4種類の「フィニッシュブロー」がランダムに発動する。
特筆すべきは最強技の「エンドオブハート」で、ずば抜けた攻撃力に加えて17ヒット(一部を除き基本的に特殊技は1ヒット)という
無茶苦茶な性能でボスキラーとして猛威を振るう。
全体を見ればもっと強力な攻撃方法は存在するが、それらと比べると修得・発動にさほど手間がかからないお手軽さが売り。

『チョコボレーシング 幻界へのロード』では特定の条件を満たすことで現れる隠しキャラとして登場している。
搭乗するマシンはテンペスト(同ゲームオリジナルの機体)。
ストーリーこそ無いものの、実質的に10人目のプレイヤーキャラクター扱いであり、
スコール以外の隠しキャラは「スコールにカーソルを合わせた状態で特定のボタンを押す」ことで使用する仕様だったり、
隠しキャラでは彼のみ独自のアビリティとサーキットが追加されるなど、発売時期もあって優遇されている。
ちなみに彼が使用キャラになると追加されるアビリティ「ガンブレード」は、
一位になるまで加速&グリップ強化状態になり、追い越した相手に攻撃してクラッシュさせる 」というもの。
ゲージ上昇量がアビリティで最も遅いという欠点があり、加速度は加速専用魔石である「ヘイスト」や
アビリティ「ダッシュ」など劣るものの、下位順位からの追いつきに関しては強力なアビリティである。
クラッシュすると効果が無くなるために全体攻撃魔石のアルテマや全体を大クラッシュさせるアビリティ「メガフレア」に無力化されたり、
短いコースだと溜まる前にレースが終わったりするけどな!


本編とはパラレル設定の『KINGDOM HEARTS』では25歳の年齢設定で登場。「レオン」という偽名を名乗っている。
外見的にはFF8よりも髪がやや伸びており、攻略本の紹介分で「父親に似てきた?」と評されたことも。

『ディシディア』にも当然出場。
コンセプトは、BRV攻撃に多段攻撃が多い「コンボファイター」(北米版では「リレントレスリボルバー」に変更)。
コンボの定義が特殊なため、目押しコンボのあるジェクトや派生の多いプリッシュと比較されて
コンボファイター(笑)扱いされているが。

無印版では技構成が偏っていて、地上技はBRV攻撃・HP攻撃共に豊富だが、空中技がかなり少なくなっている。
空中技はBRV攻撃2種類とHP攻撃1種類で、BRV攻撃のビートファングは高性能でブレイブブレイカーと称される程
BRV争奪戦に適しているが、空中戦で唯一使えるHP攻撃「エアリアルサークル」で相手に止めを刺すのは容易では無く、
また派生アビリティを持っていないことから折角獲得したBRVを持て余し気味になり、
立ち回りでかなり苦労することになる(これはカオス側のセフィロスにも当て嵌まった)。
UT版では「ヒールクラッシュ」の超強化や新BRV攻撃の「魔法連撃」及び空中版「ラフディバイド」(HP攻撃)の追加で
かなり戦術の幅が広がり、強キャラとなった。
(開発陣が強化し過ぎたかもしれないと漏らすほどで、UT版最強と謳われたジタンに次ぐ実力となった)
デュオデシムでは、前述の「ヒールクラッシュ」(1F回避キャンセル廃止)及び空中版「ラフディバイド」(射程・射角減少)の弱体化、
システム面の調整(EXモードの下方修正や激突の仕様変更)の影響が大きく、中堅上位程度に落ち着いている。
ただし、アシストシステムの恩恵により、以前に比べて大分HP攻撃を当てる機会は増えた。


MUGENにおけるスコール・レオンハート

SeanAltly氏製作、kamekaze氏AI搭載のキャラクターが存在する。現在はSeanAltly氏のサイトで公開中。
新MUGEN用だが、2OS氏によるWinMUGEN用パッチも公開中。
ただし、「Squall WinPatch」にしないと分身バグが発生するので注意。
複数のキャラクターを基にしたドットで製作されている。

ガンブレードはリボルバー(初期装備)のようだが、カラーによってはライオンハート(最強装備)っぽい色になる。
4ボタン(+投げ)式で、弱強チェーンやダッシュ・バックステップを備えた一般的な格ゲー仕様と言ったところか。
技構成は「特殊技」を中心としており、『ディシディア』よりは原作仕様に近い。
魔法も行使するあたりは『ディシディア』的かもしれない。
+ 技内訳

Axfc UpLoaderにて、つきだて氏による石川英郎氏のボイスパッチが公開中。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15104416 http://www.nicovideo.jp/watch/sm23882123

TwilightPhoenix0402氏によってダグ・アーホルツ氏(Doug Erholtz、KH・DFFの英語ボイス担当)のボイスパッチも公開されている。
+ 紹介動画(YouTube)

めそっぷ氏による外部AIが2012年7月26日に公開された。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm18447004 http://www.nicovideo.jp/watch/sm19108848

出場大会



*1
『G.F.(ガーディアンフォース)』の略称。手っ取り早く言えば、FFシリーズではおなじみ 召喚獣 である。
FF8では「ジャンクション」システムと呼ばれる装備・強化システムを採用しており、
G.F.を「装備」することで、各パラメーターの強化やアビリティの修得が可能となる。
対してキャラクターそのものは「特殊技」以外の固有スキルを覚えることが殆どない。
またパラメータ強化は、敵やドローポイントで修得できる魔法を「装備」することで上昇。数値は、魔法の修得数や種類に依存する。
慣れれば楽しいが、従来のRPGの形式に慣れているゲーマーにとってはとっつきにくく、この作品の評価を割れさせる一端となっている。

一見すると、単なるゲームシステムのこの「ジャンクション」だが、
実は 物語でも非常に重要なキーワードだったりする が、そこは割愛。
本題だが、その一端として、G.F.は特殊な措置を施した人間に宿ることができるのだが、
人の記憶を司る部分を間借りして宿る ため、 過去などを一部忘却してしまう副作用 が発生する。
スコールはラスボスを打倒するも、最終的には愛する者の顔はおろか、自分自身の顔さえも思い出せなくなってしまい……

*2
尤もFF8においては、カードをアビリティで精製することで貴重なアイテム・強力な魔法の材料などが複数手に入るので、
実はそんなに変な行動ではないとも言えるが。
実際、序盤で特定のモブキャラに話しかけることで入手できる数枚のカードの内、
一枚を精製することで耐性無視の即死攻撃を味方キャラに習得させるアイテムを入手することもでき、
序盤の内に入手できるカードだけでも、頑張ればスコールの武器を最強装備の次に強いものに改造するための
材料を揃えることも(簡単ではないが)可能だったりする。
(更に、もっと粘ればDisc1中にスコールの装備を最強装備にする事も理論上は可能)
ちなみにスコールは『デュオデシム』においても隠れたカード好きと言われている。

*3
同じくスクウェアの製作した『パラサイト・イヴ2』にも隠し武器としてガンブレードが登場しているが、
そちらではショットガン用の弾薬を利用してブレードに衝撃を与える構造になっており、
剣撃だけでなくショットガンそのものとしても使える微妙に仕様の違う代物となっている。
また、『ディシディア』では振動ではなく爆風という、
より強力かつ使用者に危険のある扱い辛いというレベルを超えた武器になっている。



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