ワルプルギスの夜


「2週間後、この町にワルプルギスの夜が来る――」

舞台装置の魔女(通称・ワルプルギスの夜 / 本名不明)。その性質は無力。
回り続ける愚者の象徴。歴史の中で語り継がれる謎の魔女。
この世の全てを戯曲へ変えてしまうまで無軌道に世界中を回り続ける。
普段逆さ位置にある人形が上部へ来た時、暴風の如き速度で飛行し
瞬く間に地表の文明をひっくり返してしまう。
                       ――公式サイト「魔女図鑑」より

TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女タタリではない。
同作に登場する魔女の中でもトップクラスの力を持ち、現実世界にも多大な影響を与えるラスボス的な存在。
この強敵をどのようにして倒すかが、『まどか☆マギカ』の物語の焦点の一つ。
ファンからの愛称は「ワルプルさん」「ワル夜」など。

+ アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』における「魔女」


概要

作中では「ワルプルギスの夜」の名で呼ばれるが、本当の名前や正体は前述のように謎に包まれている。*1
通称である「ワルプルギスの夜」は、魔女達の集会とされるヨーロッパの伝統的な祝祭が由来*2
見た目は青と白のドレスを着た女性の姿(図鑑ではこれを「人形」と説明)だが、下半身には脚の代わりに巨大な歯車が回っており、
また頭を下・歯車を上に向けた上下逆さまの状態で、背後に魔法陣のようなものを浮かべながら空に漂っている。

結界の奥に隠れ潜んでいる通常の魔女と違い固有の結界を持たず、出現するだけで何千人という人が
犠牲になるほどの影響を及ぼす。また、上記「魔女図鑑」の引用の通り上下さかさまの状態は
云わば「未覚醒状態」であり、正位置に来た際の被害状況は描写されていない。
(一部雑誌記事などでは、文字通り「地上の文明全て」を吹き飛ばす、としている物もある)

魔女を知覚できない一般人には強大な自然災害と認識されるらしく、
作中では「スーパーセル(巨大雷雲群のこと。not若本)」として街の住民に避難勧告が出されていた。

具現時にはまず大量の使い魔たちによるパレードが現れ、カウントダウン後に彼女自身が出現、
倒壊した建造物が宙に浮いて松明の如く燃え上がり、まるで狂った祭りのごとき様相を呈す。
また主に炎の槍や使い魔、破壊したビルを相手に飛ばして攻撃する。
本体、使い魔共に嘲るような笑い声を発する。

その正体は1人の魔女を中心とした複数の魔女の集合体だと、放映から1ヶ月以上経ってから雑誌インタビューで明かされた。
それ以外には、上記の解説と、手下である使い魔の魔女図鑑にて、
強大な魔力に引かれ集まった無数の魂。ワルプルギスの夜自身が元々一人の誰かであったのか、
或いは多くの魂が集合することにより生まれた幻であるのか、今となっては分からない。
と記されている事だけが、彼女について明らかになっている全てである。

+ 本編ネタバレ

なお、『魔法少女まどか☆マギカ 公式ガイドブック you are not alone』のアフレコレポート漫画によると、
劇中における笑い声は、同作の巴マミ・鹿目タツヤの役を担当した水橋かおり氏の声を加工したものであるとのこと。
その他、使い魔の笑い声の収録は11話収録に居合わせた声優の女性陣も参加したとか。


MUGENにおけるワルプルギスの夜

+ にんにく氏製作
+ marktwo氏製作

出場大会

凍結
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出演ストーリー



*1
魔女の多くは、登場時に「実在するどの文字とも違うフォント」による文字列が(字幕のように)表示される。通称「魔女文字」。
有志の解析により、魔女文字とアルファベットの対応表が作成された為、そこから各魔女の名称をある程度は読みとることができる。
そしてワルプルギスの夜の場合は、カウントダウンと共に魔女文字が現れている。
……のだが、その内容は「WALPURGIS NACHT(ワルプルギスの夜)」で、
「魔女図鑑」にも正式名称は記されていない(他の魔女なら魔女文字が記されている個所が「??????」となっている)。
また他では魔女ごとに個別に設定されている使い魔の名前も、同様に不明となっている。

*2
現在も行われている現実のお祭りの一つ。主に中央、北ヨーロッパ等で盛んに行われている。
古代ケルトの時代よりあるかなり古いお祭りで、元々は北欧神話の主神オーディンがルーン文字の知識を得るために
死んだことを記念するもので、その夜は死者と生者との境が弱くなる時間だと言われ、基本的に五月に入る前の四月の最後に行われる。
ドイツではヘクセンナハト(Hexennacht=「魔女の夜」)とも呼ばれており、スウェーデンやエストニア等地方によって
若干の違いはある物の、大体お酒を飲んで馬鹿騒ぎのお祭りと言う所は似ている。
このお祭りを元にした作品はゲーテ著の『ファウスト』を代表に、小説やディズニー作品の『ファンタジア』にも影響を与えている。

*3
+ 『まどか☆マギカポータブル』ネタバレ



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